ちなみに学生時代、社会人時代は結構日本酒飲んでました?あんま飲んでない?
全くです。
サワーとか。
カシスオレンジ、カシスウロンしか飲んでなかったです。
あんまりお酒強くないんですか。
全然強くないですよ。
嘘って言われますね。
キャラクターとお話ししてる声と。
言われます、言われます。
ガンガンハイボールとか飲んでそうみたいな。
本当にカシスウロンとビールで吐いたりとかしてましたね。
羨ましい。
本当に飲みすぎちゃうとね、こうなっちゃうんですよね、我々ね。
美味しいお酒のせいなんですけれども。
日本酒ね、お好きな方は割とよく飲まれる方多いと思うんですけど、羨ましいですね。
じゃあもうこの四合瓶一本飲んだら倒れちゃいます?
倒れます。今でも倒れます。
なので、僕は酒強くないんですけど、お酒は好きなので、自分の作るプロダクトは、
僕の夢は四合瓶を一本自分で開けることなんですよ。
だからアルコールどんどん下がるんですよ。
今だったら、もしかしたら物によっては一人でも開けられるかもしれないです。
8パー、9パーだったらいけるかもしれない。
あとは今12、13ぐらいなんで、
なのでそれぐらいだといけるかなっていう感じですね。
今8パー、9パーのね、ちょっとさっき言ったようなお酒もたくさんありますからね。
そうですね。
お酒が飲めない倉本さんが作ると、どんどん短礼から口じゃなくなりますよね。
そうですね。
間違いなんですね。
そうなんです。結局、僕らの倉のコンセプトって割と作り手が前面に出ることを意識しているんですよ。
つまりメーカーになっていくのか、農家になっていくのか、
アーティスト寄りになっていくのか、どっちになるんだっけっていうのをやっぱり考えるタイミングがあって、
企業として存続していくのは前者の方がいいはずなんですよ。
メーカーになっていった方がブランドを作っていくっていう方がいいんですけど、
僕はあんまりそれが好きじゃなくて、
クリエイターを増やしたかったんですよね。
僕自身もクリエイターになりたいんで、
だから自分の作ってるうちはもう自分の好きな酒をとにかく作るっていう風になると、
どんどんアルコールどんどん下がるっていう感じですね。
本当はクリエイター、アーティストになっていくっていう。
だからそうやって醸造家という名前がここ10年ぐらい皆さんおっしゃるようになられて、
やっぱアーティストなんだなっていうのは。
そうですね。その方が僕は好きですね。
そっちの方がコンセプトも伝わりやすいですしね。
何を作ってるか、何をしたいのか。
当然ホームページも拝見したんですけども、
倉人さんの顔が見えるじゃないですか。
そうすると、こういう人たちが作ってるんだってより。
例えばイベントとかお会いする機会、
ホームページで見た人だと思うと、
こちらもちょっと声かけやすかったりだと思う。
そうですね。
確かに。
なので何を作るかよりは誰が作るかの方が僕は大事だと思っていて、
そこはすごく意識してものづくりはしてるかもしれないですね。
そうですね。
居酒屋さんも何を飲むかじゃなくて、
誰と飲むか、どこで飲むかみたいなね、
個人でやってるとそういったとこがやっぱ重要になってくるかなって。
そうですね。
ということで。
そうですね。
いろんな方と今の道を目指す中で、
前回も前々回もいろいろ聞いてきましたけれども、
倉人さん入った時に特殊な部署に行って、
かつそこから飛び立つ人も多かったから、
やっぱ会社作ろうだとか。
ふとした時に多分、自分家あるじゃんと思ったってこともありますよね。
そうですね。
現在の職業、酒づくり始めて一番大変だったとか、
今悩んでることとか何かあったら教えていただきたいんですけれども。
これもちょっと悩むんですけど、
まず大前提ですね。
今の酒蔵よりグルナビの方が大変でした。
まずですね。
これはメンタル的にもストレスだそうですけど。
そうですね。
なぜならサラリーマンだったので、
自分でやりたいことが100%できるわけじゃないわけですよ。
でも酒蔵の場合は、家業であったとはしても、
自分の意思決定のもとに行動していくだけじゃないですか。
だから全ては自分の責任なので、
あんまり大変だったってことは正直ないんです。
自分がやっていく上でおいては。
