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2020-07-01 18:10

第182回 江戸浩樹氏(アディッシュ株式会社代表取締役)【前編】

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今回はアディッシュ株式会社の江戸浩樹社長にお越しいただきました。

大学卒業後にベンチャー企業に飛び込みたいと上場前の株式会社ガイアックスに入社。ガイアックス内で立ち上げた事業を持ち出し、2014年にアディッシュ株式会社を設立。2020年3月にマザーズ上場するまでの苦労や、上場までのエピソードから経営のヒントが得られます。ぜひ、江戸浩樹社長の経営者インタビューをお聞きください。





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社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBizは、アディッシュ株式会社代表取締役の江戸社長様でいらっしゃいます。
まずは、経歴の方をご紹介させていただきます。
東京大学農学部生命科学工学専修卒業、2004年に株式会社外役入社、ソーシャルアプリサポート事業の立ち上げなどを終えて、
2014年にアディッシュ株式会社を設立、代表取締役に就任されていらっしゃいます。
2020年3月には東商マザーズに上場された上場企業の社長様でいらっしゃいます。江戸社長様、よろしくお願い申し上げます。
よろしくお願いします。
まず最初のご質問ですが、ご出身はどちらでいらっしゃるんですか?
私は石川県の小松市というところですね。
じゃあ、松井秀樹と一緒ですね。
そうですね。唯一かわからない生み出したスーパースターですね。
江戸社長もスーパースターの一人だと思いますけども。
小学校・中学校時代はどんな幼少期だったのか覚えていらっしゃいますでしょうか?
わりと普通で、地元の住んで徒歩で行けるような公立の小学校・中学校に通っておりましたね。
特段何か変わったところがあるとか、そういうのはあまりないような気がします。
ガキ大将だったとか、いじめられっ子だったとか?
全然そんなにないですね。
仲良くもやってましたし、中学はわりと少し荒れてるようなクラスだったりもしたので、
その時はすごく大変でしたけど、
ただ別に仲が悪いということもなく、何とかやってましたね。
なるほど。高校はそのまま石川県でいらっしゃいますか?
そうですね。小松高校という地元の公立の高校に普通に進学しました。
私の義理の母と一緒の高校を出身でいらっしゃいます。
小松高校は大変頭良い高校でしたが、東大に行くということは相当勉強されていらっしゃったということでいらっしゃいますか?
そうですね。高校3年生の頃は結構頑張りましたけど、
それまではそんなにすごく頑張ったわけではないかもしれないですね。
じゃあ元々頭がよろしかったという感じですか?
僕はどちらかというと、小学校は別にすごく頭が悪いというわけではないんですけど、
小学校より中学校の方が多分ちょっと成績が良くて、
中学校より高校の方がちょっと成績が良くてみたいな、
普通ちょっと逆になることが多いと思うんですけど、そういうタイプでしたね。
ちょっとずつだと小学校の時が元々の別が頭が良かったのかなというふうになるんですが、
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高校時代に何か思い出とかはございますか?
そうですね。高校はもちろん普通にクラスで仲良くやってましたし、
私自身は部活ハンドボール部入っていて、小さい頃からバイオリンをやってたんですね。
高校は地元の、それは学校ではないんですけども、
学ってたスクールのオーケストラが金沢市であるので、そこに毎週行って、
結構それはすごく楽しかったですね。
割と学ってたスクールの世界大会みたいなのがあって、
みんなでオーストラリアに行ったりとかそういうのもしたので、
そういうのはすごくいい経験でした。
音楽の道に進もうとかは思ったことはないんですか?
実は姉がピアノの先生をやってるんですけども、
母もピアノの先生で、姉がそっちの音楽の方に行くという形だったので、
僕はそこまで上手くもなかったですし、プロになる感じではないなと思ってました。
東京大学に高校からご入学ということだと思うんですけども、
東京大学を選ばれた理由というのは何かございましたでしょうか?
まず東京に行きたかった。
あと私たちの財政的に私立は行けなかったので、
公立で東京ということで、
わかりやすいのが東大だったので、
頑張ればなんとかなるんじゃないかということで東大にしたという理由です。
大変頭がよろしかったということだと思うんですけども、
難しくはなかったんですか?
難しくはありましたね。
高校3年生の5月くらいの模試判定みたいなのがあると思うんですけど、
E判定で合格確率20%未満で一番下だったんですよね。
でも結構、高校2年まで毎日すごく打ち込んで勉強したというわけでもないですし、
部活もやっていて、オーケストラもやっていて、
遊んでもいてみたいな感じなので、
今から頑張ればなんとかなるだろうみたいな、
そういう意味では多少楽観的にいけるんじゃないかなと思って選んだというのはありますね。
合格した理由なんていうのは何かございますか?
