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2025-05-17 30:04

#32 加熱するウイスキー樽投資、変わりゆくウイスキーの二次流通市場

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首都圏と地方都市、それぞれのテイスティング視点を持つ、ちょっとマニアックな飲み手がお届けするポッドキャスト「ウイスキーコネクト」。
今回はたまたま耳にした樽投資をテーマに、ドリンカーの視点から樽投資と二次流通のウイスキー市場について議論しました。


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サマリー

今回のエピソードでは、ウイスキー樽投資の現状やウイスキーの二次流通市場に深く踏み込んでいます。特に、最近の価格上昇や投資対象としてのウイスキーの魅力、事業としての樽投資と個人での投資の違いに焦点を当てています。加熱するウイスキー樽投資や変化する二次流通市場の中で、ジャパニーズウイスキーが注目されています。市場の動向や投資戦略、コレクターの役割について議論され、業界全体の盛り上がりの重要性が強調されています。ウイスキー樽投資が活発化する中で、ウイスキーの二次流通市場が変化しており、一昔前のボトルと現行のボトルを飲み比べることの重要性が語られ、飲み手の視点からの価値観が強調されています。

樽投資の現状
Drinkers Lounge
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりをちょっと増やしたいと思っているマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていたことや、昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。
ということで、神々で始まりましたが、今回もよろしくお願いします。ウイスキーラバーズダイアリーです。
A whisky lovers diary
はい、Drinkers Loungeです。よろしくお願いします。
Drinkers Lounge
今回は、少し前にですけども、とあるバーで飲んでいたらですね、隣のに座ってた方が、とある方と樽投資を勧められてたっていうことを言っていてですね、
いろいろ考えてるんだっていうのを聞いて、僕は聞き耳を立てて何も言わずに当然、その場をほうほうほうって終わったわけですけども、
そんな形で、バーで座っている隣の人が言うぐらい樽投資って加熱してるんだなぁと思いまして。
A whisky lovers diary
そうなんですね。加熱なのかどうなるかはわからないですけど、そうなんですね。
というので、今回はドリンカーである我々の視点からですね、樽投資について。
Drinkers Lounge
もちろんこういう投資は自己責任ですよっていうのは当たり前なんですけども、それだけではなくて、僕らの視点からわかってることをちょっと話をしていきたいなと。
A whisky lovers diary
そうですね。ちょっと思うところというか考えるべきところというかですね。
そうですね。
マニアックな飲み手として、いろいろと物申せるんじゃないかという話をダイヤみたいに振られまして。
Drinkers Lounge
そうですね。
ちょっと話をしてみたいと思います。今回もよろしくお願いします。
A whisky lovers diary
よろしくお願いします。
Drinkers Lounge
ということで、樽投資というのはいろいろと出てるわけですけども、まずどんなものかというところから話をしたらいいですかね。
A whisky lovers diary
そうですね。ウイスキーの樽が投資の対象になり始めたっていうのはここ最近始まったわけじゃなくて、もう何年も前ですね。
コロナ前ぐらいから話としては全然出てて。
Drinkers Lounge
そうですね。
一時的にちゃんと話題にもなったんですよね。むしろウイスキーマニアとかからは、どちらかというと悲観的なというかネガティブな反応から始まったっていうような状態はあったかなと思います。
A whisky lovers diary
まさかこういった試行品までもが投資の対象になってしまうだなんて。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
きっかけはやっぱりサザビーズオークションでイシロードモルトのカードシリーズ、フルセットが多くを超えたっていうところですよね。
Drinkers Lounge
あの時はえげつなかったですね。
A whisky lovers diary
えげつなかったですよね。
Drinkers Lounge
そんなこともあって国内外ですね、どちらかというと特にアジア中国あたりの投資が、熱がすごい出てきてというのが始まりだったかなと思いますけども。
