2024年のウイスキー振り返り
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーのつながりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、
昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。ということで、よろしくお願いします。ウイスキーラバーズアヤリです。
はい、よろしくお願いします。Drinkers Loungeです。
はい、ちょっとごめんなさい。鼻声で申し訳ないですが、このまま進めさせてもらいます。
風邪気をつけてください。
今回のこのテーマとしては、2024年にリリースされたウイスキー達を振り返るということで、ウイスキー界シングルモロトとかたくさんあるんですが、毎年、あまたのリリースがあります。
そうですね。主にバーで飲んだりとか、購入して、家にボトルを迎え入れて飲んでいるわけなんですけど、我々ウイスキーマニアはですね。
人に、場合によってはウイスキーフェスみたいなところに行って、ボトルを飲んだりとか、上流所関係者の方からサンプルをもらって飲んだりとかですね。
今年1年振り返ってですね、記憶に残ったボトルをお互い振り返って、どんなリリースがあったかとか、また我々住む地域も違いますし、多分ドリルディさんの方が圧倒的にテイスイングしている量は多いと思うんですけども。
私、ドリンカーズラウンジが東京に住んでおりましてですね、ダイヤリーさんは金沢に住んでいらっしゃるわけですからね。
そういうのもありまして、なかなか入りリリースを追うというところでは、地方都市の方がどうしてもビューハインドは行ってしまいますが、それはもう東京に住むメリットの一つだと思います。
それぞれの視点から、こんなのあったよねというのを見ていたらいいかなと思っていますし、おそらく僕は僕でしか経験していないものもあると思うので、ちょっとお互いに議論ではないですけども、紹介していただけたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。楽しんでいただけたら幸いです。
ということで、今回は美味しかったものとコスパが良かったもの、掘り出しものとか、飲んでみたらいいんじゃないかとか、話題に出したいとか、そういうようなボトルを分類していけたらなと思うんですけども。
どうしても今12月上旬に撮ってますので、年末のリリースがこの放送には入らないということですね。
だいたいウイスキーは、年末にバンバンウイスキー出る傾向がありますけども。
そうなんですよね。ウイスキーボトルは結構年末に偏りがちですね。
ですよね。でもそれがなかなか今回入ってないというのが一つと、あとはどうしても12月に振り返ると1月より12月のボトルの方が記憶に残りやすいというのがあるので。
そうなんですよね。人間にたしかたないところですよね。
それをなるべく防ぐために1月から振り返るという形で我々対策をしておりますが、うまくできているかどうかなんとも言えないところですかね。
というところで。
1月のウイスキー
1月から見ていきましょうか。
1月でいうと私は正月から自信があったので、不穏な年明けで仕事の方もバタバタというような。
そうですね、確かに。
なんとも言えない1年でしたけども、それはちょっと置いておいてですね。
振り返ると1月でいうとですね、ボウモア12年の中国向けとかが印象にありましたかね。
もう大丈夫でしょうか。いきなりすごいマニアックなボトルが出てくるんですけど。
でもだいたいこんな感じで進んでいきますね。
ボウモア12年で終わらないですね。
中国向けのボウモア12年ですね。
ボウモア12年の中国向け、ラベルが漢字なんですよね。
ラベルに漢字が書かれていて。
フルーティーなんですよね、あれ。
そうなんですよ。
なんでか知らないけどフルーティーと。
結構セリーボウモア的な感じの。
国内で流通しているボウモアとはちょっと味わいが一線を隠していて、あれすごい話題になりましたよね。
悔しいけどうまかったですよね。
悔しいけどうまかったです。
実を言うと僕は昨年末に忘年会的な感じで飲んでるんですけれど。
あれは飲んだ直後、すぐどうにかして手に入らないかって言って手に入らなかったんですけど。
現地だとあんまり高くないらしいんですよね、やっぱり。
ただの12年なので。
12年であれならいいじゃんと思っちゃいますけどね。
いや思いますよね、あれは本当に。
いやなかなか日本にあのレベルに入ってこないかなと。
そうですね。
思わされる出来でしたね。
じゃあ僕の方はなんですけど。
ぜひ。
