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2025-09-24 19:07

第453回 久保良介氏(株式会社オンデック代表取締役社長)【後編】

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今回は、株式会社オンデックの久保良介氏にお越し頂きました。

卒業後にJCBや大阪府警を経験。

自身の適性を探す中で、相談した方から起業の道を示され、株式会社オンデックを創業。

M&A事業で業績を上げ、上場へと導いたエピソードから経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

 

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

 

■経営者インタビューメディア「経営ノート」

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サマリー

株式会社オンデックの代表取締役社長、久保良介氏が創業の経緯やM&A事業についてお話しします。特に上場の目標に向けての苦労や成長の実感が強調され、リスナーに事業アドバイザリーの重要性が伝えられます。久保氏はまた、道徳と経済の関係についても語り、諦めない姿勢が成功の秘訣であると強調し、社会に対する付加価値の重要性を述べています。

00:05
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
創業のきっかけ
その後、オンデック社の創業という形でよろしかったですか?
そうですね。
創業のきっかけや経緯はありましたか?
先ほどもおっしゃったように、企業をするというのを決めて、
ビジネスをもう一回勉強し直すという目的で入ったので、
いつぞやらのタイミングで企業をする、創業をするというのは決めている確定事項みたいな形でスタートしたんですよね。
その間、最初、今副社長でまだ一緒にやっている船渡という相方に声をかけて、
俺、どこかのタイミングで創業をするけど一緒にやるかみたいな話をしたら、
面白いねということで、彼と一緒にビジネスプランを投げ合っていたので、
何で創業するか、どういうビジネスモデルで創業するかみたいなのを、
彼とずっと勤めにやっているときも連絡取り合ってやっていたという感じなんですけど、
いろんなビジネスプランを投げる中で、融合なビジネスプラン、今のビジネスまでのアドバイザリーですけども、
というのが出てきたというのと、どこかで永遠にいかないと仕方がないというのがあったので、
29歳のときに今行こうと、どうせやるというのも決まっているんだから、
30代で企業よりは20代で企業みたいなのがかっこいいようにみたいな話で、
それぐらいの勢いで最後はやるもんだよねみたいな感じで、
29歳になったときにやると決めて、そこでスタートしたという感じですかね。
なるほど。ありがとうございます。
M&A事業の概要
当初よりM&Aの事業でいらっしゃいましたか?
そうですね。今と変わらないと言うところもありますけど、
基本的にはM&Aの中小企業向けのM&Aをやろうということでスタートした会社が今のモンデックですね。
なるほど。ありがとうございます。怖さとかそういうのはございませんでしたか?
20代のときって何でもできると思っちゃっているじゃないですか、無敵感がある時期なので、
失敗するイメージというのは全く持っていなかったので、あまり怖さは感じなかったんですかね。
なるほど。ありがとうございます。
周りからの松田産業さん、上司の方とかご親御とか反対はございませんでしたか?
まず前職の勤務先のボスだったりとかいうところで行くと、
お話ありますって言ってお声上げした瞬間にもう察知されたような感じですかね。
部屋に呼ばれて、役員会議室とか取ってわざわざ取って呼ばれて行って、
何だというと、実は会社を自分でやりたいと思っているんでっていうお話をしたらば、
本当にもう今もその風景を覚えていますけど、出たみたいな感じで、やっぱりやーみたいな感じでしたね。
まあまあお前そうだよねみたいな感じでね。
まあまあすごく残念があってはもらいましたけども、
まあまあでもそうだよね、そうだよねみたいな一人言みたいにずっと言ってらっしゃったんですよ。