その根拠っていうのはそういうさっきほどの話のカードシリーズとかもそうですし、一般的にウイスキーの価格がどんどん高価格になってきたというのが一つの投資対象となったところかなっていうのはありますよね。
A whisky lovers diary
そうですね。
投資のリスクとリターン
Drinkers Lounge
例えば我々の飲み始めの少し上の世代の方々とかですと、多分20年30年前に買ったボトルっていうのは大体8000円から1万円ぐらいのやつとかが、大体今3万とかぐらいで簡単に取引されたりとかもっと高く。
A whisky lovers diary
そうですね。下手にすると本当に数十万、場合によっては数百万は分からないですけど、100万近くになったりとかしているボトルもあることは全然ありません。
Drinkers Lounge
そうですね。その伝説ボトルなんていうのも、当時すごい高い買い物だったわけですけど、やっぱり10万とかで買えたりとかっていうのは当然あったので、やっぱりそこを考えると、口頭した事実っていうのはドリンカーサイドもあるわけですよね。
A whisky lovers diary
特に二次流通市場ですね。いわゆるオールドボトル市場にあっては、評価が確定したボトルであればあるほどますます値段自体は上がっていたというですね。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
時期があったわけですよね。本当にコアなボトルに関して言えば、おそらくそれほど根崩れは今もしていないんだと思うんですけど、本当にコアなボトルっていうのは謎をですね。
サマローリのブーケの王道とか、レアモルトシリーズのブローラーの777とか、そういう本当にすごいやつっていうのはそうかもしれないです。
Drinkers Lounge
そうでなくてもいろいろと、例えば70年代くらいの一周とかでも値上げは、値上がりはしてるっていうのはありますよね。
A whisky lovers diary
ブーケの王道じゃなくてブーケの盆穴か分かりやすかったかもしれないですね。
Drinkers Lounge
まあそうですね。正直何でもいいわけです。そこら辺はドリンカー価格帯になってるというわけですよね。別に何が良いとか悪いとかじゃなくて。
A whisky lovers diary
ただそんな背景があるにせよ樽投資ですよね。今からやるとどんなメリットデメリットがあるのか、リスクリターンがあるのかっていうことはですね。
Drinkers Lounge
そうですよね。例えばですけども樽投資をしてる酒屋さんというかボトラーも国内にあるわけで、観測してるところで言いますとウイスキーフープなんかはものすごい樽投資をしてますよね。
A whisky lovers diary
先にじゃあちょっと今風に。
先に結論から話すってことにします。
そうですね。
じゃあダイアリーさんの。
ダイアリーさん的な結論をまずちょっとじゃあ。
Drinkers Lounge
僕の結論は個人でやるならやめとけって感じですかね。
A whisky lovers diary
僕の結論全く同じなんですけど。個人でやるならやめとけしかないですね。
Drinkers Lounge
事業でやるならワンチャンあるかなっていう感じですけど。
A whisky lovers diary
そうですね。その場合でもっててんてんてんと思いますけれど。
Drinkers Lounge
何でかっていうと事業でやるならまず免許の問題があるので、そこでちゃんと味が分かっている人がちゃんと卸の資格を持ってやる分にはまだ意味はあると思うんですけども。
A whisky lovers diary
自分でさばけないならやめとけって感じですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。まずさばくのが非常に難しいんですよね。
A whisky lovers diary
本当にそれはありますね。やっぱり各国の日本で考えればわかりやすいですけど。
市販免許のハードルというかですね。がありますし、それを適正に値付けできるかどうかっていう問題もありますしね。
Drinkers Lounge
で、有名な蒸留所とかできちんと買われた方とかであればこっちのインポーターとかに相談とかできるかもしれませんけども。
どこから引っ張ってきたかでだいぶ話も変わってきますからね。
そうですよね。
まず話をした上で引っ張ってこないといけないという問題はあるのかなと思いますし。
そもそももしウイスキーで値上がりを期待するってことをどうしてもやりたいんだったらボトルでいいような気がするんですよ。
A whisky lovers diary
確かに。個人でやるなら確かに全然ボトルでいいかもですね。
Drinkers Lounge
別にボトルで買った時の販売の是非とか置いといてですよ。
