トレイルキャストアドベント2025の参加
はい、みなさんこんにちは。無題のなんちゃらキャストのキョウヘイです。
このポッドキャストは、わたしキョウヘイが何もかも知ったかぶって話す、そういった内容の番組になっているんですけども、
今回はですね、トレイルキャストアドベント2025というトレラン系ポッドキャストのアドベントカレンダーに参加をしております。
わたしの一回前は、今日は12月9日なんですけど、12月8日はガチ王の走りながら聞くラジオ、ガチ王さんでした。
というわけで、ガチ王さんからバトンを渡していただいているような形になるわけですが、さすがにガチ王さんは有名なんで、僕も知ってますよ。
あと多分どっかのレーススライドしたこともあると思うんですよね。
ただ、わたしは自分のポッドキャストも聞かないし、人のポッドキャストも実はあんまり聞かないので、そんなに存じ上げません。
大申し上げません。
さて、この番組ですけれども、もしかするとトレイルキャストアドベント2025で初めて聞いてくださる方もいらっしゃるかと思いますので、
簡単に紹介しますと、言った通り、わたしが何もかも知ったかぶって適当に喋るという内容でですね、
雑談とか近況とか、本を読んだ感想とかをだいたい一人で喋っている番組で、今回103回目なんですけど、なんで2年ぐらい続いているんですかね。
もちろんトレランの話もしたりしますし、ロードランニングの話もしたりするんですけど、今回はイベントに合わせていつもよりもトレラン色の強い話をしていきたいと思います。
自己のトレランダー認識
まずこのトレイルキャストアドベントのイベントページを見ますと、ここにトレラン系ポッドキャスターの皆さんへっていうのがあるんですよね。
あなたの番組もぜひ気軽に参加してください。
辞書トレラン系も大歓迎って書いてあって、これなんか辞書って言葉が結構面白いなと思って、確かにそう言われてみると人は何て言うんだろう。
いつからトレランダーで名乗るのかなとか、名乗るってどういうことなのかなとか、もしくは誰かに言われてトレランダーになるのかなとか、いろいろ考えさせられるわけですよね。
こういう面倒くさい話とかもしているような番組なんですけども。
なので今日は人はいつ一体自分をトレランダーと名乗るのか、トレランダーとセットするのかっていう話をちょっとしていきましょうか。
といってもちろんトレランダーとはこういうもんでしたね、と結論を押し付けるようなつもりは全くなくて、こういうやつもいるんだな、こういう考え方もあるんだな、みたいな軽さで聞いていただけるとありがたいかなと思いますね。
いや、初めて来てみなさんまだ帰らないで、これ最後まで聞いてもらえるといいことあるかもしれませんよ。
というわけで、自分が一体自分のことをどう思っているのかっていうところを考えていこうと思うんですけど、
そうですね、自分はランナーだとは思うんですよね。
例えば仕事でそのお客さんにプレゼンしたりとかイベントに登壇したりするときに、ちょっと1枚の自己紹介のペラ紙みたいなのを作ったりするんですけど、
そういうときはだいたいランナーとかハイカーとかっていうのを書きますけど、トレランナーっていうのはあまり書かないですね。
なので、もしかしたらトレイルランナーっていうラベルを自分には貼ったことがないかもしれないですね。
同じようにロードも走りますけど、ロードランナーっていうラベルも貼ってはいないのかなと思いますね。
もちろんトレランしますよっていうのは言えます。
そもそもですね、俺の場合は住んでる場所がタカオなのでちょっと特徴なのかもしれないんですけど、
走りに行くときにね、今日はロード行くかとか、今日はトレラン行くかとか、あまり決めないで走りに行くことが多いんですよね。
例えば、ロードのレースの前とかでポイント練習とか、
あとは仲間と定期的に八王子の藤森トラックでペーストをやったりしているときは、
今日はこういう練習するよっていうふうに決めて走り出すんですけど、
ジョーグするときとかっていうのはあんまり決めてないんですよね。
例えば今朝も、いつも私タカオから浦タカオのコボトケ峠の登山口入り口まで、
峠層というと、峠まで行ってないので峠層じゃないんですけど、峠層的なことをよくロードでやるんですけど、
今朝も峠層行こうと思って家出たんですけど、いやなんか北タカオちょっと行きたいなとかって突然思って、
それでそのまま北タカオの尾根に入っていって、家から30分で北タカオの尾根どこまで行けるかなみたいなことを思いついたんで、
これちょっと毎日やっていって、ちょっと強くなるかやってみようかなとかっていうのを突然思い立ってやってみたりだとか、
