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スピーカー 1
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて自由気ままに語る番組です。
ということで、今回もよろしくお願いします。ウイスキーラーバーズダイアリーです。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。Drinkers Loungeです。
スピーカー 1
今回はですけども、実は別々にっていう謎の枕言葉があるんですけども、我々2人とも別々に沖縄に行ってきたんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよね。たまたまですよね、本当に。
スピーカー 1
たまたまです。しかも沖縄ウイスキーフェスには行ってないって。
スピーカー 2
そうなんですよ。いろいろたまたまが重なって、本当に。
スピーカー 1
ちょっと早いぞとちょっと遅いぞみたいな感じですね。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
本当に。ただ、おかげさまでといいますか、いろいろとバー行ったりですとか。
あと私だけですけど、須崎蒸留所ですね。新里修道さんに行ってきてですね。
そういう話もできたらいいなと思ってますので。
スピーカー 2
僕ちょっと行けなかったので、行くって聞き切ったんで、その話本当に聞きたかったんですよ。
ぜひよろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、ぜひ話していきたいと思います。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
さて、前半はですけども、ドリラジュさんもバーに行ってきたんですよね。
スピーカー 2
僕が同じバーだと思うんですけれど、沖縄のNahaですね。バーポコリットさん。
ポコリットさん。
スピーカー 1
僕はですね、ポコリットさんとシングルカスクBSCさんという2つに行ってきました。
先にシングルカスクBSCさんに行ったので、ちょっと僕から少し話をしましょうか。
ぜひぜひ。
スピーカー 2
そうなんですよ。本当は僕もそっち側に行ける予定だったんですけど、
ちょうどですね、お祭りの日と重なってまして、手首だったんですよね。
スピーカー 1
そうだったんですね。
バーサイレンスカスクさんはですね、BSCさんですね。
実は東京で修行されてたらしくてですね。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
それこそ銀座の方でやってて、キャンベルの中村さんとかにも結構行ってたらしいんですよね。
スピーカー 2
そうなんですか。
スピーカー 1
というのも、キャンベルの中村さんとかと仲のいいバーテンダーさんが前店長をやってたバーで修行してたらしいので。
そういう繋がりもあって、結構センスも東京感のある感じがありまして。
非常に地方都市っぽくなさっていうのがいい意味であってですね。
それを強く感じた。
このウイスキーの選び方とか買い方がやっぱり東京の人の買い方なんですよね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
っていうのを話しできればなと思うんですが。
スピーカー 2
ぜひぜひ。
スピーカー 1
今回僕が飲んだのは、そんなたくさんではないんですけども。
まずはQ8のボーンモアです。
Q8のボーンモアっていうと、ドリルさんはどんなものを思い浮かべますか。
そうですね。
これは無茶ぶりでしたか。
スピーカー 2
そうですね。パッと思い出すのは、とりあえず僕2段階Q8のボーンモアの印象が分かれてるんですけど。
まず最初はやっぱり10年くらい前に飲んでいたボトルですかね。
スピーカー 2
9、6、10年以上前に飲んでいたタイプの少し熟成が短い、20年経ってない。
5年前後くらいのボーンモア、Q8ボーンモアの印象。
で、あとは本当に2020年代以降に出て熟成も25年近くになっているようなQ8ボーンモアの印象の2つですかね。
そうですね。その2つのイメージがありますね。
2010年代くらいのリリースに関しては、フルーティーはフルーティーなんですけれど、ゆるやかにボディが軽くなってきたのがちょうど境となるのがQ8。
90年代だとQ8かなっていう印象。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
Q8はやっぱり9、6、9、7ぐらい。