これはJays Barさんというバーで飲んだんですけど1月に飲んだグレンバーギという上流書の95年熟成の27年ものですね。
はい。
The Whiskey Agencyっていうボトラーズから出ているもので。
これがすごくですね、桃のようなフルーティーさが出ているですね、みんなが大好きなグレンバーギだったんですね。
1月で飲んだボトルだとこれがやっぱり一番美味しかったかなと思っています。
なるほど。95のグレンバーギ、去年なんかも結構美味しいボトルはありましたけども、このAgencyもかなりそういう桃系のグレンバーギだったと。
そうですね、そうなんですよ。
95年熟成のグレンバーギは一部に桃のフレーバーが出るというのでちょっと話題になったんですけど、そのウイスキー界隈で。
で、これもそのゴタ分に漏れずというかそういった形のグレンバーギですね。
9号のグレンバーギ史上一番美味しいかっていうとちょっと違うと思うんですけど、じゃあ何かって言われるとちょっとポッと出てこないんですけど。
2月と3月のボトル
でも本当に期待を裏切らないっていう意味ですごく美味しかったですね。
ちょっとマニアックな話になりますけど、トンプソンのベイヤフルル向けと比較した時にどんな感じですか。
トンプソンのベイヤフルル向けの方が圧倒的に美味しいです。
まああれが個人的にナンバーワンですからね、95で言うと。
確かに。あのトンプソンはなあ、あれはずるいですよね。
あれはずるいですよね。
あれはずるいですよね。やっぱりあれの原因を確かに求めてしまいますね。
という調子ですよね。
こういう調子でいきますね。結構置いてきおりになるかもしれないんですけど、ごめんなさい。後半知ってるボトルとかが出てくるかもしれないです。
まあこんな感じで1年間飲んでますというところですね。
そうですね。
じゃあもう早速2月に行きましょうか。
はい、2月行きましょう。
僕はクライヌリッシュ、サイレンスバー、キャンベル、シナノヤ向けですね。が上がってます。
2月、あとは秩父上流所のフープ、トラダ向けが2月になってますね。
そうですね、あれ良かったですよね。
地震と。
そうか、仕事でですね。
あと子供が生まれたっていうのでですね、大変な状況じゃなかったっていうのがありまして。
確かに。
あんまり。
じゃあちょっと2月は僕から喋れますね。
2月で美味しかったボトルはじゃあ僕から言わせていただくと、これはシナノヤさんという主販店さんから出たですね、ラフロイグという上流商ですね。
2000年上流の2015年ボトリングのラフロイグですね。
これは2015年のボトリングっていうと結構古いボトルなんじゃないかと思われがちなんですが、出たのは実は今年に入ってからのボトルです。
で、しばらく寝かせてからリリースしたわけなんですけれど、これがですね非常に良くてですね、ボトルを何年も何年も何年置いたんでしょうね、9年近く置いたことがこうそうしたのかなんだかわからないですけれども。
すごくそのラフロイグのピートが、その14年っていうある意味ちょうどいい熟成年数のですね、爆画感に綺麗に溶けて柑橘のフルーツ系の香味もですね、ちゃんと出てくるっていうですね、美味しいラフロイグにある要素がしっかり詰まっている非常に良いボトルでしたね。
ちなみにこのラフロイグ00のオルノモリトカスクっていうと、多分ラザーさんがシスターカスクになるんですかね、なんか似たようなボトルは出してましたね。
出してます、出してます。
あの時はすごい刺さるって感じでは正直なかったんですけども。
そうなんですよ。
多分そういうのもあったかどうかわからないですが、意図的にすぐリリースしないでいいタイミングを待ったっていうことなんでしょうかね。
その可能性はとても高いですよね。
で、ちょうど実はこのボトルのリリースというか、バーで飲んだんですけど、飲むタイミングに合わせてですね、その今言ったですね。
ラザーさん向けですか。
ラザーさん向けのやつですね。合わせて飲んだんですね。
そうなんですね。
で、やっぱり結構似た系統の味わいになってまして、どっちがどうだったかっていうのはちょっとあんまり覚えてないんですけれども。
とにかくやっぱりこれは非常にそういった意味でも、なかなか飲み比べも面白い感じでいいボトルでしたね。
2月は一番おいしいっていうとこれかなっていう感じですね。
なるほど。
シナノヤというのの規模ですかね。
寝かせられる。
そうですね。9年間ボトルを寝かせておいても他にもリリースたくさんあるぞっていうような感じだったからことできることだったかもしれないですね。
たくさんこんな感じで毎月見ていくのでトントンと行きます。
行ったほうがいいですね。
