ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーのつながりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな向け2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて、地域ままに語る番組です。
ということで、よろしくお願いします。ウイスキーザバーズダイアリーです。
よろしくお願いいたします。Drinkers Loungeです。
今回ですが、ちょうど今日は収録日が2月3日で、おそらく公開される頃とだいぶ時間が空くんじゃないかなと思うんですけども、
ちょうど2月3日といえば、Jays Barの初代マスターの橋村さんの目にちですね。
そうですね。
この年で一周期になりましたね。
はい。先日一周期を一度迎えまして。
3日が目にちでしたっけ?
3日が目にちなんですよ。
なので、収録している今日がですね、まさにこの目にち収録になるわけなんですけども、
このJays Barに行った仕事終わりですぐに行って、ある程度飲んでですね、いろんなお話をして、
収録なのでとかって言いながら、帰ったり、2人で撮ったりしてるんですけどね。
Jays Barでもウイコネが収録が当たり前になっている、ちょっとビクッとするんですか。
ありがたいです。
そうですね。皆さんに聞いていただけるっていうのは本当にありがたいんですけども。
いろんなネタももらったりとかしつつも、せっかくなんで。
せっかくなんでJays Barの雰囲気ってどんなんだろうっていうのを少し何か話せたらなと思いまして、
常連かなりって一体なんか、今日はとても常連らしい雰囲気だったんですけど、
何が居心地いいのかっていうのを教えてもらえたらなというふうに思ったりしてます。
そうですね。確かに以前ダイアリーさんもシャムロックさんっていうミッド原稿製品と呼ばれているバーの紹介をしたっていうのもあるんで、
今回もちょっとそういった流れも組みつつですね、
僕の方からJays Barっていうのはどういったウイスキーバーなのかっていうのをちょっとある程度ご紹介できたらと思います。
それは思い出話の周りでいろいろできたかなと思っております。
そうですね。取り留めのない話になりますが、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
どうでしょうか。今日の様子から聞けば。
そうですね。2月の3日、昨年の2月の3日に初代マスターの橋村はじめさんがおなじみになられてしまいまして、
そこから昨年本当に様々な運営を曲折というか、本当にもうJays Barをがむしゃらにひた走りましてですね、こうやって一周期を迎えることになったわけですね。
今日は常連さん以外、新規のお客さんは入れないという割と特別な形の営業をしていまして、基本的にもう椅子は全部撤去。
スタンディングで。
メニューも特殊で、普段のメニューではなくてですね、だいたい飲めるボトルはあらかじめ決まっていました。
じゃあボトルが決まっているというより、ハイボール1000円、チェイサーのビール1000円、あといわゆる通称3倍セットと言われているボトル群の中のものは全部1000円。
なるほど、なるほど。
というような形で、都度都度飲みたいときは都度都度お金を払うっていうような感じで、あとはその常連の方々、皆さんからの持ち寄りのボトルがいくつかあったりとか。
そうだったんですね。
僕自身も全部を楽しんでいただき、楽しんできたわけじゃないんですけれど、本当に意外と静かに始まって、8時ちょっと過ぎぐらいに僕伺ったんですけど、ゆっくりと静かに始まって人が増えてくるに従ってどんどんワイワイとして、今は多分大変なことになっているんじゃないかなと思っています。
3日明けるまでやるんですかね、今日は。
そうでしょうね。今日は多分このお会計の感じからしても、多分みんなもうぐでんぐでんになるまで飲むんじゃないかなとも思いますね。
まあそうですよね。
なんかあっという間ですね、1年っていうのも。
早かったですね、気が。
つい最近、いやちょっと前まで橋村さんと会ったような、なんかそんな雰囲気というかそんな感覚でしかないので。
