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第505回 吉田佳代氏(梅乃宿酒造株式会社 代表取締役社長)【後編】
2026-09-23 21:06

第505回 吉田佳代氏(梅乃宿酒造株式会社 代表取締役社長)【後編】

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今回は、梅乃宿酒造株式会社の吉田佳代氏にお越し頂きました。総合商社で社会経験を積んだ後、家業である梅乃宿酒造株式会社に入社。弟が後を継ぐと考えていたが、梅乃宿への想いから社長に就任。老舗企業を上場へと導いたエピソードから、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」

https://keiei-note.com/

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■WizBiz社長塾

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サマリー

梅乃宿酒造の吉田佳代氏は、第一子が生後6か月の時期に社長へ就任した。保育園や病児保育、地域のサポートなどを活用し、できない理由ではなく実現方法を考えたという。コロナ禍を契機にファンドと提携して組織化・仕組み化を進め、会社をより良くする手段として上場を目指した経緯も語る。梅乃宿酒造は日本酒を基盤に、梅酒や柚子酒などのリキュールを製造し、売上の約8割を占める。後半では、趣味だという節約、座右の銘「やらなかった後悔よりやった後悔」「何事にも一生懸命」、そして成長の源である好奇心について話した。

子育てと社長就任を両立する方法
社長に聞く!in WizBiz 社長の新谷です。
本来であれば、よっしゃ!とうとう認めてもらえた! っていう感じじゃないですか。
いや、それがですね、いやいやいや、ちょっと待ってくださいよと。
私、言ったと思うけど、今年の年末に初めての第一子が生まれるねんと。
私、妊娠したって言ったよねと。
なんで来年のその7月って言ったら、まだ子供生後6ヶ月やんけど、
本気で言ってんのかと。
なぜこのタイミングなんだと。
もちろん私が次社長になりたいって言ったけど、
タイミング悪すぎるやろと。
っていうのは、ものすごい思ったんですよね。
でも、できない言い訳って、いくらでも思いつくんですよね。
でも、どうやったらできるかって考えたら、
結構今の時代いろんな方法があって、
例えば、そもそも子供保育園に入れるかどうかわからへん。
でも、うちは奈良県で田舎でしたので、
それこそ妊娠中からですね、母の保育園を探しをしていたらですね、
なんとかなりましたし、
それこそ急に子供が病気になったら、スケジュールどうするのよと思ったけど、
でも、病児保育っていうのがあって、
急に子供が熱出たら、病気の子を預かってくれる保育園というか病院がやってくれてるところもありましたし、
例えば、そんなん出張行けへんやんって言ってもですね、
そんなん実際生まれた時から夫と一緒に面倒を見ていたらですね、
別に昼間は保育園に行ってるわけなんで、
なんの問題もなく夫が面倒を見れますし、
それこそ夜の会食行けへんかったらどうしようと思ったらですね、
地域のサポートセンターというシステムが今ありまして、
そうすると保育園に近くの女性の方が迎えに行ってくれて、
その方のお家で夜の10時まで見ていただけるとか、
やっぱりいろんな方法ってあるんですよね。
なので、やっぱりあの時にどうやったらできるのかなって思えたことが、
そして、なので父が言ったタイミングで社長に就任したと、
生後6ヶ月の子供がいる状態で社長に就任したっていう感じですね。
なるほど、ありがとうございます。
怖さとかそういうのはなかったでしょうか?
うーん、そうですね。
なんかそのあたりはね、逆に覚悟が決まっていたというのか、
今でも、もちろん社長業していると怖いはやっぱりありますけれども、
でも本当にこう怖くて何もできないっていうことはないんですよね。
なんかこう最初反抗をもらった時にとかお話をよくされるんですけど、
それでもあんまり怖さっていうよりもなんかワクワク感、
なんかウメネアドにもっと関われる嬉しさみたいな方が勝っていましたし、今もそうですね。
