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こんにちは、採用の仕事をして13年営業のマネージャーをしている、わかまろと申します。
今日はですね、私の通っていた大学のちょっと近くにおいしいご飯屋さんがあるので、そこにすごく久しぶりに夫と娘とランチに行ってきました。
その近くに、先ほど申し上げました通り、私の大学の母校がありますので、ちょっと見学にふらっと立ち寄ったんですよね、3人で。
そこでいろいろ校内とかを見てですね、結構懐かしい気持ちが溢れてきて、今日はちょっと私の大学についてお話をしたいなと思います。
私の通っていた大学が、すごく今思えば特殊な環境だったんですよね。
どういうことかというと、いわゆる名門と言われるような、いいところのお嬢ちゃんお坊ちゃんが幼稚舎から通うようなところに、私は間違って大学から入ってしまったんですよね。
なので、本当に上級国民でしたっけ、一級国民でしたっけ、言葉が流行ったことがあったと思うんですけど、本当に上流階級の人たちっていうのはこういう人たちなんだなっていうのを、4年間で目の当たりにした生活だったんですよね。
なので、本当に特殊だったなって今思えば、一般住民の私が間違って入っちゃったななんて思っているので、4年間で出会った人たちについて思ったことっていうのをお話ししたいなと思っております。
どなたかのご参考になるかは分からないんですけども、こういったすごく狭い世界、特殊な世界、なかなか知る機会も少ないのかななんて思ったりしますので、
ちょっと私が経験した一例として聞いていただければ幸いです。
先ほども申し上げましたとおり、私の通っていた大学生から行った学校っていうのが、多分日本人だったら誰でも知っている感じの、本当にお金持ちの人たちが行く学校っていう感じなんですよね。
例えば何々メーカーの社長の娘とか、財閥なんちゃらの方のご子息みたいなのとか、みたいなのって言うと失礼なんですけど、そういった本当に、あと何だろうな、お茶?
お茶でもう本当に代々何百年も続くような名門の老い命元さんの娘とか、普通女だったら知り得ないような人たちがわさわさいるような学校でした。
一方私はといえば、もうずっと小中高立でしたね。
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高校も埼玉県の地元の私立高校に通ってましたので、一般庶民ですよね。まさに中流階級のど真ん中っていう感じの生活をしてまして、
本当例えば私の家、実家とか団地なんですけど、何て言うんですか、高団みたい、高団って伝わりますかね。
公共団地っていう、そんなに綺麗ではない結構古い建物に住んでたりとか、もうちょっとちっちゃい頃はプレハブの掘ったて小屋みたいなところに住んでたりとか、
普通というか、上流階級の人たちとは縁のない生活を送って、高校まで過ごしてました。
私が大学を決めたきっかけっていうのは、偏差値とかでまずは行けそうなところで絞りますよね。
そこから家からギリギリ通えるところ。私は埼玉県の奥地に住んでたので、1時間半くらいかけてだったら通えるかなと思って、
それぐらいでかつ学びたい学部があるところ。私は心理学を学びたかったので心理学でちょっと選びまして、
キャンパスの雰囲気とかで選んでたので、実体どんな大学かとかっていうのはあんまりちゃんと調べずに入ってしまったんですよね。
ただ受験するときに親が、そんないいところの人たちが来てそうな大学であなたは大丈夫かしらみたいな感じのことは言ってたんですけど、
ちょっとあんまり気にせず受験をして受かったので、4年間大学から入ったっていう感じです。
そこが入ってみてびっくりしたのが、内部生っていうのがすごく強いんですよね。内部っていう人たちは、いわゆる幼稚者とか小学校とか中学校とかから
受験をして入ってきた人たちのことを内部生と言います。私のような大学から入った人たちが外部生って呼ばれるんですけれども、
私が入ったサークルとか部活が、たまたま結構内部の人たちが多い部活だったんですよね。
そこでは結構はっきりしたヒエラルキーがあって、内部の私たちと外部のあなたたちみたいな感じで、結構内部の人たちしかわからない用語とか生活感みたいなのがすごくありました。
結構よくよく見てると、内部の人たちの中でも多少のヒエラルキーはありそうな感じなんですよね。
例えば中学校から入った人たちよりも、当然その幼稚者とか小学校から入っている人たちの方が、上とは言わないですけど、
私たちの方がこの学校のことをわかっているみたいな感じのところがあって、逆にその中学校とか高校から入れたのかな、ちょっと忘れちゃったんですけど、中学校以降で入ってきた人たちはちょっと外の人みたいな感じがあって、
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私は大学からなので、思いっきり中の外部の人っていう扱いでした。
その私が所属していた部活の同期が10何人っているんですけども、その内部生のうちの実に半分近くがお医者さんの娘でしたね。
