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2021-10-20 15:37

第250回 名倉孝次氏(株式会社イーモア代表取締役)【前編】

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今回は、株式会社イーモアの名倉孝次社長にお越し頂きました。

今、最も滑らない事業は何かご存じですか?その答えは......「防滑事業」です!
防滑とは、滑って転倒する事を防止する目的で床面に滑り止め対策を行う事です。

平成29年度中の交通事故による死亡者数は3,694人。それに対し、転倒/転落による死亡者数は、9,673人。実は、交通事故よりも転倒による死亡者数が、大きく上回るのです。しかし、そのことはあまり認知されておらず、空白の市場でした。名倉社長が人生をかけ防滑を広めることで、現在では「国の政策にしよう」という動きも見られ、同社がフランチャイズ展開する「すべらん革命」は、大きく注目を集めています。新たな市場を切り開いたきっかけや、特許取得の滑り止め塗料の開発裏話などお話頂きました。経営のヒントが得られますので、ぜひインタビューをお聞きください。


なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
https://keiei-note.com/





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社長に聞く!in WizBiz
本日の社長に聞く!in WizBizは、株式会社イーモア代表取締役 名倉孝次様でいらっしゃいます。
まずは、経歴のほうをご紹介させていただきます。
昭和37年、浜松市生まれ。天真爛漫な性格により、浜松の高校に通ず、大阪にあるPL学園の野学に修学。
平成6年2月より名倉ルーフを創業。平成15年、有限会社にし、そして平成20年、株式会社へ組織変更されていらっしゃいます。
本業は河原屋根工事業、現在は防滑事業を手掛けていらっしゃいます。
ブランチャイト総務の社長様でいらっしゃいます。
名倉社長様、よろしくお願い申し上げます。
お願いいたします。
最初のご質問なんですが、ご出身浜松ということで、小学校時代はどんな少年でいらっしゃいましたか?
勉強はしなかったですよね。おふくろも勉強なんかするよ、早く寝なさいよというようなおふくろで、そこで天真爛漫になっちゃいましてね、やりたいことばかりやっていました。
学技代償とかそんな感じですか?
学技代償に使われる方ですよね。
そうですか。
手先です。
中学校時代はどんな少年でいらっしゃいましたか?
中学校時代は剣道部で一生懸命やっていましたけれども、途中からよその道行っちゃいまして、学校はあんまり行かなくなりましたね。
給食を食べに行ってまた遊びに行っちゃったり、そんなんで高校に行けなくなっちゃいました。
やっぱり学技代償を使わなかったですね。
そうですね。
高校は夜学ということなんですが、お昼間はもう働き始めていらっしゃったということですか?
そうでしたね。私は学校に行くまで夜学というのがわからなかったですよ。
おふくろも騙されていきましてね、行ったところがピエロ学にやめてくれというので喜んで行ったんですけど、
行った瞬間に作業服と長靴とヘルメットをいただきまして、なんだこれと思ったときに、
あんた昼間働いて夜学校に行ってくれということで、日光建設というところで4年間働きました。
じゃあ、もう中学出たらすぐ働くということですね。
そうですね。
夜はピエロ学園で学ばれるという。
浜松か大阪の方に行かれた感じですか?
そうです。
いわゆる寮とかそんな感じですか?
4年間寮生活で、まだ15歳というと子供ですんでね、
仕事終わって学校行って帰って10時くらいだったんじゃないかなと思うんですけども、
東の空を見ると帰りたかったですよね。
何かその当時の思い出なんてございますか?
いろいろありますね。
まだ本当子供ですんで、大胆に肉体労働でしたね。
今でもなんで香原屋さんを選んだかというと、
僕らの若い時代はまだ足場もあまりない時代で、上から日頓が高かったですよね。
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香原屋さんってね、毛穴と弁当は自分持ちという時代で、
日頓が一番高かったので香原屋を選んで香原屋になりました。
上からというのは多分理事長の方はわからないかと思われると思うんですが、
高いところから。
そう、飛び職、香原屋さん、上の方が高いですよね。
そういう感じですね。
高校卒業後もそのままお勤めになったんですか?
いや、浜松帰ってきました。
なるほど。浜松さんはどんなお仕事が好きになられたんですか?
それこそ香原屋に門を建てて、5年間親方のところで修行して、
二級技能士というのを取らせていただきまして、
そこから5年御礼をして一級技能士を取りまして、
30歳で名古屋ロフティンのところで起業しました。
じゃあずっとその裏で香原屋で工事関連で働いてたんですか?
はい。
なるほど。何かその当時の修行されている時の思い出は何でございますか?
つらかったですね。
本当に小僧ですので、
