そして、帰宅観光協会が主導する近代日本酒の聖地化プロジェクトに、
そのメンバーとして大童さんも参画された酒都宣言計画が新たに動き出したのです。
酒都ブランドの核となる2つがあるのだと伺っているのですが、大童さん、ぜひ教えていただけますでしょうか。
はい、第1回目の時にも簡単にお話ししましたけれども、酒都というのはキーワードなんですね。
ブランドのキーワードなんですけれども、ブランドが意味するものには2つの側面があると思っていまして、
1つは、赤谷川酒造工場の歴史というのは単なる伝統ではないと。
ここに全国の醸造家たちが集って、この試験場で酒の真髄を学んで、
時には挑戦もし、いろんなことをやりながら、その成果を全国に伝播させていったという。
そういう意味では、近代日本酒の革新、イノベーションみたいなものを継承する場だということです。
だからこそ、ここを日本酒を未来に進めた、数々の記憶が染み込んだ聖地だというふうに呼ぶにふさわしくて、
だとしたらば、首都を名乗る価値もあるんじゃないかなと判断したことが1つ。
もう1つは、この場所だから語ることができる、いくつもの物語があると思うんですね。
それは、倉本の苦悩だったりだとか、喜びだったりとか、時に感動だったりだとか、
あるいは、工房の研究にまつわる挑戦の記憶などがあると思うんですが、
それを踏まえると、赤谷川工場が立地する滝の川、あるいは観光誘致の玄関口としての大路、
もっと広めると、北区というものを、地域の住民と、あるいは日本酒のファンと、私も含めてですけれども、
さらにはインバウンドなどにも開かれた、都心型の酒文化、この場合の酒はSAKEと書くのがいいと思うんですが、
都心型の酒文化の交流点であるというふうに位置づけると、
この近代日本酒の政治家プロジェクトを推進していくだけの価値があるんだろうなというふうに考えています。
ありがとうございます。
今、江戸会場さんが開いた、港岸場4丁目にあるんですけど、
本当に23区には酒蔵、10年ほど前までは赤羽岩淵にもありました。
戦前は、本当に大正期にたくさん都内にもあったんですけれども、
外国の方でまず浅草行ったり渋谷行ったりするんでしょうかね、東京来たら。
全然日本酒に触れる機会はなかなかないと思うので、
それが東京駅から電車で約20分程度で、
そういった場所があるというのは非常に重要なことなのかなとは思ったりして、
そこで例えば地方にどういう酒蔵さんがあるとか、
この間も城戸市県城で酒蔵通り詰め協会の講演とかがありましたけど、
そういったことがここをある種のハブとして、拠点として全国に。
本当に僕、この大地の街で日本酒居酒家をやってよかったなと思うことは、
日本酒イベントに行って初めて名刺交換させていただく奥良さんに、
大地懐かしいねと、私もねと、僕もねと、そこで研修してたんだよと。
3ヶ月の方もいれば2年の方もいらっしゃったりはして。
この間ちょっとある奥良さんに言ったら、女性社長さんの奥良さんで、
実は私、旦那あそこで見つけたのとかね。
その代は3組ぐらい、女性の奥良さんが研修に行ってたら、
逆に各地の会社さんから派遣された、多分話してたんですけど、
地方からわざわざ派遣する優秀な会社としては、
その優秀人材を女性奥良さんがみんな持って帰ったみたいな、
年があったみたいなその笑い話を聞いたんですけど、
そういった出会いの場でもあったそうで。
酒のご縁ですね。
ほんとそうですね。
みんないろんな思い出がある場所。
それがもう実質的に東広島に10年ぐらいになっている。
多分今の35歳以下の方はそういった思い出はここでないんだけど、
でもそのお父さんお母さんたち、おじいちゃんおばあちゃんたちはここで、
思い出がたくさんある場所という、すごいワクワクするんですよね。
僕もお酒イベント行ったりしたがら。
それは単純にノスタルジーにしてはいけなくて、
やっぱり今の言葉で置き換えて再定義する。
そうするとどうなるかというのが、
そこに生まれるダイナミックなものが、
これから滝の川だったり、
お寺だったり、帰宅を前に動かしていく、
モチベーションになるんだろうなというふうに思いますよね。
地方の人って、僕の学生時代とかに、
東京市でどこにお寺いった?八王子って。
でも日本酒業界の人は、みんなお寺のことをお寺で認識していますので。
そうですか。
だと思うんですね。
それもまたチャンスかなと思ったりもしてまして、地域としても。
さっき平塚さんがおっしゃっていたように、
ここで勉強して、全国の蔵元に散っていったということであるとすれば、
ここをハブにして、
例えば本当に酒蔵リズムみたいなものが、
プランとして造成されていく、
そういう賑わいのもとにするというのは、すごくいいことだと思いますよね。
