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2025-10-15 10:00

UG230:AIとオマージュ(第269話サブトーク)

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UNDERGROUND#230

- アニソン界の至宝
- 人工知能 vs 人の感性
- パクり?オマージュ?
- みんなビートルズが起源
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UNDERGROUNDは本編サブトークです。
本編
「第269話:「この世界は好都合に未完成」」
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サマリー

このエピソードでは、アニメの音楽やAIによる音楽制作、さらにはイラストの模写問題について議論されています。特に、「もってけセーラー服」の制作過程や著作権に関する倫理的な側面についても話されています。

アニメ音楽の魅力
この番組はワクワクラジオからお送りします。
アニメの中で、文化祭で春日が演奏するっていう、その1回きりの曲。
この曲が爆発的に売れたんですよ。
そうですか。
そう。それと、ラキスタっていうアニメの、もってけセーラー服っていう曲。
神様の神に前って書く方ですか?
そうそう。
幸崎さんでもいるんですね。
そうやね。俺もこれ読み調べて。
いらっしゃいますね。有名な方です。
その方が、もってけセーラー服とゴッドノーズで、2回分の番組で、それぞれどうやってできたんですかっていうのをやってて。
その人が、初行のデモから完成まで全部聴かせてくれるのよ。
うわー、楽しいね。
全デモを流してくれるのよ。
特に、もってけセーラー服っていう曲って、本人も言ってましたけど、カオスなんですよ。曲として。
で、この曲はもう、今作れと言われてもできないみたいな。できてしまった曲なんですみたいな感じで。
あー、そうね。偶然というか。
言われてて、その時のプロデューサーからは、こういうオーダーを受けてやりました、説明してくれるんだけど。
もってけセーラー服の時は、聴いたことがない曲を作ってください。
うわー、そう言うね。もう漠然とね。言うんですよ。平気で。ほんとに。
とにかくそれが印象に残ってますと言われたの。
で、最初のデモの曲って、全然カオスじゃなくて、ちゃんとJ-POP風の曲として成立してる、ワンコーラス入ってる。
AI音楽の現状
で、出したら、そのプロデューサーに、全く違いますと言われた。
そうですよね。きつい瞬間ですよね。
もう全く違いますみたいなこと言われて、それで一発目出して全く違います。
二発目出して全然これも違いますって言われて。
たぶんね、5個目ぐらいのデモで、やっと、これは行けるかもみたいな。
でもその、Kousakiさんレベルの人でも、全然違いますねこれって言われるんやみたいな。
いや、あると思いますよ。
ちょっと変えてとかじゃなくて、一から作り直してくださいみたいなことを言えるんだっていうのが、
俺の業界でそんなこと言われたら、はぁ?ってなるもん。
まぁ、はぁ?ってなるかもしれない。そりゃ、そりゃ、なるよ。
なんか、バチッて当たった時の、相手のその、これなんですっていう時のリアクションが見たいみたいなところも実際あって、
なるほどなぁ。
これやねんって言う時の、その相手さんの顔っていうのをすごい覚えてるから、
やってやったってなるんや。
それ一つ指標というか、目標みたいなところがあるかもね。
いいんじゃないですか。それでもプロとしての教授っぽい感じですね。
音楽は一曲一曲、丹精込めて作ってるのがほとんどだと思います。ほんとに。
ほんま想像の倍以上は丹精込もってたね。
あぁ、こんな海の苦しみやっぱあるんだっていうのを、なんか知れる嬉しさみたいなのがあるよね。
リスナーメッセージはすごい嬉しいよね。
嬉しいよね。
だって絶対聴けないじゃん、デモなんか。
そうだねー、オファロワー。
もうすっごい安っぽい音してたもん。
そうなんですよ。
そう。
で、これがあの曲になってんのかってなりますもんね。
そう。そこそこAIが今音楽作って、そのAIが作った曲だけを永遠に流し続けるYouTubeチャンネルとかめっちゃ増えてるんですよ。
パッと聞きねえ、もうわかんないんですよ。
この曲あったかもっていうぐらいのレベルなんですよ。
そうですね。あれですね。
多分ご存知の方もいらっしゃると思うんですけど、ザンクレアルファードの曲。
