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Drinkers Lounge
はい、というわけでよろしくお願いします。
A whisky lovers diary
ということで1月からアメリカンシングルモルト元年ということで、
こういうことになるんですね。
しかもアメリカンシングルモルトっていうのがこの定義が52年ぶりということで、
そうなんですか。
Drinkers Lounge
らしいですね。
A whisky lovers diary
ウイスキーのカテゴリーの追加というと結構歴史的な話だなというところですね。
いや本当に古いエポックメイキングの話ですね。
Drinkers Lounge
50年か。
バーボンできて、違うバーボンできて。
50年前は何だったんですかね。
A whisky lovers diary
50年前はよくわかんないんですけども、
調べた感じだとそんなことが書いてあったというところでして、
確かに10年ぐらい前からウエストランドとかそういうところも含めて、
いわゆるシングルモルトに準拠したポットスチルタイプのものですとか、
日本に輸入されてもらった他にもコバルとかですね。
だとハイブリッドスチールによるウイスキーとかっていうのが出始めていて、
いわゆる従来のバーボンとかああいうものですよね。
のカテゴリーからずれた製法のウイスキーが出始めているっていうのは、
ここ最近の流れではあったっていうのは。
Drinkers Lounge
そうですね。要はアメリカでウイスキーと言ったら、
やっぱりもう受注白くバーボンウイスキーになる。
A whisky lovers diary
そうですよね。
Drinkers Lounge
バーボンウイスキーは簡単に言うと、
ジャパニーズのシングルモルト、もっと言えばスコッチのシングルモルトとは
作りも定義も違うっていうところからあったんですけど、
もう要はアメリカンクラフトディスティラリーみたいな感じで言われて、
要は我々が認識していたような蒸留所は、
ちょっとというかスコッチライクな作りで作り始めたんですよね。
この10年以内ぐらい。
で、すっごいドマイナーな扱いを受け続けていったところに、
なんか突然ですよね。
今年に入ってというか、
今年に入って突然聞いたから突然みたいに見えるんですけど、
そうじゃないのかもしれないですけど、
アメリカンシングルモルトだよっていうことだよね。
A whisky lovers diary
っていうのが出始めたんですよね。
これを言い出したのがですね、
Drinkers Lounge
どこら辺が結構動いたかっていうと、
A whisky lovers diary
ウエストワード、ウエストランドじゃなくてウエストワード。
Drinkers Lounge
ウエストワード蒸留所はどこだ?
A whisky lovers diary
日本でもちょっと入ってるんですよ。
蒸留所。
マジですか?
いわゆるディアジオのシーンが入ったところの一つで、
オーストラリアのスターウォードみたいな感じの出資が入ったんですが、
その出資が途絶えて、
アサンテズウキみたいなのやったんですかね。
ちょっとよくわかんないんですが。
っていうことをやった中での多分、
今回の流れっていうので、
なかなか。
Drinkers Lounge
そんなことまで。
A whisky lovers diary
多分悲願のっていうところだったんでしょうかね。
逆に言うとディアジオがそうやって出資するぐらいなんで、
アメリカの中でもだいぶメジャーなシングモルトのところだったんでしょうかね。
Drinkers Lounge
そうですね。僕もダイアリーさんにサイトなどを共有してもらってみたんですけど、
国内でこの話題に触れてるところが一本もなくて、
英語を読める方であれば、
どうがいいですかね。
A whisky lovers diary
ウイスキーマガジンが一番いいですかね。
Drinkers Lounge
確かにウイスキーマガジンがいいんだね。確かに。
そうですね。ちょっと一回読んでみるといいかもしれません。
そんな長い記事じゃなかったんで、ちょっと読めると思います。
Google翻訳にかけるなりして。
A whisky lovers diary
よく考えますと、
多分2024年にそういうディアジオが打ち切りになったって話ですけども、
よく考えれば2023年からウイスキーの生産量が減ってきてるって話は
ここでも話をしたと思うんですけども、
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
っていうのがあったので、ちょっと出資するタイミングじゃなくなってきたっていう風に
ディアジオが判断したということかなと思います。
これ結構苦しかったですもんね。