そうですね。J's BARの初代店主である橋村さんというのは、ウイスキー界隈というか、シングルモードが好きな人たちの中でもモルト・ザムライっていう名前でも知られている方で、ブログとかもYouTubeとかも始めていたので、検索すれば映像はたくさん残ったりしていますね。
ボトルもありますしね。
メガネ、内緒はサングラスの白髪、髭面の陽気なおっちゃんなわけなんですけれども。
そうですね。
名言も多いですしね。
そうですね、いろいろと。
昔は20人ぐらい前ですかね、僕が多分ウイスキー飲む前からブログをやってらっしゃったんですよね、きっと多分前から。
そうですね。
で、テイスティング系のこと書いてあったりとか。
で、多分日本国内でまだウイスキー人口が少ない時代にシングルモードのテイスティングとか載せていって、界隈のトップランナーの一人だったというような認識なんですけど、そんなようなものでしょうかね。
そうですね、彼自身はおそらく、彼自身もというかですね、本当にウイスキーに感銘を受けてバーを始めたっていうようなタイプの方ですね。
それを本当に昔からやってらっしゃって、今に至るまでずっと続けていた方ということになりますね。
ウイスキーとは何ぞやみたいな、そういったお勉強とかお作法的なこと以上に、自分自身が飲んで感じたことを何とかして答えるために、その言葉を紡ぐということに。
紡ぐということですか。
非常に注力していた人だなと僕は思いますね。
そうですね、難しいことに傾倒しすぎるなみたいなニュアンスのことが多かったりとか。
そうですね。
前の回でもありましたけども、人生の勉強をウイスキーを通して行うみたいな、そんなニュアンスに近いような感じでしたかね。
そうですね、本当に学問とかお勉強とか、教養としてのウイスキーっていうような視点ではなくて、ウイスキーというのは非常に楽しいものであるっていうことをですね、バーテンダー人生を通して伝えていた人だなと僕自身は思ってますね。
もしくはというか、普段はただのヨーロッパラインなんですけども。
そうですね、僕がそんな関わりすごい深いわけではないっていうのはあるんですが、一元的にこうってくくれない感じがありますよね。
そうですね、例えばその都内には池袋のジェイズバー、池袋にあるわけなんですけれども。
例えばもう少し古いボトルだったりとか、高額なボトルだったりとかっていうのを担当いているバーだったりとかですね、スコットランドから直接買い付けたりとかお客さんが買ってきてくれたりとかするっていうようなバー全然あるんですけれども。
そうではなくて日本国内で流通しているある程度手に取りやすいボトルをそのバーの商品の主軸に置いていて。
有名なのは3倍セットというセットが今もあるんですけれど、対象のボトル山のようにある対象のボトルから3倍選んでいつも行って描くみたいな。
特徴的で海外の輸入とか多くなった昨今でも、そこまでやっぱり国内の流通がメインで海外の直輸入とかあんまりしなかったっていうのもあえてやってる感じがしましたよね。
そうですね本当に直輸入してたのはお客さんとかに本当にとの話の間で僕ちょっと今回これ買おうと思うんですけど橋村さんいりますかとか本当そんな感じで始まるようなことでたまに入ったりとかっていう感じだったので。
なんか裏を読むと酒屋さんとかインポーターさんもすごい大事にしているからこそそんな風にやってるのかなっていうような印象を受けたんですけど。
まさにそうだったんだろうと思いますね。とにかくちょっと変わったこのウイスキーを詳しくなろうっていうような時に十分チェイズバーでも詳しくなれるんですけれど、まず皆さんが考えるようなちょっとお勉強をしてとかっていうところとは少し違ったところに立ち位置のあるバーとバーテンダーでしたね。
いや本当にそうだと思いますね。僕やっぱりここ地方都市で、ジェイズに4年間行ってなかったんですかね。
たぶんコロナ前の2020年の秩父の前日の時にジュニアさんがいらっしゃって、っていうのが僕がコロナ前に行った最後なんですけども。
で、そうですね。そこから4年経って、なんかいい意味でやっぱり、なんか違う場所になった。
違う場所になりましたね。
でもやっぱりそれはお店にとって必要なことで、やっぱりこうお店が続いていくっていうことですごい必要なことですし。
なんかまあそこで前の感覚でちょっといて、なんかこう若干僕ソワソワしてしまった自分がいたのも事実なんですが。
