今回は株式会社コパ・コーポレーションの吉村泰助社長にお越しいただきました。
テレビでおなじみレジェンド松下さんも在籍する、実演販売のプロフエッショナル集団を育成し世に送り出している会社の社長様です。
日本発の実演販売専門店「デモカウ」や、長年の実演販売のノウハウをもとに、販促映像制作や、法人向けセミナー、商品企画開発などを提供しています。
吉村氏は、大学時代から役者を志され、実演販売の世界に飛び込みました。大学卒業後には、日本シール株式会社の宣伝販売員として所属し、店頭での実演販売やTV 通販番組に出演。1996年吉村泰助事務所を設立。1998年に有限会社コパ・コーポレーションを設立し、2006年には株式会社に組織変更を行い、2020年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場されました。「テキ屋殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の三日も降ればいい」と言う寅さんの名言がありますが、現代の寅さんは一味違います!業界の社会的地位向上を掲げ、「清く正しく美しく」お客様へ感動を届け続ける吉村氏から経営のヒントが得られます。ぜひ、吉村泰助社長の経営者インタビューをお聞きください。
00:06
社長に聞く!in WizBiz
本日の社長に聞く!in WizBizは、株式会社コパ・コーポレーション代表取締役社長の吉村社長様です。
まずは、敬礼というのをご紹介させていただきます。
新潟県柴田市ご出身、国学院大学ご卒業後、日本シール株式会社にご入社。
その後、吉村泰助事務所を設立。その後、有限会社コパ・コーポレーションを設立し、代表取締役にご就任。
そして、2020年6月には東京証券取引所マザーズ市場に上場されている、東証マザーズ上場企業の社長様、吉村泰助様でいらっしゃいます。
本日はよろしくお願い申し上げます。
最初のご質問ですが、ご出身は新潟ということで、小学校・中学校時代の思い出なんてございますでしょうか。
新潟県柴田市というところなんですけど、浄化町なんですよね。
堀部康平ってご存知ですか。あの人、あこうろう氏というか、あこう藩のイメージなんですけど、最初は柴田藩なんですよね。
そういう浄化町なんですけど、うちの母方の実家が、泉屋というごままんじゅう屋さん、まんじゅう屋をやっているんですよね。
うちの母がその当時、その1階の喫茶をやっていまして、よくおまんじゅうを食べてそのまま喫茶に行って、みたいな感じなんですよね。
小学校、保育園とかは、学校終わったり保育園終わると必ずうちの実家の母親がバタバタしている厨房に行くというようなのはよく思い出しますよね。
そこで大体100円ちょうだいと言うんですよね。その当時100円と言ったら結構高価だったので、本当に死ぬほど怒られたのがよく覚えています。
やっぱりご商売の血筋と言いますか。
そうですね。その当時、まんじゅう屋さんだったので、その周りにお菓子いっぱいあったんですよ。
なので、小さい頃は好き勝手に食べていたんですよね。
そしたらうちの母親に、これはお金を出さないと買えないものなのよ、お金という存在をやっと知ったという。
それで、100円ちょうだい、100円ちょうだいと言っていたような思いがありますね。
早めにご商売をご理解されたという感じでしょうかね。
だから母親が、厨房ってすごい戦場なんですよね。
03:00
例えば、チョコレートパフェとか作るんですけど、うちの母親が。
それで容器とかも、もう2、3メートルもないか、1メートル半くらい遠めの洗い桶みたいなところにピュッと投げるんですよ。
それで、ポトンとちゃんと入るみたいなのを、すごいなと思いながら見ていましたね。
中学時代の思い出なんてございますでしょうか。
中学ですか。