そうですね。僕もそうですね。
ストレスもあんまりない。
ただ、僕が一人でやってるだけだったらいいんですけれども、
やっぱり人がいっぱい入ってくると、
じゃあどうやってチームでいいものづくりをしていこうかとか、
要は組織として進化していくので、
その辺はすごく悩んでるところはあります。
例えば居酒屋さん時代も、
結局アルバイトで入ってきたのにちょっと怖いチーフがいたりして、
それが起こっちゃったらバイト翌日が来なくなるみたいな。
そうです。
そうするとチームがね。
そうなんですよ。
それは僕の手を離れたところで起きてるじゃないですか。
そうなんですよね。
でもそれをコントロールするのが経営側の仕事になるので、
それをやりながら、でも僕も製造責任者なので、
今度現場に入ることもあるわけですよね。
なので製造現場は製造現場で、
毎年お米は当然ながら変わってくるので、
味変わるじゃないですか。
どんどん僕らは人が今増えてきてるっていうことは、
製造数量も上がってるし、認知度もありがたいことに上がってきてるってなった時に、
お客様だったりお店さんだったりから求められるものがめちゃめちゃ多くなってきてるので、
それに応えなければいけないっていうのもありますし。
当然出資もね。
そうです。
あれ去年の方が良かったんじゃないのって言わせないようにしなきゃいけないとかプレッシャーもありますよね。
でも正直流通だったり管理のコンディションによって変わるしね。
安倍首相の場合はもちろんクオリティを上げていくことを意識してやるんですけど、
去年と同じっていうことをあんまり目指しては実はなくて、
乗るか反るかちゃんと綱渡りしながら美味しいものを作ろうっていうのをやってるんですよ。
なのでそこに失敗する時も当然ありますし、
そしたら悔しいって思いながら次またレシピ違うのしよって思ったりするんで。
その辺は結局何回酒作りしても毎年変わり続けることなんで、
クリエイティブなところで行くと毎年ルーティンで出てくる大変なこと、悩みだったりしますからね。
同じレシピで同じように作ろうと思っても、
例えば江戸会場さん大変お世話になってて、
レギュラーの山田医師の純米菌醤原酒。
もう結構酒度が3、4度は結構実は変わってるっていう。
同じようなレシピで作ってらっしゃるでしょうし、
同じように色情像で温度管理しててもそれでも変わっちゃうって。
それも仕方ないことですもんね、生き物が使ってるからね。
間違いなく伝えたいのは、なるべくちゃんとクオリティを担保したいから、
同じようなものをやろうっていうのももちろんあるんですよ。
僕らはそれだけだと面白くないなと思っただけで。
そういう考え回りの中で、一方で契約農家さんの顔も見えてて、
年によってお子さんも生まれて、天気も調子よくて、
全てがガチッとハマって、今年めっちゃいいヴィンテージなんですって言って米を持ってくる年と、
足怪我して、全然農作業できなくて、スタートからこけちゃって、
雨も多いし、全然あんまりだったんですけど、
でも頑張って作りましたっていう年があるわけですよ。
僕らは同じ味を作ってるのに、
本当に全部咀嚼して、同じ味わい香りにしていいんだっけって考えるようになったんです。
なので、ちゃんと同じものの延長上で、
ちゃんと幹を割りながら少しずつレベルアップしていくっていう酒のブランドもあれば、
ちゃんとその土地とか、農家さんとかの個性、その年の個性を味に表現できた方がいいよねって言って、
あえてチューニングするものを固定にしちゃって、
僕らはその様子を見ながら変数かけて、チューニングして、
同じものにしようとか、さらに上回るものを作ろうってなるんですけど、
最初からそれを固定化することで、その年を表現したくなってきたんですよ、だんだん。
ってなると、またブランド作んなきゃってなって、
どんどんブランドが増えていくっていう感じでうちはやってたりしたんですけど、
ちょっと話それちゃいましたね、なんでそんな感じでやってたんですか。
いや、それてないんですけど。
それってあれですか、サザナミとかアラナミですかね。
アラナミとか、はい。
なるほど。
あれ同じつもりで作ったけど、違う感じになっちゃった。
それはもうブランド、新しい名前の、