いやなんかそのウイスキー、飲み手の歴史みたいなのが仮にあるんだとしてですね。
日本のウイスキー10年史15年史とかみたいな感じの飲み手視点から見ると、やっぱり現行のボトルの本数は増えているけど、
ビンテージも分からないし追えなくなってきたっていうようなことで、その情報に空白が生じた時期っていうのがあったの分かりますかね。
分かりますよ。その情報の空白。何というか、なんか前みたいなトレンドを追うっていう飲み方じゃなくなったと。
そうですね、そういうことですね。2000年代初頭だったり2010年代初頭、コロナ前ぐらい、コロナ前はちょっとあれ言い過ぎですが、2010年代初頭ぐらいまでであればリリースされたボトルのビンテージが主に70年代80年代90年代ぐらいのボトルが多くなったわけなんですけど、
結局そういった同一のビンテージというのが比較的たくさんリリースされたことによって、ウイスキーのビンテージによって味が違うということが広く周知されることになるわけですよね。
そうですね、いろんなそういう人がそういうとこに着目して飲んで、コロナ前は多かったですよね。
ウイスキーがにわかにブームになってきて、そういった古いビンテージがゆっくりゆっくりと市場から姿を消して、ビンテージが90年代の最後半、ないしは2000年代以降に切り替わるぐらいのタイミングから、今まで誰も飲んだことがないビンテージをみんなが飲むような時代に突入し始めるんですよね。
なるほど、2000年代以降からこのビンテージってなんだっけっていうのがわからなくなってきて。
そうです、わからなくなってくるんです。そういうふうになった時、なってるあたりぐらいから飲み手の新陳代謝がゆっくりゆっくり行われ始めてきたと思ったんですけど。
飲み手の新陳代謝。
その飲み手全体の、ただ昔のボトルを飲んでる人たちは今まで自分たちが飲んできた、過去飲んできたボトルと現在、その当時になりますけど流通していったらボトルの味わいだったりとか価格だったりとかですね、さまざまなところからですね、ちょっと高くなっているとかですね。
飲んできたものと味が違っているというようなことだったり、熟成も短くなっていると思うとかですね。
そういったことがあって、少しウイスキーから以前飲んでいた人の一部が離れたりとかすることがあって、代わりに新しい人たちがウイスキーに魅力を感じて入ってきてくれる人たちが増えたわけですよね。
それが入れ替わったと、古いから飲んでた方々が一部ドロップアップとして新しい方が入ってきたのがちょうどコロナ禍。
コロナ禍より少し前ぐらいからですね、2016、7、8ぐらいかなと思っているんですけど、個人的には。それで2019、20の。
緩やかに。
そうですね、緩やかに。
でも2015、6ってまだウイスキーフープが始まったばかりのイメージなので。
なるほど、確かにそうか。
その時はまだ高いよね、やばいんじゃないのウイスキー界隈これからっていうような危機感だったと思うんですけど、2018年から20年ぐらいだと僕は思ってますね。
ちょうどこれは、くしくも別の要因ですけど、松木先生のブローの更新が毎日じゃなくなった時ぐらいだと思うんですけど。
なるほど、なるほど。
これは松木先生がドロップアップとしたのではなくて、これは別の理由で松木先生は引っ越されたっていうところが原因なので、ただ偶然ですがあの時期だったんじゃないかなと。
確かにそうですね、感覚が間違ってますねそれは確かに。
2018年から2019年ぐらいんじゃないかなと。
そうですね、本当にコロナ直前だったんですねよく考えたら。
うん、と思うんですよね。
コロナが2019、20っていう感じなんで。
僕が、これ多分第1回第2回あたりの収録、第2、3回ですかねのウイスキーの10年ってところでもちょっと言いましたけども、今改めて振り返ると、コロナ禍で地方都市にいた僕は取り残されたと思ってたんですよ。
なるほど。
でも蓋を開けてみたら、それは東京にいるような最先端のウイスキーバーですら同じ状況が起きてたと。
そうですね、本当にその通りです。先ほどまで飲み手が緩やかに交代していった飲み手の年代の若返りなのかもしれないですが、古い飲み手がゆっくりゆっくり少しずつ去っていって、代わりに新しい飲み手が出てきてっていうふうなことが行われた結果、情報の断裂がそこで起きたんですね。