なるほど、ありがとうございます。
コロナ禍から上場を目指した理由
上場はいつぐらいから目指されたんでしょうか?
そうですね、ちょうど5年前ですね。
ちょうどですね、あの時はコロナが始まりまして、
ちょうど私がもう社長就任してちょうど7年、5、6年かな?経ってたタイミングで、
なんか外から見たらすごく業績は伸びているし、利益率も非常に高い会社でしたので、
外から見るとすごくいい会社だって言われてましたし思われてましたけど、
私自身こんないつまでも伸び続けるわけじゃないけど、
新しいことに何かチャレンジしないといけないけども、
なかなかどうやったらチャレンジできるのかなとか、
なかなかこう社内の雰囲気があまりそうなってなかったなって思ってて、
どうしようかなと思っている中でコロナが来たんですよね。
で、コロナが来て、コロナ禍になってすごく売り上げが下がったんですが、
その時でもまだ黒字だったんですよね。
その中でやっぱり社内がノホホントっていうとちょっと言い過ぎですけど、
やっぱり危機感が非常に世間に比べると薄いなっていうのを感じていて、
大きく変化しないといけないって思った時に、
ちょうど銀行さんからファンドさんを紹介されてですね、
いろんな話をしていく中で、このファンドさんと一緒に提携したら
ウメネアドってもっと伸びるんじゃないのかな。
やっぱり会社って社長が天井だなというか、
社長の器で会社の器が決まるみたいなことをよく言われますが、
それを私自身がすごく感じていたタイミングで、
もちろん私もまだまだ勉強したり、まだまだ経験してもちょっとは成長するけれども、
でも結局私以上に会社が大きくなることってやっぱりないなって思った時に、
私がウメネアドの天井なんだって思ってたタイミングでちょうどそういう話がいただいて、
そこと提携したらもっと私が見たことのない世界にも行けるんじゃないかっていうところがあってですね、
そのファンドさんとの提携をして、
その中で出口戦略がいるよねっていうところで上場を目指しましょうと。
なので何が何でも上場したいっていうところよりは、どっちかっていうと私が目指している姿、
ウメネアドをもっと良くしたい、ウメネアドという会社をもっといい会社にしたいっていう中で、
上場というのもある意味わかりやすい、いい会社のレッテルだと思いますし、
そういう意味で目指している方向とは大きく異ならないなということで、
上場という形を取ったっていうのが上場を目指した理由ですね。
なるほどありがとうございます。上場に向けてのご苦労なんて何かございましたでしょうか。
もちろん小さいところでいくとたくさんありますし、もちろん現場はものすごく頑張ってくれてたんですけれども、
私自身はこのファンドさんと一緒に取り組んできたこの5年は楽しくて楽しくて、
本当に私がやっぱり知らないことを目指すことってできないんですよ。
やっぱり知ってると、こうやったらいいんだってわかるとそれを目指すことができるけれども、
もちろん毎年ちょっとずつ改善はしてきたけれども、
例えば会社の中でもっと会社を衛生的にしよう、こうやったらきれいになるんじゃない、
こうやったらもっと良くなるんじゃないかって毎日毎日ちょっとずつ改善していくのも一つなんですが、
例えばハサップみたいな形があって、それを導入というか、
これを取るぞって言ってお手本を見せてもらえるとですね、
こうやったらいいんだとか、これが足りないんだとかってすごくわかりやすくなると目指しやすくなるんですよね。
それをすごく感じましたね。
実際この5年で本当に社内の組織化であったら仕組み化であったり、
そのあたりが本当に強化されたなっていうのはすごく感じていて、
問題が起こってもそれを表面的に解決するんじゃなくて、
その根本をちゃんと解決できると、
それってウメネアドがまたより良くなっているっていうことだと思っているので、
そういう取り組みがすごく楽しかったですし、
むちゃくちゃウメネアドがこの5年でどんどん良くなっていくっていうのをすごく実感して、
楽しくて楽しくて今は仕方ありませんって感じですね。
なるほど、ありがとうございます。
梅乃宿酒造の事業と商品
そうしましたら、ぜひ御社の事業内容をぜひ宣言があったら説明いただきたいんですが、
どんな事業をなさんでいらっしゃるんですか?