本当にQ8もギリギリ重なるけどやっぱり90年代。
9、6、9、7ぐらいまでがやっぱり90年代の味わいとしては僕の中ではボリュームゾーン。
で、Q8、9、9とかになってくるとゆるやかにボディがライトになってくるっていうイメージをやっぱり当時は持ってましたね。
スピーカー 1
なるほど。
最近のやつリリースに関しては熟成が非常に長いので、どれもこれも非常にフルーティー。
スピーカー 2
ボディに関しては、パルカンも結構しっかり乗ってるイメージがあるんであまりライトだとは思わないんですけど、非常にフルーティーなフォームは熟成の上にいるとこんな感じになるんだなっていう印象ですかね。
なるほど。
スピーカー 1
僕はですね、Q8っていうところに2つ印象がありまして、まずQ8って結構ワインカスクとかが直々出てるイメージ。
シェリーやシェリーカスクとかですね、ワインカスクとかちょっとひねったタルが多いイメージなんですよね、まず。
そういうのがポツポツと出てたのがQ8っていうイメージで。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
Q7よく出てたフルーツ感が強いけども、トロピカルというよりはフルーツ感でピートも強いみたいな、そんなイメージかなと思います。
あとはQ8もこれノーメってなかった気がするんですが、アイラフェス向けのハンドフィルっていうのがあって。
あれはすごい評判良かったですよね、というようなイメージがあって。
なので、いいヴィンテージなんだけども、ちょっとこう癖があるというか、ボーモアの評価がちょっとなんていうんですかね、少しあれっていうふうになっていくちょっと手前のちょっと危うさを感じるヴィンテージってイメージなんですよね。
スピーカー 2
それは本当にそうですね。
スピーカー 1
この飲んだボーモアは2009年ボトリングだったかな。
スピーカー 2
はい、そうですよね、古いボトリング。
スピーカー 1
古いボトリングで、なんですごいプレーンカスクで、なんでこれっていう、しかもアベイフィルなんで、これはキングスバリー系ですよね。
というところで、しかも藤井教諭さんって、酒屋ビッグの会社ですよね。
へー。
確か、間違ってなければですね。
藤井教諭さんがやってるってあんまり見たことがないので、いろんな意味で面白いなっていうこと。
すごい後半なレベルもなかなか良いですね。
そうですよね。
で、飲むと結構なんというか、後半なんですけど、ちょっと焦げ感のあるピートは若干あるけど、焦げがそんな強くないっていうのと、
少し隠れ気味でしたけど、割とフルーティー感が強くてですね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なかなか良いボトルでしたね。
そうなんですね。
そういうボトルがポーンって出てきたりですか、ですとか。
あと結構モルティーナの好きなんですよねって言ったら、88のカルーソンさん向けのフェッターケアンって。
スピーカー 2
あー、もうあまりにも懐かしい。
スピーカー 1
めっちゃ良いじゃないですか。
スピーカー 2
めっちゃ良いですよね。
スピーカー 1
あれが出てきたりとか。
で、その後はアンタッチャブルのウエストポート。
懐かしい。
スピーカー 2
懐かしいお腹。
スピーカー 1
で、ラダーのボトルもあったりとかですね。
そういうところです。
スピーカー 2
なるほど。いいですね。
スピーカー 1
チョイスがもう完全に関東の人じゃないですか。
スピーカー 2
確かに。それは関東ですね。
スピーカー 1
具体名は避けますけど、Yさんが売ってるなって感じがすごいしました。
っていうのは途中からラダーに変わってるんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
これはYさんっぽいなっていうような。
スピーカー 2
Yさん?Kさん?
スピーカー 1
Kさんの下で働いてたYさん。
働いてるYさんですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
Yさんから買ってたなっていう。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
その繋がりを強く感じる。
やっぱ銀座で働いてるっていう感じが。
銀座店の方のTさんかなと思ったらそうじゃなくて、やっぱYさんだったようです。
だから途中でこっち側に変わったんだなっていう。
なるほど。
っていうのも含めて東京でちゃんと働いてましたっていう人が買ってるようなボトルですよね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