明確な断裂というか一番大きなひび割れが入ったような気がしますね。
たぶんとどめを刺したのはコロナなんですけど、そこに。
そうですよね。
今までそのヴィンテージの特徴であったりとかを追いかけて言葉にしていたような人たちっていうのが知っている人の数が減った結果、そういった情報の蓄積だったりとか、現場で話されるそういった言葉数が少なくなってしまいまして。
そうですね。
そうなんですよね。
コロナがそれにとどめを刺して、それが僕のさっきちょっと言った情報の空白の期間というのになるんですけれど、このヴィンテージのこのボトルはどういった味わいなんだろうみたいな。
空白のところ、県外から出てウイスキーを飲む機会がなかったので、タイムスリップしたような感覚なんですけども、2023年ぐらいですか4年かなに、J'sバーとある東京の有名バーに行った時にですね、客層がガラッと変わってて、何ですかね、J'sバーの熱気ってすごい良いなと思ったんですよね。
そうですね。あれは本当にいい意味で、そのお客さんがあるし若返ったことによって、要はみんな本当に変に忖度しないで、自分の思ったことを言える空気がそこもありますし、もともとある程度あったんですけどね。
で、別に正解間違い、正解がない状態に今突入しているので、そういった熱気はちょっと他のバーに比べてもかなり渦巻いている感はありますよね。
なるほど。逆に僕はそこまでJ'sバーにやっぱり最近も行けてないので、あんまりこうなんというか、お客さん同士のコミュニケーションに入っていけないんですが、でもあの熱気は旗から見てて楽しいですよね。嬉しいですね。楽しいというか嬉しいのかな。
なんかこういう場所が日本にちゃんとあるんだっていうのは嬉しいですね。
そうですね。いや僕も本当に。
あの感じって僕やっぱ結構衝撃受けたところで言うと、台北のウイスキーバーに平日に行った時に、夜中12時ぐらいに平日なのに若い人たちがバンバン飲んでるんですよ。
でみんなウイスキーシングルモードと飲んでて、で日本から来たんだつって。でなんか英語で片言の英語で言ったら、じゃあいいもん出してやるって。なんかクソ高いポートエレの木箱を出してきて、で鍵がねぇどこ行ったんだつって、ごめん開かなかったとかっていう話をバーナマスターにしてもらった記憶があるんですが。
なんかあの熱気ですよね。バーテンダー大量に行って、客もたくさん入ってみんなウイスキー飲んでるっていうのが、台北はシングルモードすごいですからさすがだなと思ったんですけども、あれに近い熱気を感じることができれば、多分全国でも日本では少なくいいと思うんですけど、
チェーズバーは平日でもそういう雰囲気があるなというふうに僕は思ってるんですよね。
はい確かに全然ありますね。もう全然ありすぎて、なんか後半の方とかもう酔っ払いのソークスみたいになってる。毎日。
あれはその池袋っていうニッチもあるんでしょうけど、そことうまくマッチしたというか、他にもね池袋っていろんなバーありますよ。
例えば僕行ったことあるバーだったらナディウラさんとか、もうすごく落ち着いた感じで、ちょっとこうなんていうかホッとする感じのバーですけども、これは怒られるかもしれないけど、池袋らしさっていうところで言うとチェーズバーですよね。
まあ確かに確かに。
よくも歩くのもごちゃっとしてる感じ。
圧倒的にそうです。
あれがいいんですね。
新宿でも渋谷でも銀座でもないって、これが池袋だみたいな感じ。
やっぱファジーな感じで、駅から降りた時のあの空気感ですよね。あの空気吸った延長線上でドンキーを右に見ながら、右手見ながらこうスッと入ってくる感じとか、なんか立ち食いそば食うかみたいな感じの、あの感じの池袋とウイスキーがマッチしたのがチェーズバーな気はしますよね。
確かに池袋の駅からの空気そのままの店ですからね、よく考えたら。
温まったまま行くって感じですね。池袋来たぜみたいな、サンシャイン通りみたいな雰囲気のまま、なんか通りが違いますけども、あの感じのまま吸っていく感じですよね。
そうなんですよね。だから非常にあそこは僕個人としては非常に居心地が良くてですね。
なるほど。
ただ別に全部が全部完璧なわけじゃないんですよ。言ってみたら別に。
例えば現行のウイスキー勉強しようと思って、別にあそこでかなりのことを学ぶというか知ることができますし、