そもそも今日トレランスするっていうのはあんまり決めてないんですよね。
なので俺がジョーグのとき必ず履いているのが、今は何台目か忘れちゃいましたけど、
他のロケットXが好きで、これをいつもジョーグのとき履いているんですけど、
このロケットXはすごい酷視されてて、今1400キロぐらい走ってるんですけど、
これねトレランスもロケットXめっちゃしちゃうんで、
まあちょっとまあ一括そのまま突っ込んでて、今すごい落ち葉フカフカのシーズンなんで、
ロケットXのラグがないようなソールだと本当に下りとかめちゃめちゃ怖いんですけど、
まあ何が言いたいかってあんまり決めていかないんですよね。
例えば、今日ラーメン食おうかな、蕎麦食おうかな、カレー食おうかなみたいな選択と同じように捉えている感じで、
今日はこっちの気分だから山行こうとか、
ロード10キロ走ったら帰りにちょっとこの山行こうとか、
あそこの登山道から峠越えて近道で帰ろうとかっていうのを臨機応変にやってるんですよね。
まあそういうのもあるかもわかんないんですけど、
なんていうかそうトレランダとか名乗るとか肩書きをつけるっていうのはあんまり重視してこなかったんですよね。
とはいってですね、自分はトレランダだって名乗ってる人をどうこういう気は全くないので、
そこはちょっと安心して聞いていただけたらいいなと思うんですけどね。
ちなみにいつもこの番組聞いてくれてる人はなんか俺すげえ今日丁寧だなと思ってるんですけど、
若干イベントに参加してるっていう緊張してるところはあるかもしれないな。
というわけで、これはいろんなところで散々言ってることではあるんですけど、
まず俺のトレランの原点っていうのがどういう感じだったかっていうのを簡単に話してみたいと思うんですけど、
まずですね、十四、五年前に登山を始めたんですよね。
いわゆるハイキングなんですけども、
ハイキングを始めてみたら最初のうちに白目山とかよく行ってて日帰りでどこまで行けるかみたいなことしてたんですけど、
そうするとその前から高尾には住んでいて、全く興味のなかった自分の住んでいる地域の面白さに気づいたんですよね。
それで登山やってるときに、当時よく一緒に山登っていた登山の先輩がいて、
ぷよって言うんですけど、彼が本当に歩くの早くて、
同時にダイエットとか行って、たまにジョギングをしていたので、
あれ、じゃあこれ山を走ればいいんじゃないかとか言って、
勝手に山を走り出したのが俺の今思えばトレランの原体験なんですよね。
トレランというような文化とか、そういうコミュニティとかカテゴリーがあるっていうのを知る前に勝手にやってたっていうのが、
俺とトレランとの出会いなんですけどね。
トレランというか、ランニングは本当にすごく面白くて、その延長で好きなんですけど、
いろんなところ旅行行った時も、トレランしに旅行に行ってるわけじゃないんですけど、
結果的に面白そうなトレイル見つけて走るっていうのをすごいやってて、
イスラエル行った時とか、ヨルダン行った時とか、メキシコとかペルーとか、
いろいろオーストラリアとか、だいたいどこの国行ってもトレイル見つけて突っ込んでいくんですよね。
なんていうか、単にそこに走れそうな不正地があると入っていっちゃうみたいな感じなんですよね。
なのでレースとか、種目というか競技というトレイルランニングに出会う前に、
山を走るっていうことを勝手にやっていたので、
こういう原点みたいなものも、あまりトレイルランニングをやってます、
トレイルランナーですって言わないようなタイプである、
自分の根っこになってるって感じはあるんですよね。
もともとそういう競技があるってのも全然知らなかったですし、
今はトレイルランニングのコミュニティとかランニングのコミュニティとかでものすごいたくさんの仲間がいますけど、
当時はそういうのあんまり知らなかったんで、
そういうことよりも、何ていうか、好奇心っていうか、
こんなことできるじゃんっていうのが結構先に立てたっていうのがまずありますよね。
そんなこんなやってる間に、いろいろトレイルランニングという文化があって、
トレイルランニングの多様性
トレイルランニングのコミュニティがあって、トレイルランニングの道具がいっぱいあって、
トレイルランニングのお店があってとかっていうのをどんどん知っていって、
Twitterとかでもトレイルランニングやってる人たちをフォローしたりして、
だんだん私も、私?俺?安定しないな、染まっていくんだけど、
その時結構カルチャーショックを受けたのはね、
例えば何かで50キロ走ったことありますよって言うと、
じゃあ次は100キロのレースですか?100マイルのレースですか?