Drinkers Lounge
昨年は本当に辛かった。今年もかもしれませんが。
ディアジオって今頑張りどころではあると思いますので。
A whisky lovers diary
そうですよね。っていうのが一つあると。
もう一つは、今後ちょっと法整備の話とかも話をしていきたいと思うんですけども、
今トランプ政権になってですね、関税の問題が結構出てきてるというのがあるんですよね。
そうですね。
Drinkers Lounge
ウイッターなどを逃げ回せる。
A whisky lovers diary
交わせはウイスキー株で結構大事なので、そういうことを考えると、
Drinkers Lounge
そうなんですよ。
A whisky lovers diary
アメリカ内でのシングルモールドということで、将来的にこの貿易の関税の壁がずっと続くんであればですね、
アメリカのシングルモールドっていうのが内需的に広がっていく可能性あるなっていうのは
Drinkers Lounge
確かにそうですよね。
Drinkers Lounge
日本の方にちょっと出てこないっていうか。
A whisky lovers diary
日本には結構こっちに来る可能性ありますけども、
逆にスコッチの生産の限りっていうのは加速するかなというのがですね、
やっぱりアメリカの補給費用って結構あるので。
Drinkers Lounge
そうですよね。
A whisky lovers diary
っていうところの流れもあって、結構内需が大きくなるんじゃないかなっていうのが一つあるところですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。話題を先取りするみたいな、ちょっと論点化になっちゃったと思うんですけど。
要は国内でもですね、ジャパニーズの変更自動流商がたくさんリリースされて、
それは本当に国内でも大いに盛り上がっていて、
他のウイスキーコンテナ会でも話したようにですね、
昔と違ってですね、単軸のウイスキーというのは受け入れやすい市場が出来上がっているということを考えると、
それは日本だけではないのではないかというようなことが言える可能性があるんですよね。
そうですね。
そうすると非常に高額になってしまった長軸のウイスキーでなくても大丈夫、
新しい飲み手の層が出てくる可能性が本当にたくさんあって、
そういう層がですね、新しいウイスキームーブメントをアメリカの国内で作っていくっていうことは全然考えられるわけなんですよね。
A whisky lovers diary
なので、それは何年先なしなのかっていうのもあるんですけども。
Drinkers Lounge
そうですけど、はい。
A whisky lovers diary
昔ながらなしではなくなってきてるんだなっていうのはありますよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
世界的な意味で、なんかこれは本当に僕も初めて聞いたときに、
もう本当にいろいろな産業構造的な、スコッチシングルモルトみたいな感じ、スコッチウイスキーみたいな、
今まで我々はスコッチウイスキーをベースにして、
ジャパニーズだったりとか、アメリカだったらバーボン、カナダだったらカナディアン、
そうじゃなかったらワードウイスキーみたいな感じで整理をしていたんですけど、
そこら辺がちょっといろいろ変わってくる可能性もあるみたいな感じで。
そうですね。
結構これでかいニュースだと思うんですよね。
A whisky lovers diary
なんでこんなに広がってないのか、ちょっと。
Drinkers Lounge
これはちょっとですね、でかいニュースだと思うんですけどね。
ちょっと我々ですらって言ってあれですけど、
今年の1月にこれが起こってるのに、今もう4月、言ってみれば5月の可能性ありますからね。
A whisky lovers diary
なので、我々としてもですね、よく分かんねえけど、これやらなきゃいけないぞと思ったわけですよね。
Drinkers Lounge
そうなんです。乗り切れて今始めてますからね。
A whisky lovers diary
ではちょっとこう記事まとめましたんで、振り返りながらと思うんですけども。
Drinkers Lounge
よろしくお願いいたします。
A whisky lovers diary
まずそのカテゴリーの定義のところですかね。
とても大切なやつ。
当然シングルモルトと言ってるので、100%モルトで単一上流状態であるというところで、
上流のところがこれもある程度決まってるところで、
アメリカンプルーフなんで、80度以下での上流をして2で割ればいいですね。
Drinkers Lounge
アメリカンプルーフは2分2で割ればいいという。非常に分かりやすい。