自分自身がなんでウイスキーが好きなんだみたいなこととかにも考えたりすることのきっかけとかにもなりますしね。
自分の中での趣味を深めたりするきっかけにもなります。そういった意味で非常に良いですけれども、
例えばじゃあ都内の他のバーと比べてじゃあ明確に弱いところがあるかと言ったら、もちろんありまして、一つはオールドボトルが少ないというところ。
どこからオールドにするかっていうところは。
そうですね。お店の奥の方には意外とというか、例えば10年前、もう20年ぐらい前とかもあるかもしれないですが、そういったボトルが全然ないわけじゃないんですよ。
20年前って言っても例えば2000年代ぐらいのリリースとかになるわけですけど、
それよりさらに古いボトルで、ある種、世界的に評価が確定して、今一本新しいボトルを手に入れようと思ったらかなりの高額なボトルになってしまうような、
例えばマッカランのオールドボトルだったりとかわかりやすいところがあると。
あとそれ以外にも本当にラフローイグだったり、スプリングバンクだったりとか、有名ところのオールド、非常に古い60年代、70年代とかのボトルがたくさん置いてあるかって言ったら、そんなことはないですよね。
確かにあとはジャパニーズウィスキーは、山巻と白州はほとんどの場合においてないですね。
確かに。
ジャパニーズウィスキーすごく実はその場は強い場なんですけど、どちらかというと新興ジャパニーズは非常に豊富です。
山巻と白州は。
そうですね。足しげく通ってボトル手に入れてますからね。
なるほど。
ジャパニーズの用意値も少ないですね。そういったメジャーところ飲みたいってなると、結構飲めるものがなかったりとかするので。
確かに。
そういったところは確かにちょっと弱いかもしれないですけれども。
言われてみるのって感じがしました。
そうですね。
そっか。なんというか僕の中ではですね、よくも悪くもイヤーブックみたいなミスだと思ってるんですよ。
はいはいはい。
伝わりますかね。
いやわかります。ほんとそうですね。
そこはイヤーブックだと思ってるんです。
うん。
なのでそのイヤーブックをどうやって公約するかっていうのは、モルトリスキーイヤーブックっぽいんですよ。
はいはいはいはい。
わかりますかね。
そうですね。いやわかりますよ。ほんとまさにその意味で最初捉えましたから。
なんというかよくも悪くも飲み手の中の層別にギャップがあるお店というか、イヤーブックって初めて飲む人とかちょっと飲み始めた人が見ても面白いなと思うし。
はいはいはい。
で僕らが見る視点はまたその人とは違うだろうし、であと製造とかそういう人が見る視点だとまた違うと思うんですよ。
というように見る人にとって手に取る情報がだいぶ違うっていうのがああいう資料集的な特徴がイヤーブックにあると思うんですけども。
そうですね。年間の傾向みたいな本当に今年はこれが流行ったよねとか、あと昨年と違ってこんなボトル出てきたよねとかっていうことも俯瞰的に足しげく通ってると俯瞰的に見ることもできるようになりますね。
でもそれをどう感じるか結構委ねられてるので。
そうですね。
でもまあそれがなんていうか、Jay's Barの良さでもあるんですよねきっと。
そうですね。他のお店でもそしてそんなことはできないわけじゃなくて全然他のお店でも全然できるんですけど、
その視点が比較的広めにというか、変に深いっていうこともなく、ただ一定レベルの深さを保ちながら割と広くボトル自体を網羅してるので、回転が非常にいいですからねあそこは。
すごいですよね。
すごいですよ。
そういう面白さがバーにはあるなというふうに思わされますね。
そんなわけで非常におすすめのバーですね。特別なボトルもいざ探せばありますし、そうじゃなくて何もわからない状態でいっても結構肩肘張らずに楽しめるっていうところがいいですね。
あそこは本当に全然わからないんですっていうところから、おすすめをというかですね、全然わからない私のために3倍組み立ててくださいから始めて、それでもういくらでももうあそこかしこに扉が開いてるみたいな感じになります。なるのかお店は。
確かにそう言われればそうですね。で、ちょっとお話を戻しますけども、今日じゃあ盛り上がってから結構いろいろと話をしたりしたんですか?