例えばミュージシャンだと同じコンセプト作っても、どんどんアルバム変わってくるじゃないですか、毎年。
そういったイメージでどんどんブランドが増えていくので、それですごいいいことなんじゃないかなって。
そうですね、ただもう僕らはお酒屋さん、酒の小売店さんにお世話になって、
皆様にお酒を届けさせてもらってるんですけど、
酒屋さんが大変だなって思っちゃいます。
ラベル変えなきゃいけないし。
もううち今年間で、僕も覚えてないんですけど、多分40種類ぐらい作ってるんですよ、お酒。
定番酒っていう、毎年ずっと通年通して出すっていうお酒を定番酒って言いますけど、
作ってないですよ、うち。定番酒の概念をなくしたんですよ。
もういいと思います。
結局クリエイティブにやりたいことがありすぎて、それを毎回毎回やってたら気づいたら1年経っちゃうみたいな感じじゃないですか。
そうですよね。
だから、もう作ってて作ってて、今月はじゃあこれ出そう、来月はこれ出そうっていうのを繰り返してると、
気づいたら12ヶ月経っちゃって1年回るんで、もうこれやめようと思って。
毎年同じようなお酒をいっぱい作り続けるっていうのが定番酒なんですけど、
それやってたら自分の作りたいところにコミットできないから、ちょっと減らして、定番酒って言われたものを減らして。
瞬間シュートぐらいはあるんですけど。
そうですそうです。っていう風になってましたね。
だから、いろいろ大変な蔵ではありますからね。
そうやったほうが、先ほど話しても日本酒大好きなある種オタクの方々は逆に飲みながら話も楽しくなるので、
もう安倍攻めてるよねみたいな。安倍さんとかすごいなにこれって言って。話せるのがすごい楽しいかなって。
僕自身、岡山の上心酒造の藤井社長を可愛がっていただいてて、ここにもゲスト来ていただいたり、2月の渋沢FMのフェスでも来ていただいたり。
あちらの40年前からも商品化されてるコカゲの魚って商品があって、いわゆる白ワイン風な日本酒をもう40年前に出されてるわけですよ。
その当時はもう逆に返品相次いじゃって。こんな日本酒じゃねえかって。しかも手荒なのかな。
あとその頃官票会あるじゃないですか。国税の。それに対しても日本酒とは認めませんみたいな。監査会だと。
もう押されちゃったけど、逆に今台湾で一番売れてる日本酒らしいんですよね。
そうやって攻めてる小倉さんは今でも逆に、その社長も世界中に攻めてますし。
たことでいろんなことやってっていいんじゃないかなっていうようにすごい思うんですよ。
僕だけだったらいいんですけどね。チームのメンバーがちょっとかわいそうだなと思って。
チームが大変だったんですか。またゆーたさんなんか言ってんなみたいな形で。
それはどこの小倉さんも聞きますよ。どこだっけな。
香港のワシペースでちょっとお手伝いさせていただいたときに、元木の社長と一緒にいて。元木さんもあの頃山口がガンガン売れてるから。
そしたらもう1回分2回分お米買えるからもう1回作るぞって言ったらクラフトがもう社長やめてくださいみたいな。
こっち側はもう売れるし、売れれば利益出るし、みんなの給料も増やしたいからやりたいんだけど、いやもう給料こんだけでちょっと休みましょうみたいな。
やっぱまあ社員はなりますよね。
それでは現在のお仕事のやりがいでしたりとかやっていて楽しいことを教えてください。
2つあって、シンプルにまず僕らは物を作って酒を作ってる側なんで、美味しいって言われるのはすごく嬉しいですね。それは物作りのクリエイターとしてはめちゃめちゃ嬉しいです。
もう1つはちょっとこううちのクラならではなんですけど、僕らのクラの研修生、クラを作りたいっていう研修生を受け入れて、育てて、外に出して、排出するようなことをやってるんですね。
で、彼らのクラのお酒が美味しいよって言われたり、あのクラ頑張ってるねって言われたりすると、なんかそれはねまた違った嬉しさはありますね。この2つはめちゃめちゃ僕の中で今やりがいになっているかなって思ってます。
確かにあの安倍首相さんのところへ結構あの若手の育成じゃないですけど、すごい取り組んでいらっしゃるじゃないですか。
例えばですけど、僕たちの酒でしたっけ。はい、そうです。