3月で言うとおいしかったもので言うとアイランドパーク2007のモルトヤマさん向けですね。
それはおいしかったですね。3月。
3月そうか。それありましたね。
3月そうなんですよ。2月に飲んでる方もいるかもしれませんが、基本多分3月リリースかなと思うんですけども。
アイランドパークのコニチョですね。
あれはすごくいいボトルでしたね。
なかなか近年系のハイランドパークでああいうしっかりとしたものってバボンカスクの熟成もいいっていうのはあんまりないかなと思うので、なかなか軽野リリースになってるんじゃないかなという印象を受けました。
そうですね。あれは僕もちょっとあげようか悩んだんですよね。
僕は3月だとおいしかったやつはこのクライヌリッシュっていう上流商になるんですけど、97年上流の2023年ボトリングのクライヌリッシュで、実は似たようなスペック2種類出てるんですが、そのうちですね、スリーリバースさん向けの20周年記念のシェリークライヌリッシュですね。
印象的なウイスキーの紹介(1月〜3月)
同じ時期にウィスキーフープさんっていうところからも似たスペックのクライヌリッシュ出てるんですけど、僕はこっちのほうが、あっちもすごくおいしかったんですが、こっちが非常に刺さってしまいまして。
ちょっと3月で一番おいしいボトルって言ったらこれをあげさせていただきたいなと思いますね。
そうですよね。サイレンスバースさんとかのクライヌリッシュはちょっとバーボン系の、というかホグズ編とかの金種のクライヌリッシュらしさっていうのが引っ張りますけども、スリーリバースさん向けはシェリー感が結構強いものでしたっけね。
そうですね。キャラ個性はタルの味わいが違うので、そういった意味で味わいに違いは出てくるんですけれど、非常にまとまりのいいというかですね。
あれはおいしいクライヌリッシュでしたね。すごくいいボトルだったと思います。
あれはもう確かに上がって当然のボトルっていうような。
そうですね。3月では他に面白いところとか何かありましたか。
おいしいというのとはまた違いますけども、って言ったら後編もありますが、大変とっちゃんのバイセンテナリーを飲んでますね、3月は。
おお。
2025年。
全く知らないですね。まず大変とっちゃんがバイセンを迎えていたということも知らないです。バイセンテナリーっていうのは、ちなみに上流書が立ってから200周年記念されたことをバイセンテナリーって言うんですけど、その記念ボトルってことですよね。
そういうことです。25年なんです、しかも。
飲んだことのないスペックですね。
これもしかすると2023年リリースなのかもしれませんが、今年飲んだので一応今年にあげておきます。
はいはいはいはい。
4月のコスパウイスキー
いつなんでしょうかね、大変とっちゃん。
いつなんでしょうね。そういうの別に詳しくないんですよね、我ら。
去年ですね。
あ、去年ですか。
はい、1823年設立だったようです。
なるほどなるほど。
まあ今年で言うとグレンディベットが、
そうですね、バイセンテナリーでしたね。
それは僕もどこかであげようかなと思ってて、
なるほど。
結構コスパのいいボトルだったんで、そういった並びで話したいなと思ってましたね。
ちょっと先の話、先取りになっちゃいますけど、
たぶんどこかで言います。
はい、じゃあどこかで。
じゃあ4月にも行ってしまいましょうかね。
そうですね、行っちゃいましょうか。
4月。
4月で言うとコスパ系、おいしかったかつそこまで高くなかったというので、
ハリーズさん向けのベンノマック2013ですか。
あれはすごくいいボトルですね。
ハリーズさん向けのベンノマックですね。
あれベンノマックの最近リースの中でもかなり好きですね。
あとはジャパンインポートさん向けの14ボーモアですか。
ゴールドパテキュラー。
たぶんあのボトルは今年の紙版機を代表するボトルになったかなと思いますね。
結構日本国内で流行りましたね。
とにかく流行りましたね。
この辺りが僕の中で出てきましたかね。ちょっと紙版機はあんまり飲めてないですけども。
あと4月でおいしかったで言うのであれば、
これもまた品の屋さんなんですけど、品の屋さん向けのバルメナックですね。
バルメナックですね。
1990ミンテージのハンターレインというシリーズでオールド&レアという最上級シリーズがあるんですけど、
そこのラベルで出たもので、これはすごくおいしかったですね。
本当に柑橘メロンみたいなフルーティーさが全力で出てて。
そうですね。マニアックな上流状で、その中のマニアックなスペックで勝ちそうなお値段があるボトルなんですけれど。
あれは非常に良かったなと思います。
なるほど。僕もおいしいボトルの1個に後々上げてますね。
他には何かありますか?