おり次のところのもののハードルとかって当然あるんで別に進めてるわけじゃないんですけども。
別にそれが樽買いも同じだと思うので。樽買いするぐらいだったらボトル投資の方がまだ何か現実味があるっていう気がするんですよね。
A whisky lovers diary
金額感もそうですし、あとボトルで1回出て仮に飲んで味が確かめられたりとかして、それを数年寝かせてとかっていうのは全然ありかもですね。
そうですね。
Drinkers Lounge
あとは国内国外いろいろとそういうカスクオーナーっていうのはあるわけですけども。
確かに国内であれば上流状が手版免許持ってて販売手伝ってくれるっていうのは多分サービスとしてついてることは多いと思うので、まだハードルは低いかなっていう感じですかね。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
輸入系のスコッチとかは結構ハードル高いと思います。
A whisky lovers diary
ハードル高いですよね。実際高そうな気しかしないですね。
Drinkers Lounge
安く買えるんですけども、味がわからないっていうリスクがあるので。
本当そうですよ。全く同じこと言おうとしてましたね。
市場の変化と投資の展望
Drinkers Lounge
味がわからないっていう時に、例えばある程度内情を知ってる人が買うってパターンはあるわけですよ。
ちゃんと輸入ずーっとやってる人とかが、ここら辺の上流状でこういうのが最近こうだからっていうので買えるってパターンはあるでしょうけども。
必ずしもそうではないっていうのはあるでしょうし。
今だったら10年代後半とかの4年もの6年ものみたいのをタルで買っておいてみたいのもあるでしょうけども。
それは市場ある程度知り尽くしてるのとコネクションがある程度あるっていう二つが多分あってこそできることかなと思うので。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
証券会社のIPOとかああいうのと似てるんですよね。
それは確かにその通りです。
一般消費者が買えるボトルっていうのは。
そうですね。
もういいところの上積みは全部捉えた上で残ってるよねっていうのは正直あると思うので。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
もちろん中には例外はあると思いますよ。
でも確率論としてはそうなると。
確率分布としてはいいものは引きにくくなってるところで勝負を始めるので、ハードルは高いよねっていうのはありますよね。
高いですよね。
A whisky lovers diary
ハードルも高い上に難易度も高いので。
そうですね。
超意思的に始めるっていうのは本当にやめたほうがいいなと思うと。
あとは変な話、今この瞬間というような話で言うとウイスキーバブルはかなり落ち着きを見せているなっていうところもありますよね。
そうなんですよね。
Drinkers Lounge
その話もちょっと深掘りしていきましょうか。
そうですね。
例えば以前の回でも話しましたけど、2023年ぐらいからウイスキーの生産量といいますか減少に転じてるって消費量でしたっけ。
そうですね。
どんどん生産量も減少に転じてるっていうところがあるので、世の中生産側がちょっと売りにくくなっていってるっていうのは一つあるわけですよね。
当然原材料のこととかもあるわけですけども、単純に供給型になってきたっていうのは一つあるのかなと思いますよね。
A whisky lovers diary
これに関しては本当にリアジオであったりとかそういった大手企業の株価の推移を見たりとかをするまでもなくしてもいいですし、
それからまとまったデータに当たるっていうような方向で業界全体の規模感を見るとかっていうのでもいいですけど、
もう実際にそんなことをしなくてもただお店でお酒を飲んだりとかバーに屋敷へ通ったりとかしてるだけでも何となく感じられる雰囲気は正直言うともうあるんですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
そうなんですよ。
本当にこのもう末端の状態で本当にエンドコンテンツであるバーだったりとかそういった消費者の段階でそういったことが感じられるっていうのは本当にもう終わりも終わりだっていうふうに本来は感じとらないといけないですね。
Drinkers Lounge
一方で盛り上がってるところもあるんですけども。
そうですね。
ただウイスキー投資ってなった場合にウイスキーを買っておいしく飲もうではなくてウイスキーで資産として稼いでもう儲けようみたいな思いが多いとは思うんですね。
そうじゃないなら今回の話からずれてくるので別にそれは趣味の範疇なんですけども、
投資っていうかちゃんと樽を買って応援することでそこがちゃんと収益性を高められるかどうかっていうところになるのかなとは。
