2022-06-07 13:10

#12 あの人が適応障害?うつとの違いは?

身近な人も、自分自身も、誰でもなる可能性のある適応障害についてお話ししています。ご意見、コメントいただけたら幸いです。


参考図書  「もし、部下が適応障害になったら」森下克也 #適応障害 #うつ病 #メンタルヘルス
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こんにちは、採用の仕事をして13年、2歳の子供を育てているワーキングマザーで営業マネージャーのわかまろと申します。
今日、これを聞いていただくのは火曜日だとしたら、月曜日はですね、東京が雨でした。
で、月曜日の雨ってすごく嫌な気持ちになりながら、あの久しぶりの出社日で出社をしていたんですけれども、
私のメンバー12人いるうちですね、2人が、あの今日は雨なので在宅しますって言ってくれたんですね。
で、もうOKですよね。全然いいなと思ってまして、
あの出社の目的っていうのは、まあたまにそのコミュニケーションを取るために2週に1回出社をしてるんですけども、
まあ辛い思いをしてまでなんか出社する必要はないかなと思ってますので、
そういう申告をしてくれた人には、はいOKです、わかりました、にしています。
で、結構こういう時にその出社したくないとか在宅にしたいって言いづらい人が多いかなと思うんですけれども、
なんかそのそういう場面で、自分にとって一番生産性の高い方法を選択して言えるっていうのは、
すごく合理的でいいなというふうに好ましいなというふうに思っています。
で、私もですね、在宅すればよかったんですけれども、
私はマネージャーをしていて、メンバーの人が何人もいますので、
私に会いたい人がいるっていうと、なんかアイドル気取りみたいなんですけれども、
なんか対面じゃないとこう相談しづらいこととか、
なんかその会って話したいって思ってくれていそうな人たちが何人かいたので、
まあ力を振り絞って会社に行ってきました。
で、そこでですね、ちょっとある失態を犯しまして、
私あの下着の話なんですが、ユニクロのシームレスショーツっていうんですかね、
愛用しているんですけれども、
あれがですね、シームレスすぎて気心地が良すぎて、たまに表裏逆になってるんですよね。
もう急に何の話っていう感じなんですけれども、
今日も会社のトイレに行ったら、表裏であることに気がついて、
あ、しまったって思ったものの、ちょっと変えるのもめんどくさく、
その後仕事も済ました顔で、表裏のシームレスショーツを履きながら仕事をしておりました。
はい。で、今日は何の話かなんですけれども、
メンバーが適応障害になったらとか、自分が適応障害だと思ったらどうするかっていうお話をさせていただきたいなというふうに思います。
私は営業のマネージャーをしていますので、メンバーのマネジメントをするのも一つの仕事なんですけれども、
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ここら辺のメンタルヘルス系のことを、一切会社からインプットされることなく、何か研修受けるでもなく、管理職になっているんですね。
うちの会社はプライム上場していて、管理職何人いるんだろうな、100人、200人っていう単位でいるんですけれども、
そういった研修も特になく、現場任せっていう感じなんですよね。
メンタルヘルスに関してそのような会社結構多いんじゃないかなっていうふうに思っています。
私がメンタルヘルスに興味を持ってというか、職務上必要で何冊か本を読みました。
何年かに1人2人とかなんですけれども、やっぱりその心身のバランスを崩してしまう人っていうのが現れるんですよね。
なのでそこに対して管理職として適切に対処したいなというか、対処しないといけないですよね。
メンバーの人の大切な人生と健康を預かっているわけなので、きちんと対処しないといけないので、
もちろん労務とか産業員とかプロの力は借りつつなんですけれども、
自分も最低限の知識を持っていないといけないなというふうに思いまして、何冊か本を読んだりして勉強をしているような感じです。
その中で最近読んだですね、もし部下が適応障害になったらという森下克也さんという方が書かれている本がとてもわかりやすかったので、
その中で得た学びを今日シェアをさせていただきたいと思います。
そもそも適応障害って何なのかっていうことなんですけれども、
本によると外部環境にストレスとなる原因があって、それに長期間晒されることによって起こる心と体の病気というふうに言われます。
職場の鬱と呼ばれることもあるけれども、それも本質は適応障害だそうなんですね。
適応障害というのは薬を服用しただけでは解決に至らないので、どのようにストレスに対処すべきかとか、自宅安静をどう過ごすかとか、
あと職場といかに調整をするかといった心理的なことと社会的な問題というのを一つ一つクリアする必要があるというふうに書かれています。
じゃあ適応障害って鬱病と何が違うのかっていう話なんですけれども、適応障害とは正常なストレス反応から来る誰にでも起こり得る心身の変化ということなんですよね。
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極めてわかりやすくシンプルで特殊な精神疾患ではないと言われています。