仕方がねえな、仕方がねえなとかって言いながら、
まあまあもうわかったと、そうだろうなと思ったって、
もう何回言うんですかみたいな感じでだったんですけど、
残念があってはいただけたものの、そこまで引き止めは一言も無い。
何だでしょうっていう感じで、まあ応援モードで送り出していただいたっていう感じですかね。
両親に関してはもう事後報告に近い形だったので、両親まあまたかみたいな感じですね。
まあ警察行くみたいな時もね、そもそも相談せずにいきなり行くって言ったんで、
もうなんかもういいよ勘弁してくれみたいな感じでしたね。
ちょっとお聞きしてて、私も上場企業の常務までやってたことあるんで、
上場の方の気持ちがちょっと見にしみるようになってしまったんで、
ちょっとなるほどと思ってしまいましたが、その後オンデックス創業しての、
もともと上場は最初から狙っているという感じでいらっしゃったんでしょうか。
いやそこはもう全く狙ってなかったですね。
まあ本当にちゃんとした知識もないままにですけど、
なんかその当時って、上場を目指すぞみたいなノリにあまりいい印象を持ってなかったので、
どっちかというといいサービスというかいいものを世に送り出していきたいよねっていうところを重視しようということで、
あまりハマりというか全く意識していなかったし、
当時聞かれますよね、上場とか目指すんですかって言われたらいいえってはっきり答えたんで、
一切考えていなかったというのが率直なところですね。
上場を目指し始めたのはいつぐらいかといらっしゃいますか。
上場を目指して
結構最近なんですけど、私は当時のマザーズに上場したのが2020年なんですけど、
社内、意思決定をして社内に話をしたのが2018年の9月というのははっきり覚えているので、
私と相方フナットの中で目指すかといって、
2人の中で意思決定したのが2018年の4月とか5月とかその辺りという感じでしたかね。
じゃあ結構短期間で上場されるということは、社内の整備はもう結構終わってらっしゃったという感じですか。
いやいや、もう社内の整備は全然だったんですけど、
ビジネスモデルは比較的シンプルだというのと、
変なのがコンサルティングメンバーなんでですね、
弁護士とか会計者とかの中にいるようなメンバーですから、
上場準備しているときも証券会社さんとか監督さんにすごく褒めていただきましたけど、
例えば規定一つ作るにしてもこんなに精度の高い規定をドラフト段階から出してくるところってなかなかないんですよみたいなね、
そういうご評価もいただけながらできたので、
本当、ビジネスモデルはシンプルかつ、
そういう界隈、その近辺の周辺知識の利手なしの高いメンバーがそもそもやってるビジネスモデルだから、
比較的短期に最短でいけたという感じですかね。
じゃあ上場へご苦労なんてあんまりなかった感じですか。
いやいや、ものすごく苦労しましたですね。
最初は結構簡単にいくなと思ったんですけど、
2020年の12月に上場してるんですけど、2020年はご承知のとおりコロナの年なので、
今年が新世紀だよって言って、当然その新世紀って予算達成がマストなわけですけども、
多分第3クォーターぐらいでもさらっと終わるなっていう感覚だったのがですね、
コロナがバッと来て、当時覚えてらっしゃると思うんですけど、
最初はもういかほどのものか皆さん分からないんで完全に止まりましたよね。
出社も止まる、何もかも止めるっていう、そういう状態で我々自身も止めましたし、
そうするとサブスクモデル的なあれだったら別に売り上げは止まらないんでしょうけど、
我々は一本一本のプロジェクトを仕上げて対価をいただくモデルなのでですね、全部止まるわけですね。
なので前半はもう売り上げがほぼ立たないような状態で、これいけんのか本当にみたいな、そんな状態でしたんですよね。
ちょうど9月あたりだったと思うんですけども、一旦緊急事態宣言が解除されたんですよ。
それが我々の第4クォーターに当たるんですけども、そこでもう仕掛かってたやつを一気にダーッと走らせてですね、
ほぼ第4クォーターだけで予算のほぼ全部をやるみたいな感じでたまたま達成できたんですけども、
他の部分は先ほど規定だなんだとか、ガバナンスの部分とかっていうのは手足がそれぞれ高いメンツなんできれいに収まってるんですけど、
単純に予算を達成するというところに関しては、コロナさんのおかげでギリギリカツカツみたいな感じだったんで、