っていうことを割とトレイルランニングやってる人って平気で言うじゃないですか。
これって普通にちょっと狂気で狂ってるっていうね、狂気の会話だと思うんですけど、
これもなんかすごく面白くて、このトレイルランニングの距離を上げていく発想っていうのはなかなか面白いと思うんですよね。
例えばサラリーマンで年収500万円の人に、
ああそうですか、じゃあ次は年収1000万ですよねとかって言わないじゃないですか。
なのにこのトレイルランだと割とこういう距離を伸ばしていくゲームみたいな価値観が飛び出してくるのが、
私には割とカルチャーショックだったんだよね。
そういうのもあって入り口がもともとレースとか100マイルっていうすごいのがあるとかっていうのに憧れて始めたとかじゃないので、
トレラン自体は10年以上やってるんだけど100マイルは走ったこと一度もないんですよね。
出るか出ないかもちょっと微妙なところかなっていうところもあったりして、
長い距離を走るのは全然すごいなと思いますし、
いや俺にはできないなと思うんですけど、
俺は距離を走るっていうことでトレイルランニングを定義してないんですよね。
トレランっていうのは単純に俺は不成長を走ることだと思っていて、
なので、俺は陸上の趣旨じゃないんでクロスカンとリソ、クロカンっていうのがどういう意味か定義わかんないんだけど、
登りも下りも関係なくて短くても長くても俺はトレランだと思ってるんですよね。
俺のすごく好きな地元のトレイルにコボトケ川トレイルっていうのがあるんですけど、
これはもうほぼ平地なんですよ川沿いのトレイルで、
ただ昨日出てたりとかちょっと引き伏がったりとかするのがすごく面白いし、
スピードも結構キロ音出せたりするのでめちゃめちゃいいトレイルなんですけど、
なのでああいうとこも全然好きなんですよね。
ただ楽しく走れればそれで十分で、すごく登ったからすごく楽しかったっていうこともないんだよな。
山はピークハントする楽しさとか両線から見る景色とか、
綺麗な尾根道歩く素晴らしさとかいろんなのがあるので、
登るのというか山の上に行くのは好きなんですけど、
登る行動自体が好きっていうことでもないんですよね。
そういうタイプの人もいるんだなって思っていただければいいですし、
あとテキサスでトレラン20キロのトレラン出た時あるんですけど、
あの時なんて20キロ走って累積方向50メートルぐらいのトレイルランニングの大会があって、
それ多分俺が人生で出た3個目か4個目ぐらいのトレラン大会だったんだけど、
トレイルランニングの定義
あれも全然面白いからね。
なのであんまり登らなくても登っても何でもトレランニングっていうのは成立するんじゃないかなっていう風に俺は思ってるんですけど、
日本はやっぱり山が多いし、山を走るのはトレランっていう形になってるし、
山以外でトレイルってそんなにないですもんね。
調べたことないからわかんないですけど。
なのでどうしてもそうなっちゃうかもしれないんですけど、
俺はそういう風にすごく登るから楽しいとかっていう風には思ってないんだよな。
トレランニングレースで強くなりたいとかっていう発想がそもそもないんで、
今月何メートル登らなきゃっていうようなこともあんまり思わないですよね。
というわけでですね、
喋れば喋るほどお前トレラン系ポッドキャストの番組で喋るようなタイプじゃねえんじゃないかって自分で思い始めてるんですけど、
そんな感じなんですよね。
こういうのが俺のトレランの捉え方ですと。
そうなるとですね、みんなはどう思ってんだろうなって結構不思議に思うわけですよね。
皆さんはトレランニングっていうのを競技とかそういう種目として選んでますか?