というので、モルト好きな人が行ってもすごい楽しめますし、リーズナブルに当時の面白いボトル出してくれるのと、
何ですかね、出し方っていうところが、すごい上から目線のない言い方で大変申し訳ない失礼なんですけども、
ちゃんとボルトバーの出し方をしてくださるっていうのは安心感がありますね。
スピーカー 2
いいですね。
スピーカー 1
組み立ての話じゃないですけども。
組み立ててくれるんですよね。
スピーカー 2
早く組み立ての回は待っておりますね。
スピーカー 1
これはね、その話はまたおいおいというところで。
そうですね。
そういうところで非常に楽しめましたね。
これを沖縄で、沖縄の価格で、沖縄で味わえるって贅沢だなと思って。
スピーカー 2
このフェスがあった際のウイスキートークの前身のフェスになるらしいんですけれど、
そういったフェス向けのブラックカダーのボトルでしたね。
これはダイアリーさんが飲んだ98よりも簡単に言うと新しい年代のボーンはになるわけなんですけれど、
2000年代初頭のボーンはですね。
要は少しボディがどんどんライトになってきて、どうしても紙がいるねっていうようなことを言われ始めた。
この紙をライトと捉えているのかは諸説あると思うんですけれど。
スピーカー 1
そうですね。この味でライトになったら紙が出ますからね。
スピーカー 2
そんな感じのことが言われていた当時の味わい。
といえば当時の味わいなんですが、やっぱり今の、
今のというかですね、ちょっとボーンはについては言いたいことが山のようにあるんですけど、
やっぱりグレープフルーツ感だったりとか、弱いパッションフルーツ感だったりとかですね、
そういった感じもあって、おそらくこれにパッションフルーツの味わいに関しては、
僕は経年で出てきたと思っているんですけれど、
要は後ろにあったものが緩やかに出てきたんじゃないかなと勝手に思っているんですが、
そういった感じの好味があるですね。結構おいしいボーモアですね。
ただこの紙っぽさみたいなのっていうのが、
10年代以降に関しても別にあるボトルは全然あるので、
これからどう思ってもらえるのかわからないんですけれど。
そうですね。90年代の長寿を飲む機会のほうが最近多いんじゃないのかなとちょっと思ってまして。
スピーカー 1
飲めることはいいことなんですけども、90年代がすごいいいかっていうと、
またちょっとそれは別の話になるのかなっていう気もしますよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
紙だ紙だって言いますけども、紙の体制って人によって違ってて、
逆に0年代って紙がさえ許容できれば、80年代のパフュームもそうですけども、
スピーカー 2
下手な90年代より全然良かったりとかするじゃないですか。
スピーカー 1
ありますあります。
なので、ネガティブ一つに上げ足を取ってこれは良くないねっていうのは、
わからんことないですけど、僕もパフュームすごい苦手なので、
わからんことないんですが、でもそれが大丈夫だったら全然いいんだよねっていう話があるので。
そうですね。
しかも結構ナイトなウイスキー好きな人ほど紙とかって許容する傾向がある。
パフュームもそうですね。
なので、そのあたりは紙があるからって言ってそのウイスキーに価値がないと思わずに、
楽しめなくなる人もいるよってだけの注意書きみたいなもんなんで。
スピーカー 2
そうですね。僕も全然楽しんで飲んでまして、やっぱり僕が飲むと以前、
当時の懐かしさを最初に感じてしまうので、今のからここ10年ぐらいで始めた人とかだったら、
逆に違った楽しみ方もできるだろうっていうふうに、他のほうはちょっと認識してますね。
違った解釈をしてくれるのではないかみたいな感じのことを思ったボトルですね。
スピーカー 1
ミルトンダフ29年OMCとかが9800台北ドルとかですね、台湾ドルか。
クルミラヒ15年2800台湾ドルとか買っときゃよかったなとちょっと。
スピーカー 2
いやでも確かにちょっとそれは思いますね。
スピーカー 1
でも過水だったんですよね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
当時トランジット4時間で朝5時に着いて、
10時ぐらいに成田に着くっていう、
そういう夜行便で来てですね、スパルタな感じだったので、
あんまりそういう無駄遣いしないモードに入ってたんですよね。
スピーカー 2
そう、そうだったんですね。
スピーカー 1
というので買わずに自前だったんですが、そのボームは14年ですよね。
って考えると結構いいですね。
スピーカー 2
うん、そうですよね。
スピーカー 1
他は何か飲まれました?