他にはそうですね。結構4月はかぶってるなと思いましたね。
オールドパーティキュラーの2014本は。もうちょっと喋りたいなと思ってましたし。
他に言うのであれば、そうですね。4月はこんなもんかなという感じですね。
4月ぐらいになってきますと、13のボーモア。ドイツ向けの10年ですかね。
はいはいはい。
あれはとても好きでしたね。コスパいいんですけども、中身としてもすごい良くて。
あれは、ええ。
僕の中で今年代表するボトルなんだって言われたら、あれはわかりません。近年ボーモアっていうところで。
そうですね。ボーモアつながりでやっぱり2013、2014とかのあたりは、今後のために押さえておいてもいいビンテージかなっていう感じですね。
そうですよね。忘れちゃいけないボトルがありまして、元半島支援になったボトルとして一応ボトルをかかわらせていただいたので、09のモートラックですね。
5月の特別なウイスキー
なるほど。そうですね。ダイヤリーさんが地元金沢ということでチャリティーボトルとして出されたやつですね。
そうですね。コプリックウイスキークラブとして関わらせてもらいました。いろんな方々が関わっているボトルでございますが、そのうちの一人として関わらせてもらいましたので。
それはちょっと、これに関してはもう言わなきゃいけないボトルですからね。
そうですね。本当に皆さんのご協力のおかげで、わざかばかりですがっていうのもあれですが、支援っていうのをかなりウイスキーを通じてできたかなと思ってますし。
そうですね。めでたく完売もされましたしね。
本当に関わってくれた、特にモルトヤマさんとウイスキーフープさんにはもう頭が曲がらないですね。
そうですね。本当にいいことだと思います。
今後よっぽどのことがない限りボトルは出さないだろうなと思いましたけども。
やっぱり大変だったんですか、ボトル出すのって。
いえいえ、いろんな方が手伝ってくれたので全然大変じゃなかったというよりは、すごい手伝っていただいたのであれですけども。
そんなにボトル出したい欲とかはそこまでないんですけども。
今回はあえていろんな方にお願いをしたというような経緯ですので。
そうですね。有事でしたね。
ウイスキー飲むときもちょっとやっぱりこの頃って心理的にいいのかなと思いながら飲んでたんですけども。
それはそうですね。
こういうウイスキー通じてやらせていただいて、なんとなく後ろめたさがない感じっていうのは良かったなと思ってます。
そうですね。
あとはそうですね、すごい爆発的だってわけではないですが、地味に結構広がってた人気ボトルとしては、ゼニッシュさんの17周年のラフラフロイグ、アンアイラッドという容器ですが、93の29年で東京の金座のバー、ゼニッシュさんの周年ボトルですね。
あれも結構話題になったんじゃないですか。
あれも話題になりましたね。すごく、あれもなんていうか、マニツーム系のボトル味わいのラフロイグで、あれは僕もちょっとあげようかなと思ってたボトルでしたね。あれ美味しかったですね。
6、7万しましたよね。
そんなスタンドですか。
確か、はい。
そんなスタンドだ。いやそれは高いな。
まあでも仕方ないですよね、と。
まあ仕方ないですね。今はウィスキーの値段が上がってますから、まあ仕方ない。
93ラフなら仕方ないですねとは思って買いましたが、安い値段では当然ないわけですね。
ないそうですね。あと5月、5月で、これは5月リリースじゃないというか、最悪今年リリースではないかもしれないんですけど、ちょっと言いたいだけなんですけど、ちょっと言っちゃうんですけど。
僕5月にですね、アムルットのトリパルバっていうのを飲んだんですよ。
インドのアムルットですね。
インドのアムルット上流所っていうところの、アムルット上流所って2回上流で基本的に作ってるんですけど、このトリパルバっていうのが3回上流してるっていうちょっと変わり種アムルットだったんですね。