もちろんレースに真剣に取り組んだりとか記録を追いかけたりするっていうのはすごくいいと思いますよ。
私もフルマラソンでは記録を追いかけて自己ベスト出して喜んだりっていうことはするので、
それは本当に素晴らしい子だと思うんですよね。
ただ、個人的に結構面白かったのが、ある友人と食事しているときに、
彼もトレランをやって、俺もトレランをやるんだけど、
その彼が、俺は競技者だからっていう発言をして、
そのときなんていうか、俺はすごくハッと思ったんですよね。
俺はなんだっけな、俺別に競技としてレースには出ることあるけど、
自分のこと競技者って言い続けたことないなというふうに思ったし、
自分の前にビシッと線を引かれちゃったような気もして、一番の寂しさがあったんですよね。
いや、俺はその線を越えて、いやいや俺も競技者だよっていう勇気は全くないんですけど、
トレランとジョグの違い
なので、いろんなみんながどういうふうにトレラン、または自分のことを捉えているかっていうのは結構興味がありますね。
ただ、俺の場合はどっちかっていうと単純に、
やってみたいからやってるとか、楽しそうだからやるっていう感じで、
正直それ以上の動機っていうのはあんまりないんですよね。
なので、競技として選ぶとか種目として選ぶみたいな意識がなくて、
本当に単に好きなこと組み合わせて、山好きだし、走るのも好きになっちゃったから組み合わせて、
そうするとほら、同じ時間で遠くまで行けるようになるじゃないですか。
なんでその登山の幅も広がったし、という感じなので、
もしかしたらこういう感覚の違いが、俺は自分のことをトレランだって名乗ってこなかった理由の一つなのかもしれないなっていうふうによく考えたりしますよね。
そういうのもあるので、本当これはしょうもない話なんですけど、
レースも辛かったりつまんなかったりしたらすぐやめちゃうんですよね。
なので、DNFクソ野郎と自分でも思ってるんですけど。そうなんですよね。
ちなみにこんな話はどこに行くのかな。なんかみんなが不快になる方に行かなきゃいいなって思いながらちょっと今汗かいてるんですけど。
世の中にはトレランダですって名乗る人もいっぱいいて、もちろんそういう姿勢だったり誇りは本当に素晴らしいなと思いますね。
ただ繰り返しになっちゃうけど、俺はそこに線を引く感覚っていうのがあんまりなくて、そう思う瞬間がまだ来てないっていうだけなのかな。
なので、トレランダですって言う人もいない人も自然に共存できるのがすごくいいよなっていうふうには思ってるんですけどね。
なんかすごく細かな話になっちゃうんですけど、みんなも使ってるランニングの記録するアプリのStravaあるでしょ。
あれってさ、そもそもタイプをランニング?ロードランだっけ?と、あとトレイルランが分けられるでしょ。
あれ結構俺すごく悩んじゃって。何でかっていうとさっき言ったように、俺の場合家からアプローチなんで、絶対最初ロードがあるし、
で、わざわざ登山道の入り口のところで時計止めて記録切り替えるとかってやらないんで、じゃあ一旦今やってきた俺のランニングは何なんじゃいっていうのをすごく悩むんですよね。
いや、トレランなのかな?でもロード半分ぐらい走ってるしなとかってなって。
なのでそのStravaタイトルを細かく俺毎回編集するんだけど、なんかトレラン何分って書くのもしっくりこなくて、最後結構ジョークだしなとか。
あとたまに山から降りてきてもうちょっと走ろうとかと思って、河川敷今走ってたりするんで、そういう時にこのタイトル、
ただのジョグって言っちゃうとせっかく山を走ったニュアンスが消えちゃうしとかあって、
最近は山プラスジョグみたいなしょうもない名付けに収まってるんだけど、でもなんか実はこれも今日話してるテーマに繋がってるような気もしますね。
今何をやってるとか今日は何をするっていうのを本当に俺は全然決めてないなっていうのが、
さっきやったランはお前トレランなのかジョグなのかロードランなのか何なんじゃいって言われるときに答えられないっていうのは結構面白いなと思いますね。