そうですね、弊社は今年で134年目になる酒蔵なんですけれども、
100年以上は日本酒だけを作り続けてきたんですが、
ちょうど今から20年ちょっとぐらい前からですね、
その日本酒を使った日本酒仕込みの梅酒であったり、
柚子の酒であったり桃の酒であったり、
そういうフルーツをふんだんに使ったお酒、
リキュールというジャンルにはなるんですが、それを作っております。
ですので今全体の売上げの8割ぐらいがその日本酒仕込みのリキュールで、
それ以外が日本酒であったりノンアルコールであったり、
他のものであったりっていう感じなんですが、
それをですね、商品開発から製造から、そして販売、
そして国内だけではなく海外にも反応を広げているというような状況です。
なるほど、ありがとうございました。
リーチャーの皆さん方、私ホームページに出たらおいしそうで飲みたくなりましたので、
ぜひもしよろしければリーチャーの方にご購入いただいて。
居酒屋さんとかに行っていただいて、
そのあらごし柚子とかあらごしみかんとか、
そのあらごしって書いてあるものはほぼほぼ弊社の商品ですので、
ぜひ居酒屋さんに行って見ていただければなと思います。
ぜひよろしくお願いいたします。
趣味としての節約と経営
ここから全く違うご質問もさせていただければと存じます。
事前に好きなもの好きなことをお聞きしておりまして、
ハンバーグ旅行節約ということで、ちょっと珍しいんですよ。
作画主婦っていう部分もあるのかもしれませんが、
節約ってあんまりいわゆる社長さん珍しいので節約についてちょっとだけお聞きしたいなと思うんですが、
どんな節約をなさっていらっしゃいますか?
もうね、趣味節約なんですよ。
そしてこれを言えるのは女性社長だからなんですよね。
これ男性社長がこれ言うとどんだけちっちゃいやつやねんって思われるんですけど、
女性社長だったらしっかりしてるねって言っていただけるっていうのはすごいありがたいなと思っていて、
そうですね、もうありとあらゆるものを切り詰めて節約するのが大好きで、
例えばですよ、マクドナルドに行くとするじゃないですか。
みんな食べたいものを頼むんですよね。
私はちょっとそれがびっくりしていて、まずクーポン券を見て、
そのクーポンから自分の欲しいもののかけ率とそのクーポンの割引率と掛け算をしてですね、
どの組み合わせをすると一番最大公約数になるのかっていう。
だからですね、子供が、子供用のセットあるじゃないですか、あれを頼みたいと。
あかんと、そんなん頼んだら率が悪くなるから、これを食べろっていうような感じだったりですね。
もう本当に電気をものすごくこまめに消しますし、
これ本当に趣味、ありとあらゆる日常のすべての考え方がそこから来てるような気がします。
非常にエコな生活をしています。
会社の梅田宿司夫さんの会社内でもそういうふうに節約、節約って感じてますか?
そうですね、やっぱりなので利益率が高いっていうのはすごく一つの自慢ではありますが、
これも言っていいのかどうかあれですけど、プライベートでもLCCで普通に旅行行きますし、
ビジネスなんてとんでもないというか、もちろんビジネスは楽なんですよ。
ですが、やっぱりLCCで行っても別にそこまで負担じゃないなと思ってますし、
ホテルも非常に安価なビジネスホテル、効率的で非常に好きですし、
まあそうですね、利益率が高いのは私のこういう性格もすごく反映されてるんじゃないかなと思います。
なるほど、リスナーの社長さん方、節約も大切だということだと思いますので、
真似していただいたらいいんじゃないかなと私は今思いました。
まあ趣味なんで。
なるほど、素晴らしいですね。
座右の銘と好奇心
もう一つ、座右の銘もお聞きしました。
これも素晴らしい座右の銘で、やらなかった後悔よりやった後悔、何をとも一生懸命ということで、
こちらを選ばれた理由を教えていただけたらなと思います。
そうですね、これ本当にね、私小学生の時からこの2つを座右の銘にしてまして、
もともと最初はですね、小学校5年生か6年生の時に読んだ本で座右の銘っていうのが書いてあって、
なんだこれはと、なんかこれはかっこいいと、自分の中で座右の銘というのがあるのはかっこいいってこう思って、
その時に考えた、座右の銘がやらなかった後悔よりやった後悔っていうのと、何事にも一生懸命というこの2つなんですが、
本当にね、やらなかったことって本当に後々まで後悔するんですよね。