今みたいに温かくないので冬の寒い時なんか、
香原って言うと当時は泥をあげて泥で置いて香原を並べて行ったんですけども、
それが夏はいいんですけど、冬に固いと言うと水まいて、
足でくちゃくちゃ踏んで寝ないといけないんですよ。
そんなつらかったですね。
ちょっと修行は大変だったということなんですが、
創業しようとか独立しようというのは当初から狙われていらっしゃったんですか?
そうですよね。
当時まだバブルの発信の時代で、
親方見て憧れましたよ。
私もいつかベンツと思って。
じゃあ周りの親方ってみんなベンツみたいな感じですか?
当時まだベンツっていうよりね、
シーマとかセルシオ出たばっかりで競って乗ってましたね、みなさん。
シーマ、セルシオを知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、
高級車でございますのでお分かりになると思いますが。
どうですか。
独立して殴られるんですが、これはもう浜松で。
そうです。
だからどんな会社にしようとかそういう思いはあらゆるんですか?
私も香原屋さんと言うと大体2代目、3代目って多いんですけど、
私はこの浜松で一番の香原屋になってやろうと思いましてね。
新職を惜しんで2丁もなしで働きましたね。
なるほど。何かご苦労とかそういうのもあらゆるんですか?
それはやっぱり始め仕事ないもんですから、やっぱり当時はもう
工具店、今でいうと普通の大工さん、ハウスメーカーではなくて、
決まってたんですよ。暗黙の状態でここのお客さん、ここの香原屋さん、
ここの社官さんとか。
なのでどうやってしまうと、飛び込み営業もたくさん来ましたけどね、
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全然無理でした。で、ある方法を思いついて乗せ上がってきましたね。
どんな方法であったんですか?
クラブ活動です。
クラブ?クラブと言いますと?
高級クラブ。飲食店の。
それと、高級クラブ行って高いボトルを下ろしますよね。
で、自分のはちょっとしか飲まないんですよ。
で、ママに紹介してもらって、建設屋さんとか当時もたくさんいましたからね、建設屋の親父。
で、それで私から仕事をくれるって言わないんですけども、
そのママさんを含めて一緒にゴルフ行くんですよね。
で、ゴルフ行って仲良くなって仕事をいただくって、乗せ上がっていったと。
なかなか大変な営業ですね、それは。
いや、大変でしたよ。朝はもう5時前に起きて段取りやって、
昼間は働いて、夜酒飲みに行って、また夜中に起きて三つ盛りやったり。
じゃあ、もう1日2、3時間しか寝てないんですか。
そんなときもあったでしょうね。4時間、50時間寝れば良かったですね、当時は。
じゃあ、相当仕事されてた時ではないですか。
いや、ありましたよ。
それでどんどんどんどん受注が取れてきた後は、復興商会とかでもあるようになった?
なりました。
でも、その努力はやっぱりすごいですね。
いや、本当に死んだ親父に言われたんですけどもね、
軍人さんの気持ちになってやれば何でもできるぞと。
うちの親父もね、戦闘行ってるもんですから、よく聞かされたですよ。
じゃあ、特攻行った人たちの気持ちの中は全然平気だったんですか。
創業当時は親父も手伝ってもらってたもんですからね。よく聞かれました。
なるほど。そのクラブ活動、思いついたのはどういう背景で思いついたんですか。
あの、初めは自分のお金なんかとてもいけるとこじゃないので、
当時1回って2万円とか2万5千円くらいだったんじゃないかなと思うんですけど、
初めて連れて行ってもらった時、もうめちゃめちゃ混んでるんですよね。
何この宮さんとも。きれいなお姉さん、ドレスから着物から。
でも、見たことある原設屋の社長ばっかりだったんですよ。
もう当時、住宅の着工件数が今の倍ぐらいですよね。
130万棟、140万棟っていう時代で。
やっぱりそれこそ、その業界の人の歯振りが良かったものですから。通ってましたね、たくさん。
なるほど。じゃあ、そこでピンと来られたところが、
何か社長のせっこいを言っているんですか。
いや、分かんないけど、悪く言われましたよ、両方にも散々。
なるほど、そうですか。
で、途中から有限会社、株式会社と組織変更した。
これ、何か組織変更した理由とかあられたんですか。
いや、ただトラックを買い替えたりして、やっぱり資本が増えてきますよね。
それで、変えてきましたね。
なるほど。組織も部下も増えてきて、みたいな。
そうですね。
途中段階でご苦労とか、あまりなく順調にどんどん伸びていっている感じですか。
いや、そんなことはなかったですよ。
どんな苦労があられましたか。
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手形飛んじゃったり、サーキット系の子を見てもらって苦労したり。
そこで、ろくろく額もないですからね。
覚えるですよね。先づけの組って気をつけるよとか。
手形長いサイトの方は気をつけるよとか。
裏一派を押しられたらダメだよとか。
当時は手形とか多いんですか。
当たり前でした。
そうですか。やっぱり建設価格ですからね。
今まで一番多く持ち出したというか、手形で失敗したというか、金額的に比べられなかったんですか。
