2023-05-14 10:33

#123 ステレオタイプな母親像で苦しめられること


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こんにちは、わかまろです。 今日は日曜日で、東京は結構寒かったみたいです。
寒暖の阻が激しいですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。 今日は日曜日なんですけれども、私は月曜日に出産を終えて、
明日ようやっと退院予定になっております。 無事に退院ができそうで、ちょっと気持ちが今、晴れやがというか、ワクワクしているところです。
さっき体重を測ったら、 出産直前からマイナス6キロになっていました。
赤ちゃんの体重がだいたい3キロなので、他の3キロは何かなぁと思ったんですけども、
出産の時一緒に出る胎板とか、羊水とか、これもコミコミで3キロぐらいになるらしくて、
今すごく身軽な状態です。 なので今、心身ともに身軽な感じで、日曜日、入院最後の夜を過ごしております。
今日は何の話かなんですけれども、 ステレオタイプに苦しめられることというテーマでお話をしたいなと思っております。
ステレオタイプっていうのは、 特定の集団に対するバイアスとか偏見とかっていう意味で使われたりしますよね。
例えば、女性は感情的であるとか、 男性は出生をしたいと思っているとか、
社会にはいろんなステレオタイプが転がっていて、 自分がそのステレオタイプにそのままどっぷりハマっている時はあまり気づかないんですけれども、
ちょっと逸脱すると苦しい思いをしたりすることも多いんじゃないかなと思っています。
このステレオタイプというものに、 出産の前後で結構苦しめられることが多いなというふうに思っています。
例えば、女性であれば母性がある。 子供を愛せて当然だとかですね。
私の場合は、第一子の頃から 自分がちょっと変なんじゃないかと悩んでいることがありまして、
それが受入の問題なんですよね。 赤ちゃんっていうのは、当然最初ご飯を食べられないわけですから、
最初はお母さんのおっぱいを飲んで生きていくわけです。 その母乳っていうのは赤ちゃんにとって最適な栄養とされていて、
赤ちゃんにとっても、お母さんにとってもすごくメリットが大きいとされています。
母乳がもしダメだったら、体調面だったりとか、仕事の関係とかでどうしても受入ができないとかであれば、
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母乳を諦めてミルクにする人もいるよねっていうふうによく言われてたりします。
ミルクも栄養面でいくとですね、全然母乳にすごく近づいているので、
ミルクでも元気に育つんだけれども、できれば母乳で育てたいっていう人が多いっていうのが、
いろんなところで情報として上がっているなぁと思っています。
ちょっと昔だと、絶対母乳でなければいけませんみたいな、 惨意とかも多かったらしいんですよね。
母乳は吸わせれば吸わせるだけ出てくるので、 でもそれが軌道に乗るまで大変だったりするんですよね。
1時間おきの頻回で受入をしたりとか、 胸も傷だらけになって、乳腺炎とかになって、足りなければどんどんどんどん受入して、
ただそうすると母乳って出てくる人が、ちゃんと母乳だけで育児できる人が多いらしいので、
そこを頑張るのが母親たるものだみたいな感じですね。
めちゃくちゃメリットのある母乳、 健康面でも精神発達面でもメリットのある母乳っていうのが、
赤ちゃんを育てる上でスタンダードだとされる風潮っていうのが、 昔は結構強くて最近はそうでもないけれども、
ただ基本はやっぱり母乳で、それが難しければミルクっていう、 ミルクでも気にしなくていいですよ、みたいな風潮が結構あるなと思っています。
私がですね、この母乳をあげるっていう行為が、すごくネガティブなんですね。すごく嫌なんです。
これも、だって嫌なんだもんとしか言えないんですけども、 整理的にあんまり受け付けないというか、
母乳をあげるっていう行為が嫌なんですよね。
なんでなのかなっていうのを、ちょっといろいろ考えてみても、 はっきりとした理由はないんですけども、
母乳って血液なので、自分の体液を赤ちゃんに吸わせるっていうことが、すごく抵抗があるとか、
あと痛いとかですね。
吸われた瞬間に、本来であれば、多くのお母さんには幸せホルモンが出るらしいんですよ。
なので、授乳している時間はすごく幸せな時間になるらしいんですけども、
私、すごく吸われた瞬間に不快な気持ちになる、ずーんと気持ちが下がるっていうのがありまして、
調べたら、不快性遮乳反射だったかな。