A whisky lovers diary
真面目なに投資をするっていう意味で言えば本当にそうですよね。
企業をちゃんと応援してっていうようなことであればいいんですけどね。
樽投資の現状
A whisky lovers diary
その要は樽をなりボトルなりを右から左に流すことで現金化を狙うっていうところをゴールにしてしまうと多分もうそれは今はあまり向いていないのではないかという。
Drinkers Lounge
そうですね。
しものさんが来た回でもちらっとありましたけどやっぱり国内上流上ですらかなり技術力に差があるというのがあるのでその辺りをちゃんと見極められるだけの下調べをしてるかどうかですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。まずそうです。
Drinkers Lounge
いいものを買ったから高くなるわけではないんですけども悪いものを買ったら高くならない可能性が高いので失敗をしないためにはやっぱりそういうことを考えなきゃいけないというところですよね。
A whisky lovers diary
本当に全くその通りですね。
Drinkers Lounge
他にも本当に例えばこれはさっきドリダジさんと収録前に少し話してたんですけども実際もう樽投資されたボトルっていうのは市場に出回ってきてますよねって話。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
いろんなボトラーがあるわけですけど一部のボトラーでいうと結局そういう樽投資でバイヤーとして買った人がボトリングして売ってるというところで中には安く買い叩いてボトリングして市場に適正価格で売るっていうことをやってるボトラーもあるということで別にそれはボトラーが悪いってわけじゃなくてですね。
資産の現金化がしにくいようなものであるということですね。
酒っていうのが。
A whisky lovers diary
あとはもう今そういったボトルが市場にちょっとずつ出回り始めてるっていうことから逆算すると樽をもともと持っていた人はもうそろそろ現金化しなきゃいけないっていうふうに思ったっていうことですよね。
そういうことですね。
そうですよね。
ということはこれ以上の樽の価格の上昇というのは少なくとも短いスパンで考えれば見込めないというふうに考えて現金が必要だっていう。
Drinkers Lounge
そういうふうな人が複数にいるっていうのはあるでしょうね。
A whisky lovers diary
始めるなら始めてもいいとは思うんですけれど、ちゃんとお金ががっつりあるような人とかで別にやってもいいです。
事業としてやってもいいと思うんですけど、今から参入するのは非常にハードルが高いっていうのはいいと思いますよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
新規スタートアップの蒸留所がそうやって出てることはあるので、そこは完全に否定するものでは全然ないんですけども、ちゃんとリスクを知った上で買わなきゃいけないよねっていうのと、
そもそもっていうかこういうことを言わなきゃいけないぐらい怪しい人たちが結構参入してきてる業界になってきたよねっていうところですよね。
A whisky lovers diary
本当そうなんですよ。
Drinkers Lounge
夢で語って本当に夢を追ってるような人もいるし、ちゃんとやってる人もいるんだけども、それだけじゃない人が多くなってきましたねって。
ジャパニーズウイスキーの人気
Drinkers Lounge
多くっていうか結構1ケース出てきましたよねっていうのは。
A whisky lovers diary
本当気をつけなきゃいけないです。
Drinkers Lounge
いけないですからね。
A whisky lovers diary
もう当時なのか当期なのかわかんないみたいなのも、まあっていうのももちろんありますし、他人のお金でただ実験したいだけの人っていうのもいるので、本当に気をつけたほうがいいですね。
Drinkers Lounge
っていうのは昔ドリルさんから教わりましたので。
A whisky lovers diary
本当皆さん気をつけてください。
さっきなんか多分我々からも若干身近なところっていうと、集めたボトルどうすんだっていう話あるじゃないですか。
変な話、僕もダイアリーさんも基本的に当期目的で、もしくは投資目的で購入してるボトル1本もないかって言われたら嘘だと思いますけど、基本的にそういう感じで買ってはいないなって思うんですよね。
Drinkers Lounge
まあそうですね。
A whisky lovers diary
そういったボトルの出口戦略、今後どうしていったほうがいいのかなとか。
あとは、まさかこのボトルがこんな金額になるとはとか、こんな価値を持つボトルになるとは思わなかったよねとかっていうのあったりします?