A whisky lovers diary
じゃあパーセントでいいんじゃないかと思っちゃうんですけども。
Drinkers Lounge
それは分かるんですけども。
A whisky lovers diary
でもプルーフでいくとそんな感じだと。
Drinkers Lounge
要はモルト100%ってことを考えると、そこら辺はやっぱりスコッチに準拠したというか、
新居があるんだったら単一上流しそうだぜっていうのも分かりやすい話ですよね。
A whisky lovers diary
次ですよ。もちろんシンダル、バーボンのようなファーストフィールのニューカスクですね。
新しいタルを使うっていうのはOKなんですが、
ファーストフィールリフィルといったような1回使ったタルとかリチャーしたもの、
ランチャー、チャーしてないもの全部使っていいんですよね。
Drinkers Lounge
俺結構すごい話ですよ。
今まではアメリカのウイスキーと言えばバーボンウイスキーで、
バーボンウイスキーはタル業者、クーパレンの雇用などを守るという歴史の古い考え方に基づいて、
バーボンウイスキーはシンダルしか使えないっていう法律的な縛りがあったんです。
そうすると1回使ったタルはどうするのかっていうことで、
スコッチだったりとか他のお酒を熟成させるためにですね、
簡単に流れてたわけなんですけれど、
アメリカンシングルモルトの定義ができて、
そこでフルタル使っていいよとなった場合、
バーボンカスクの最大の供給国であったアメリカが、
自国でバーボンカスクを再利用できるってことを意味するので、
これは変な話、スコッチもそうですし、ジャパニーズもそうですけど、
これは本当にタルの価格高騰以上に、
悪く言ってしまえばいいタルがスコッチなりジャパニーズなり、
流れてこなくなる可能性が往々にしてまずあるし、
タルの価格高騰はもちろんそうですし、
変な話、ジャパニーズのシングルモルトだったりとかスコッチのシングルモルトの
使用タルは今のところある程度制限されてるんですけど、
そういった制限すらに何らかの変更を促す可能性すらあるというか。
A whisky lovers diary
そうなんですよね。
Drinkers Lounge
スコッチのシングルモルト自体は数年前ぐらいにコロナ前ぐらいに定義が緩和されて、
使えるタルの幅が広がったんですよ。
おかげさまでビールタルが、ビアタルが使えてIPAカスクがたくさん出たりとか、
そういうのはあったんですけど、
A whisky lovers diary
さらに規制緩和しないといけなくなってくる可能性があったりとか、
Drinkers Lounge
逆に独自のデザイナーズカスクみたいな、要はグレン・モーレン氏がやっていたりとか、
そういったデザイナーカスクで個性を出すことが超大きいなったりとか、
そういうこととか本当に想像が膨らんでやばいやつですね。
オタクの想像が膨らむやつ、こういうのは。
A whisky lovers diary
やっぱりイノベーションを促進するっていうところで言うと、
ライムギとかもそういうモルトウィスキーとかも、
今後も行うこと、ラベルでちゃんと書いていれば使えるんじゃないかとか、
そんなことも書いてありますね。
アイリッシュの方解性も少し入れてるんじゃないかなと思いますね。
Drinkers Lounge
そうなんですね。
アメリカンシングルモルトウィスキーコミッション。
ASMWC契約書なんですけど、
それが2016年ですね、相当前です、コロナ前から。
それが草根の活動的にアメリカンシングルモルトウィスキーの定義を作ってくれみたいな、
Drinkers Lounge
あとはアメリカウイスキー、要はアメリカでいうところのウイスキーはいわゆるバーボンだったわけですけど、バーボンっていうのは100%ピートは高くないんですよ。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
ただピートが解禁されたっていうのがアメリカンストレートウイスキー、アメリカンシングルモルトウの特徴の一つになってますよね。
要はバーボンウイスキーの規定とスコッチのシングルモルトウの規定をうまい感じで接注させているっていうところに特徴がありますよね。
そうですね。
A whisky lovers diary
なのでそういうところも含めてちょっとイノベーティブなことと伝統的な要はスコッチウイスキーに寄せた部分もあって、受け入れやすさも両立させてるなって感じはしますよね。
そうですね。
我が国でウイスキーを熟成させるのであればこういった部分が妥当であろうっていう議論も結構尽くされてんじゃないかなっていう風に結構やってるなと思いますね。
Drinkers Lounge
やってる感ありますよね。
いや、本当にTMモルさんの話をもう一回するのも何なんですけど、土屋まもろさんですよ。