で、何の気なしに飲んだんですが、非常に美味しかったです、これ。
そうなんですね。
これは今でも普通に買えるので、ただちょっと高いです。ちょっと高いんですけど、手に入るボトルという意味ではすごくいいんじゃないかなと思いますね。
売り系のフルーツの香りが強く出てて、アイリッシュウィスキーのトロピカル感が好きな人とかだったらちょっと刺さるんじゃないかなっていうような、ジェネリックアイリッシュ的な感じの楽しみ方ができてですね。
ちょっと1回これは言っておきたいなと思って、ちょっと出させていただきましたね。
美味しいアムルットって言うとですね、僕の中ではグリーディーエンジェルスっていう。
グリーディーエンジェルスっていう、存じ上げてますよ。
はい。
存じ上げてるというか、僕持ってましたからね。
10年の方ですか。
あれに関しては、10年の方です。大昔にモルトヤマっていう酒屋で買ったんですけど。
さすがですね。日本の入荷本数18本とかでしたよね。
そんな少なかったんですね。
で、46%と71%でしたっけ。
そうですね。なんかすんごい圧倒する高さがついたやつですね。
71%は50mlなんですよね。で、46%は700ml。
ただ本体はという話なんですよ。
本体はどちらでしたっけ。
本体は圧倒的に50mlの方ですね。
あのグリーディーエンジェルの本体であるですね。
50mlしかついてない小さいボトル。
加水46%まで加水されてないあのアムルットは伝説のアムルットですよね。
あれはめちゃくちゃ美味しかったですよね。
なんか加水すんなよって思ったくらい本当に。
トリパルバはまた違う系統なんですかね。
全然違う系統ですね。
あんなに濃密じゃないです。もっとライトですね。
なるほど。ライトライトなんですね。
でも非常に美味しいですね。
グリーディーエンジェルは僕実は今年の100万石ウイスキーフェスタに持って行ってるんですよね。
そうだったんですか。
そうなんですよ。
またマニアックなことしてますね。
で、最後のボトル。
もちろん50mlの方は残ってなくて700mlの46に加水したやつを持って行ったんですけど。
全然面白いボトルだよって言ってブースに並べたんですけど、あんまりみんなに刺さらなかったらしくてですね。
印象に残るボトルの紹介
ちょっとヘリが悪かったのとボトルの形状が特殊で持ち帰るのが大変だったということでですね。
モルト山っていうところに勤めていらっしゃる橋北さんという方にボトルを譲ってしまいました。
なので家にはもうないですね。
今考えたらあれはちょっと酔っ払ってないとできないことだったので。
若干やっちまったなと思ってるんですけど。
フェスあるあるですね。酔っ払った勢いでなんか。
フェスあるあるですよね。
まあいいよいいよって言って。
なるほど。やってしまわれたんですね。
譲っちゃいましたね。やってしまいましたね。
あと5月で飲んで、ちょっとこれはなんかもしチャンスがあれば飲んでほしいみたいな気持ちのボトルが1本ありまして。
はいはいはい。
まあ言ってみれば90sバーさんのタリスカですね。
シークレットスカイっていう風に表記されているゼロサンのタリスカなんですけど。
なるほど。
これシナノヤさんからですね、90sバーっていうバー向けにですね。
神戸のバーですね。
神戸の90sバーさん向けにですね、5周年記念のボトルとしてリリースされたんですね。
タリスカっていう上流商は基本的にちょっとピートを炊いていて、
若干スパイシーな、特に後半飲むとスパイシーな胡椒のようなですね。
スパイシーさがあるのが特徴のシングルモルトなんですけれど。
このタリスカは面白いことにアンピーテッドのタリスカなんですよ。
なるほど。
アンピーテッドタリスカ作ってるんだなっていう段階からして既にちょっと謎スペックなんですけど。
すごく美味しいんですよね。