Drinkers Lounge
確かにですね。
ジャパニーズは全部上がってますね、なんだかんだ。
A whisky lovers diary
まあジャパニーズは上がってますね。
Drinkers Lounge
僕確かにジャパニーズの価格が上がるってなった時にですよ、ノリダイさんも中古市場を見ていて、やっぱりジャパニーズの価格は上がってるなって実感はよくするんですかね。
A whisky lovers diary
やっぱり結構驚きですよね。ただ一時より落ち着いたなとかって思うときはさすがにありますけど。
変な話、そのほんとすぐ隣でというか、隣でなんかあれ?このボトルがこんな価格で売ってんの?みたいなのとかもあるんで。
そうなるとそういうふうになっちゃいますよね。
Drinkers Lounge
確かにスコッチだったらいろんなボトルでも安く落とせることもあるというところ。だいぶ昔のコロナ前ぐらいより安くなってボトルもちょっとあるってことですかね。
ありますね。いろいろと特にオークションを見ているタイプの人たちも結構二極化している可能性があるなと思ってて。
やっぱりジャパニーズが高いっていうのは思うんじゃないですか。ちょうど今日起こった出来事なんですけども、ちょうどたまたま今日とある別の会社の人とミーティングをしていたんですね。
その相手方の人がウイスキー好きだって言うんですよ。サブロマルコミ入ってますって言うんですよ。
何が言いたいかというとウイスキー好きってなってくると次やっぱりジャパニーズ行くんだなっていうのは思ってですね。
A whisky lovers diary
そうですね。やっぱりあと自分の好きを結構見える形で今表現できるようになってきてるなっていうのはこれは全然別の意味ですけど。
要はサブロマルさんもそうですし、あと最近のマオイさんとかもそうですし、要は自分のところのコミュニティをちゃんと作って愛好家が応援しやすい状態を作ってるっていうのはあるなと思って、これは僕は結構いい傾向だなと思ってるんですよね。
そうですね。
これまでは本当にどっちかっていうと、アングラとまでは行かないですけど、分かってる人たちが買うみたいな感じだったりとかしてるんですけど、ああいったコミュニティがちゃんとできれば、要は何も知らない人が、何も知らない人って言っちゃおかしいですけど、
ウイスキーに興味が出てちょっと好きになった人とか、そういう人たちがきっかけとしてすごく入りやすいっていうのはあるじゃないですか。
Drinkers Lounge
それはやっぱり業界全体とか界隈全体の盛り上がりを支えるものだと思うので、やれと思いますね。
これってどっかで話しましたっけ?ファンダムの話って。
A whisky lovers diary
ファンダムの話、したようなしてないような放送外で話したかもしれないししてないかもしれないような。
Drinkers Lounge
今ウイスキーのジャパニーズウイスキーは今はファンダム経営でしょっていう話をしてたんですよね。
A whisky lovers diary
ありましたよね、それしてましたね。
Drinkers Lounge
あれでもそれ、やったんじゃないかな。
やってますかね。
コーニガマの時ってファンダムの話してましたっけ?
A whisky lovers diary
したかもしれないですね。ちょっと聞いてみてください。
Drinkers Lounge
聞いてみたかね。
A whisky lovers diary
何回か分からないんですけど。
Drinkers Lounge
何回か分からないですけど。
何が言いたいかと言うんですけども、やっぱり今のジャパニーズウイスキーっていうところはまだ、これ僕の持論ですよ。
まだウイスキーをちゃんと熟成しきれてないところもあったりとか、ラインナップが長寿とかできてないっていう中で、
なかなかあとジャパニーズウイスキー全体でどう売るのかっていうのがまだ定まってないところですね。
伝える人がいなきゃいけないんじゃないかと、ジャパニーズで。
個別の蒸留所とかの単位ではそれぞれ頑張ってるんですけども、
ジャパニーズウイスキーっていう全体でのそういうファンダムっていうのがまだ足りないっていう感じですかね。
A whisky lovers diary
作ってる最中っていうふうなところなんだろうなと思いますね。
Drinkers Lounge
その中で各蒸留所に関してはちょっとずつそういうファンダムが出てきたっていうところですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。
うまくこういった界隈の盛り上がりを法整備みたいなものとかも含めてジャパニーズウイスキーの定義みたいなものとかもですね、
絡めながら話が大きくなってくると面白いなとはやっぱり思いますけれども。
Drinkers Lounge
