今回は株式会社コパ・コーポレーションの吉村泰助社長にお越しいただきました。
テレビでおなじみレジェンド松下さんも在籍する、実演販売のプロフエッショナル集団を育成し世に送り出している会社の社長様です。
日本発の実演販売専門店「デモカウ」や、長年の実演販売のノウハウをもとに、販促映像制作や、法人向けセミナー、商品企画開発などを提供しています。
吉村氏は、大学時代から役者を志され、実演販売の世界に飛び込みました。大学卒業後には、日本シール株式会社の宣伝販売員として所属し、店頭での実演販売やTV 通販番組に出演。1996年吉村泰助事務所を設立。1998年に有限会社コパ・コーポレーションを設立し、2006年には株式会社に組織変更を行い、2020年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場されました。「テキ屋殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の三日も降ればいい」と言う寅さんの名言がありますが、現代の寅さんは一味違います!業界の社会的地位向上を掲げ、「清く正しく美しく」お客様へ感動を届け続ける吉村氏から経営のヒントが得られます。ぜひ、吉村泰助社長の経営者インタビューをお聞きください。
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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の通知をお聞きください。
2006年に株式会社に組織改編されていますが、組織改編した理由は?
当初からコパ・コーポレーションは実現販売&卸しというコンセプトでやっているのですが、どうしても受け負いが多くて、各小売店に口座を取りに行っていたのです。
なかなか取りに行くのが時間がかかり、特にテレビ通販会社の口座がなかなか取りに行きませんでした。
やっと卸売としての基礎工事が完了したのが2006年、社屋を中野坂上から恵比寿に移転して、株式会社という新たな気持ちで組織変更したのです。
株式会社に入るときに上場を目指していましたか?
私たちは最初から上場を目指していました。
なぜかというと、私たちが20代の頃は、実現販売を旗から見ていれば単なる敵屋でした。
秋葉原デパートの実現販売の行進は、いくらメディアからチェアフォアされたとしても、そこは屋根がないのです。
屋根がないので雨が降ったらできないのです。
これはトラさんと同じです。
敵屋を殺すには刃物はいらない。雨も3日も降ればいい。それと同じです。
百貨店などの売り場に行くと、誰よりも一生懸命喋っているのは宣伝屋さんでした。
信用力や予信力が社会的地位です。
市の交渉のような、商業をやる人は昔の江戸時代は低く見られがちでした。
そういうのが若干残っているような気持ちをしました。
そういうのがもったいないと思いました。
結局、この世の中は資本主義社会で民主主義社会で、2020年です。
まだ日本の体制は変わっていません。
民主主義と資本主義社会は、売ることを投資でしか正当性を得られない社会です。
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実践販売は売る人のプロです。
この年、民主主義で資本主義社会を豊かに過ごそうと思うのであれば、実践販売のスキルは重要です。
ですから、そこから発生した会社をちゃんと作り、
簡単に言えば、清く正しく美しくブラッシュアップすれば、必ず実践販売で資本主義社会のヒーローになれると思いました。
ヒエラルキーを超えて冷静に考えれば、ビジネス世界で一番競争力あるのはうちらなはずなのに、というような思いがあったので、結構最初から上場を目指していました。
それが達成できたら、実践販売が清く正しく美しいんだという証明にもなります。
なるほど。上場の向けというのはご苦労とかそういうのがあられましたでしょうか。
上場大変でしたね。
大変でした。
いろいろありすぎて何と言っていいかわからないくらいですけど、
基本的に今年の6月24日に上場を果たしたんですけど、
正直言いまして、うちの会社自体も、でも上場を目指すことによって数字はどんどん上がってきたんですよ。
これは面白いなと思ったんですけど、やっぱりある種ガバナンス体制を整えると、ある種ブランド力が上がるんだなというのはありまして、
そうすると、自然的に売上もついてきたというものですよね。
ですけど、最初本当に社員が全然そういう意識になってくれなくて、結構苦労しましたね。
なんで上場する必要があるんですか、みたいなことも散々言われましたし、
いやいや、清く正しく美しくなんだよ、つって。
っていうのは説明はしましたし、結局社長が儲けただけでしょう、なんていうのも散々言われましたし。
なんですけど、それプラス、やっぱり一番苦労したのは、その当時のCEOと経理部長が倒れたんですよ。