土屋まもろさん、ジャパニーズウイスキーの定義を決めるときに日本はあったかいから、ジャパニーズウイスキー決めるときって日本で熟成させるんだったら3年じゃなくてもいいんじゃないかなみたいなことを言った時期があったんですよ。
A whisky lovers diary
ありましたね。
Drinkers Lounge
ありましたよね。
まさかアメリカにそこの部分先に越されるとみたいな感じですよね。
本当に。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
ジャパニーズウイスキーの定義はアメリカンシングルモルさんの定義よりも先に日本洋酒組合が出したわけですし、それはスコットランド、でも要はウイスキーの本番のスコットランドでもスコットランドイギリスでもですね、結構インパクトのあるニュースとなって報道されたんですよね。
なんですけど、土屋守さんがやりたかったことがアメリカがやったみたいな感じに、僕とかちょっと見えちゃったりするみたいな。
A whisky lovers diary
なるほど。
Drinkers Lounge
あと日本はそういった意味でやっぱりサントリー・ニッカ・キリンみたいな、SNKと言っていいのかわかんないけど、そこら辺でやっぱり大手ジャパニーズのパワーがやっぱりすごい強かったんだなってなんかひどいと思う部分っていうのは正直あるんですよね。
ありますね。
ありますよね。
球体依然としてるっていうのは非常に悪い言い方になるんですけど、そうじゃなくてもやっぱり規定を決める際には、今まで我々がジャパニーズウイスキーを作ってきたんであるわけだからっていう歴史があるわけなんだからっていうところっていうのを踏まえながら、
なんていうか、日本人の良いところでも悪いところでもある忖度をですね、書き立てながらですね、規定を決めていってるんじゃないかなとちょっと思ってしまうところはありますね。
こういったスピード感ですね、やっぱりアメリカはスピード感だってやっぱりちょっとこういうところを見てもちょっと思っちゃいますね。
A whisky lovers diary
でも10年かかってますからね。
Drinkers Lounge
確かにそうか。
そうですね。
A whisky lovers diary
だからスピーディーかっていうとそうではない気もするんですけど、ただこれは前も言ってたことだと思うんですけども、やっぱり文化の違いっていうのはあると思うんですよね。
Drinkers Lounge
結構出てますよね。
A whisky lovers diary
ジャパニーズウイスキーは結局のところですね、クラフトウイスキーと作るウイスキーはあんま変わらないというか。
アメリカンウイスキーに関して言うとバーボンウイスキーが作るバーボンとクラフトが作るスコッチタイプのウイスキーはバッティングしないんですよね。
競合しないっていうのが大きいと思うんですよ。
そうなると日本ではクラフトウイスキーが出てきて大手がメリットってないと思うんですよ。
Drinkers Lounge
いや確かに本当そうですよね。
A whisky lovers diary
逆に言うとクラフトウイスキーが出てくることによって大手のウイスキーメーカーは困ると思うんですよね。
だって自分たちが作ってきたブランドを、ジャパニーズってブランドをよく分かんない振興メーカーが消費するわけですよ。
そこの中に質の低いものもたくさん出てきて、自分たちの作ってきたブランディングがジャパニーズとして全体で壊れてくっていう流れになってってるんで。
パイの奪い合いが起きているのか、新しいパイをみんなで作ろうとしているのかもそこの部分も違いかなと僕は思う。
例えば僕が大手のメーカーだとして、そんなことをやられて思うことは、
だったらジャパニーズの法整備をしようじゃなくてやることはですよ。
そうじゃなくて安心できる我が社のウイスキーを買えば解決じゃないですかで終わると思うんですよね。
Drinkers Lounge
強者の理論すぎる。
そのために商品開発してきたわけですから。
A whisky lovers diary
この小規模のウイスキー蒸留所のものを買うなんて買うからこんな痛い目似合うんだから、
我々のウイスキー買えば美味しいし価格もそんなちょっと高いかもしれないけども、
A whisky lovers diary
そうですね。さっきお話があったように、そういう法整備がされましたよってことで、
次から、じゃあアメリカでこれが起こると何が面白いかっていうところなんですよね。
これ日本もある程度言えると思うんですけども、やっぱりスコッチに比べて国土が広いっていうのがありまして、
やっぱりこれは以前に下野さんが来られたときにも言ってくれたところではあるんですが、
地域の熟成環境を含めた、チャレター言い方をするとテロワールですよね、があるんじゃないかと。
