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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
2014年にアディッシュ株式会社を設立されていらっしゃいますが、これはどういった経緯で設立されていらっしゃるのでしょうか?
私自身は、今のアディッシュでやっている事業を、その外役室内でまず自分で立ち上げたんですね。
それが徐々に大きくなってきまして、2013年くらいに、外役室の企業化をマウントレプレナーシップの人を集めようというのがあったのですが、
制度としても、そういうカーブアウト、事業を会社化して外部資本を入れて上場を目指していくような制度自体を
正式に、2013年頃だと思うんですけど、作りました。
私自身は、当然事業を伸ばしていきたいと思っていましたし、今やっている事業は社会的にもちゃんと意味あることだと思ってやっているので、
であればその制度で、そのままもう一段自分たちで伸ばしていくために利用して、そのままやっていこうということで、
ある意味大きい経営方針の中で、自分の方向性とか自分の目標と大体一致していたので、そのまま適応したという、結構自分の中では自然な内容だったなと思います。
設立当社から上場が目指されていたのでしょうか?
はい、もう設立前から基本的には上場するつもりで作っています。
上場の苦労はございましたでしょうか?
そうですね、それはまあいっぱいありまして、やっぱり10年前は違うらしいんですけど、今ってすごく数字にも厳しいですし、内部管理もすごく厳しいですし、
例えばローム管理にしろ規定管理にしろ、そういうものも必ずかなりカッチリ整備しなきゃいけない中で、
当然スタートアップベンチャーって予期しないことがいくらでも起こるようなものの中で全部をコントロールした中にやらなきゃいけないというのは、かなり力が試されるので、
本当に予期しないことがいっぱい起きる中でもそれをカバーしつつ、当初の目標というかやると決めたことをやり切るみたいなところは、やっぱりしんどいはしんどいですね。
なるほど、ありがとうございます。そうしましたら、アディッシュさんの事業内容をぜひご宣伝いただければなと思うんですが。
アディッシュはミッションがまずつながりを常に喜びにいっているのを掲げているんですけども、
インターネット上の特にネット社会をより良い場所にしていこうみたいなことを目指しています。
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具体的な事業としてはいくつかやっているんですけども、一番最初は歴史的に立ち上げたのがモニタリング事業でして、
これはSNSとかそういうところのユーザーの投稿をモニタリングしてリスク対策していくようなサービスですね。
実は設立のきっかけとしては、当時まだSNSという言葉があまりなかった時に、
コミュニティサイトと呼ばれているようないろんなサイトで、出会い犯罪被害とかが結構多かったんですよね。
SNS上で特に青少年が出会って、場合によってはレイプされちゃうみたいな、
そういう被害みたいなのが結構社会的にも問題になっていた時期だったんですよ。
私自身はそういうコミュニティサイトの企画とか開発の運用みたいなところを当時ガヤクスでやっていたんですけども、
そういうものを解決したいなと思って、このモニタリング事業というのを実は始めていて、
その直後にネットいじめ対策という、それを学校向けに適用したスクールガーディアンというサービスを始めているんですけども、
結構どちらもモニタリングというテクノロジーとか、あるいは運用ノウハウとかを活かして、
そういうリスク対策を進めていくのが、まずそれが一つ事業としてやっています。
もう一つがカスタマーサポート系でして、特にソーシャルアプリサポートと呼んでいる、
アプリのいわゆるカスタマーサポートの対応みたいなところですね。
特にうちはスタートアップ系の企業さんが集まるような分野、
例えばSNSとか、あとは例えば今でいうゲームアプリさんとか、シェアリングエコノミーとか、
そういう分野に特化したような運用がすごく得意なので、
先ほどのモニタリングと合わせて、そういうカスタマーサポート、ユーザーの対応をやっていく。
それも一種、ユーザーさんとのコミュニケーションの課題の解決、
その場所を本当により良くしていくためのものだと思ってまして、
そういうミッションとかテーマで事業をやっているような会社ですね。
なるほど、ありがとうございます。
2020年3月上場ということは、今年この前上場したばかりだと思うんですが、
やっぱりお父様、お母様は外泊に行ってよかったというふうに、
やっと生まれたみたいになったらあられるんでしょうか。
もうちょっと前に、結構ネットいじめ対策とかやっていると、
ニュースとかでも取り上げていただけるんですよね。
そういうのをテレビで言ったりも何回かもしなして、
そういうのを見たときに、頑張っているからまあいいよみたいな感じだったので、
今回実は全然上場した後まで、
した日には一応電話で父親には報告しましたけど、
それまで一切言っていなくて、
何も目指すも何も一言もずっと言っていなくて、
会社を作ったときと上場したときに電話したぐらいなので、
まあ頑張っているねっていう感じだと思います。
そうですか、ありがとうございます。
多分すごく喜んでいらっしゃると思うんですけども、
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ちょっと全く違う質問もぜひさせていただければと思うんですが、
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしてまして、
演奏、ヴァイオリンとお答えで、先ほどのヴァイオリンの話が出てくるんですが、
ヴァイオリンは結構週1回とか弾いていらっしゃるんですか?
そうですね、週1くらいで、
今はどこにも所属しているわけではないんですけども、
自分で弾いたりしていますね。
じゃあ小さい頃から毎週弾くのは週間くらいの感じでらっしゃるんですね。
そうですね、大学生くらいまでは毎日弾いていました。
というか、毎日小さい頃弾かされていたので。
なるほど、やっぱり音楽家の道もあられたのかもしれないですね。
うまければ。
ありがとうございます。
座右のメモをお聞きしまして、
第3案を信じるということで初めてお聞きするような珍しいお言葉なんですが、
これ選ばれた理由はどういうことで選ばれたんでしょうか?