揃いも揃ってお医者さんの娘でびっくりしました。
結構みんな住んでいるところもすごくて、表参道とか基地常時とか、文京区の一等地とかですね。
しかもそれが当然かのように大きな一戸建てなんですよね。
本当に遊びに行ってこんな世界があるのかってすごいびっくりしたんですけど、お母さんは決まって専業主婦。
で、その同期のみんなも兄弟とか姉妹がいるんですけども、兄弟とか姉妹も大抵結構よく聞くような名門のところに
幼稚園から通っているのにゾロゾロ、そんな人たちがゾロゾロいるっていう感じでした。
私はですね、入学するまでのそれまでの歴史の中で、自分の人生の中で、家柄とかって気にしたことがないというか、気にする場面に出会ったことがなかったんですよね。
なんですけど、その人たち、その幼稚社から上がってきているその人たちを見て、こういう人たちが上流の人たち、上流階級の人たちでこういう人たちのことを言うんだなっていうふうに思ったりしました。
で、その人たちがどんな人たちだったかっていうと、すごく優秀でいい人たちが多かったですね。
優秀ってもう本当に気も利くし、頭もいいし、コミュニケーション力も抜群だし。
すごくね、金持ち喧嘩せずって言うんですけど、多分あれは本当で、本当に大らかな人が多いというか、ちょっと女子特有のちょっとネチネチした感じはなくはなかったんですけど、
でもそれを差し引いても、なんかこう大らかで温かい感じの人たちで、結構、外部から入ってきた私たちのような外部組も結構温かく受け入れてくれたし、平等に遊んでもらってたなっていう感じはあります。
ただ、結構、くったくがない感じなので、一番びっくりというか、すごく印象的だったのは、私、両親の実家が東北なんですよね。東北出身なので、東京育ちで東京に集結している彼女たちからすると、東北がルーツなんてっていうのは、多分信じられなかったんだと思うんですけど、
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両親の実家が東北なんだよねっていう話をした時に、そうなんだ、信じられないみたいな感じで、だからちょっと野暮ったいのね、みたいなことを言われたんですよね。すごいびっくりしてしまって、こうやって自面だけ聞くと、すごいとんでもないこと言ってるんですけど、全然悪い、嫌な感じというか悪い感じは出してこないんですよね。
本当に普通に東京以外のそんな遠いところがルーツで、そこに実家があるなんて驚いたっていうような反応でした。ちょっとここだけ本当に切り取ると本当にやばい人たちなんですけど、本当に友達思いだし、人をすごく大事にしてくれる感じはありましたね。
私とか結構小学校中学校の友達なんて、もう連絡先もわからないような人が結構多いんですけども、その子たちはずっと一緒だったっていうのもあると思いますが、結構一生のお付き合いとかご縁とかを結構大事にしているような感じもありました。
たぶん育ちがいいので、人に親切にするとか、ちょっとお行儀よくするとか、そこら辺はみんなですごい同じ匂いがした。徹底的にいい子でいるっていうことが追求されてたなっていう感じがあります。
思い返そう、自分に合わなかったというか、違和感だったと思うことはたくさんあるんですけど、そのうちの一つにすごく肩書きを気にするんですよね。
例えば、彼氏ができたっていう話が誰かから上がったときに、最初の質問が、何代って聞くんですよね。学歴が結構大事。やっぱりブランドを気にするんだと思うんですけど、
友達の中には、慶応の人としか私付き合わないのって言ってる子とかもいて、すごいなと思ったんですけど、当時はそれがかっこよく見えちゃったりとかして、そんな特殊な世界でした。
就職した後も同じですよね。彼氏ができたっていうと、どんな人なの?とか、どこで付き合ったの?とかいうのが普通だと思うんですけど、その前に会社どこなの?勤めどこなの?勤め先どこなの?って聞いてくるっていう感じで、
私もずっとその人たちと一緒にいたので、それがだんだん当たり前になってきてたんですけど、おかしいですよね、普通に。特殊だったなって思います。
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彼女たちがなんでそんなにブランドを気にするかって、当然親御さんたちがそう言って教育してきているからだと思うんですよね。
例えばお付き合いする人は何々の何々さんにしなさいとか、何々会社以上にしなさいとか、そういうことを教育をずっと受け続けてきてたのと、
彼女たちは決して口には出さなくても、すごい先民意識を持っているんだろうなっていうのは思ってました。自分たちが恵まれていることは理解しているし、
その恵まれた世界から飛び出さずにずっとそのままで生きていくこと以外ありえないっていうのはすごく感じましたね。
なんかちょっと悪いふうに言ってしまったんですけど、でも本当に多分優秀な人たちっていうのはこういう人たちのことを言うんだろうなっていう塊で、