やっぱりその人によってはトレランニングとロードランニングは完全に使い分けてる人がいるじゃないですか。
ただそれはあれなのかな、俺が高尾に住んでてもう行こうと思えばすぐ山に行けるしっていうところは絶対ありますよね、そこね。
でもトレランニングってサーフィンみたいに海のそばじゃなきゃ全然できないっていうことはないと思うんですよね。
俺今町田にある自分の事務所で喋ってるんだけど、ここからもやろうと思えばすごい小さいけど日向山っていう山があってトレールがあったりするし、
すぐそこにちょっと緑地があるんで1周50メートルぐらいのトレールがあったりするんで、やろうと思えばそこを10周ぐらいしたらトレールまでたったの500メートルだけど、
トレラン的なことはできると思うんですよね。ただそれによってトレランレースに出る強さが得られるかっていうと全然登ったりしないんで得られないかもしれないんですけど、
俺がやりたい、ちょっとトレール走りたいなっていうのは割とそれで満足できちゃうんで。
だから俺も田舎に住んでるんですけど、全然どこに住んでてもジョグとトレランってそんなにくっきり境界を分けなくてもできるんじゃないのかなとかって思ったりするんですけど、どうなんですかね。
トレイルランニングの体験
だから皆さんは自分のことをどんな時にトレーランだって思ったのかなとかすごく興味がありますね。
あるいは全然そんなことは誰も考えてないのかもしれないですよね。
名前つけることによってモチベーションが上がって意味を見出していくっていうタイプもいるかもしれないし、
俺は全然気にしないでやっていて、気づいたら一部トレールランナーっていうカテゴリーに形突っ込んでいるとかっていうタイプもいるかもわからないですし、
もしかしたら全くそれにも関係なくトレーランニングっていうコミュニティーだとか競技とか全く関係ないところで山走ってる人もいるかもしれませんね。
そう考えると手弦道の熊野とかでやってる奥がけなんちゃらとかアジャリみたいな人たちっていうのはトレーランニングとは関係ないところで山走ってる人たちとして存在するんですかね。
あと、ガクっていう漫画の島崎散歩はトレールランナーではないですけど、山走って登ったりしてすごい速かったりしますね。
そういうのとかいろいろあるなぁと思いましたね。
これはトレールランニング系のポッドキャストのイベントなので、それでちょっと俺も自分の立場を振り返ってみたんですけど、
皆さんもちょっと興味あるなぁ、急にお便りくださいとかって言っては難しいと思うんですけど、一体いつからトレールランナーだと思ったのかとか、
あなたはトレールランナーですか?みたいなことはすごく興味があるなぁ。
もちろんスポンサーとかついてプロ的な形でやってる人たちは絶対トレールランナーだと思うんですけど、
ほとんどの人って俺とかと同じように趣味の延長でやってる人が多いですよね。
もちろん俺は競技としてやってる人もたくさんいると思うんだけど、この大多数の趣味でやってる人たちが自分はトレールランナーですっていうタイミングに俺はものすごく興味がある。
例えば、一回山で走ればトレールランナーなのか、これはどこがいいとか何が正しいとかって話ではなくて、
どの瞬間にトレールランナーになるのかなっていうのが非常に興味がありますね。
なんで、いやキモ、お前そのトレールランケーっていうアドベントカレンダーの説明文でそんなに考える人いねえよとかって今思ってたとしたら、あなたは正しい。
でもせっかくなんで皆さんもこれここまで聞いちゃったらしょうがないと思うんで、それをすごく聞きたいですね。
なので一応このポッドキャストにはお便りフォームなんていうものがあったりしますので、暇な人は意見聞かせてくれるとありがたいですね。
もちろんみんなの結論だとか何が正解だとかっていうのをしゃべりたいわけではなくて、いろんな考えがあるし、中にはこういうやつもいるんだなと。
なんかトレールランケーポッドキャストの人たちでみんな自分のことをトレールランナーっていう前提でしゃべっているのかなと多分思うんですけど、