でもなんとなくピートも感じちゃうみたいな感じの、色々ちょっと面白い感じのボトルだったので。
見つけたら90sバーさんのアンピーテッドタリスカありますか?みたいな感じで聞いて飲んでもらえると。
ちょっと面白いかもしれないですね。
記憶が正しかったらですが、ノンピーテッドとアンピーテッドって違うんですよね。
そうなんですか?ちょっと教えてください。
どっちだったっけな。確かカリラとかタリスカもそうですけども、アンピーテッドって書くと、
ピート使ってない爆画で炊いてますよっていう爆画ですよっていうただのイメージで、
ノンピーテッドはそもそもピートがないですよっていう話だったような気がしますね。
違ったかな。つまり蒸留機にちょっとしたピートの味がついてたりするじゃないですか。
だから出てきた原子がピートがないよとは言ってない。
なるほどアンピーテッドの方は。
爆画がアンピーテッドって言ってるだけでっていう話を聞いたことがあります。本当かどうかは知らないです。
じゃあピートが炊かれてないにもかかわらずピートを感じてしまったところで別に不思議ではないと。
それは普通だと。あくまでピートを使ってない爆画で炊いたと。でもそれでもピートな気がしますよと。
ハリスカーの個性の一つの故障、余韻の故障っぽい感じとかっていうのは若干ピートから来てるのかなと思ってたんですけど。
これはもしかしたら原子の個性なのかと思ったりとかしてですね。
いろいろと面白かったボトルって意味で紹介させていただいたんですけど。
カリラの魅力
なるほどなるほどって感じですね。
ナイティースバーさん、バーもすごいいいですからね。
伺ったことがないのですよ。
2回だけ行ったことあるというか先月も行ってきたんですけど。
めちゃくちゃ内装もやばいですよ。いろいろとすごいです。
いやいいなあ。
超オシャレですよね。
神戸ですよね。神戸から行きたいな。
神戸のちょっと坂を上がっていくんですよね。
メインモルトさんとかよりもちょっと上の方にあるんですけど。
同じ地域ですか?サンドミア。
サンドミアのメインモルトが徒歩5分6分くらいじゃないですかね。
近いですね。
というところにあるんですけど。
ぜひお店もすごいいいとこなので行かれてみてはいかがでしょうかと。
そうですね。それはちょっといいですね。
PBとか詰めてるボトルも結構面白いのが多いという印象ですかね。
はい。なるほど。
結構シナノヤさんと京都ファイン&ワインスピリッツさんとのコラボが多いイメージです。
なるほどね。そうかそういった系統で確かに仲がいいということなんですね。
そうですね。ハーバー神戸も実行委員長されてますけども。
やっぱりシナノヤさんと秋元さんとおじさんとの関わりが深いというイメージを持ってますね。
なるほど。
あとは5月ですね。僕の方から5月は最後にしようと思うんですが、
1個いいなと思ったボトルがありまして。
これはカリラなんですけど。
アイラモルと繋がりで。
アイラモルと繋がりで足りなかったので繋がってないですか。
カリラなんですが、ゼロニーのカリラ。
ゴールド&マクファイルから出てたこのJays Barさんの30周年記念ボトルですね。
これはすごく正統派でレベルの高いカリラで、きちっと21年熟成なんですけど、その熟成感もちゃんと出ていて、
これは5月に飲んだボトルだったら僕はこれが一番好きだったなと思いますね。
なるほど。森戸山さんと関わったボトルですね。
そうですね。
いいボトルでしたね、あれも。
特別なクラガンモア
すごくいいボトルでした。本当にいつまでも飲んでいられるような、非常にいいボトルですね。
このボトル掘り下げたらちょっと時間が足りなくなってしまうので、今回は無くなるスキップをして6月に行きましょうか。
そうですね。6月はですね、今年年内飲んだ一番おいしいボトルは僕は6月に飲んでます。
これはもうこれしかないだろうっていうボトルがあるんですよ。
そんなに期待値上げて大丈夫ですか?