中学生になった時に、五面町小学校というところに、小学校の頃は入っていたんですけど、
その横に第一中学校というところがありまして、
今は移転して、ちょっと違うところになっちゃったんですけど、
小学校まで野球をやっていたんですけど、なぜかうちに卓球台がありまして、
卓球が意外と上手かったんですよね。
やっぱり坊主狩りするのが嫌だったので、そのまま卓球部に入っちゃいましたね。
結構卓球はやられたんですか。
そうですね。一応市内3位というか。
3位というか。
素晴らしいですね。
今はもう目が悪くて、全然ボールが見えないですけど。
高校も新潟の高校で。
そうですね。一応柴田高校で、一応学校内では新学校に入れさせてもらいました。
その当時は卓球というと暗いイメージがあったので、
ちょうど柴田高校に公式テニス部があったんですよ。
公式テニスってやっぱりモテるじゃないですか。
なので是非入りたいなと思ってそこに入った。
高校も柴田高校も私の実家から歩いて5分くらいのところなんですよね。
だからもう修行のチャイムが聞こえるくらいのところなんで。
よくなってからよく行ってましたね。
大学は国学院大学ということで、何か選ばれた理由というのはございましたでしょうか。
一浪したんですけど、その時の一浪をして新潟予備校という地元の予備校に行きまして、
そこの現代文の先生が小説家の方だったんですよ。
小木原さんという方だったんですけど、2,3冊書いたのかな。
その方の授業がすごく面白くて、俺も逆がりたいなと思ったんですよね。
そこで農任した後は文学部国文学科というのを全部受けまして、
受かったのが国学院大学だったということですよね。
大学時代の思い出は何てございますか。
06:00
大学時代は新潟の田舎から東京に来て、当然ながら友達も誰もいないわけじゃないですか。
ですから最初、本当は文芸部か映画研究会から入ろうかなと思ったんですよ。
映画研究会の人ってアダルトビデオの話ばかりしてるんで、
気持ち悪いなと思って辞めたんですよね。文芸部もパッとしなくて、
もう一回映画研究会の模擬店に行ってみようかなと思ったら誰もいなくて、
その翌に演劇研究会の模擬店をやってたんですよ。
そこに入ったら意気投合しました。
最終的には模擬店にいた会長の家に泊まった時に、
結局僕はここに入るしかないんだなと思って諦めました。
当時はあんまり演劇っていうのは嫌じゃないですかね。
屋上か何かでアメンボ青いな青いよって、
なんか気持ち悪いやつらばっかりいるよねみたいな感じだったんですけど、
まあもうしょうがないなと思って入ったんですけど、
入ってみたら文化系とは言いながらもむちゃくちゃ体育家系なんですよ。
ランニング5キロとか腹筋100回とかなんかそんなような感じで結構過酷だったんですけど、
意外と名物の演劇のところで、
そこで正直言って授業も出ずにほぼ毎日大学は行ってたんですけど、
演劇にハマってました。
じゃあ今のお仕事の基礎というかそこで演劇で行った感じですか?
そうですね。20代ぐらいまでは一応目指してましたね。
プロを目指してらっしゃった?
プロを目指してました。
じゃあもしかすると今頃役者さんとして、
ドラマや映画に出てくるんですか?
はい。
僕の同期でやってる劇団は結構もうそこそこになってますよね。
そうですか。
一緒にやって、酒飲んで、結局大学に入ってきて、
大学に入ってきて、
大学に入ってきて、
大学に入ってきて、
大学に入ってきて、
一緒にやって、酒飲んで、
結局泊り込んでたような人たちも、
もうとにかく帝国劇場に出てますみたいな感じになりますね。
続けていればなんとかなるのかなと思いましたけど、
それぞれの人生なんで、
まあまあいいんじゃないかなと思ってます。
なるほど。ありがとうございます。
卒業後、日本シール株式会社さんが最初の?
いや、入社じゃないんですよ、これ。
入社なんですか?
