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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
創業する独立に向けての怖さみたいなのはございませんでしたでしょうか?
そうですね、怖さはあったはあったんですけど、正直なところですね、その時一回罰比値になってですね、独身になってたっていうのが一つと、
もう一つは、最悪の最悪を想定した時に自己破産だなと思ったんですね。
で、自己破産になっても大丈夫だという覚悟とですね、あと知り合いの積水ハウスとか、他のハウスメーカーさんにですね、声かけて、
万が一僕独立して失敗したら雇ってもらえますか?なんて言って、それなんか冗談で喋りながらなんですけど、そんなの花原さんだったらいつでもOKですよなんて、冗談半分ですけど言っていただいた時に、最悪の最悪、元の立ち位置に戻れ、元に近いところに戻れるなっていうのを思ったので、それで覚悟が決まったというのがありますね。
なるほど、ありがとうございます。そのマークスライフ株式会社さんを経営するにあたってご苦労とかはございませんでしたでしょうか?
いやいっぱい、最初当然ながら一人からスタートしたんですけど、そもそも論としてですね、不動産の知識がなかったんですね。僕、ハウスメーカーって似てるように見られるかもしれないんですが、住宅なので不動産屋ではない中で始めたのでですね、まずその知識が足りないというところ。
あとは人を増えていった中で、今まではダイワハウスという会社に守られてですね、ダイワハウスに入りたいと思った人を扱ってたんですけど、うちのそのマークスライフちゃんに入りたいと思う人っていうのは、別にそこでないとダメな理由がないわけですね。そう考えると、どういうふうに扱っていくのがいいのかとか、そういう人の関係で悩みましたですね。
なるほど。ありがとうございます。そうしましたらですね、マークスライフ株式会社様の事業内容を、専念がてらご説明いただきたいんですが、どんな事業なさっていらっしゃるんですか。
ありがとうございます。大きなカテゴリーでいくと、総合不動産業ということにはなるんですが、具体的に言うとですね、成仏不動産事業という名前でやってるサービスがあるんですが、これはいわゆる人が亡くなった孤独死だとか自殺だとかですね、人が亡くなった不動産の取引の正常化を目指したような平気な人を集めてきて、マッチングしながらデータを取って価値を上げる取り組みをするのが一般的な仕組みなんですね。
そういう仕組みをするなんていう、成仏不動産事業をしたり、総議社ですね、総裁事業者向けのアフターサービス事業なんかをしていたり、あとは介護事業者様向けのサポートサービス、あとは離婚物件の中立査定、中立不動産なんてこともしてるんですが、これ多分普通の音声で聞かれた方は多分分かりづらいと思うんですけど、
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A社がその中でも一番大きく言うと主力事業となっているのは、企業に不動産の機能を提供するというビジネスなんですね。
これ分かりにくいかもしれないんですが、例えば牛乳屋さん、牛乳配達の会社さんがいたとしたら、牛乳を配ることが、それで収益を利益をいただくことが事業だと思うんですが、でもよく考えたら、その企業の本当のポテンシャルは地域密着であったり、人脈であったり、長年の信頼であったり、ここが事業の本質というか根幹だと思うんですが、
そう考えたら、お客様との話の中で飽き家になるとか、何かしら相続で困ったことがあるとか、整善対策が必要だとかって耳にしたとしても、普通はそれを聞き流すと思うんですね。
これを弊社が提携させていただいて、その顧客に対して不動産サービスを提供するなんてことをしていまして、それがたまたま総裁事業者、総議社だったりとか、介護事業者だったり、
例えばエネルギー事業者さん、ガス会社さんだったり、電力会社さんだったり、投油会社さんだったり、いろんな事業体と提携をしていっておりまして、国内の、例えば総議でいくと、日本国内で亡くなる方の10人に1人は弊社が提携している総議社になっているので、
そこから人が亡くなることでよって発生する空き家を弊社が扱わせていただいて、収益の一部を総裁事業者さんに返していく、そんなビジネススキームでやっています。
【佐藤】なるほど、ありがとうございます。もう一つ私が注目したのが、サービス名の付け方が大変面白くてですね、ちょっと水澤さんに少しだけご紹介して、例えば、常仏不動産と先ほど言いました、不動産の総合病院という、不動産の不が、不採の不だったりとかですね、もう一つの不動産市場というのは、富の不動産という名前を付けられて、お守り不動産とか中立不動産とか、非常にネーミングがですね、
こういうネーミング初めて見るな、みたいなのばかりなんですが、こういうネーミング、社長がいつも思いつくもんなんですか?