突然こういう異物みたいなやつもいるんだなっていうのを思っていただけると面白いなーなんて今しゃべりながら思いましたね。
とはいえ私もトレールランニング自体はやりますので、今度はですね、4月に台湾の50キロのトレールランレースに出たりとかしますしね。
またトレールラン的には台湾の2番目の高い山にトレールランで山頂まで行ったこともありますし、ベトナムの一番高い山もトレールランで登頂しましたし、
トレールラン自体はね、めちゃめちゃ好きなんですよ。旅行行くときにトレッキング、ハイキングの装備全部持っていくのってそこそこ荷物が重なりますよね。
昔は15年前くらいとかに香港トレール歩いたりしたときはトレッキングポールとかクルブ島であるシューズとか一式登山装備持ってきましたけど、
今だったらタンパンTシャツ、トレールランシューズ、なんならウエストベルト、あとソフトフラスク1本とかでね、どこの国も俺走りに行っちゃうんだけど。
なので、そういう意味だとなんだろう、トレールランニングをやるようになったのは翼を得たようなことかなっていうのは思いますね。
俺はランニングを旅行中にするのをランツーリズムっていつも言っていて、ストラバとかのタイトルでもどこそこランツーリズムとかって書くんですけど、やっぱり、ごめんなさいカッコつけたこと何度も言うけど、
翼を手に入れたようなもんだよね。だってなかなか行けないし、あと全然山入っていかなくても、街とかでもランニングで見るとスピードも違うし、やっぱり距離も伸びるし、変な路地とか結構突っ込んでいったりすると面白いでしょ。
俺、本当にいろんな国で昼夜問わずどこでも走り回ってるけど、正直危ない目に遭ったことっていうのは一度もないですね。ペルーのクスコっていう街で夜中走ってたら首輪もついてない狂犬みたいな3頭ぐらいに追いかけられたのが一番危なかったですね。
なので、思った以上に、これはね、ちなみにこの番組では私、セクシズムの話とか、ルッキズムの話とか、全然ランニングに限らない話もしたりするんですけど、今、俺がどこの国でも昼夜問わず走れるっていうのは、俺が男性だからかもしれないなっていうところもちょっと思ってしまいましたね。
そんな感じで、普段はこういう本当にランニングも関係ないような雑談とか無限にしてるような番組なんですよね。
ナルセシリーズの紹介
そういうわけで、普段は冒頭に、きょうへいさん、最近本何読んだのコーナーっていうのやっていて、今回いきなりもしかして初めて聞いた人が、何をこいつが急にトレラン系のアドベントカレンダーで読書の紹介をしてるんじゃないってなると思ったんで飛ばしたんですけど、ちょっと最後に最近読んだ本の話をしたいと思います。
最近、前回102回目やってから1週間ぐらい経ったのかちょっと覚えてないですけど、読んだ本はですね、ちょっと待ってくださいね、ブックログ見ますね。
ちなみにブックログっていうのはご存じのない方のために紹介しますと、自分の読んだ本をいつ読み始めて、いつ読み終わったかとかを本棚に登録できて、簡単なレビューを残せるようなウェブのサービスなんですけど。
そうですね、ナルセや都を駆け抜ける、今日の朝読み終わったんですけどね。これは非常に有名な宮島美奈さんっていう作家のナルセシリーズの第3弾なんですけど、これもめちゃくちゃ面白かった。
ナルセが大学生だったんですけど、この周囲をどんどん巻き込んでいくのはすごく良くて、これ第3弾で完結するって言われてるんですけど、もっとずっとこのナルセあかりが成長していくのを見てたかったなっていうような非常に面白い作品でしたね。
ただこれ、1冊目読んだ時に最初、俺ちょっと身構えてて、なんというかこの主人公の造形が不思議で小無性で天才派だっていう感じなんですよね。これって要するに機能としては、俺たち普通の人間とは違う視点で世界を描くっていう小道具なわけですよ。
例えば最近だと漫画でロボノフジっていう漫画があって、彼は天才派ではないんですけど、なんか部外装であまり感情を表に出さないんだけれども、熱いことをたまに言うみたいのはこのナルセあかりにそっくりだなって思うんですけど。