でかく城城協会さんの本部はまだここにありますので、
協会公募はここから発送されているということを考えれば、
やっぱり発行のことも、いろいろとこの後しゃべっていくと思うんですけど、
そのハブはやっぱり、あそこの滝野川の、あそこにあるのかなと。
そうですね。
この間、私も赤レンガ酒造工場の方で開催されていたカンファレンスのところで、
すごく印象に残った言葉があって、
それはそこの赤レンガ酒造工場さんで研修されていた倉本さんの話なんですけど、
ここは心のふるさとだというふうにおっしゃっていて、
そこが私的にはすごくジーンときて、歴史だけじゃなくて、
誰かの思い出の場所なんだというところでも、
本当にいろんな意味でさまざまな価値があるような場所だなというふうに思ったので、
本当に首都とするにはすごくぴったりの場所だなというふうに私も感じました。
定期観光物的なものを作りながら、政治家プロジェクトの進行を随時報告していくなど、
ということも取り組みの中の一つにはなるかなと思っています。
現在、帰宅の観光協会では、帰宅観光案内士、魅力伝導士と呼んでいますが、その育成に取り組んでいます。
そのガイド育成の成果が、赤レンガ工場でのプレミアムガイドツアーみたいなものの造成につながっていきますし、
そうすることで観光資源の質的な向上を図っていきながら、観光コンテンツの不幸不可価値化を実現していくことになるんだろうなと思っています。
ありがとうございます。
本当にこれをきっかけに、赤レンガ工場を中心にこの業界、地域が盛り上がっていくのを楽しみなんですけど、
実は昨年、夏に7月3日でしたが、渋沢一万円札に合わせまして、帰宅の日本酒、ヒエオですね、帰宅観光協会が発売をいたしまして、
実はその第2弾も今、実は目の前にご用意をしておりましてですね。
なるほど。それがこれですね。
はい。帰宅飛鳥山工房の酒、第2弾、100個。しかも気上酒ということですね。
気上酒っていうのは皆さん、日本酒好きな方がご存知かと思うんですけど、当然お水で仕込むんですが、その中に日本酒も仕込み原料として、
その第1弾のヒエが入っちゃってるお酒も、こんな贅沢なお酒を第2弾で、しかもですね、兵庫県産の山谷式の、それも有機米の最高級のお米を使った、こんなのをね、まず気上…
もう誰が考えたんですか、こんな素晴らしいことを。本当に。
本当ですね。
本当に贅沢なということで、じゃあいただきましょう。
乾杯!
香りが…ほのかに飛鳥山工房独特のヒエのマスカットの香りが残りながらちょっと熟成効もしてて。
美味しいですね。
美味しいです。
ヒエの中により旨味が広がって、コクが出来上がって、熟成度もまた違う。これがまた寝ていくと数年ね。
深みを増しながらちょうど濃すぎず、バランスの良い気上酒。そしてもっと寝かせていくと味わい深いお酒になっていくんじゃないかなって。
そうですね。
とんでもないものを観光協会さんが作ってくれましたね、本当にもう。
美味しいです。
なんか後味もちょっとすっきりしてるので、爽快感があって、飲み疲れしないような、飽きないようなお酒だなと。
しかもフレッシュですしね、今。
はい。美味しい。
非常に綺麗だと思います。新しい気上酒のジャンルかもしれませんね。
そうですね。
こういった形は気上酒らしさもあるっていう。
そうですね。
味が濃くて、色もしっかりついてというよりは、美味しい気上酒を、もう寺沢さんどうもありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ平田さん続いて、あと比叡についてのご説明も、あと百貨の宣伝もお願いします。
改めてですね、比叡というのは、2019年に渋沢一間演説発行が決まってから、ある方から飛鳥山で工房を探して見つけて、渋沢一間演説のお祝いのお酒できたらいいんじゃないというところで、
大田区の東京バイオテクノロジー専門学校さんのご協力のもと、3カ年で200検体工房を探しまして、
そこから2つ見つかりまして、それをブレンドしてできあがったのが飛鳥山工房。
その第1弾が比叡として昨年7月3日にリリースされて、今回その第2弾として百貨気上酒ということですね、先日お披露目させていただいた。
そして現在なんとクラウドファンディング幕開けにて絶賛大募集中ということで、
こちらの情報に関しては概要欄から、数に限りがありますね皆さん。
ちょっとプレミア価格なんですけれども、第2弾これ限定ですので、まず申し込んでいただいてお手元に残していて、すぐ飲むのも良し、
何かの記念にとっておくのも良し、例えばお孫さんが生まれたりして、20年後、お孫さん生まれたとして20年後成人式に飲むのも良し、
どんなタイプでも楽しめるお酒になっているので、ぜひご期待ください。
平田さん宣伝ありがとうございます。
宣伝って言っちゃった?