大丈夫です。もう絶対大丈夫。これは今年飲んだボトルの中で一番おいしかったのでもあるんですけど、
クラガンモアって上流書なんですが、
これは1985年上流のクラガンモアで、2023年ボトリングなんですね。
これはオフィシャルのボトルから出ているんですけれど、その中でもですね、特別な顧客にしか売られないカスクオブディスティンクションっていう、
店頭に並ばないシリーズがあるんですよ。
そのシリーズから、香港のウィスキーフェローズさんと、あとはドイツですかね、ウードラムクランさんと、
あとは京都ファイン&スピリッツさんがですね、日本の、組んで、国内にも京都さんが入れてくれたというですね、
もう本当に本当においしいクラガンモアがありまして、
今年飲んだボトルの中で一番おいしいボトルは何?って言われたらもうこれです。
なるほど。それはそうでしょうね。
それはそうですよね。
なお、お値段は。
お値段は、いかでしたっけ、20万円ぐらいですよね。
30、20何万でしたっけ。
そんなしましたっけ。ごめんなさい、僕がこんだけ言っておきながら、高すぎて買えなかったので、家にはないんですけど。買いました。
38万5千円。
38万5千円って。
ちなみにまだ買えます。
どこで買えるんですか。
篠野屋で買います。
まじっすか、ちょっとやめてくださいよ。
篠野屋さんに。
いやいやいやいやいや、本当に38万円って旅行して帰ってこれますからね、海外。
いやでもおいしかったですよ。
これは価格の価値をどう捉えるか問題はともかくとしてですよ。
こういうボトルはなんかコスパ云々とか言っちゃいけないんです。
そうですね。
こんな云々万とかするようなボトルはコスパで語っちゃいけないんですよ。
はい。
うまくて当たり前って思うかもしれない。
飲んだことない人は、そんな金額のボトルうまくて当たり前だろうと。
いや当たり前じゃないんだってことも含めて言いたいんですけど、もうすごいおいしかったですね。
失礼しました。
もうなんていうか、ウイスキーのおいしさが詰まりに詰まったボトルなので、何かの機会にですね、ちょっと興味が。
おいしいウイスキーに興味がある人はですね、ちょっと絶対に是非飲んでもらいたいっていうボトルがとりあえずありますね。
6月は僕はもうこれ言えばもういいんじゃないかなっていうぐらいですね。
気持ち的にはもう。
なるほど。
まあそういうボトルはやっぱり人生で味わわなきゃいけないですよね。
そうですね。
なんかああいうのを飲んでいる途中ウイスキー好きになってよかったなって思いますね。
なんかそういったボトルを飲む機会に恵まれる恵まれないっていうところもあるかもしれないですし、なんでこんな高いんだろうって思いながら飲むのと、これはこういうボトルだからっていうのを分かりながら飲むっていう点でも若干違うのかもしれないですね。
まあいいのかもしれないですね。
そうですね。これは飲んでみたいボトルですね。
そうですね。
6月というか。
これはすごくいいボトルなので。
6月で言うとですね、僕は僕でいくつかありまして、カルバドールさん向けのグレンカダムですね。
ああ、あれはいいボトルでしたね。
まあ近年シェリー系のお手本みたいな感じのボトルですね。
グレンカダムいろいろ出てますけども、個人的には一番好きなのがこの最新の最終のなんですかね。和紙カラーですね。
熟成が17年と何本か出ているボトルの中では一番短くはあるんですよね。
そうですね。でも一番好きでしたね、僕は。
あれは美味しかったですね。
あとコスパ系で言いますと、クライヌリッシュが2つあるんですけど、1つはHOOP向けのエリクサーディスタリーの2011年ですね。
これは結構良かったですね。1万7000円ぐらいでしたっけ、関連価格ぐらいで。もうちょっとしたかな。
あれは非常に。
あのボトルは非常に、僕も確かにコスパいいボトルだったら何って言われたらそれになっちゃいますね。
でも華やか系のボトルですけども、とても良いというところですね。
もう一つが、これ飲まれてないかもしれませんが、イスラリーズコレクション、スコモルさんとかが出しているシリーズのシークレットハイランド山猫のラベルの2010のクライヌリッシュですね。
全く飲んでないですね。
印象に残ったウイスキーの特徴
これ1万6000円ぐらいだったと思うんですけども、言ってみればクライヌリッシュの華やかさプラス、エドリントン系のシリーズですね、一言で言うと。