西海岸とかもあるし南東とか東海岸とかロッキー産地みたいなところでやっていく。
ビールもすごい、チーズルとかもすごいあそこはアメリカは充実してるね、そういう樽を使うと。
もちろんアメリカンのワインもありますしっていうところも含めて考えていくと、
機構なり環境なり樽の流通ってところが、アメリカ内も別に国土自由に動いてきますけど、
割とローカライズとされたところでそういうところが出てきたというところですかね。
Drinkers Lounge
そうですね、変な話、2016年にASMWCですね、アメリカンシングルミッションが立ち上げたときに、
参加の上流者が100上流者あったっていうだけでも驚きなんですけど、
100上流者っていうのが、要はアメリカのどっかの州に100個固まってるじゃん、絶対にないわけなんですよ。
要はアメリカ全土でいろんな上流者がポツポツポツポツ日本に紹介されてない状態でたくさん出てきているわけなんです。
出てきてることに絶対なると思うんですけど、その国土の広さっていうか、
日本でいうところの本当に何て言うんでしょう、アッケシとツヌキぐらいの違い。
場合によってはそれ以上の違いを生じ得るということなんですね。
つまり、ジャパニーズウィスキーでもまだ発足、要は新興上流症がすごい増えて、
テロワールがどうなるのかっていうことの話題には結論は見えていないんですけど、
A whisky lovers diary
アメリカンシンクルモルトンにおいても同様に地域ごとに味わいの違いが出てくる可能性が十分あるということなんですよね。
そうなんですよね。なので同じ上流者でも熟成関係で味が違うんじゃないかとか、そういう話になってきますね。
Drinkers Lounge
これは結構エキサイティングな話だと僕は個人的に思います。
A whisky lovers diary
そうですね。やっぱり面白かったですね、下野さんの話聞いたときも。
というので、こういうところが出てくるとやっぱり熟成環境の味が変えるので、そこは気になるところですよね。
Drinkers Lounge
ハワイにあるか知らないですけど、アメリカは広くていろんな道が多いですからね。
本当に赤道付近から神奈川近くまで全然あるわけですし。
アラスカは行ってみればアメリカなわけじゃないですか。
アラスカに広い所があるかどうか知らないですけど、ただ本当に行ってみればそれぐらいの幅があるわけなので、
スコットランドより北、インド近く南ぐらいまで行ってみればあるわけなんですよね、地理的には。
だから現状まだできたばっかりの企画かつ、どこにどの上位者があるか全くわからない状態で喋ってる我々にとっては、
ただ妄想を喋るだけの会内なんですけど、
だから本当にこの企画がちゃんとできたことによって、
アメリカンシングルモルトっていう概念が本当に世界に広がる可能性は全然十分にあるなというか。
A whisky lovers diary
ありますよね。だから輸出するのかなとかちょっと気になるところではありますよね。
Drinkers Lounge
そうですよね。
ちょっと表記されたアメリカンシングルモルト表記のボトルの、表記されたウイスキーを飲んでみたいですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。まだ移行期間5年あるということなんで。
そうなんですか。
今すぐ同行ってものでも実はないようなんですけども。
Drinkers Lounge
そうなんですね。
A whisky lovers diary
ただ逆に言うと移行期間を認めるってことは別にそうじゃないものはアメリカンウイスキーと言ってもシングルモルトウイスキーと言ってもいいのかな。
でもその5年間以降に瓶詰めされたら全部アメリカンシングルモルトウイスキーという基準を満たさなきゃいけないと。
Drinkers Lounge
なるほどなるほど。
A whisky lovers diary
なので今ぐらいから仕込み始めたものはアメリカンシングルモルトウイスキーの定義を結構考えなきゃいけなかったりとかっていうのはあるようですね。
やっぱりそこはアメリカでも5年置くのは。
Drinkers Lounge
確かに作るまでに時間がかかるのがウイスキーの良いところでもあり悪いところでもあるみたいな感じのところは。
A whisky lovers diary
そうですね。こういうの面白いのはクラフトだけを言ってますけどクラフトだけではなくて実はジャック・ダニエルとかでもアメリカンシングルモルト。
Drinkers Lounge
そうなんですよ。僕全然知らないですよね。2022年ですよねペッサの。びっくりしたんですけどジャック・ダニエルってシングルモルト発売するんだみたいな感じらしいですね。
A whisky lovers diary