はい、とかも作られてますけど、あれはどういったコンセプトと言いますか。なぜ作られるようになったんですかね。
僕自身がクラ元として、外に出て行ったりイベント行ったりとかして、お酒サーブしたりとかする機会ってあるじゃないですか。でも僕らのものづくりってチームでやってるんで、僕はあくまでチームの一員であるだけなんですよ。
そうしたら、なんかその僕だけが出てて、僕しか飲み手さん知らないんじゃなくて、もっとそのチーム自体を知ってほしいし、その工事頑張って作ってるダレソリ君とか、元作ってる、主母作ってるダレソリさんみたいな人たちにフォーカスが立ってほしいなって思ったんですね。
なのでそこから、じゃあちゃんとそのクラで活躍してる方々も外に出してあげて、なんかやっぱチームでやってるよね、このものづくりはっていうのを僕は伝えたいので、ああいうプロダクトを作るようになったっていう経緯ですね。
はい。そうなんですね。ありがとうございます。結構なんかお酒を買って飲んだ方にもちょっとアンケートを取ったっていうお話も聞いたんですけど、結構あの好評だったっていうのも聞いて。
そうですね。去年ですね、アベコンペっていう名前で、社内コンペをやったんですよね。社内コンペも社内で聞き酒してもしょうがないから、僕らは酒を作って売って売り上げて利益上げて成形を成していくからこそ、ちゃんと売れるっていう消費者の反応って大事なんですよ。
だからそれをちゃんとクラのみんなにも知ってほしいなと思って、ただ一人分割にものを作りたいものを作って満足じゃなくて、やってほしいなって思ったので、Aチーム、Bチーム、Cチームって分けて、本当に世の中に出していって、酒屋さんを通じて出していって、アンケート取って、シンプルにどのチームが嗜好に合いましたかとか、どこが美味しかったですかとかそういうの全部アンケート取ってやってたんですけど、やっぱみんな喜んで見てましたね、アンケート結果とかね。
なんかこういった取り組みをされてるお蔵さんってあんまり見ないので、すごい斬新ですよね。
なんでだと思います?そういうのやってないの。
えー、やっぱり評価効くの怖いからとかですか。
いやいや、シンプルに大変だからです。
大変。
大変です。
えー。
もう酵素も上がるし、だってお酒作って定番酒作って、クラのみんなを顔出さずにやってった方がいろいろ都合いいじゃないですか。
あー、都合いいんですか。
経営者のトップが酒井さんとお話ししたりお客さんとお話しするだけで、あと上手く商売もあるんだったら、動くのは自分だけになるじゃないですか。
確かに。
でもこういう企画やろうと思ったら、クラのみんなにももっとこう意識レベル上げてもらう必要があるだろうし、そもそも製造分のレベルが上がってないといけないわけですよね。
はい。
だとしたらそのレベルを上げるために何かをしないといけないわけですよ、経営者側は。
だからやっぱりそれをやろうと思ったらやっぱ大変なので。
あー。
そんなことする前に普通にブランド作って普通にお酒売ってた方が売上利益も最大化するんで、そっちの方がいいよねってなるわけですよね。
もしかしたら定番酒をある程度作って。
そうです。
出質ぶれないようなの作ってみんなが好きなのを必ず定番で置いてもらった方が回りますもんね。
はい。
途中どっかで加工船たどらないように工夫しながらやっていけば。
そうですそうです。
営業とかもね。
はい。
置いてもらっちゃったらなかなかやめませんからね。
はい。
僕も居酒屋やってて、この定番酒ないと困るからずっと置いてるとか出てきちゃいますからね。
そうなんですそうなんです。
だからやっぱりそれをやりだすと大変なのでやらないんですけど、先ほど僕が伝えた通りやっぱり僕らってチームでものづくりをしてるんで。
で、今うちの蔵に来てる子たちって別に柏崎に縁もゆかりもなければ新潟にも縁もゆかりがない人が多いんですよ。
酒を作りたいこの一本だけでわざわざ新潟県の柏崎に移住してきてるんですよ。
へー。
すごくないですか。
そしたらその彼らのやりたいことを実現してあげたくなりません。
で、僕が思っちゃうので、どんどんもっと出していこうぜ全面自分たちをみたいな形でやってる中の一つが顔を出したりとか。
そういうことなんですね。