そんな過酷なことをやらせてるつもりはないんですけど、プレッシャーに押し潰れたのかどうかわからないから。
なんで、もうその人選は本当に大変でしたね。
まずCEOを探さなくちゃいけないっていうので。
今のババっていうのが、中途なんですけど来てくれて、やっと中間審査に入れる、偉大な感じでしたね。
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ありがとうございます。
そうしましたら、宣伝が、本社の事業のご宣伝というか内容もご説明いただけたものですが、どんな事業をされていらっしゃいますでしょうか。
実縁販売の会社なんですけど、実縁販売というとよく派遣業だと思われがちなんですけど、当社は約95%ぐらいが商品売り上げなんですね。
実縁販売のできる卸売業としてスタートしたんですよ。
簡単に言えば商品を小売店の方に卸す、ただに置いているだけじゃ売れないんで、たまに当社の育成して実縁販売市を繰り込んで搬送活動をするというような形なんですね。
プラスですね、うちの販売チャンネルが結局ベンダー販売、店頭販売とテレビ通販、インターネット通販、この3つの販売チャンネルがあるんですけど、
結局テレビ通販を展開しながら販売もしながら広告効果も得て、かつ一番アレルギスの高い店頭とインターネット通販を活性化させていくと。
当社はそれを3Dマーケティング販売戦略と言っているんですけど、簡単に言えばうち人商品を生み出すのに特別な広告費って一切使ってないんですよね。
あとは実縁販売ってやっているとね、やっぱり今人格一致時代なんで、取材が多い会社なんですよ。
これって別にレジェンド松下が出てからだけじゃなくて、創業後ぐらいから、ホームページに載せたぐらいから取材があるような感じだったんですよね。
ですからそこからの仕掛けもできるので、商品をゼロから仕掛けられるっていうのはうちの会社の一番いいところかもしれません。
最小の経費で最大の利益とか売り上げを作ることができるのが、当社の競争力の源泉となってますね。
ありがとうございます。
少島さん、全く違う質問もさせていただければと存じますが、好きなもの、好きなことを事前にお聞きしまして、社員とその家族、公式展示室、演劇、読書、数学というふうにお答えいただいて、
私が一番注目したのは社員とその家族ということで、社員さんたち大好きみたいな感じでいらっしゃるんでしょうか。
経営をしていると一番楽しみなのは、社員とその家族の幸せなんですよ。
子どもが生まれましたなんて超嬉しいですよね。経営者というのはそれを守らなくちゃいけない存在なんで、それですくすく育ってくれるっていうのを見ているのが一番楽しいですよね。
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あと、うちの会社自体が比較的フラットな会社なんで、条件関係あまりなくて、仲のいい社員とかも一緒にうちの子どもたち連れてプールに行ったりしたりもしてますので、
売り上げ作るだけが会社じゃないんで、基本はみんなの幸せを守るというのがすごく大事なことだと思ってます。やっぱり社員とその家族というのは好きなものの一つですよね。
ありがとうございます。多分リスナーの皆さん方、この部分一番興奮していらっしゃるというか、共感していらっしゃるんじゃないかな、社長さんたちが多いのでと思いますが。
もう一つ、座右の銘の方でございますが、「大きなことはできません。小さなことをコツコツと。」というふうにお答えいただいているんですが、こちらを選ばれた理由というのは何かございますか。
最初に時勢販売した先輩の口癖なんですよ。その人、時勢販売なのにパフォーマンスが苦手な人で、うちの業界でいうと小増しという手法でコツコツ売るのが得意な人だったんですよ。
その人が結構一緒に現場回っていたので、その人の口癖をそのまま座右の銘にしています。結局売り上げっていきなりガバッと取れるわけじゃなくて、目の前のお客さん一つ一つでしょということのニュアンスですよね。
ありがとうございます。大変素晴らしいお話でございました。最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらと思っております。
成功はしていないんですけど、一応上場したということを成功と見るのであればということだと思うんですけど、いろいろあるんですけど、数学的に言うと自分たちの杖、特にうちの会社だったら実縁販売ですよね。
実縁販売をよく僕は社員に対して、実縁販売ってマグロだぞと。切り方によって美味しさが変わるんだよっていうのをよく言ってまして、これ大トロ中トロとか。骨の隙間のやつは中落ちとかね。
ですから実縁販売、自分たちの強みっていうものを数学的に言うと微分していくんですよね。何回微分するのみたいな感じになってくると、だんだんそれがどういうふうにすればいいかって見えてくるはずなんですよ。