ちゃんと名前が付いているホルモンの影響らしいんですけども、
そんなこんなで、あんまり授乳が好きじゃないというか、できればしたくないっていうのを、
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大石の頃から思ってました。
でも、世間の発信としては、お母さんであれば、まず母乳育児をしたいと思っているであろう。
母乳がどうしてもダメな人は、ミルクにするし、
ミルクでも全然問題ないから気にしないでねっていうスタンス、
世間の情報発信のスタンスにですね、結構だいぶ悩まされました。
大石の頃は本当に、自分がちゃんと育児できるのかどうかとか、
子どもに愛情をかけられるのかどうかとか、そこらへんもわからないままだったので、
授乳をですね、母乳をあげることを嫌だと思っている自分、
嫌で嫌でしょうがない自分っていうのは、なんかどっかおかしいんじゃないかなとか、
世間のお母さんは母乳をあげたいと思っているのに、私はあげたいと思わない。
なんかそこって、なんかおかしいんじゃないかな、
自分大丈夫なのかな、ちゃんと子どものこと愛してないんじゃないかなっていうのを、
大石の頃に結構悩みました。
なので、嫌だな嫌だなと思いつつ、
生後5ヶ月ぐらい、離乳食が始まるくらいまではちょこちょこ、
おっぱいもあげてたんですけども、その後完全にだんだんミルクの比率が高くなっていって、
最終的には完全にミルクと離乳食で、ミルクも月入れとともに卒業したっていう感じなんですよね。
大石の子育てが、今3歳半なのである程度軌道に乗ってきて思うのは、
母乳かミルクか正直どっちでも大丈夫だったなと思いますし、
母乳が嫌だった自分、そしてミルクに完全に切り替えたけれども、
娘はちゃんと愛情を持って育ててますし、
心身ともにすくすく育ってますから、全く問題なかったというふうには思ってます。
ただこれがですね、大石、いざ出産してみて、またちょっと授乳が始まってるんですけども、
やっぱり嫌なんですよね。
なんか生理的にすごく受け付けない、すごく嫌だなと思いながら、
毎回我慢して授乳してます。
また不安になっていろいろ調べるんですよね。
そうすると、ある都道府県が出している育児のマニュアルみたいなやつには、
やっぱりお母さんは母乳で育てたいと思ってると思います。
ですがミルクでも問題ありませんっていう書き方なんですよね。
それってやっぱりお母さんは母乳で育てたいと思ってるっていう前提の上で、
ミルクでも問題ないよという発信ということは、
やっぱり母乳をあげたくない私って変なのかなって一瞬思ったりしました。
しかも身の回りの人に生理的に授乳が受け付けないみたいな話をすると、
ダメな母親、この人大丈夫かって思われるんじゃないかなと思って、
ちょっと嫌だと思ってるってことは夫にしか話してないんですけども、
題して何もミルクに切り替えて問題なかった経験を得ながらも、
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自分の感情についていろいろ向き合っていくうちに、
お母さんは母乳をあげたいと思ってるっていうのもステレオタイプの一つであり、
おそらくきっと口には出さないけれども、
母乳をそもそもあげたくないって思ってる人も多いんじゃないかなっていうのを、
ちょっとさっきも授乳タイムの時に思ってました。
ということで、何か自分が逸脱してて変じゃないかなって思った時に、
その前提となっている情報にバイアスがかかってないかどうか、
それがステレオタイプになってないかどうかっていうのを、
考えてみるとちょっと楽になれるかもしれないなと思いまして、
今日のお話をさせていただきました。
すいません、めちゃくちゃ取り留めもなく話してしまったので、
ダラダラした話になってしまいましたが、最後まで聞いていただいてありがとうございました。
皆さんも何か自分がステレオタイプから逸脱して苦しい思いをしたりとか、
自分があることに対してステレオタイプを抱いてたりとか、
というか世間ってバイアスだらけだと思うので、
ステレオタイプがあちこちに転がっていることに、
俯瞰すると気づけることもあるんじゃないかなと思ってますが、いかがでしょうか。
ということで最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今日は夜中の世話は助産師さんにお願いしてしまったので、
この後ゆっくり休みたいと思います。
また次回も聞いていただけると幸いです。
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