スピーカー 2
他は、あとは新里さんのボトルを飲んでいるんですけれども、
これはお店の、確かお店のボトルだったかな。
あ、そうですね、お店のボトルですね。
須崎さん、須崎蒸留所のリュウカと、
それから長浜蒸留所の現象をブレンデッドとしたですね、
ブレンデッドも…
はい。
はい。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
結構バランス、このシリーズですね、としては結構バランス良好な感じで、
スピーカー 1
割合としては長浜さんの現象が非常に多いというふうに伺っているんです。
スピーカー 2
なかなか過水も、過水で50%。
で、ややボディーは軽いかなと思ったんですけれども、
バランス良好で、
リュウカの個性も容易に感じられるというか、感じのボトルだなと思いました。
うーん。
はい。
スピーカー 1
これですね、僕思ったのはそう、長浜のその…
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
国会を恐れず言うと、弱点とリュウカの弱点というのがそれぞれあると思うんですけども、
それをお互いにこう…なんていうか補い合っているという感じがします。
スピーカー 2
それはすごいよくわかります。
スピーカー 1
非常に良いリリースだなと思ったんですよ。
ええええ。
で、どういう意味で補っているのかっていうのはやっぱり、
長浜ってやっぱりどうしても線が細いというか、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そういうリリースじゃないですか。
スピーカー 2
ええ。
スピーカー 1
そうですね。で、やっぱりそこの辺りの、なんか飲んでた時のボディがやっぱり軽くなるっていうところが、
はい。
リュウカさんの…リュウカも別になんか太いボディではなくて、やっぱりタルが強いじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そのシェリーのタルの単人感がうまくこう混ざり合っていくっていうのと、
スピーカー 2
ええ。
スピーカー 1
逆にリュウカってトップがちょっと立ち上がり少し弱かったりとか、
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
フィニッシュが若干こう早く終わっちゃうことがたまにあるんですよね。
伸びがちょっとこう、これは南国系の熟成の特徴だと思うんですけども、
はい。
ちょっとこう悪いかとすると単調になりやすいというか、
うん。
それはもう宿命だと思うんですけども、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そのところに長浜のちょっとこうフルティーさの要因がフワンと浮かんできて、
はいはい。
混ぜるとめっちゃうまいっていう感じなのかなと僕は解釈したんですよ。
スピーカー 2
いやでも僕もその解釈ですね、その解釈すごい心から同意します。
スピーカー 1
で、ぜひやってほしいのがですね、ライカスク。
スピーカー 2
リュウカさんのライカスク。
スピーカー 1
違います。長浜さんがライカスクで熟成してたら、
長浜ライカスクにリュウカのシェリーを入れると多分かなりうまいと思います。
スピーカー 2
ライカスクだと要は甘めになるっていうような解釈でいいんですね。
スピーカー 1
そうですね。で、そこ実はちょっと勝手に混ぜたって言い方あれですけども、
写真撮ってないかな。長浜さんのボトル何本かあったので、
何かのカスクを混ぜたんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そしたら予想通りの、あ、これライカスクフィニッシュだ。
ライカスクフィニッシュはあってですね、
ライカスクフィニッシュも結構良かったんですよ。
あー。
ライカスクじゃない、ラムカスク。
スピーカー 2
ラムカスク。
スピーカー 1
ラムカスクがあると多分一番いいです。
スピーカー 2
あ、なるほどなるほど。
スピーカー 1
はい。僕の想像です、これは。
想像でブレンドすると、
ラムカスク、もしくはラムカスクフィニッシュの長浜っていうものがあった、
それを主体にしてリュウカノをちょっと入れると、
トロピカルシェリー系になるんじゃないかと思うんですよ。
あー、なるほどなるほど。
で、多分単体だと長浜のラムカスクってすごい
ライトボディになってかすかに感じると思うんですけど、
そこを補うシェリー系のターニングが入ることによって、
途端に重厚感という感じになるんじゃないかなと踏んでるんですよね。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
なんで、ラムカスクあったら混ぜてみたいですね。
スピーカー 2
確かに長浜さんの原集は質がやっぱり結構綺麗めなので。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
はい、タルカンの良さしはかなり受ける印象がある。
スピーカー 1
ただ長浜さんの面白いのは、決してその質が軽くて、
なんだろうな、変なタルカンが出てるわけではないんですよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なんかその辺りの面白さっていうのはあるのかなと思いまして。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
で、なんというか綺麗でちゃんといいタイミングで止めてますっていう感じがします。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
長浜さんじゃないところでのそういうカスクとかを飲むとですね、
ちょっと熟成させすぎじゃないとか、
ちょっとネガティブ要素ありすぎじゃないみたいなことを感じることはあるんですけども、
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
そういうのが長浜さんってあんまないんですよね。
うーん。
僕の感覚ですよ。
はい。
なので、あくまで長浜蒸留所でできる種質の中でのやっぱベストとして、
ここっていうのやってるなって感じがしてですね。
スピーカー 2
うんうんうん、確かに。
それはまあそうですよね。
スピーカー 1
やっぱそれが非常に大事なことなんじゃないかと思うんですよ。
うん。
っていう意味で、僕はラムカスクで混ぜてみたいなというのを思いました。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
邪道と言われたらそうかもしれませんが。
いや面白いと思いますよ。
公式で出てるんだもんいいじゃないかということで。
ええええええ。
まあそういうのがなんかポンと商品化されてるのはやっぱ面白いってことですよね。
そうですね。
ドリルさん他に何か思いました?