あとは積分するだけでしょ。それが売り上げになるわけですから。ですから、そういう抽象力っていうのはすごく大事だと思います。抽象力って言っていいのかな。
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多分僕らの先輩方もいろいろいるんですけど、カリスマだって言われてる先輩もいたんだけど、結局事業として大きくならなかったんですよね。
その違いは何かっていうと、たぶんここにあるんだろうなっていうのはちょっと思ってます。
なるほど。ちょっと大変難しいお話でしたので、皆さん方、やっぱり女女数企業さん、社長さんは違うなというふうにお感じいただけたんじゃないかと思います。
リスナーの皆さんも本日は応援されていないかお聞きいただきまして誠にありがとうございました。ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
吉村社長様、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長日記インウイビビビは、コパコーポレーションの吉村社長様でいらっしゃいました。
放送マザーズ2020年6月上場ですので、コロナ系一発目ということで、よく上場できたなという部分とやっぱり素晴らしいですね。
考え方もしっかりしていらっしゃいまして。
社員とその家族のお話の後、微分析文の話が出てて、数学もお好きだということなんで、なるほど。
また実演販売なんで面白いですね。抽象力という言葉が来ましたね。
ちょっとこういうところが出てくると私興奮するんですよね。
ギャップという意味合いがあるかもしれませんが、非常に頭の面積でいらっしゃる部分と、実演をちゃんとやっていらっしゃる部分と、
ちゃんと難しい分野で上場まで持ってくる能力の高さといいますか、そういうのを感じさせていただく社長様で素晴らしいし、
私もインタビューを聞きして尊敬してしまったぐらいな感じでございますね。
是非皆さん方もですね、やっぱりバランスシート大好きとか数学大好きという理系的なものを持った方の方が最近はやっぱり上場が多いのかもしれませんし、
もう一つは社員とその家族を愛していらっしゃるという感じで、愛のある方の方が成功している社長さんを言いようでございますので、
愛と数字みたいな感じで、数学みたいな感じで成功していっていただいたらいいんじゃないかななんて私自身は思っております。
本日の社長日記クイーンウィズがここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、自社の事業を全国に広めたいご相談です。
大社様、飲食業、賞金3500万の従業員数24名ですから、大きい会社さんですね。
弊社は平成25年、2013年に創業し、飲食店・居酒屋を展開しています。
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4年前に唐揚げ専門店の流行を見て、店内メニューで出していた唐揚げと焼き鳥のテイクアウトをはじめ、その売り上げが40%を占めるまでになりました。
すごいですね。このコロナ禍ではすごい儲かっているんじゃないでしょうか。
2年前からテイクアウト専門店をスタートしています。そのテイクアウト専門店も5店舗になり、いずれの店舗もクロージ。
営業利益は15%を超えています。それは本当に素晴らしいですね。
友人から、儲かっているな、俺もやってみたいと相談を受けています。
そんなこともあり、弊社のビジネスをやってみたい人がいれば、ぜひ一緒に取り組んでほしいと考えるようになったのですが、具体的な進め方が分かりません。
フランチャイズ展開を脱進されたこともありますが、どうもフランチャイズビジネスに良いイメージがないので、前に進めずにいます。
ということで、ご相談ですね。
この後、もうちょっと書かれていたのではないかと思いますが、多分、どうやって全速展開したらいいかな、フランチャイズですかね、ということなんだと思うんですけれども。
私、実はフランチャイズビジネスの専門家でして、私自身は日本で五本の指に入るフランチャイズのコンサルタントと思っているんですが、自負しているんですが、実際本当にそうか分かりませんが、
まず最初、フランチャイズというのは、チェーンスター理論を学ばなければいけませんね。
このチェーンスター理論を知らないフランチャイズのコンサルタントは、もう雇わない方がいいですね。
プラス、フランチャイズ本部の社長さんで、チェーンスター理論を知人と学んでいない方は、全国展開はやめた方がいいですね。
このチェーンスター理論は、学ばれた人はよく知っていらっしゃると思いますが、3S、標準化、単純化、専門家というのを中心になる。
昔、車の制作方式をストア、お店に置き換えたら、一気に展開できるんじゃないか、大きくすることができるんじゃないか、
1,000店舗、1万店舗できるんじゃないかという考え方がアメリカから持ち込まれたもので、1970年代に花盛りになったものですね。