【佐藤】そうですね、結果として全部自分が決めたんですけど、はい、なんとなく降ってくるような感覚で自分の中には入ってくるんですけど、やりたいことの長期スパンの中の、本当今前半部分だとしたら、この会社の前半部分は情報を集める仕組みづくりだと思っていて、
この情報を集めるための仕組みの一つとして、キャッチーな名前だとか、ここはメディアのことも考えながら、どうやったら取材が来るのかとか、どういうことを自分たちがやりたいのかのメッセージを伝えるのかというのを考えながら付けてますね。
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【佐藤】なるほど、じゃあ相当アイデアマンでいらっしゃるという感じでいらっしゃいますね。
【佐藤】そうですね、この辺が鉢に糸を付けて散歩するとかと繋がってくるのかもしれないんですけど、人と変わったことをするのが好きなので、そういうことになっているのかもしれません。
【佐藤】なるほど、将来的な御社はどういうふうにしたいみたいな、なんでしょうかね、夢というか、戦略といいますか、そういうマンはございますでしょうか?
【佐藤】中期的にはですね、2030年で1000億円企業にしようというのを一つ言っていて、できるかどうかは別としてですね、できるための作戦を立てていこうとしています。
2050年には1000億円企業にしようと言うのはただですから、もう言い切ってですね、そこに向けて頑張ろうということをしているわけなんですが、これ会社を大きくしたいわけじゃなくてですね、売り上げの額がお客様の幸せの数だなと思っていて、弊社の理念は世のために人のためにという理念を立ち上げるときから考えて作ったものを具現化してですね、理念にしてるんですけど、
自分たちが大きくなればなるほど、人を幸せにするんだという価値観で、社員みんなで取り組んでいるので、1000億になるときぐらいはひょっとしたら私もちゃんと戦力として頑張れると思うんですが、いっちょい企業の頃には僕は応援者になるような立場かもしれないんですけど、理念とビジョンと行動指針というのがうち大切にしてるんですけど、これをもとに集まったメンバーたちにそこの目標を立てたのは僕なので、
みんながなってもらえたらなと思っている、そんなスタンスで仕事をしてますかね。
なるほど、ありがとうございました。大変素晴らしいお話でございました。
そうしましたら、全く違う質問もさせていただければと存じます。
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしまして、ウイスキー子育てということで、私もウイスキー好きですが、結構飲まれるものなんですか?
そうですね、飲む方だと思います。
ウイスキーは何か好きな種類とかございますか?
最初の頃はですね、ちょっとスモーキーなピート酒のするようなものが良かったんですけど、最近はちょっと甘い方向に移りながらですね、日本の国内で言うと山崎とか白酒とかああいうのは当然好きなんですけど、変わったところで行くとダテとかね、そういうのとかを見つけながら飲んでいくのが好きですかね。
ありがとうございます。
座右のメモをお聞きしまして、一期一例というのを選びになっているんですが、こちらを選ばれた理由は何かございますでしょうか?
これは実は社名のマークスの由来にもなってはいるんですけど、ちょっと余談かもしれないんですが、マークスというのはマーク、点の複数形で一つ一つの積み重ねがとんでもないところまで行く唯一の道だという一郎さんが言われたような言葉だとか、
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点と点を結んで線になって面になって立体的になっていくような感覚、これをマークスということに表現したわけなんですが、これの元々は一期一例ということなんですけど、やっぱりそのときそのとき一瞬一瞬をですね、本当に精一杯生きて出会う人を大切にして、それの積み重ねが未来を作ってくると思っているので、
大きな未来を掲げますけど、それに向けて日々一生懸命点を積み重ねる、一人一人との出会いを積み重ねるというのを大切にしています。
なるほど、ありがとうございます。最後のご質問なんですが、この番組、経営者向け、全国全世界の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
もう全てはですね、理念だと思っていて、先ほどちょっとお話ししたんですが、理念っていうのを大事ですよって、多分この経営しようとされている方、もしくは知っている方はですね、皆さん耳にタコができるぐらい聞かれていると思うんですけど、これっていうのは本当にすごいなと思っていて、ただ理念というのは内容じゃないんですね。
自分が思うになんですが、過去の経験があって、なぜその理念になったのか、その理念を大切にする根拠となる過去の出来事があって、初めて理念になりますし、この理念を受けて事業が理念とイコールでないとダメなんですね。
いろいろな経営者様とお会いしますけど、この理念とですね、やってる事業とか評価軸だとかがずれるケースっていうのが、大体8割9割ぐらいなんじゃないかなと思います。