そうですね。
割と課目があるんですけども、
課目それぞれでどれくらいができればおそらく合格するだろうみたいなのは
かなり明確に決めてました。
割と戦略的でいらっしゃるんですね。
そうですね。
目標をちゃんと決めてその目標に行けるようにやるみたいなのはやるタイプかなというふうに。
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戦略的というよりは目標を決めてそれに合わせていくという方が合っているかなという感じですか。
大学時代の何か思い出はございますでしょうか?
大学時代は普通の大学生と同じように、大学もオーケストラに入っているんですけども、
結構そこでみんなと普通にバカ騒ぎをしたりしていましたし、
それが大学1年、2年、3年の前半くらいですね。
もちろん研究も理系だったので、
東大は1、2年は全部教養学部で3年生から分科するんですけれども、
そこで研究室にも入りましたし、
いろんな研究もやったり、オーケストラもやったり、
あとはビジネスインターンとかそういうのも3年くらいからやり始めたので、
割とそれぞれに時間をかなり先にいって、
あまり寝る間もなくいろんなことをやっているというのが大学生から変わっていないですね。
なるほど。大学卒業後そのままガイアックスさんに入社という感じでいらっしゃいますか。
ガイアックスを選んだ理由というのは何かございますでしょうか。
私はもともとは大学に入った時は研究者になるつもりでして、
そもそも企業に行く気がなかったんですけれども、
大学3年生の時に進路、当然就職活動をするかしないかというのもあるので悩みまして、
その時にもし企業というかビジネスの世界に行くんだったら、
自分で事業を立ち上げたりとか、
主体的にできるようなところに行こうということだけを決めていました。
その時にいろんな方にお会いして、
大学の先輩ならば、いわゆる大企業というかの方もいっぱいいらっしゃいますし、
官僚の方もいらっしゃいますし、あとは当然研究職の方もいるので、
唯一あまりつてがなかったのは、いわゆるベンチャーというか、
そういうところで、実はインターンをしたんですよ。
ベンチャーを発展してくれるインターン、NPO法人があったので、
そこで自分のことをいろいろ紹介して、
ベンチャーで一回働いてみたいんだということを紹介した時に、
実は一番最初に紹介されたのがガイアクスだったんですよね。
インターンで働いて、まずはガイアクスで見たということでいらっしゃいますか?
はい、大学3年生の終わりからぐらいからガイアクスで働いてみました。
ガイアクスというのは、上田社長という、
この社長のイメージでもインタビューさせていただいた上田社長の会社でいらっしゃいまして、
私の後輩の会社で上場している会社なんですが、
ガイアクスでインターンをしてみた印象はどんな感じでいらっしゃったんですか?
そうですね、当時ガイアクスはまだ上場していない頃だったんですけども、
人数も10人、20人とかそういう規模ですかね。
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本当にまだそういう時だったんですが、
本当に裁量権を持たせてくれるというか、
当時ビジネス経験はなかったんですけども、
後々自分にスキルがついてくれば、
自分から何か事業をやりたいという場合も任せてくれるんじゃないかとか、
そういうところがすごく実感できたのが本当に面白かったですね。
当然同期が6人いたんですけども、
結構同期メンバーが面白い奴らが多くて、
こういう奴らと働けるならいいかなみたいなことも思っていました。
ガイアクスを選んだ理由は、インターンの時のご印象で選ばれた感じでいらっしゃったんですか?
当然他のいわゆる普通の就職活動もしまして、
いわゆる戦略コンサルとか大手商社とか、
そういうところも受けたりとか、
他の会社も何社かいわゆる普通の就職活動もしてみたんですけども、
自分としてはそういうところよりも、
インターンで大体雰囲気もわかったし、
本当にベンチャーに飛び込んでみてもいいんじゃないかと、
振り切ってみたという感じですかね。
東大卒だと、私のイメージだと一番は官僚ですし、
商社ですし、銀行に行く感じのイメージなんで、
周りの方の反対とかはなかったんでしょうか?
親は大反対で、
基本はうちの親は大体僕に決定は任せちゃうタイプなんで、
止めるという反対ではないんですけど、
基本的には大反対でしたね。
それでもガイアックスで選ばれたという感じですね。
そうですね。
ありがとうございます。
ガイアックスでは何か思い出とかそういうのはあられますか?