今は結構私は疎遠ではないんですけども、年に何回か会うか会わないかっていう感じで、内部の子たちよりもやっぱり外部で生まれ育った環境とかが似ている子たちが同期の中でも今でも仲良くしている人たち。
なのでやっぱり生まれ育った環境というか、4年間でどれだけ仲良くしても、どれだけ時間を過ごしたとしても、やっぱりその後の一緒に過ごす、一緒の友達になれたかって言ったらそうじゃないのかなっていうふうに思ってます。
この前ですね、友達の内部のうちの一人の人が、私たちが大学が通ってた幼稚舎にお子さんが受かったっていうことで、今度お祝いしようよみたいなことが企画されてました。
その幼稚舎に入るの結構大変らしいんですよね。親がどっちかが一方が大学に入ったような人。
例えば私の家だと娘は絶対その幼稚舎は受からなくて、代々そこの学校に通ってるとか、本当にお勤め先がいいとか、そういう人じゃないと試験も結構厳しいらしくて入れないっていうのを聞きました。
すごい酸っぱいぶどうみたいな話になってしまうんですが、私がその幼稚舎に娘を入れたいか、私が通ってた大学に娘を入れたいかって思うと入れたくはないんですよね。
私が受けたところ、娘が幼稚舎小学校受けたところで絶対に受からないので、本当に酸っぱいぶどうなんですけど、結構なんで入れたくないかって言ったら、人種がすごく偏ってるんですよね。
本当に上流階級の人たちの姿を見るみたいな、お近づきになって人脈を作るとかだっていう目的だったらいいと思うんですけど、結構小さい頃から先民意識の塊のような環境で育ててしまうと、多様性っていうのは著しく欠如されますし、
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今後その多様性を理解していこうとか、世界を広げていこうっていう意欲っていうのはなかなか醸成しづらいんじゃないかなっていうふうに思います。
今までの日本であれば、選ばれて人たちがいい大学を出ていい会社に行って、そのまま働いていければ安泰だったと思うんですけども、今はそうではなくて、いろんな多様な世界を受け入れて、多様な人たちと多様な世界で自分の意思を持って決めていくっていうのがすごく大事だと思います。
そういった意味で行くと、私が大学で行っていたところに幼稚園から行くっていうのは、すごく弱い人間になるというか、戦闘力はつかなそうだなっていうふうには思っていて、私だったら入れないななんていうふうには思っていました。
はい、とか言っても、本当に何回も申し上げますとおり、私の娘は絶対に家柄的にもう受からないので、本当に負け惜しみですね。
酸っぱいぶどうですし、私が心配する、心配というか、本当に余計なお世話でこんなことをいろいろ言ってるのも、全然軽く超越するような勢いで、たぶんその子たちの、その内部の子たちのお子さんっていうのは、本当に優秀な血を引いてますので、社会に羽ばたいていくのかななんていうふうに思っています。
そんなですね、優秀な彼女たちが、結構びっくりしたというか、これも私と価値観が違うなって思った部分があって、結構専業主婦志望の人が多いんですよね。
別に専業主婦が悪いとかってそういうことではないんですけど、たぶんですね、働いたら相当できる人たちだと思うんですよ。
だって本当に気遣いもできるし、コミュニケーション力もあるし、頭もいいしで、結構優秀な人たちなんですけど、そのキャリアの道っていうんですかね、キャリアの希望とか道っていうのが結構一本化してる節があって、
たぶん彼女たちのお母様が素晴らしい立派な専業主婦で、皆さんみんなのことを育てているので、たぶん彼女たちも自然に専業主婦になって、子どもを育てて、いい幼稚者に入れてっていう未来を思い描いてるんだろうなっていうふうに思ってました。
ということで、すいません、つらつらお話をしたのと、前提、私は同期の内部の人たちにはすごくお世話になったし、全然嫌いではないというかすごく好きなので、今回の放送会がちょっと悪口みたいになってしまったのが、自分の中ではできとしてはイマイチなので、もうちょっとしたら消すかもしれません。
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ということで、名門、幼稚者、小学校からどんどん上がっていく人たちはどんな人たち、どんな世界なのかっていうテーマでお話をさせていただきました。
雑談として緩やかな気持ちで聞いていただければ幸いです。
もし今回の放送の中で不快に思われる部分があったら申し訳ありません。
例えば、さっき東北、私の両親が東北中心でちょっとバカにされたっていう話をしたんですけども、私は地方に実家があるっていうのが当たり前だと思っているので、そういうふうに指摘をされてびっくりしたっていう話をしています。
日本人の9割9分は私と同じ価値観というか、そこに対して何なら考えない人たちが大半だと思いますので、ちょっとこれは特殊な世界ではこういうふうに言われてしまいましたという一例で聞いていただければ幸いです。
ということで、今日も聞いていただいてありがとうございました。また明日も聞いていただければ幸いです。