この理念っていうのは、今、弊社の場合で言うとですね、入ってくる社員全員が理念に共感して入ってくるという、ちょっと軽うな会社かもしれないんですが、本当にそういう状態で、日々の会話の中で理念が理念がとか行動指針がとか、そういうのを社員同士の中でも判断基準にしていったりするんですけど、これが世の中の困っている人を救うとか、負を解決するなんてよくありますけど、
その理念とか信念みたいなものが正しければ正しいほどファンが増えるなと思うんですね。
今日聞いていただいた方が、私のことどう思うかあれなんですが、例えば授業していく中で言うと、ホームページにも出してるので言えるところで言うと、三井住友信託銀行の現役の副会長だった方とお会いしたときに、花原君がやろうとしてることが本当に素晴らしいから、お金関係なく応援したいんだって言ってくれてですね。
現役の頃から月1回、壁打ちのようなミーティングをさせていただいて、その後副会長を退任されて今、エグゼクティブアドバイザーみたいになられてるんですけど、その方がですね、うちの顧問に入ってもらってるんですけど、ほとんどお金いらないって言われたものを何とか受け取ってもらって、顧問料を支払ってですね。
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その少ない顧問料を株で還元するんで、結果もゼロ円でいいんですって言ってくれたんですね。これっていうのは、私が自分のためにお金儲けをして自分を一番偉くしたら、多分そうならないと思うんですね。本当に困ってる人助けよう、社会問題解決しよう、空き家問題解決しようと思うから協力したいと言ってくれたわけで。
そんな中で、よく社員にも言うんですけど、僕が例えばフェラーリに乗りましたとか、ベントレーに乗れましたとか、もうブランドバックでギラギラになりましたってしたら、みんなこれが理念からやろうとしてる世界観が全部終わるんですね。
でも世の中経営者の人たちはそういう人たちもいっぱいいると思うんですけど、それをちゃんと自分がやりたい世界観に賛同してくれた、その人たちのおかげで自分たちはご飯を食べられているわけ。自分もご飯食べられているので、社員に感謝をしないといけないし、社員よりもちょっといい暮らし程度で収めないといけない。
それが理念だったりビジョンだったり行動指針の本当に真から真まで通すことの本当の意味だと思うので。
で、万が一僕がお金持ちになったら将来は資産の大半を使ってですね、募金したり会社のためにプレゼントをしたりとかですね、そういうことにして社会に還元して死にたいと。
これが企業のきっかけのその最後、人に喜んでもらって死にたいがゴールだからですね。お金持ちになりたいがゴールじゃないからですね。なので、理念というのが全てをファンを作り応援してくれる人たちが集まり、結果として事業も全てがうまくいく道だなと。
ここに口だけじゃなくて行動と態度と全て四六時中出てくるものが一本の線になったときに全員が幸せになり成功するんだと思いますので、これがちょっと偉そうなこと言ったんですが、そんなことを思っています。
なるほど、大変素晴らしいお話でございました。私もちょっと真似をさせていただきたいというふうに思っております。ありがとうございます。リスナーの皆様も本日はお忙しい中お聞きいただきまして、本当にありがとうございました。ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます。花原社長様、本日はどうもありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズは、マークスライス株式会社の花原社長様でいらっしゃいます。いや、大変素晴らしいですね。でも、やっぱり小学生時代から社長になるべくして社長になった感じになりますので、素晴らしい社長様でいらっしゃいますが、運命というか人生そのものが社長になるべくしてなっているような感じがいたしますね。
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そういう意味でも、本当に理念を大切にしていらっしゃったし、理念と事業がちゃんと一致するようになっていらっしゃるところも、やっぱりしょうがない。私も経理念を大切にしている一人ですが、おっしゃる通りだなと思いました。
そういう意味で、花原社長みたいにアイデアマンであり、理念を大切にし、そして仲間や社員を大切にしていらっしゃる感じが出しまして、そういうふうに私もやっていかなきゃいけないな、事業を運営していかなきゃいけないな、経営していかなきゃいけないなと思った次第です。
ぜひ皆さまもですね、花原社長様みたいに、是非素晴らしい企業を作っていただけたら嬉しいなと思っております。本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべて適当化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、KAノートでも閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆さまの歯医者経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。