手形、手形そんなにないですよ。500万円くらいじゃないですかね。
3分コンサルティング。みずみずが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、S社長様、不動産業でいらっしゃいます。
現在、営業部門は3名ずつの2チーム、ABチームを動かしています。
それぞれチームリーダーは30代前半の男性です。
ここの1年、ずっとAチームが業績を上げているBチームが定名しています。
両チームのリーダーの指導ぶりを見ていますが、大きく違うものは見出せません。
Bチームリーダーは定名続きで、口数も少なく雰囲気も暗くなってきました。
どうにかBチームには頑張ってほしいのですが、どこから手をつければよいのか悩んでいます。
リーダーに対する指導とアドバイスをいただけば幸いです。
こういう場合は、社長さんがBチームに入り込んで、一緒にBチームを盛り上げていくというのをやられるのをお勧めしたいなと思います。
私もマネージャーが急に辞めることになって、関東支線のサブマネージャーを引き上げて
マネージメントをやらせたときがあるのですが、そのときは私自身は東日本の責任者、
北海道、東北、関東、そして首都圏の4チームを持っていたのですが、
関東チームにだけ入り込んで、ほぼ8割がそのチームの時間しか割かなくて、
その関東チームのサブマネージャーをマネージャーに引き上げ、マネージメントをサポートしました。
実際サポートというか、私がやっている感じです。
なぜならサブマネージャーには全く分かっていなくて、
例えば管理法にここの企業はどうなっていると聞くと、そんな企業は載っていないのですが、
いやいや、日報で誰々が書いてあるだろう、そんなのありましたっけ、
お前日報毎日ちゃんと部下の読めと言ったような、読んでいるつもりなんですが、
こんな感じです。
私は北海道から首都圏のチームまで日報を全員分読んでいて、
60名ぐらいの日報を全部読んでいて、頭に入っていて、
彼は10名ぐらいの部下の日報を8名ぐらいの部下の日報を読んでいて、頭に入っていないんですね。
それぐらい差があるんですね。
それはテクニックですし、それは慣れみたいなものなんですね。
なのでチームリーダー、マネージャーになったばかりの子ができていること、思ったことができていないことが非常によくある。
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なのでそれをいちいち細かいところまで、ある意味指の押し方まで、端の上げ下げまで全部教えなきゃいけない。
それがマネージメントですね。それぐらいマネージメントは難しいです。
そういう意味でこのBチームのチームリーダーの方のそばに寄ってあげて、
もういちいち指導してみてはどうでしょうか。
もちろんうざがられるかもしれません。それでも諦めずに教えるんです。
それをするとたぶんBチームのリーダーさんはS社長様に感謝もされるんじゃないでしょうか。
すごくいろんなことを面倒見てあげて、そして相談にも乗ってあげて、そうするとできるようになってくる。
これが一つ目の方法ですね。
二つ目の方法はAチームのリーダーが何をやっているのか徹底的に洗い出してください。
それも細かいこと。
例えばメンバーには毎日どういう声掛けをしているのかとか、
または日報を書かせていない、日報に返信していないとか、
またはどんなことをAチームのリーダーが気をつけているのかとか、
日々どんなことに時間を使っているのか、本当に細かいところまで洗い出してください。
Bチームのリーダーができているかどうかの差を見てください。
そうするとAチームのリーダーがやっていることをBチームのリーダーがやっていないということがほとんどだと思います。
なのでBチームのリーダーにも全部やらせてください。
チームリーダーができないと言ってもやらせるんです。
そうするとAチームのリーダーに近づくし、心持ちも変わってくるかもしれない。
そうすると雰囲気も変わってくる。
そして口数も少し多くなってくるんじゃないでしょうか。
これが2つ目の方法ですね。
この2つの組み合わせでやっていただくのはいいんじゃないかなと思います。
ぜひですね、Aチームが業績を上げているなら、Bチームを上げることはそんなに難しくないと思います。
ただし、真似できることが隠れていると思いますので、成功要因が隠れていると思いますので、
その成功要因が隠れている部分を見出して、また社長様、S社長様自らがBチームリーダーに突っ込んでいって、
ぜひ改善していただければと思います。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆さんの会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
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ウェブサイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
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