当時の伊藤洋華堂もJASCOも、スカイラークグループも、今だとニトリさんだろうが、みんな学んでいる。
サイゼリアの小学会長も、みなさん学んでいるというものですので、私こういうところ、いわゆるといろんなところでインタビューを取ったり、
喋ったりしていますので、記事など探していただいたらいいんじゃないかなと思うんですけども、ちょっとその話は飛ばしますが、
このチェーンスター理論はまだ学ばなきゃいけませんね。
学んだ上に自分のビジネスはフランチャイズビジネスに向いているなと思ったら、まず公衆役はできていますから、それをノウハウ化しなきゃいけないですね。
ノウハウ化した後、今度はマニュアル化しなきゃいけません。
マニュアル化した後、今度はそれを使って仮名開発というのをしなきゃいけません。
この仮名開発のノウハウというのは大変難しいので簡単にはお話しできないんですが、
これもyoutubeか何かで動画を私がセミナーで上げていますのでご覧いただければと思いますが、
仮名開発した後、仮名店指導、仮名してくださったところにオープンさせたりとか立地を探させたり、またはそこをオープンさせて公衆役にさせる仮名店指導というのをやらなきゃいけませんね。
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その上で、その後本部さんとしては物流の分野とか仕入れの分野とかでどんどんどんどん本部構築というのをやらなきゃいけないでしょうし、
またはノウハウをもっともっと開発してさらなる業態を時代に合わせた業態開発、メニュー開発、キャンペーン開発、反灰促進開発などをしていかなきゃいけない。
こんなことをやっていかなきゃいけないのがフランチャイズ本部ということになります。
キーになるのは仮名店開発ですね。
マニュアルがないとやっぱり仮名店開発も厳しいですし、仮名店指導も厳しいです。
マニュアルがきちっとできていてノウハウがないと難しいし、やっぱり他の企業と差別化ができないと仮名店になってくださいませんし、仮名店指導しても収益を上げれなかったりします。
この辺が非常に難しいですね。
フランチャイズビジネスをやるかやらないかというのは非常に考えなきゃいけない。
一方でフランチャイズビジネスをやれると上場も視野に入ってきますし、資金調達もできてくるでしょうし、非常に展開としては非常にがかみ込めますので、
私としてはこのテイクアウト専門店5店舗で営業利益が15%も超えているのであれば、フランチャイズ展開も悩んで考えた方がいいんじゃないかな、もしくは踏み込んでもいいんじゃないかなと思います。
一方でもしフランチャイズビジネスをやらなかったとすると、5店舗のままでその1店舗1店舗の周りにたぶん唐揚げの専門店の全国チェーンをやっているところが入ってくると思います。
例えばわたみなんか唐揚げ店やってます。それらの唐揚げの専門店なんて多分10社以上いるんじゃないでしょうかね。この辺が全国展開を多分やるでしょうから、隣にいた店舗ができる。
ライバル店が唐揚げ店の隣に出てくる。そうすると収益下がるかもしれません。
だからもしかするとこの5店舗で止めといて、収益をなんとか確保するで止めとく。もしくはライバルが来るんで戦うしかないということで、1位なり2位なりを目指してやるんだというふうに決めてフランチャイズ展開をやる。
もうどちらかしかないんじゃないでしょうか。だから全国展開するか、その地域だけは勝つというふうにするか、どっちかした方法はないんじゃないかなというふうに思います。
そういう意味ではフランチャイズ展開した方がいい部分もあると思いますので、ぜひお考えいただけたらいいんじゃないかなと思います。
私の方でこのフランチャイズについては一応専門家でございますので、何なりとご相談のりますので、ぜひお越しいただければと思います。
最近ですとオンラインズームでもご相談載ってますので、何なりとというふうに思っています。
またフランチャイズのセミナー動画などなど、サイトなどなど、ウィズビズではいろんなサイトでコラムなり動画なり配信してますので、セミナーなんかもやっておりますので、ぜひご覧いただければというふうに思っております。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
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本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいてます。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長肉インウィズではここまで。また来週。
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