スピーカー 2
えっとですね、僕はでも意外とそのぐらいだと話に花が咲いてしまった。
なるほど。
なと思いますね。
お待ちください。
そうですね。
話に花が咲いてますね。
スピーカー 1
僕もですね、長浜山酒と竜花飲んでたんで、話に花が咲いてたんで、実はそんなにたくさん飲めてないんですけども。
スピーカー 2
いやそうなんですよね。
あの写真載せたいですけど、ロマンのレビィ飲みました。
いいですね。
はい、ロマンのレビィ、しんたつさんと一緒に飲んで、
何ですかこれって言って、カクカクシカシカって言って、長い話になりそうだったんですけど、
ロマンのレビィというお酒があってっていうところから始まりそうだったんですけど、
それ始めると思う、ただその段階でもすでに僕も3、4時間飲んでたんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
この段階で、だからもうさすがに今からこの話はできないのでって言って、
あとはまた次回来た時にぜひ聞いてみてくださいみたいな感じで、
軽く流してですね。
グラッパを飲みましたね、何杯か。
スピーカー 1
いいですね。
というので沖縄は本当にいろんなバーあって、この2店舗以外にもいいバーってあるんですけども、
スピーカー 2
今回行ったバーすごく、どっちも行ったことないバーですごい良かったですね。
スピーカー 1
嫌でしたね。
沖縄は福備空演さえなければもっと楽しめたんですけど、
ずっと飛行機で中時炎っぽくなって。
そうなったんですか。
しかも仕事に追われてて、仕事で行ったっていうのもあって、
100%楽しめてなかったですけども、飲んだ人上流上楽しかったです。
スピーカー 2
良かったですよ。
スピーカー 1
というので後半上流上の話。
スピーカー 2
沖縄の話ですね。沖縄行ってきて新里上流上に私は行ってきたので、ちょっとその話をしたいと思います。
須崎上流上。
スピーカー 1
そうです。新里酒造の須崎上流上。
スピーカー 2
須崎上流上ですね。
スピーカー 1
失礼しました。
スピーカー 2
行きたかった。行きたかったですよ、僕も。
スピーカー 1
すごいなと思ったのがですね、やっぱりここは上流上としてウイスキーは作ってるんですけども、
やっぱり青森を作ってるっていうのが重要なところなんですね。
青森も作っていて、ウイスキーも作っていると。
スピーカー 2
まずどこにあるかから。
スピーカー 1
沖縄県の、これはウルマ市になるんですかね。
ウルマ市ですね。
スピーカー 2
ウルマ市ですね。那覇からはちょっと離れてるんですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なので行こうとすると、空港に降り立ってから行こうとすると、おそらく一回那覇に出るなりして、車で多分1時間ぐらいですよね。
スピーカー 1
そうですね。高速使って50分ぐらいですかね。
イオン串川っていうのがあるんですけども、その近くですね。
いわゆる臨海地域の工場地帯っていうんですかね。
埋め立て地みたいになってるんですけども、そこにあるんですね。
なるほど。
工場で、カメラ蒸留所なんかも工場地域にあるんですけども、
当然原料を引っ張ってくるところ、有名なところはサングレインとかもそうですけども。
サントリーのグレーン作ってるサングレインさんとか、トマコマイ蒸留所もそうですけども、
スピーカー 2
当然船が一番物流コストが低いので、陸路をなるべく使わないっていうのが合理的なわけですから。
スピーカー 1
なるほど。
当然そういうところにあるっていうのは合理的なわけですよね。
スピーカー 1
で、新里酒造さんはですね、行くとそこで酒が買えます。
スピーカー 2
ウイスキーも泡盛も買えます。
スピーカー 1
なんてことだ、そっからオンラインショップもあるって。
そうなんです。事務所の前に販売所があってですね。
スピーカー 2
で、僕今回初めて知ったんですけど、泡盛って安いんですね。
スピーカー 1
安いんですよ。
スピーカー 2
なんでか知ってました?