なかなか10年20年かかる商品ですからね。
A whisky lovers diary
そうですよね。だからこそファンダム大切っていうのはありますしね。
Drinkers Lounge
ちょっとそういうところで、
ジャパニーズウイスキーが流行ってきてるなっていうのはオークションからも分かるわけですけども、
一方で高価格化してきた輸入物のスコッチウイスキーっていうところはやっぱりなかなか大変だなというのは思いますし。
コレクターの重要性
A whisky lovers diary
ある程度価格も落ち着いてしまっていて、
たぶん本当にある程度ちゃんと見る目がないと、
ボトルの種類も増えてるんで、
AI使ったりとかしたら分かんないですけど、
やっぱり価格推移と味の推移とかがちゃんと分かってないと、
下手に手を出すっていうのも難しくなってるかなと思いますね。
たぶんこのことはきっと永遠に言われ続けるだろうなとは思うんですけれど、
本当に陶器目的で買うもんじゃないよみたいなことは永遠に言われ続けると思うんですけど、
逆に言うと熱量だったり情熱があるのであれば、
個人でボトルを買うもそうですし、
上手く事業化するなりして樽に手を出したりとかするのは全然ありだとは思いますよね。
Drinkers Lounge
それで直近で上手くいってるところっていうのもちらほら見かけますし。
A whisky lovers diary
結局経済的なというか、
金融的な出口戦略云々とかっていうようなことで語り始めると、
たぶん失敗してしまうものなのだろうとは思いますね。
お金が儲かりそうだから飛びつくとかっていう時は、
なぜこれが地上で強化されているのかとかっていう、
ダイナミズムに直接触れて、
情熱を持ってそのことに当たるのであれば、
まあ投資でも全然何でもすごくいいんじゃないかなとは思います。
Drinkers Lounge
そこでちょっと思ったのがですね、
これは違うんだよって僕の持論で言うんですけども、
ウイスキーを保管目的で買うんじゃない、飲むために買うんだっていうのは、
まあそりゃそうなんですよ。
飲むために買うんですけども、
すぐ開けなきゃいけないっていうのはまたちょっと違うんですよね。
A whisky lovers diary
そうなんですよね。
わかりますよ。
確かに。
Drinkers Lounge
それはちょっと今の話と通じるかなと。
A whisky lovers diary
確かにそうですね。
Drinkers Lounge
言ったんですけども。
あとはコレクターっていうのはいい存在でもあるんですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
コレクターを批判できる人は、
オークションでちょっと古くなったボトルを買ったことない人だけが石を投げなさいと言いますか。
A whisky lovers diary
それは本当そうです。
そういうのはあるね。
Drinkers Lounge
コレクターっていうのはボトルを保管してくれてる立場なので、
逆に言うと我々はありがたがってなきゃいけないというのはありますよね。
いや本当に、
A whisky lovers diary
転売屋とコレクターの違いはあるなとはやっぱり思っちゃいますね。
すぐ現金化するんとかっていうこと以上に、
状態よく保管するというか。
Drinkers Lounge
結局今のボトルオールドもそうですし、
現行もそうですし、
ウイスキー樽投資の現状
Drinkers Lounge
僕らは現行屋さんというふうに一応言ってますけども、
5年10年経ったらまたちょっとプチオールド語りかになってる可能性あるわけですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。
今ですらちょっとそうなりつつありますので。
Drinkers Lounge
今もそうなのかもしれませんが、
多分松木先生だってそうだったと思うんですよ。
身近なところで言うと、
2013年から18年ぐらいのコロナ禍前ぐらいまでは、
もう現行を全てチェックするみたいな人だったのに、
今となっては一昔前のウィスキーっていうふうに存在になってるわけじゃないですか。
ありがたいのは記録もそうですし、ボトルもそうですけども、
今の年代で当時のボトルと、
当時から熟成されているボトルと、
新しい短期短熟のボトルっていうのが、
いろんなものが市場に出ていて飲み比べできるってことはありがたいことですし、
言うならば伝説のバーというか、
バーでありがとうございますっていうふうになるようなバーっていうのは、
時々オールドが入ってはいますよね。
A whisky lovers diary
大体どこでも。
Drinkers Lounge
それはバーがボトルをきちんと取ってたからであって、
