こんにちは、小畑翔吾です。 こんにちは、種市明です。
この番組、テクノロジーとカルチャーの種あかしでは、
ファッション、ウェルネス、食、スポーツ、テクノロジーなど、
感度の高い大人が気になるこれからの話題を日常目線で揺るぐ語っています。
お届けするのは、Decentierでブロックチェーンやクリプトのコンサルティングや、
デジタル会員権サービススラップスを提供する小畑と、
Beams出身で今フリープランナーとして活躍する種市明さん。
それぞれの視点でちょっと先のライフスタイルを考えていきます。
ということで、そのバンドを始めて、
お金なくて牛乳配達してみたいな話から来たんですけど、
そっからさ、他人のプロデュースをするわけでしょ?
いや、そうね。
これはさ、どういうきっかけでとか、どういう思いでとか、なんかその辺は?
これもマジでたまたまなんだけど、
デンパグミというアイドルがいて、
そのアイドルに一番初めに楽曲提供をさせていただいたんですが、
レーベルが同じだったんですよ、たまたま。
トイズファクトリー、当時トイズファクトリーっていうレーベルに所属してて、
デンパグミもトイズファクトリーに行って、
そのデンパグミのプロデューサーのもふくちゃんっていう方が、
イーナーズのことを面白がってくれて、
あんた曲書きなさいよみたいな感じで。
そうなんだ。
言ってもらって、
俺はアイドルとか何にも知らないで育ってきたんで。
マジで無縁だったじゃん。
当時は嫌だって思ってたような人間だったんで。
でもやっぱ言われて、
何それ超面白そうみたいな感じで、
当時俺SNSとかも全然やってなくて、
そういう外からの情報とかも入ってこなかったんで、
デンパグミがどういうアイドルとかも知らなかったんですけど、
曲を作ったのは一番初めで、
1回目曲作って、
そしたらまた頼んでくれて。
それどういう脳みそで作れるもんなんですか?
本当に当時は友達の女の子に曲書くぐらいの感じです。
今までは1回もやったことはないんですか?
やったことないです。
アマチュア時代から誰かのためにとか?
ないです。
なのにいきなり友達の女の子に書くような感じで、
書けるもんなんですか?
でもそれこそ何にも知らないからこそ、
責任もなく普通に曲作ったっていう感じなんで、
1回目に1曲目に1曲目作って、
どうやらそしたら2曲目ぐらいでバーって売れ始めて、
だからあれでしょ、
ちょっと多分僕もデンパグミそんな知らないし、
谷さんほぼ知らないと思うんですけど、
多分たまやーくんがプロデュースする前は、
ほぼ売れてなかったんですか?
まあそうね、言うたら地下アイドルみたいな感じだったと思うよ。
それが2曲目ぐらいでタイミングもよく一気に来たんだよね。
そうそうそうそう。
本当に自分が書かせてもらったタイミングを、
マジでデンパグミがバーっていくときだったから、
すごいラッキー。
これもラッキーで。
で、3曲目を頼まれたときに、
次武道館ですって言われて、
マジで?みたいな。
俺はただ友達の女の子に作ってると思ったら、
そのSNSとかも何も見ないから知らなかったけど、
武道館なんだみたいな。
とてつもないことになってるぞ。
ってなってそこで初めて、
あ、俺とんでもない仕事任されてるっぽいってそこで自覚するんですね。
で、そこでむちゃくちゃ悩んで、
あ、やばいやばいやばいみたいな感じで苦労して、
その3曲目を作ったのが多分、
作家として初めて意識してちゃんと作った曲だったっていう。
それまでは本当に遊びの延長線上だったんですけど、
でもそれでデンパグミがバーって売れたおかげで、
その時にノリで作ってたやつの名前もいい感じになって、
お仕事が他からもデンパグミの曲大好きなんで作ってください。
みたいな風にしてその仕事が広がっていったって感じだった。
すごい。そっから結構広がったんだ。
結構広がった。
もうそれやってなかったら多分一生、
作曲の仕事とかをやってないでバンドだけのつもりだったし、
てかそんなことをやるなんていう考えもなかった。
こういうのって要望みたいなのあるんですか?
あります。
こういうノリのを作ってくださいとか。
こういう感じで。
どういう人がいいんですか?
アイドルの人たちがいいわけじゃなくて、
アイドルのプロデューサーさんがいて。
基本的にプロデューサーと打ち合わせして、
ライブで盛り上がる感じの曲が欲しいんですとか、
SNSでバズるような曲が欲しいんですみたいなテーマとか、
あと応援するような曲が欲しいですとか、
いろんなことを話して曲作るって感じですね。
曲作りってそうやって?
そうなんですよ。
そういうのも本当にやっていって知っていったって感じなんで、
多分本当にどんな仕事でも一緒だと思うんですけど、
そういう打ち合わせ会議とかって大事なんだって思うっていうか。
まあそうだね。
そこで会議とかね。
クライアントが来るんでしょ?