違うんだよ。この良さを僕が伝えているだけで、今のうちに申し込まないとね。
良さを伝えていただいてありがとうございます。
宣伝のプロは目の前にいらっしゃいますよね。
そうですね。
正式にお頼みください。
そっちは高くつきそうだな。
それでは最後に、今後国内外で日本酒業界をどう盛り上げていきたいか、おばさん教えてください。
一言では言えない非常に難しいテーマだと思いますね。
おそらくここ当分、消費量だとか生産量の拡大の活動は、私が言っていいのか見出せないような気もするんですが、平田さんもそう思われていますか?
そうですね。先ほども前回も話したんですけど、日本国内でアルコール飲料の中で、日本酒は5%程度しかワインの抵抗が圧倒的に消費されているアルコール飲料なので、
正直バブル後というか80年代90年代に日本人が日本酒をちょっと嫌いになっちゃった時期があると思うんですね。
ただ日本人のいいところかアレなところとしては逆輸入というか、海外でこれ流行ってるよっていうと飛びつく部分は日本人らしさというか。
話し逸れちゃうんですけど、私が仲良くさせていただいている小倉さんが岡山の上心寺藤社長という方でいらっしゃって、
実は藤社長今年春頃にイースター島までお酒の営業行ってまして、
先日チリの国内のワインのコンテストの中に実は日本酒部門ができて、そこの最高金賞を岡山上心さんの代金所が取られたとかですね。
でイースター島まで行った。
イースター島まで先月発表があったりして、南米でも日本酒は実は飲まれ始めていると。
いいことですね。
だからそういった形でインターナショナルワインチャレンジの酒部門でゴールドを取ると、やはり日本の百貨店でもそれを取られることが多いっていう。
だからどんな形でもあれ、やっぱりいろんな方にまず手に取ってもらう機会を増やすってことがまずは大事かなと。
おっしゃる通りですね。
というところかなと僕も思っておりますが、それが5%か6%7%これ4%しないことも非常に重要だと思っております。
そうですね。
おっしゃるように全国のお蔵さんで様々な美味しいお酒を頑張って作っていらっしゃる。
本当にそれはもう頑張って頑張って作っていらっしゃいますよね。
若手の東寺さんもいたりだとか酒プロデューサーって存在もあるんですけども、酒ファン好きあるいは酒マニアにとっては話題はことかかないかなというふうに思いますよね。
ただじゃあ本当にそれでブームを牽引するほどのパワーがあるかというとやっぱりそれはまだちょっと足りないのかなという気もしないではないですね。
今ご紹介があったプレミアム日本酒、比叡にしろ白虎にしろこういう動きも大事だと思います。
大事にしていってこれを育てていくということは忘れてはいけないことだなと思ってるんですが、
そういう中でやっぱり突破こうとしていくのはある部分優質なんだろうなというふうに思いますよね。
蔵側がきちんとした輸出の体制を組めるかどうか。
あるいは輸出に必要な先行投資だとか輸出用の増産に踏み切れるかどうか。
いろんな問題ありますけどもやっぱり輸出は大事かなと。
もう一個はやっぱりユネスコの登録を後期としたインバウンドの取り込みだと思いますね。
和食とその日本食のセットで日本の文化愛好争を増やすということは非常にいいことでこれでみんな旅の満足度を上げることができるわけですけども、
とにかくインバウンドの消費額が8兆円の時代なので、今以上にインバウンドが日本酒に落とす金額を増やしていくことで、
坂倉さんも輸出制度を踏み切れるようになるのではないのかなと。
もちろん国からの援助だとか支援も受けながらですけども、国内での日本酒ファンの育成も加工育務もやりながらですけども、