あれはAIが作ってるんですよね、きっと。
あれを最初聞いた時に、そろそろ立ち打ちできなくなったなって本当に思って。
ザンクレシリーズも結構色々曲があるんですよね。
アルファードだけじゃないんや。
ザンクレアルファードなんですけど、男性ヒップホップグループが歌ってそうな例のあの感じとは別の、なんか女性ボーカリストが歌う感じとかっていうのもあるんですよね。
そっちを聞いた時に、うわもうこれ西野可奈さんとかが歌ってても全然わからへんかもとか。
そうよね。感性度で言うと多分そうなんだよな。
いわゆるパロディーですけど、その市場のニーズは満たしてるなと思った。
満たしてる。そこはいいと思うんだけど、でも多分AIには逆アクションは作れないと思うんだよね。
そうだな、それはそうです。
コウサキさんも番組の中で言ってたんだけど、歌って気持ちいいメロディーっていうのが僕は作れてないみたいなことを言ってあって。
それはなぜかっていうと、コウサキさんは基本全部鍵盤で作曲するらしくて、鍵盤でメロディーを作ってそれの響きで採用してたりするから、いわゆる鍵盤メロディーになっちゃうみたいな。
これは響きとしては気持ちいいかもしれないけど、実際声に出して歌った時に決して気持ちよくはない。
そうなんだよ。
そこってさ、やっぱりまだ人の領域やなと思うんだよね。
そうですね、そうかも。
言ったら感情的な部分じゃん、多分。
そこまで統計的に取られて再現できるようになったら、もう歌うだけで良くなっちゃうのかもしれないね。
模写問題と著作権
そうだね。
その話からちょっと派生する話もあったんですけど、これもタイムリーな話で、漫画家の江口久志さんの話あるでしょ。
あれってインスタグラムで流れてきた、誰かその時は分からなかった綺麗な横顔の人をいいなと思ってそのままイラストにしたっていうのが問題とされてるわけじゃん。
まんまトレースしてるみたいな。
なんであんなに問題になるんですか?
イラストレーターなのにゼロイチしてないっていう話なんですよ。
要は既にある写真とかをそのまんま模写してるだけじゃないっていう。
一回写真っていう作品になってるっていうことか。
そう。やったらそういうことをスキャンして画面に出して上をペンでなぞればある程度誰でもできますよねみたいな。
それがプロの仕事としてどうなんですかって。
なるほどな、そういう考え方か。
それとそれを元の媒体に無許可でやってるっていう。たぶんその二軸やね。
後者はちょっとわかんないな、それは言われるかもな。
それは確かにまずいよねっていう気持ちと、でもそれみんなができるわけじゃないよなっていう技術という面でね。
だって音楽だってそうじゃないですか?オマージュでしょ?
そう、そうやんか。
言ってるけどね、最近のアーティストってこれからインスパイアされましたって。
僕最近聴いてて大好きなアルバムが藤井和さんのプレマっていう一番最新アルバム。
サウンド的には80年代とか90年代ちょっとレトロっぽい音。
これ明らかにあの曲やなみたいなのが、メロディーとかじゃないんですよ。
こういうドラムで入っていくなとか。
ここでエレピの音が入ってくるなとか、これまんまやんっていうのがあるんですよ。
ちゃんとご本人もこの曲大好きなんです、僕って過去に発言してたりするのよね。
同じってことでしょ?
でも僕はそれはそれでも全然違う楽曲として構成は確かに一緒なんですけど、
元の曲は元の曲、今回の藤井和さんの楽曲はそれっていう風に僕は聴けるのよ。
パクってなーとはならへんわけ。
最初の分かり道はそっち行くわけや。
9ミリパラベラムバレットやったかな?
9ミリとしか言わへんじゃない?
9ミリが、メタルのカバーのコンピレーションアルバムに1曲作ってるのがあって、
イントロがドラムのソロから始まるんやけど、100%サディスティックデザイヤーやん。
もう完全に一緒。
オマージュですね。
それは、それ政府なんやっていう。
いや、なんて言うでしょうね。だから捉え方、なんて言うの?
これ楽しいってなる?サディスティックデザイヤー始まらへんのかい?ってなるんか、
ガチファンは何パクってんねん?ってなるかっていう、そういうことでしょ。
捉え方だけでしょ。
まあ、そうやね。
ビートルズの真似をして、いろんな曲ができてるわけじゃないですか。
まあね、そこを封じちゃったら業界もそんなに発展しなかったかも。
無理だよ。無理です。音って限られてるんだから。
まあ、そりゃそうだな。
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