スピーカー 1
知らないです。
減税されてるんですよ。
そうなんですか。
移行措置の関係でいずれなくなるらしいんですけども、
なんかやけに安いなと思ったら、
手税の軽減措置っていうのはちょっと縮小してるようなんですが、やっぱ安いんですよね。
スピーカー 2
そういう理由か。
スピーカー 1
作ってる量によって減税の措置が異なるらしいんですけども、
僕びっくりしたっていうか、ウイスキーもそうですけど、
カリウシっていう泡盛があるんですね。
クリアなタイプで全然熟成してないライトなタイプの泡盛なんですけど、
これすごい美味しいんですよ。
鉱類、オツ類の焼酎、クリアな焼酎みたいな米焼酎の流れ、
そのベクトル状でいくと、すごい飲みやすいし割り剤としてもめちゃくちゃいいんですよ。
で、それがですね、いわゆるダイゴロと書いて4リッターペットボトルとか2.何リッターペットボトルで、
2.何リッターで2000円だったかな。
スピーカー 2
安くないですか。
スピーカー 1
めちゃくちゃ安いんですよ。
スピーカー 2
お土産屋さんの観光客向けの泡盛たくさん売ってるじゃないですか。
観光客向けの泡盛なのか知らないですけど、
それ見てるだけでも全然安いなと思ってたんですけど、
実際、日常使い用の泡盛そんなに安いんだって。
スピーカー 1
日常使い用の泡盛はめちゃくちゃいいですよ。紙パック泡盛とかも安いですし、
作りがちゃんとしてるんで、割り剤として、
スピーカー 1
やっぱり独特の、泡盛もやってるからこそ樽のバリエーションもあったりして面白いなと思ったりですとか、
あとはそうですね、やっぱり出来が年々良くなってますね。
入門も飲みましたけども、ちょっとここでは誤解を見そうなんで表現が難しいんですが。
スピーカー 2
こんなこと言うのもあれですけど、もうちょっと喋っていいと思いますよ。
スピーカー 1
もうちょっと喋っていいと思います。
もうちょっと喋りましょうか。
今は大型ランクになった、ちょっと抜けていったクラフトの上流上の一昔前の入門を飲んでるような気分でした。
スピーカー 2
そんな感じなんですね。
スピーカー 1
そういう感じでした。
いろいろ飲ませてもらって。
スピーカー 2
意外だな、そんな感じなんですね。
スピーカー 1
そうですね。どういう点で意外でした?
なんかもうちょっともっさりしてる感じになるかなと思ったんです。
意外と出来は何だろうな、こうナチュラルな感じでしたね。
スピーカー 2
枠画はやっぱり正統幕寿ですよね、確か。
スピーカー 1
あと成長系ですけど、多分真下の限界があるのかなっていう感じは正直しました。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そこは、なのでそういうことですというか、言ってしまえば一昔前の三郎丸、
良くなってから完全倍になる経過の三郎丸にちょっと近い。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
と言ったらいいですかね。
最近の三郎丸ではなく、ちょっと一昔前の三郎丸のような、
マシュタンが変わる前の三郎丸のようなニュアンスをちょっと僕は懐かしく感じてましたね。
スピーカー 2
あと熟成庫の温度、聞きました?年間と。
スピーカー 1
いや、聞いてないです。
でもまあなんか暑そうでした。
スピーカー 2
そうなんですよ。僕はですね、新里さんがスマホのアプリで熟成庫の温度をいつも監視できるようになってモニターしてるんですよ。
年間の気温差を見せてもらって、ちょっとうるお声なんですけれど、
スピーカー 1
寒暖差があるんですけど、ベースの気温が高いこと高いことみたいな感じなんですよ。
スピーカー 2
で、ほんと下手するとなんかもう40度いかない、40度もいってたのかなみたいな感じで、高いとすごいそんな気にもなりますし、みたいな感じ。
すごいやっぱり高い温度帯でですね。
スピーカー 1
しかも湿度高いですよね。
スピーカー 2
そうですね。高温多湿な熟成環境もすごい熟成環境で。
アンジェルズシェアはものすごいらしいっていうのを聞いたんですけど。
スピーカー 1