そうそうそう。
そこでどれだけ具体的でこういう話ができるかで、
曲の良し悪しも結構決まってくるみたいなところも。
なるほど。
まあでも僕のファッションのディレクションの話も、
基本的にはいただいたお話でこういうターゲッティングで
キャッチボールしていきながら、
相手の方が僕は喜ぶ答えを出すっていうのを
仕事で一応やってはいるんですけど、
まあでも確かにそうかもしれないですね。
そうですね。
それこそ相手は何を望んでるんだろうとかっていうのが
明確に分かった上で投げないといけないし、
何を望んでるんだろうのちょっと上で返さないとじゃないですか。
ああ、こんなもんかじゃなくて、
ちょっと味付け。
自分だったらこうしますよね。
味付けをして返すためには、
その味付けをどうすれば喜んでいただけるかは
その時に話してその人が何を望んでるかが分かった上で
こうふりかけをかけないといけないんで、
やっぱ大事だなって思いますね。
でもなんかね、
バンドやってていきなりの
こうなってた話がすごいなと思って。
普通なんかあんまり全然僕分かんない身からすると
秋元康さんとか、
そういうプロデューサーって何だっけ、
ツンクさんとかみたいな。
はいはい、そうですよね。
そういう人たちってどうやってきたとか、
全く何にもないところからバンドで
こうなっていくパターンというか、
それはめっちゃ今っぽいってことなんですかね。
いない今までに。
そうかもしれないですね。
それこそこういうスタンスでやらせていただいてるのは
マジでありがたいし、
プロの職業作家ではないからこそ
楽しめて今でもやれてるところがあるかなって
めっちゃ思いますね。
最初はさ、
要は地下アイドルが来てノリで作るわけでしょ。
だから言い方あれかもしれないけど、
そんな責任感もなくやるわけじゃん。
でもさ、それが2曲目3曲目でさ、
気づいたら武道館みたいになってて、
そうすると当然先鋒の期待値が上がるじゃん。
その辺はさ、やっぱ大変なんだよね。
やっぱそこが一番苦しかったね。
3曲目作った時が一番。
それまでは本当にイェイみたいな感じのノリで作ってたけど、
あ、これはヤバいみたいな感じになって、
作っても作って、そこで初めて
いろんなアイドルの曲を聴くのね。
それこそ当時流行ってたのだと
ヒャダインとかを初めて聴いて、
いろんなね、パフュームとかも多分流行ってたのかな。
で聴いて、
うわ、俺この人たちと同列の仕事してるんだって思ったら
自信がなくなっちゃって、
もう曲ができない曲ができない曲ができないってなるって言って。
言ってたね、初め。
そうなるよ。
で、やっぱこの自信なくなっちゃうと曲提出しても
いや、ちょっと違いますみたいなリテイクめちゃくちゃ食らって、
歌詞も違います、違います、違います、違いますってなって、
わからないみたいな。
もうどうすればいいかわからないみたいな感じだったけど、
その時にうちのバンドのベースのやつに
なんで俺この仕事来てんのみたいな話を機材者でしたら、
クオリティの高いのヒャダインさんとかに頼めばいいじゃんって思ってんだけど
なんでだろうみたいなちょっと愚痴言ったら、
いやいやクオリティを求めてるんだったらそれこそ
ヒャダインさんとか中田靖さんとかに頼みますよと。
でもあなたの作るこういうひと夏っぽくて、
遊び心のあるメロディーが好きだからあなたに頼んでるんだから
好きなようにやったらいいじゃんって言われて家に帰って
そっかってなって作り直したら一発OKもらえて
3曲目ができあがったっていう感じだったんですよね。
そこが一番つらかったですよね。
それはめちゃくちゃいいこと言ってますね。
確かにそうだ。
らしさっていうものがね。
確かに僕らも自分たちでディレクションとかデザインしてるんですけど
売れるものなんだろうっていろいろ調べ始めたら逆に
分かんなくなっちゃうんですよね。
分かんなくなっちゃうんですよ。
でも向こうが頼んでるのはあなたらしいものだから。
そうなんですよね。
確かにそうかもしれないですね。
自分の身を失う。
そんな口で言うほど簡単な話はもちろんないけど。
でも本当そういうことだなって思うし
そこでやっぱり自分のクオリティの低さに改めて気づけたから
もっとやらないとって思えたし
そこを乗り越えたからこそ今があるなって思いましたね。
その時に多分ちょっと尖ってたりとかしたら
なんだよこの仕事つまんねえなみたいな
売れる曲とか書いてやらねえよみたいな感じで終わってたかもしれないけど
向き合ってよかったなって。
ちゃんとあの時の苦しんで正解だったよって思う。
なるほどな。