私は結構、もちろん仕事をしたり、
それこそ別に友人関係もそうですけれども、
物事って誰かのもちろんこうしたいみたいなものがあって、
当然それに対する対案とか違う案というのは必ずあるものだと思っているんですよね。
僕はどちらでもないもっとより良いものが、
世の中にやり方として絶対にあるということを結構本当に信じていまして、
そういうプロセスを経ることで、
例えばその会社自体も大きくしてきたと思ってますし、
事業も何とか伸ばしてきたと思っていますし、
あと自分の人生的にもいろんなことはあると思うんですけれども、
何とか乗り越えれてこれたのかなと思っていて、
そういうどちらかというと自分の体験的なところから考えたりして、
割とかなり前に、10年以上前ぐらいに自分で考えたような内容ですね。
そうやって見ていると、同じことを言っていらっしゃるフォントが結構あってですね、
すごく印象的だったのは、
すごく有名な京セラの稲森和夫さんの本の中でも、
結構同じようなことが書かれていて、
そういうところもあったので、
自分としては座右の銘なのかわからないですけれども、
大事な言葉として思っています。
ありがとうございます。大変勉強になるお話で、
たぶんリーさんの皆さんが大変勉強になったのではないか、
私も勉強になったお話でございました。
最後のご質問なんですけれども、
この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思っております。
先に前提として、自分自身まだ成功できているとは思えていなくてですね、
もっと上の状態になってからだと思っているんですけれども、
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一応ここまで生き残ってこれたという意味で言うと、
大きい未来の目標みたいなものをちゃんと作って、
それに対して適切にというか、
諦めずに日々行動していくみたいなのを、
僕は結構習慣化しているんですね。
自分のことを毎週、毎月、毎3ヶ月、毎年みたいなことを
その大きい目標に向かって振り返るみたいな習慣を入れているんですけれども、
そういう大きいところに少しずつでもちゃんと進める。
その時に信念を持ってというか、
自分が第三案があると思って確実に行ける道があるんだと信じて、
やり続けるというのが一番かなと思っています。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございました。
リスナーの皆様も本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
本当にありがとうございました。
ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
江戸社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長につくインウィズブは江戸社長様、
アディッシュ様っていらっしゃいますね。
私の後輩の上田君のところの卒業生ということで、
後輩ということで、上田社長は私の弟子ではないので、
孫弟子にはなかなかならないで、
さらに言うともっと孫弟子ではないかですが、
江戸社長の方が大変優秀ということで、
外役さんも大変優秀ですね。
外役さんがそんなに上々級の社長さんを出しているというのは知りませんが、
しかし素晴らしいなというのとともに、
社長も大変頭も良くて素晴らしい社長様で、
もっともっと大きくなるんではないかな、
もっともっと大きくしていただきたいなと思うぐらいの
社長様でいらっしゃいますね。
いう若手の社長様がどんどん出てくると、
日本の経済は、未来は明るいなというふうに思いました。
ですし、大変勉強になるお話ばかりでございました。
私がまだまだもっと若くならなきゃいけないな、
心が若くならなきゃいけないなと思わせてくれる江戸社長様でした。
皆様いかがでしたでしょうか。
本日の社長日イメージではここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力、番外編は、
7章4項、経営方針ですね、後継者と意見が対立して、
新社長が経営理念を曲げようとしたら、会長は全力で阻止しろということでございまして、
これも一番難しい問題ですね。
この7章、難しい話題ばかりですね。
よく私も本書いたなというふうに思うぐらいでございまして、
経営方針が違ったら、後継者に任せたらどうでしょうか。
でも経営理念を曲げようとしたら、介入してください。
私はこういうふうに思っています。
やっぱり経営理念は曲げさせちゃいけないと思います。
それが会社の思いであり、社長様、もともとの仙台社長の思いでございますので、
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経営理念は僕は曲げるのは良くないんじゃないかと思っています。
一方で経営方針は、どっちが正しいか分からないですね。
ですからどっちがいいんだろうかと思います。
大塚家具なんかを見ていると、会長様の方が正しかったのかもしれないし、
会長様が続けていてもダメだったかもしれませんね。
だから分からないです。
ですから、私としては経営方針があるという場合は、
後継者に任せちゃったんだったら任せたしかないと思います。
ただし、経営理念を変えたり曲げようとしたり、
変な方向性にこどもたら、徹底介入して、
場合によっては後継者を外して、
もう一回経営理念のことを実現できる社長さんを選び直すということも必要なんじゃないかと思っています。
私は経営方針と経営理念は違う。
もちろん重なる部分があるときはございますけれども、
基本的には違うと思っています。
それもですね、10回説得してダメなら20回、
20回説得してダメなら30回、
30回説得してダメなら50回というふうにですね、
何なら100回説得してもダメだったら、
やっとこそ介入するというのが正しいのかなというふうに私自身は思っています。
それが面倒くさかったら、諦めるしかないのかもしれないなと思います。
その点で経営理念だけはもう一番大切にしなきゃいけないんじゃないかなと私は思っています。
社長業法の中に書いてありますが、社長業というのはコミュニケーションの商売、言葉の商売でございますね。
どんな言葉を発し、どうやって人を動かすかというのが社長様の一番のやるべきことでございますね。
そういうふうに考えますと、経営理念というのは一番大切にしなければいけない会社のお言葉ということになりますので、
経営理念だけは守っていただいたらいいんじゃないかな、
逆に後継者の皆さん方、経営理念だけは守ってあげてほしいなというふうに私自身は思っております。
皆様はどうお考えでしょうか。
本日の社長の孤独力番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
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本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。