そこはもうみんな戦線恐竜としながら、とはいえお客さんに対してこちら都合で必要以上に押し込むこともできないんですし、
ちゃんとその必要なクロスは飛ばさない範囲において、クオリティを落とさない範囲においてそこで納めるという、なかなか痺れる展開だったという記憶ですね。
なるほど、素晴らしいですね。台本ポイントだけきちっとできるところが、やっぱり上等企業様、素晴らしい社長様だということだと思うんですけども、
そうしましたら、もしよろしければ、事業内容をぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが、どんな事業をなさってらっしゃいますでしょうか。
はい。創業からの創業でありますのが、M&Aのアドバイザリー事業ですね。
これはM&Aを検討される企業様に対してM&Aのアドバイスを提供して、これを集会という形で間に入って取り持つ場合もあれば、
いわゆるフィナンシャルアドバイザーという、FAという形で売却側、売収側、いずれかのサポートに回るというケースもありますけども、
いずれにせよ、何らしかの形でM&Aのアドバイザリーを提供するというのがメインの事業でございます。
ありがとうございます。リスナーの皆さん方も、もし買いたい、売りたい、何かM&Aがございましたら、
オンデックスさんにご相談したらいいかもしれませんので、よろしくお願いいたします。
そうしましたら、全く違うご質問もさせていただくようと存じます。
事前に好きなもの、好きなことを聞いてまして、これちょっとやっぱり素晴らしいなと思ったんですが、
仲間や家族との出席、お酒の席ですね、成長、ビジネスであれ、学問であれ、スポーツであれ、趣味であれ、
自分やチームが成長実感できる状態が最も楽しいということで、成長好きっていうのはちょっと珍しいお答えなんですが、
郷ちゃん、何でもやっぱり前半からそうですよ、真面目に一生懸命取り組みたい側ぐらいの感じでいらっしゃいましたでしょうか。
どうなんでしょうね。今確かに読み上げていただくとすごく真面目そうに思えるなと聞いていても思ったんですけども、
でもやっぱり何事も前進している感を感じられるときって多分誰しもすごく楽しいと思うんですよね。
それが別にビジネスでなくても趣味の世界であってもそうだと思うんです。
例えばうちの妻が結構最近新しい趣味を持ちたいということでバイオリンを始めたんですけど、
全く素人ですよ、全くの素人で始めたんですけど、最初は音もろくに出せないしっていう中で一生懸命勉強していくとだんだん音が出るようになって、
曲っぽくなって、ちゃんと曲を弾けるようになって、当然やっぱり嬉しそうですよね。
やっぱり端から見てでもそういうのがちゃんと成果が出て成長して喜んでいる方の姿を横で見ているのも楽しいし、
自分自身も成長できれば楽しいし、それに勝るものってないんじゃないかなと思いますよね。
停滞しているときってすごくストレスだし、実はそんなに変わらなかったとしても、客観的な定量的な状態とあまり変わらなかったとしても、
進んでいると自分が実感できるのか、停滞していると感じているのかで、幸福感って全然違うなと思うので、
端的にもそういう話なんですけど、進んでいるということを感じられている瞬間っていうのが何事においても楽しいなと思えるという、そういう話ですね。
道徳と経済の関係
なるほど。やっぱり上場企業様、成功している上場様の好きなことだなと感じさせていただきますが、
財務の名簿をピッチしていまして、これも本当に素晴らしくてですね、
道徳なき経済は財務に等しく、経済なき道徳は財務ほどであると、こういうことなんですが、
これ選ばれた理由は何かございましたでしょうか。
財務の名簿って言ったらいつもこれを答えるぐらいの感じなんですけど、
すごく同じような考えを結構前から持っていて、単純に儲けるだけってぶっちゃけ簡単ですよね。
自分の利益だけを追求して、詐欺的にと言ってもいいんですけども、
うまいこと取り繕ってですね、儲かりを誘導するとかいうのって比較的簡単かなと思ってますよと。
でも、そこにちゃんと道徳が伴った形でないと、
社会に対してそれで得た収益がどれぐらいの付加価値を生むかっていうと、
僕は生まないと思いますし、中長期的に見たらそういうのって廃れていくと思うんですよね。
なので、ビジネスやってる以上、お金を稼ぐ収益を出すっていうのは当然重要なんですけども、