あの時なんでやっと変化ってやろうって。
でもね、やったらあんまり後悔ないんですよね。
やっちゃったらその後どんどん進んでいくので、あんまり後悔なくって、
なんであの時やっちゃったんだろうっていう後悔よりも、やっぱりやらなかった後悔の方が大きいし、ずっと引っ張るし、
だなっていうのをすごく思っていて。
なので、どうしようかなと思う時には、やった後悔って思って一歩を踏み出すようにしています。
本当に小さな話でいくと、例えば電車で座っていて、前にちょっと年配の方が立たれて、
別に変わらないことももちろんできるんですけれども、多分これ変わらなかったらね、後々までずっと後悔するんですよね。
でもこう声かけるのは恥ずかしいじゃないですか。
でも後々まで後悔するのは嫌なので、
やって後悔することはないんですけど、どうぞって席を譲るっていうところとかも、
本当にそういうちっちゃいところから一歩を踏み出すきっかけの言葉にしています。
なるほどありがとうございます。小さい頃から座右の銘を意識するなんて珍しいお嬢様。
もともとは座右の銘っていう言葉がかっこよかっただけですよ。
ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、全国全世界の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
そうですね、私自身の成長の秘訣は、もう好奇心、その一つに尽きるのではないのかなと思います。
私自身の止まることのない欲望は、まだ見ぬ世界を見たい、まだ見ぬ自分を見たいなんですよね。
やっぱりそのためには、まだ見ない、見てない、まだ知らない世界を知りたい知りたいっていう、やっぱりその好奇心が全ての源になっているのかなと思います。
なるほど、ありがとうございます。私もあの好奇心を持って会社経営やっていきたいなと思います。
リスナーの皆さん方もぜひ好奇心を持ってやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
インタビューのまとめ
リスナーの皆様、本日はお寄せながらお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。
吉田社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に聞くインウェルビーは、梅野宿集合株式会社の吉田社長様、長生社長様、そして五代目社長様でいらっしゃいました。
四次っちゃ四次だけども、女性です。いらっしゃいまして、お父さんいらっしゃるということですので、よく継がれたなと思いますし、そして投資をスタンダードに上場もなさっているということで、ややご優秀な社長様でいらっしゃいません。
本当に尊敬しました。好奇心のあったお話もございましたし、後悔をしないようにやった後悔という話もございました。
とにかく前々と進んでこられた感じで、楽しい、そして梅野宿、静岡さんを大好きでいらっしゃるということも含めて、さすがやっぱり上場企業を儲かっている社長さんは違うなというふうに思わせていただきました。
かつ老舗企業ですからね、明治から続く企業様を上場させるというのはなかなかそう簡単にできないことですので、本当にご優秀なんだなということで、私もすごく尊敬しましたし、真似しなきゃいけないとこいっぱいあるな、特に好奇心なんて本当に素晴らしいですね。
社長様、皆さん方お聞きになっている方々も含めて好奇心ある社長さん多いと思いますので、そういう意味では是非好奇心ですね、皆さん方も発揮して、私も発揮して成功する社長さんになっていっていただけたら嬉しいなと思っております。
本日の社長に聞く in with biz はここまで。また来週。
本日も社長に聞く in with biz をお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私ども with biz が運営するウェブサイト、KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くin with biz はここまで。また来週。
21:06

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