そうですね、常連さんたちと話したっていうか、オースオースみたいな感じで、いつもと同じですね。橋村さんの前にアメリカンスピリッツっていう煙草を備え、お商工代わりに煙草に火をつけてですね。
あとは、ベルボーイを呼ぶためのベルみたいなのがあるんですよ。橋村さんが話にオチをつけるときによくチーンって鳴らすものがあったんですけど、それを鐘代わりにチーンと鳴らし、橋村さんの前に検配をしていく。写真の前に検配をするという感じになりながらですね。
あとは本当にみんなで何も取り留めもないような話をしてますね。常連さんメインなので、結構みんな見知った顔になるので、割とオースやっぱり来たねっていうような。
なるほど。
本当にこの日しか来ないとかっていう人が逆にいなかったですからね。
なるほど。
いつも通りわちゃわちゃしておりましたね。
話を聞いてると本当にいろんな人が来られたんだなと。
そうですね。僕もちょっと途中で収録のために帰ってきたっていう感じだったので、あれなんですけど。
じゃあ話さなざるを得ないですよね。やっぱりこの話は。
そうですね。
個人的な思い出みたいなものとしては、僕もテイスティングノートとかをSNSだったりブログだったりとかに上げ始めて、業界の方々にゆっくりゆっくり認知され始めてですね。
はい。
はずまなさんに言われたんですけど、君は例えば松木先生みたいに毎日毎日しっかりブログを更新するわけでもないし、
まだやっぱり精度というか深いところまで書いてるようなわけではないと思うけど、君だけができるっていうのは本当に君はとにかく楽しそうにお酒飲むよねっていうのは言われたことはありますね。
とりあえず多分日本で一番君が楽しそうにお酒飲んでるよっていうようなウイスキーで楽しいなって好きだなっていうのが君が見てると伝わるねみたいなニュアンスで、こんな綺麗には言われてないんですよ、ちなみに。こんな綺麗な言葉では言われてないですけど。
そうなんですね。
という人が言われたことがありますね。で、あとは戦術はあるけど戦略はないっていうのは言われたことがあります。
笑
本当にそれまさにその通りで、その限りで結構なんとか上手くやるのはすごい得意なんですけどね、長期的な視点に立って物事を組み立てていくのが非常に僕苦手でして。
なるほど。
本当そうなんですよねとかって言いながら、まあでもお前はそれでいいよみたいな。それでいいかどうかは別としてですけどね。
今日は言いないですけど、下野さんとかも本当に橋村さんの思いが非常に深かったと思いますよ。
金なら払う、金なら払うっていう橋村さんの名言があるんですけど、これは下野さんに聞いた話なんですけどね、金なら払うっていうふうに言った日は必ず僕が怒らされてましたって、下野さん。
ああ、そうですよね。
書いてましたね。
ブログ更新されてましたね。書いてましたね、おかれの言葉。
払うにもことがあるっていうようなわけのわかんないことを言ってましたね。何がそうなのかみたいな感じはありますけどね。
いや、なんかもうまさしく、なんからしさ満点のエピソードですよね。
いやあ、そんな橋村さんの意思を継いで今は二代目、その部純也さんがですね。
彼はまた彼の色を出しながら、ジェイズバーを続けていこうと思っているように僕には見えますので。
やっぱりその昨年1年は本当に非常に忙しかったというかですね、全員がもうがむしゃらにやってきた1年だったと思うんですけど。
でしょうね。
とりあえずまあ落ち着いてというかですね。これからちょっとちゃんと新生にジェイズバーとしてどうしていこうかみたいな考えていろいろ行動に移してとかいうことをやっていくんだと思いますね。
ちょうどこう、そういう昔の絵がちょっとずつ薄れてくる時期と言いますか。
そうですね。
そんな感じなのかなと。