そういうのを、ロボノフジも似た構造だし、韓国ドラマによく発達障害的な主人公が出てくる設定が多いじゃないですか。古典で言えばレインマンですよね。
なので最初はそういうところがうまくフィクションとして消化できてないと、あざとさを感じちゃったりするなっていうのがあるので、ちょっと身構えて読んだんですよね。あざとさ好きじゃないなと思って読んでたんですけど。
でもこれ読んだら1冊目でもう大好きになっちゃったんですけど、それは遥かにナルセあかりのエネルギーがあって、周囲の人たちの温かさがあって、部外装で無表情なんだけど、たまに放つすごい心にさされる言葉があったりするんですよね。
というわけでこの3冊目も本当に最高の1冊でしたね。中でもすごく良かったのが、これランニングする皆さん、DNFしたことのある皆さんにもぜひ紹介したいセリフがあって、このナルセあかりが言うんですけど、
みんなは目標を立てたりした時にはそれを到達したかどうかに着目するんだけど、彼女が言うのは、ゴールにたどり着かなくても歩いた道は無駄じゃないっていうセリフがこの1冊に出てくるんですけど、これはすごい胸を打たれた。
これははっきり言って人生全てに共通するテーマだと思うんだけど、これ面白かったですよ。出てくる登場人物たちがこの後どうなっていくかはずっと見守りたかったですけど、今作者がここで終わりにするっていう決断を指示したいと思うんですけど、本当に面白かったんで、ぜひトレイルランナーの方もそうでない方もナルセシリーズ3冊、非常におすすめなんで、ぜひ読んでいただければと思います。
次回の告知と感謝
あとはお便りフォーム紹介とか、ツイッターでハッシュタグがあるんですよね。なんキャスです。なんはひらがな、キャスはカタカナなんですけど、そこのコメント紹介などもしてるんですが、それも次回以降の通常回でやっていこうかなと思いますね。
で、次回はまた通常回になりまして、喋るよ喋るよって言っている、宿題を喋っていったりだとか、俺がまたドタバタランニングしたりしなかったり、ペースが上がったり落ちたり、山に行ってみたり行かなかったり、面白おかしいギアを買ったり買わなかったりっていう話をしていこうと思いますね。
ちなみに明日はですね、はい、ランブラーさんの夜明けのトレイルが12月10日待っていますので、じゃあランブラーさん、バトン渡しますのでよろしくお願いします。
ちなみにランブラーさんと私は今年の新越語学100マイルで、ランブラーさんが選手、私がペーサーできちんと完走したぐらいの中ですので、いいところでつながってますね。
というわけでランブラーさん、次回の10日の分はよろしくお願いします。そんな感じでよろしいでしょうか。なんかちょっと今日気負って遅い気で喋ろうと思ったんで、なんていうか、もしかするといつものように十音無人に適当に舌がぶって喋る能力が減っている気がするんですけど、こんな感じで。
もし興味があった人は他の回も聞いてみてください。真面目にトレーナーレースの話をしている回もありますし、よくわかんないけどさっきも言ったようにセクシズムだとかフェミニズムの話をひたすらする回があったりですとか、ルッキーズムの話をする回があったりですとか、オシレットの話ですとか、男性側のスワリションの話をずっとする回とか、いろいろございます。
ひたすらおっさんが3人でベトナムの居酒屋で喋っている回などもありますので、万が一興味があった人は他の回も聞いてみていただけるとありがたいと思います。
そしてこのトレイルキャストアドベント2025を主催されている皆さん、ありがとうございます。Jコンドさん、くわばるゆうすけさん、かずみ__nさんですね。これはあれなんだよね。
いぶきステーションをやっている皆さんが主催者なんですかね。本当にこういう素晴らしい機会を与えていただいてありがとうございます。また来年もあれがあればもっとちゃんと喋れるように練習しておきたいと思いますし、また呼んでくれたらぜひ参加したいと思います。それでは皆さん、なんだ?良いお年を!