そういうボトルを叱るべき時期まで取っておくっていうのも思うところなわけですよね。
A whisky lovers diary
むしろ飲み手だったりとかコレクターだったりとかっていう視点から考えてしまうと、
今この瞬間だったりとか、
当時あの瞬間に売られていたボトルというのは現行のというか、
ワンオーナーで買った現行のボトルっていう扱いになりますけれど、
今はもう手に入らなくて二次流通市場とかで購入せざるを得なかったりとかっていう、
飲み手の視点からの議論
A whisky lovers diary
本当に古いボトルのことをオールドボトルなどとですね、
我々が飲み手の視点で言っているだけで、
言ってみれば例えばバーで提供したりとか、
過去にそれを購入した人、飲み手ですよねとかは、
ダイアリーさんがおっしゃったみたいに適切な時期まできちっとウイスキーとして保管してくれていたってことになるわけじゃないですか。
だからオールドボトルだった時、現行のボトルとかっていうのは非常に飲み手である我々の視点であって、
それをどのタイミングで飲むのが一番おいしいのかとかっていう視点でまた改めて見直してみると、
オールドも現行もないみたいなところには行き着くんじゃないかなとは思うんですよね。
Drinkers Lounge
そうなるとですよ、話が戻りますけども、
そういう視点ボトル一個一個について思って買うんであれば、
買るっていうのもありかもしれないけども、
A whisky lovers diary
そうですよね。
Drinkers Lounge
飲み手の視点からですよね。
でもそういう視点を抜きにして、
じゃあ単純に買ったら何か儲かりますかっていうと、
いや、そう簡単なもんじゃないでしょっていうのは思ってしまいますよね。
というので、どうでしょうか、この話に落ちはつきましたでしょうか。
A whisky lovers diary
まあ落ちはつかないかもしれないですけど。
Drinkers Lounge
やめとけって言うんですけど。
A whisky lovers diary
やめとけって話ですよ。
変な話。
もうバーで飲んでて隣の人がタルト押し進められてるっていう段階でですね、
もはや儲け話じゃないんだから、
本当にもうこの段階で儲け話じゃなくなっているということですね。
Drinkers Lounge
靴磨きに似たようなものが感じますよ。
ありますよ。
A whisky lovers diary
ダメですよ、本当。
そういう目的で買い始めるってことじゃないですよ。
Drinkers Lounge
ダメですよともちょっと言いにくいとこありますけども、
ダメですよって言いたくなる気持ちはわかります。
A whisky lovers diary
余計なこと喋ると。
Drinkers Lounge
というところにしておかないといろいろと怖いですからね。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
個人的にはっていう感じはありますけど。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
やるんだったら自己責任で。
ただ今言ったことぐらいは考えてますよねみたいなところではありますよね。
A whisky lovers diary
どうせやるなら。
Drinkers Lounge
どうせやるならそういうところでしょうか。
お金を使うんですからね。
A whisky lovers diary
きちんとしたところにお金をというふうに思います。
というわけで。
Drinkers Lounge
そういう中でいろいろと多分僕らの知らない世界もあるかもしれませんけども、
一応僕らの知ってる世界の中ではそういうふうな結論に至ってしまうと。
至ってしまいますね。
ということで一つ結論付けましたけども、
いろんな議論があると思いますが、
そういう話も流れてるんだなというのは思ったので、
話題に取り上げさせていただきました。
ということで今日もこれぐらいにしたいと思います。
お相手はウィスキーランバーズダイアリーと。
A whisky lovers diary
はい、ドリンカーズラウンジでした。
Drinkers Lounge
それではまた来週お会いしましょう。
最後まで見てくれてありがとうございました。
A whisky lovers diary
ダイアリーさんは風邪本当にお大事にしてください。
Drinkers Lounge
ありがとうございます。
A whisky lovers diary
というわけで皆さんも健康にはお気を付けください。
Drinkers Lounge
はい、お気を付けください。
お付き合いください。
それでは失礼します。
30:04

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