そこに道徳観であったりとか、社会に対しての意義をちゃんとあるものであったりとか、
付加価値を社会に還元していくものであったりとか、
そういうバランスが取れてないと残っていかない。
自分の感覚でもそうじゃないと気持ち悪いっていうのも正確的にあるので、
その感覚はずっと、これはもう生来そういう性格、親からもらった性格なんでしょうけども、
バランスある儲け、正しい儲けみたいなのを追求したいなみたいな感覚はずっと持ってたと。
その中で、たまたまこれが二宮尊徳さんのご自身のお言葉というよりは、
二宮尊徳さんのお弟子さん方が編纂された言葉だというふうに聞いてますけれども、
そのフレーズを聞いたときにめちゃくちゃわかると。
これが自分の言いたい価値観、それをそのままものすごくエッジの効いた表現で、
的確に表現されてるなと思ったので、もう以来ずっと座右の銘を叩かれたらこの言葉を選んでますね。
なるほど。大変素晴らしいお話でございます。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組、経営者向け、全国全世界の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
まずすみません、成功してるかと言われるとしてないので、まだまだ本当に成長途上もいいところなので、
まだ何も成してないという自覚もありますし、成功の秘訣を語るような立場ではないというのは大前提ではあるんですけれども、
あえて申し上げるとすればということだけど、単純にやっぱり諦めないという話かなと思いますね。
大体成功する人って諦めが悪いというか、そもそも成功するまでやるんで失敗なんかないみたいな考え方が結構多いんじゃないかなと思います。
私も同じなんで、もちろん今時点で成功してるかと言われるとそうではない。
どっちかというと思ってた時間軸だったりスピード感からすると、むしろ失敗してるっていうぐらいでは自分の状態っていうのは認識してるんですけども、
だからといって失敗したって完了形ではないわけですね。
じゃあその失敗がずれが出てしまっているギャップだったりっていうのを諦めずにずっとどうせ追いかけるんで、
死ぬまでは失敗は存在しないとは思いますね。
足掻いて足掻いて、今うまくいかなかった理由を自分で反省しながら原因を探して、
じゃあもっとこうしてみたらどうか、ああしてみたらどうかっていうので足掻き続けるというか、前に進み続けるというのが唯一、
成功するために失敗をしないというか秘訣かなとは思いますね。
なるほど、ありがとうございました。諦めないということではございません。
ぜひ私も失敗し続けている私自身ですが、諦めずに工房社長と一緒に成功者になれたらなというふうに思っております。
リスナーの皆さまも本日はお忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆さまの参考にしていただければと存じます。
工房社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズウィズは株式会社オンデック代表取締役社長、工房亮介様でいらっしゃいました。
上場企業の社長様でいらっしゃいまして、エバーデイの会社さんですが、大変素晴らしい社長様で、
すごく真面目でいらっしゃるし、一生懸命でいらっしゃいますし、頭もよく聡明でいらっしゃるので、
なるほど、こういう企業の社長様がやっぱり成功者になるんだなと大変思わせていただきました。
財務の面とかも素晴らしいですね。
道徳もがき経済は財力に乏しく経済なき道徳はざるごとであるということで、
こういうのを選ばれるところも含めてやっぱり上場企業の社長様、成功している企業の社長様というふうに感じさせていただいております。
私もちょっと道徳なきもだめだし経済なき道徳もだめだということで、
私もそう思ってビジネスちゃんとやっていきたいなと思った次第です。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。また来週。
成功の秘訣
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
19:07

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