実は、国学院の演劇研究会の先輩に、
09:01
秋葉原デパートって、今秋葉原都でなってるんですけど、
そこの店頭のどこでブースで、
実際販売してる人の商品のメーカーさんが先輩にいたんですよ。
なんで、国学院大学の演劇研究会の伝統的なアルバイトってあるでしょ。
あれが、秋葉原デパートの実現販売の手伝いをするっていうアルバイトだったんです。
そこで、僕もちょっとやらせていただいて、
大学4年生ぐらいの時に、その先輩に頼み込んで、
プロをやらせてくれる、部外でやらせてくださいっていう形で、
その当時は、宣伝販売員っていう名称でした。
だから、外交委員報酬ですよね。給料じゃなくて。
その当時ちょうどバブル期だったんで、
バブル期だからっていうわけじゃないんでしょうけど、
とりあえず2週間ぐらい一生懸命やってれば、
初任給ぐらいになったんですよね。
すごいですね。
そのぐらいな感じでした。
大学4年生の時からもそういう系のお仕事と言いました。
そうですね。
僕は結局就職活動って一回もやったことないんですよ。
言っちゃえばいきなり社長ですよね。個人事業主か社長さんか。
そうですね。
そうすると、吉村大輔事務所設立というのは、宣伝販売のお仕事。
もとはですね、専属だったんですよ。日本シール株式会社って。
知ってますかね。エチケットブラシって、学生服の埃を取るというのの
絨毯クリーナーって言ってたんですよね。
それでそのぐらいから、その当時秋葉原デパート店舗って
実際販売の甲子園とかって言われてて、結構マスコミ露出も結構あったんですよ。
うちらの先輩方たちはね、結構カリスマだ、なんだかんだって
申し上げられてましたけど。
テレビ通販に出演するっていうのが結構徐々に増えてきた頃だったんですよね。
その当時は結構いい男だったんで、テレビ通販でっていう形になったんで
いろんな商品やりたいねってことで、日本シール株式会社の専属っていうのを取って
個人事務所を立ち上げたっていう感じですね。
今もダンディーでかっこいい吉本社長さんでらっしゃいますけど。
よく言いますよね。
本当に私の目の前にかっこいいダンディーな社長さんがいらっしゃいますが、
いろんな商品を販売員として実演販売、テレビとかでやるみたいな感じで事務所を設立した感じですか。
そうですね。メーカーさんも日本シールだけじゃなくて、
12:03
日本シールは逆にその時はちょっと距離を置いてましたけど、
いろんなメーカーさんとの商品やったり、あとは商品を引かせていただいたりして、
先輩の場所で実践販売をやらせていただいたりっていうことをやってましたね。
なるほど。
2年後ぐらいですか、有限会社のコパコーポレーションを設立されたんですが、
これは吉村大輔事務所とは違う感じなんですか。
結局同じなんですけど、その時に僕30だったんですよ。
30で振り返った時に、よく講習の言葉で30で立つみたいな言い方するじゃないですか。
その時に振り返った時に、本当は作家もやりたかったんですけど、
振り返ってみたら、結局今まで自分がやってきたのは演劇と実践販売しかないんですよね。
そこでまたちょうど当時、僕が引いていたエアコン内部クリーナーっていう商品があったんですけど、
それが非常に大ヒットしたんですよね。
大ヒットしたものですから、これを受験に会社を作ったら面白いかなっていうのがあって、
一番最初に有権会社コパコーポレーションって1998年10月に実施したんですけど、
その時のちょうど会社の目的、定館ってあるじゃないですか。
あれが半分演劇で半分実演販売&卸しなんですよ。
じゃあ演劇もまだ諦めてないって。
そうです、諦めてない。
僕の演劇仲間たちを食わせるために実演販売やらしながら、
芝居もやっていきましょうよ、みたいなコンセプトの会社でした。
じゃあ役者さんを応援するための会社さんって側面があったんですか。
そういう側面がありますね。
実際自分たちでプロデュース公演やってみたら、結構演劇って儲かんないなと思いました。
時間も結構かかるんですよ。楽しいけど。
むちゃくちゃ楽しいんですよ。
もう2ヶ月間むっちゃ楽しいんですけど。
やっぱりペーするのは難しいよねっていうのがちょっとあったり、
あといろいろありまして、結局は実演販売&卸しが中心になっちゃったという感じですね。