10何%でしたっけ。
ただ、度数あんま下がんないんじゃないかなと。
なんか都合値感があるというか、むされてる感じですね。
高温多湿で多湿すぎて、あんまりアルコール度数下がんないタイプもありそうだなっていうのは感じましたね。
スピーカー 2
だから熟成庫も行ってみたいなと思ってたんですよね、ほんとに。
スピーカー 1
熟成庫、ほんとはもうちょっと長く入れたらよかったんですけども、
ちょっとその次の予定があって、途中で戻ることになったんですが、
結構、そうですね、なかなかいい感じでしたよ。
スピーカー 2
なかなかいい感じ。
スピーカー 1
どういうことかというと、上流とこういうのなんかおごそかな感じってありますよね。
あれがしっかりと感じられるのがよかったですね。
スピーカー 2
いいですね、それは。
スピーカー 1
ただ2階で何というかこう、ウッディな感じでもないので、やっぱりちょっとこう、工場感があるんですけども。
スピーカー 2
1階は何なんですか、ちなみに。
スピーカー 1
1階何なんでしょうね。青森とか置いてんじゃないですかね。
スピーカー 2
1階は1階で別のものが、ミスキーじゃないものが熟成されてるっていう。
スピーカー 1
じゃないですかね、ちょっとあんまりわかんないですけど、いきなり2階登ったので。
そうなんです。
なので、もともと違う設備だったものを改造したんじゃないですかね、おそらく。
スピーカー 2
昔の工場の可能性もありますよね。
スピーカー 1
なるほど、なるほど。
今の工場が3階建てだったかな、3階建てですね。
で、3階に上流機とかがあるんですけど。
3階じゃない、3階に手段とかがあって、2階に上流機があるんですよ。
スピーカー 2
送り込んでるんですね、じゃあ。
スピーカー 1
そうなんです、どんどん下がっていくんですよ。
普通、上流機とか平地なイメージじゃないですか、ですけどだいぶ違うんですよね。
3階から降りてくるスタイルになってて。
スピーカー 2
すごいな。
スピーカー 1
それはやっぱり青森の動線がメインになってるので、その空いてるところに置いたってことでしょうから。
そうなんでしょうね。
スピーカー 2
面白いな。
スピーカー 1
面白いですよ。
面白いですし、やっぱりちゃんと様になるものができてるので、
適当にやりましたじゃ全くないんですよね、当然ですけど。
やっぱりちゃんとやってるんですよね。
できる範囲でベストは尽くされてるなって感じはしますね。
スピーカー 2
全然知らないタイプの常時消耗ですよね、なんていうか。
スピーカー 1
でもこういう上流場がどんどん増えていくけども、
結果的にMortoのバリエーションがJapanese Yusukeに生まれているっていうところを考えると、
やっぱり須崎上流場の役割って大きいんじゃないかなっていう気がしますね。
スピーカー 2
本当にそうですよ。
スピーカー 1
なんていうか、当然美味しいんですけども、美味しいにはベクトルがあるじゃないですか、いろいろと。
例えばバーボンカスクで原酒が太くてとかってそういうのとかいろいろあると思うんですけども、
須崎のウイスキーっていうのは特にシングルMortoでいうと、
やっぱり南国熟成の味わいっていうところがすごく特徴的だと思うんですね。
今までは一昔前っていう言い方ですと、そこは須崎ではなくてですね、
つぬきが割とそういうのを売ってたイメージがあるんですよ。
売りにしてたというか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
つぬきはビール会社っていうのも、ビールもやってるっていうのもあって、
やっぱり草野さんは発酵とかそこら辺主体でやっぱり差別化を図ってるなって印象はあるんですね。
つぬきは発酵系で抜けようとしてるのかなというふうになんとなくエンドユーザーから思うわけですよね。
で、薬島はまたちょっと違うのかなっていう気がして、やっぱりちょっとスパイシーな感じがあるじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、須崎のウイスキーってやっぱりちょっと違いますよね。