おそらく日本に入ってきてない可能性が高いですけどね。
Drinkers Lounge
本当に知らなかったですからね。
A whisky lovers diary
しかも怪しいですよ。2015年上流で2020年にシェリーダルで2年半追従と。だからオークダルでやった後シェリーダルで2年半でダブルマチュアドみたいなそんな感じらしいですね。
Drinkers Lounge
スコッチの頭で考えるとちゃんと作ってるってことじゃないですかね。
A whisky lovers diary
そうですね。モルト使ってるというところで。やっぱり大手も上手い発展だなって感じしますよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
というところで結構気になることは多いなっていう。あとはちょっと面白いところで言うとこのカラメルですね。今いろいろ議論にカラメル添加の議論って実はいろいろありますけども。
アメリカの場合はカラメルOKだけども表記を書きましょう。
Drinkers Lounge
これもスコッチのシングルモルトの大きな違いにありますね。スコッチのシングルモルトは一定パーセント以下のカラメルは記載不要なので、そうではなくてカラメルをわずかにでも添加したらカラメルを添加してるよって書かないと違法になるそうですね。
A whisky lovers diary
これ面白いですね。だから差し止めとか3倍差し止めができる。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。入れたら書けっていう。そこ面白いですよね。変に厳しいというか。
A whisky lovers diary
そこは消費者を騙すなってことなんでしょうね。
Drinkers Lounge
なるほど。アメリカっぽいっちゃアメリカっぽいですよね。
A whisky lovers diary
やっぱり思うんですけども、こういうふうに市場がどんどんどんどん変わっていくわけじゃないですか。
日本のジャパニーズウィスキーっていうのは外情ありきなとこあると思うんですね。
Drinkers Lounge
確かにそうですね。
A whisky lovers diary
内情でやっていこうってことなくはないでしょうけども、そんなイメージは正直ないんですよ。
Drinkers Lounge
ないです。
A whisky lovers diary
っていう時に考えた時に、日本市場とジャパニーズウィスキーってところはやっぱり今後も大きな展開点になってくるでしょうし、
さらにアメリカなりそういうさっき最初に出てきましたけども、
いろんなところでウィスキーが出始めてるってことを考えた時に、
じゃあジャパニーズらしさって何なんだっていうところが、
大野さんとも徹底的に議論したところですけども、
やっぱり今後そうとても重要になるんじゃないかなと思いますよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
今回のアメリカンシングルモルトの定義の話を見て思ったんですけど、
ジャパニーズのシングルモルトっていうのは非常にある種保守的で、
スコッチの定義を比較的多く踏襲してるんですよ。
樽の使い方ぐらいなんですよね。樽詰めどうするとかちょっと知らないですけど、
そこの部分に自由度はあるかもしれないですが、
それ以外の部分にはかなりスコッチライクな作りをしているなっていうのが、
ジャパニーズウィスキーの新定義だと思うんですけど。
A whisky lovers diary
じゃあジャパニーズ。
Drinkers Lounge
アメリカはそこの部分を、そうですね、ジャパニーズシングルモルトの定義ですね。
アメリカはそこの部分を結構ちゃんと変えてきてというか、
真っ向勝負に起点な感がすごい。
そうですね。
勝ち負けとかではないんですけど、
これがウィスキー業界というか、
国物を上流したタイプの酒業界に与えるインパクトがクソでかいと思いますし、
要はこれを受けてフォットランドだったり、
日本もやってくれればいいと思うんですけど、
こういったもののあたりのおにゃららシングルモルトみたいな、
国の名前を関してシングルモルトみたいな感じで、
ここを展開しようとしているところに対して、
割と大きめの一石を投じたなっていうのは思うんですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
結構すごい話ですよね。
A whisky lovers diary
本当にそう思いますね。
なので、日本では目にかからないところであるんですけども、
そのあたりを今後アンテナを張っていかなきゃいけないなと思いますし、
正直僕とかも含めてですね、
10年ぐらい前のウエストランドとかですね、
あのあたりでちょっと止まっているところはあると思うので。