3分コンサルティング。みずみずが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、
本日の3分コンサルティングは、
Y社さん、化粧品の企画販売で120億円。すごいですね。
上場に関してですね。
はじめまして、メルマヤボットキャスト、いつも楽しみに拝聴しております。
15:01
早速のご相談なのですが、実は今、上場に向けた証券会社及びで悩んでおります。
弊社は化粧品などの美容関連商品の企画開発、製造及び販売を行っておりますが、
業種によって目指すべき上場仕様と主幹事証券会社は変わるものでしょうか。
どのように上場仕様と主幹事証券会社を決めていくべきか、
また各市場と証券会社の違いについて、ご教示いただければ幸いです。
ぶつけなし質問でございますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
ということでいらっしゃいます。
市場によって変わりますね。
多分ですね、御社は120億も言ってますので、
初っ端な開始、当初一部、もしくは長所二部を狙うことが、もしかするとできるかもしれません。
やっぱり当初一部になると、それなりの実績なりがないといけないので、
なかなか審査厳しいんですけども、もちろん当初二部も厳しいですから、
一部二部の順番で厳しいと思っていただければと思いますが、
かなり厳しいとは思ってください。
一方で楽に挙げられる、それでも厳しいですが、
まだ楽に挙げられるのは当初マザーズということではありません。
もしくはジャスダック。
どちらも当初が今は管理してますけども、どちらでも狙います。
ジャスダックの方がリアル寄りと言われてます。
マザーズの方が未来寄りと言いますか、ITとかAIとかそっち側に寄りと言われてます。
実際市場の違いはそれぐらいで、大きな違いはそんなにはないんですけども、
多少はあると。
さらにちっちゃい市場だと、名古屋のセントレックスとか、
福岡のキューボードとか、札幌市場の商権市場のアンビシャツとかいます。
こういったところはちっちゃいので資金調達額も小さくなりますし、
その地元の企業さんでワイシャーさんがあられるならやってもいいと思いますが、
あまりお勧めはしません。
120億もあるんだったら、当初ニブか当初マザーズ、
もしくはジャスダックが狙えないかということで、
ご検討されたらいいんじゃないかなと思います。
主幹事商権はどうすべきかというふうに考えていると、
主幹事商権はですね、大体日本には全10社ぐらい、
十数社しか主幹事商権というのはできる商権会社はありません。
当初なりが認めているのはその程度です。
ではその中からどうやって選ぶかというと、
トップは野村商権さん、野村商権、大和商権、日光商権とあるわけですけれども、
下のほう中堅商権がありますけれども、
これもちょっと悩ましいところがあります。
私どもも野村商権さんで上場目指したことがありまして、
途中で一回断念したんですけれども、野村商権さんは大変厳しいです。
ただし正しいこと言いますし、情報は持っていますので、
スピーディーにご相談をもらっていただきますので、
本当にノウハウという意味合いではレベルが高いです。
一方で野村商権さんは厳しいので、きちっとやらなきゃいけません。
逆に中堅商権さんはそこまで厳しくはないんですけれども、
答えがなかなか出なかったりとかいうところがあります。
ただし市民が相談をもってくれるのでいい部分もあります。
なのでどの商権会社さんがいいかというのは非常に悩ましいですね。
ですので主幹事商権の決め方というのはなかなか簡単ではありません。
18:02
ただし120億もあったら、おそらくそれできちっとした利益が
10億なり20億なり5億なり出ていたら、
たぶんどんな商権会社さんもやりたいと言ってくださると思いますので、
おそらくですね。
そういう意味ではいろいろな商権会社さんと会ってから決めていただくのも
いいんじゃないかと思います。
この辺ちょっとセンシティブな細かいお話になってまいりますので、
もしよろしければ私の方でご相談のらさせていただきます。
何々とご相談していただければと思います。
個別にご相談のらさせていただきます。
本日の3分コンサーチングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
20:12
コメント
スクロール