ごくごく普通に働いてた人が何らかのストレスにさらされて、最初はうまく対処できていたんだけれども、やがてできなくなるというそんな当たり前の心理反応ということです。
でですね、鬱病と適応障害の違いがあるんですよね。はっきりとした違いがあるそうです。
鬱病というのは意欲や気力とか興味を喪失したり、もう自分はなんてダメなんだっていうふうに思い込んでしまったりとか。
身体的にも頭痛とか倦怠感、不眠とか様々な不調が出てきて、日常生活に支障を生じるというものになります。
それって適応障害でも見られるんじゃないのって思ったかもしれないんですけれども、
適応障害の場合は、そうした不調の原因が職場のストレスなど外部の環境要因であるということが明らかになっているものです。
一方、鬱病というのは外部環境以外にも性格とか人格障害とか脳内の神経伝達物質の異常など、別の原因が複数考えられるというふうに言われています。
なので、鬱病というのは適応障害よりもより広い概念であって、その一つのパターンとして適応障害があるという位置づけになるそうです。
これ、両者を厳密に分けた方がいい理由がありまして、例えばその適応障害の方をですね、鬱病です、あなたは鬱病ですというふうに名付けてしまった場合、その原因、救命というのができなくなるんですよね。
その原因が外部環境のストレス以外の問題にすり替えられてしまうと、実体は適応障害なのに鬱病と診断書に書かれて休職をしたりするとですね、そうすると会社側とかまた産業医から、鬱病というのは会社さんの性格とか脳内の問題なんだから直してから復職してくださいと言われてしまうかもしれないということです。
なのでその職場環境の問題とその鬱病っていうのは混同して考えない方がいいよっていうのをこの本に書かれていました。
じゃあその適応障害の兆候にどう気づいたらいいのかっていうことなんですけれども、大きく分けて3つの項目で見られ見れるというふうに言われています。
1つ目が勤怠に関してですね、例えば遅刻相対欠席が増えたりとか、あとなんか残業とか休日就勤がめちゃくちゃ増えてるとか、あと無断欠勤しちゃうとかが勤怠に関してですね。
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2つ目が仕事に関してということで、仕事の能力が悪くなったり、なかなか結果が出てこなかったり、あと報告とか相談とか、あと職場での会話がめっきり少なくなっちゃったりとかっていうのが挙げられています。
3つ目が行動に関してということで、表情に活気がない、動作にも元気がない場合とか、あとミスや事故が目立ったり、あと服装が目立れたり、あと女性の場合だと化粧しなくなったりとか、なんかそこら辺であの兆候っていうのが見られるよというふうに言われています。
これはね、よく言われていることなのでご存知の方が多いんじゃないかなと思うんですけれども、ちょっと周りのメンバーとかですね、あと自分自身がこんな兆候がないかどうかっていうのを見ていただければなというふうに思います。
じゃあ例えば自分が職場のマネージャーの立場でこういった兆候が見られる人がいたとした場合にどうすればよいかというと、まずはですね、専門家に相談なんですよね。
そういったメンタルヘルスの問題っていうのはすごく難しいことなので、1回の素人が介入できるようなものではないので、いち早く専門家の力を借りるっていうのが身も蓋もないんですけれども、大事だというふうに言われています。
50人以上の事業所ではメンタルヘルスケアのシステム作りということで相談できる産業員とかが設けられている。ただその事業所内にそういった組織を作る余裕がなければ、外部に委託して委託外部に相談ができるようになっているそうです。
その人が産業保険総合支援センターっていうところがあって、そこがそういった小規模事業所を対象に健康相談とか産業員の紹介とか、医者や保健師さんによる事業所の訪問っていうのをやってくれたり、アドバイスとかをいろいろやってくれたりするそうです。
なので上司の立場であれば、いち早くそういった専門家に相談をして適切な対応をあうことがすごく大事。自分で何とかできると思わない。思うことでメンバーの方はもちろん職場も不幸にしてしまいますので、絶対に専門家の方に相談する。
もし仮にご自身が自分もしかして適応障害の可能性があるんじゃないかというふうに思ったら、えりのなく職場の方に相談してみてほしいんですよね。
もしかしたら相談をするのが怖いと感じられるかもしれません。例えばこれで辞めさせられるんじゃないかとか評価が落ちるんじゃないかとかそういうふうに思う不安はすごくわかるんですけれども、ただ適応障害で職務に支障が生じてしまった場合に、
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適応障害を理由に不当な扱いを受けたのであればそれは不法行為になりますので、ちょっと怖がらずに心身の健康がまず第一ですので、遠慮なく相談をされるととてもいいんじゃないかなと思います。
ということで、私が最近読んだ本の中からシェアをさせていただきましたが、まだまだ全然知識が浅い部分があるので、本当にもうちょっとちゃんと勉強しないといけないなというふうに思っております。
それでは今日も最後までお聞きいただいてありがとうございました。
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