結構ベンチャーでしたし、
上々前に入っているので、
本当にかなりがむしゃらに働いたという記憶が強くて、
大きいプロジェクトに参加させてもらったんですけれども、
そこで本当に城長と24時間戦うみたいな、
本当にそういうことをやってましたね。
今だとあまり褒められたものではないのかもしれないですけども。
本当にコミットして、
実はそういうメンバーと一緒に住みましたし、
家も最初は一人暮らしていたんですけども、
1,2年後ぐらいにそこのガイアックスの先輩人とかと
同じ10人ぐらいで共同生活したんですけど、
そこのメンバーは本当にすごくて、
そこから上場している会社の社長が何人も生まれているんですけど、実は。
そういう環境に身を受けたというのが印象的ですかね。
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同社長を含めてガイアックス出身で上場企業の社長になったのは何人ぐらいいらっしゃるんですか。
出身はそうですね、
だいたいその時住んでたメンバーで1,2,3、私で4人ぐらいかな。
今上場企業の代表とか経験しているかな。
今後はもう何人かぐらいは出てくるんじゃないかなという気はします。
10分の4というのはすごい確率だと思うんですけども。
なんでそういうふうに皆さん集まってきて、
かつ上場企業の社長になれたなんていうのは、
江戸社長なりの分析するといかがなものでしょうか。
割といるメンバーが野心という言い方なのかわからないんですけども、
何か仕掛けてやろうとか、
そういうようなことを思っている人が結構集まっていたかなと思ってまして、
それが多少偶発的というか、
たまたま一緒に住んでみようみたいな話があった時に集まって、
一緒に住んでいるので、
当然仕事も結構遅くまでやってますけども、
それが終わった後も一緒にいるみたいな形で、
いろんな刺激があったというのは大きいかなと思います。
あとさっきの、かなり裁量を任せるようなところがあったので、
それこそ失敗とかそういうことではなくて、
本当に自分で裁量権を持って、
本当に利益責任まで追わなきゃいけないので、
売上責任だけじゃなくて、
チームの全体を見て利益責任まで追うと、
やっぱりもう一段違うと思ってまして、
そういうようなところを任せられるような人たちが、
みんながむしゃらにやってたというのが大きいのかなという気がしますね。
なるほど。ありがとうございます。
経営者を応援する。
社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力番外編は、
7章3項、先代社長が亡くなって遺産相続がもめないため、
会社の株は後継者に収集させろということで、
これは非常に難しいですが、とにかく株が一番問題ですね。
ですので、株式をなるべくうまく次の社長に全部譲る。
奥様にも次男房にも行かないようにするというのは、
本当に重要なんじゃないかと思います。
ですので、公正証書なんて皆さんご存知ですかね。
公証役場というのがあって、そこで第三者の公証役人の、
公証人の方が間に入って契約書を読み合わせしてやると。
そうすると、契約書通りやってないとすぐに公正証書を残しておくと、
公証役場の公証人の方に言うと、
一発で裁判をせずに差し押さえができたりする。
こういうことができるものがあります。
ですので、公正証書なんかを巻くことをお勧めしたいなと思います。
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それも異言有異言を公正証書に巻くことをお勧めしたいなと思います。
でないとですね、その後揉めますね。
前回ももしかしたらお話ししましたが、
お父さんの愛人とお父さんの奥さん、息子さん化すると、
お母様がなぜかタックを組んで株の件で会社を訴えたり、
息子さんを訴えたりしたことがあるというのを、私聞いたことがございます。
それは大変だろうなと思います。
そういう意味ではですね、第三相続は本当によく揉めます。
なので実写株だけはですね、社長様、次の社長に集中させておかないと、
大変問題になるんじゃないかと思いますし、
これは弁護士、税理士のお詳しい方と相談した方がいい。
そして相続対策は10年かかるというふうに言われていますので、
この株の件が一番悩まなきゃいけないことだというふうに思っております。
そういう意味で社長様はぜひですね、税理士、弁護士と相談して、
余裕づりになる方にうまく100%いくようにうまくやっていただくことが重要なんじゃないかと思います。
ちょっと変な方が出てきて、それは俺の依頼分があるだろうみたいなことを言われるとちょっと大変でございますので、
この辺は税理士の先生、弁護士の先生と相談して、
何としても次の社長さんに100%いくようにうまく組んでいただきたいと思います。
それも10年、20年はかかると思います。
ですのでちょっと失礼なことをお話しすると、
そろそろかなと思ってからでは遅いと。
しばらくは大丈夫だけどもぐらいで、
この株の件考えていただくのがいいんじゃないかなというふうに思っております。
本日は社長の心得、番外編はここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
その内容はすべて適当化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の歯医者経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
ウェブサイトの方にもフォローさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。
また来週。
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