なるほど。
で、あれを良しとするかダメとするかは人によると思うんですが、僕の中では結構良くてですね、とりあえずスコモルの在庫全部買いましたね。
すごいですね。
札幌で飲んで結構良かったので。
全部買いましたか。
あとなんか4本しかないって言ってたんで。
これは好きでした。
エドリントンシェリーがあんまり好きじゃないっていう人はいいんですけども、そんなもんじゃないで終わるかもしれませんが、僕の中では結構良いシェリー感ですかね。
このクライヌリッシュに合わさるっていうのがあるというような印象ですね。
確かにボトラーズじゃないと組み合わされない組み合わせになりますもんね。
エドリントングループのシェリー感といえばやっぱりマッカランやハイランドパーク、あとはアベラワーなどになりますけれども、それがクライヌリッシュはディアジオ系の定理状になるじゃないですか。
アベラワー違いましたっけ。
アベラワーはシーバスじゃないですか。
失礼しました。
マッカランやハイランドパークのようなシェリー感ですね。
あとはタメデューですね。ごめんなさい。
多分よくわからないですけど、トバモリーとかもなぜかエドリントン系のシェリーの味がすることがたまにありますけど。
そうなんですね。
フープの0.6トバモリーとかも若干エドリントンらしさないですか。
確かに。
あの系統ですね。
言われてみたらっていう感じです。
エドリントン系のシェリーですね。
あれのクライヌリッシュ版というイメージです。
なるほど。
それを1万3、4千円で買えたとして、それがいいと思うか大事なことないと思うかっていうのはあなた次第みたいな、そんな感じです。
いやいやいやいや。マッカランのオフィシャルボトルが今もうそのぐらいしますからね、12年が。
そうですね。
そうなんですよ。
マッカランのオフィシャルボトル買ってる場合じゃないですからね。
なかなか。
あと6月うまいボトルでもう1個ありました。
ラフロイグのエリクサーディレクターズチョイス27年。
あれは本当にこれですね。
僕気がついたんですよ。飲んでないということに。
そうなんです。
そうなんですよ。
これは僕は札幌で飲んだんですけども、すごい良かったです。
俺飲み逃してるボトルなんですよね。
やっぱ美味しいんですね、あれ。
俺はさすがにうまかったです。
いやー。
10何万でしたっけ?
それはまだそういう金額かー。
そうなんですよ。金額は結構きついんですが。
高いんですよ。本当にお酒が。
あとはですね、これ去年のリリースでしたっけ?
92のダルモア3リバース向け。
ちょっと覚えてないですね。
今年飲んだんですが、これは今年リリースだったら南国フルーツですね。
そうなんですか。ダルモアで南国フルーツは非常に興味がありますね。
ブロッサムズのダルモアっていうのが一気に話題になったと思うんですけども。
あれだいぶ前ですかね。
あれも南国系ですが、
この92ダルモアですね、とりあえず10何万するんですよね。
そんなにするんですか。
ダルモアで南国果実の味わいが出るボトルっていうのはやっぱり結構高級路線というか、ある程度熟成が長くて。
そうですよね。
じゃないと出ないんですよね。
なのでそういった意味で非常に興味があるなっていう感じですね。
ということで振り返ってきましたけども、まあマニアックでしたね。
ボトルの振り返りと今後の期待
前半想像以上に濃密でしたね。
後半はもうちょっとゆったりすることを期待してますが。
まあでも1年1回ぐらい振り返っておきたいなっていうのは毎年思いますよね。
そうですよね。
こういうボトルかなっていうのは本当に思うところたくさんあるので。
やっぱり振り返ってみて、ああこういうボトルあったって思い出すボトル結構ありましたし。
その時こんなことあったなっていうのもやっぱりいろいろありましたからね。
いろいろと語り尽くせないことありますけども、またそれは次回に1年を振り返ってというところにしていきたいなと思いますので。
そうですね。
皆さんもぜひ振り返っていってください。
だいたいXSNS界隈で今年飲んだウィスキー振り返るハッシュタグとかありそうなので、それに追従できたらいいんじゃないかなと思っております。
皆さんぜひ振り返ってみてください。
ということで、今回はここまでといたします。
お相手はウィスキーラバーズライアリーと
ドリンカーズラウンジでした。
ありがとうございました。
ありがとうございます。