これから僕の蔵の2番手の子が新しいブランド出したりするんですけど、そういうことをどんどんやっていったり、今していってますね。
なるほど。
だから経済合理性から離れるんですけどね。うちのやってることは。
へー。でも一人一人意識が上がっていくというか。
そうですそうです。
へーすごい。
そこが難しい。芸術にだんだん近くなるとよりマネタイズが遠くなるみたいだね。
その通りですその通りです。
やりたいことをやろうとすると。
その通りです。
そうなんですよね。僕の友達なんかはもうそこで頭抱えてる人たちばっかなので。
でも聞いててある種のバンドというか、オーケストラというか、安倍さんが指揮者というか、バンマンスというか。
その通りですね。
で当然その中で、バイオリンが重要な曲の場合はバイオリンを弾き出させるし、トランペットがそこに。ということですよね。
はいそうです。
なるほど。
また去年の夏頃から自社伝でお米も作られてるっていうのをちょっと聞いたんですけど。
これは何かきっかけとか、どういった形で今活動というか動いてるのかとか聞いてもよろしいですか。
ありがとうございます。
もともと自分で酒を作りたいなって思った時に、米を作りたいっていう思いはずっとあったんですよ。
でも米を作りたいも含めていろんなやりたいことはあるんですが、当時僕が戻った時は人件費も出ないぐらいなんで、
自分たちでできることをやるしかないんですよ。
目の前のことをただただやって、ちゃんとしっかり体力つけてからじゃないと米作りは挑戦できないなって思ったし、
自分のもっと他にもやりたいことを挑戦できないなって思ったので、それがようやくできるようになったってだけです。
だからもともとできるんだったら、僕は戻った最初の年から米作りをやりたかったんです。
それは何でかっていうと、より酒作りをしてったら、よりその熱が強くなってくるんですけど、原料を触るじゃないですか。
麹作ったり、種母作ったりして米と触れ合いますよね。
そうすると、この原材料ってどうやったらいい酒作りに適したものになるんだっけみたいなのは、めちゃめちゃ考えるようになるんですよ。
物作りをしていけばしていくほど、より原料にたどり着きたくなってしまって、
なら自分たちでやるしかないよねってなるし、ちゃんと自分たちが米作りをやっていけば、
今パートナーになってくださってる契約農家さんと真にちゃんとした言語で会話できるなって思ったんですよ。
結局農家さんからこうでした、あでしたって言われても、僕ら作ってないから翻訳こんにゃくみたいなの入れないと、正しくわかんないですよ。理解ができないです。
だから僕らのやってるオーダーも、本当にむちゃくちゃなオーダーしてるのかもしれないし、もしかしたらめちゃめちゃゆるゆるなオーダーをしてるかもしれないわけですよね。
だとしたら、自分たちはちゃんと作って農家にならないと、正しく農家さんと同じ目線で会話ができないなって思ったので、
酒作りやればやるほど、自分が最初にやりたかった米作りの熱がどんどん上がっていくんですよ。
でもそのためには、先ほど申し上げた通り、まずチームが必要だし、キャッシュも必要だし、やれることが準備をしないといけないよねってなって、ようやくそれができるようになったのが去年という感じです。
テロワル超えちゃってますよね。テロワルの考え方を地元でっていうところから。
あとは新潟って米どころなんで、農作の農地の割合がほとんど水と稲なんですよ。
今どんどん米作りする人減ってるじゃないですか。
鉱作放棄地が生まれるだけなんですよ。酒作りって米大量に使うんで、僕らだったらまだ守れるチャンスがあるかもしれないなって思ったんですよね。
やっぱりそういった環境要因もすごく米作りをやろうっていう動機づけになって、これ一刻も早くやらないといけないなっていうので、少しだけ。
僕の感覚の中だったらあと5年ぐらいかなと思ったんですけど、ちょっとだけ早巻きにして。
しかも米不足と騒がれるようになっちゃいましたね。
次回は、安倍智三さんのお酒についての解説や、これからの酒の道についてお伺いしたいと思います。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ここからはコーナーに参ります。
とりあえず、どんどん答えて。
もうね、先ほどの本編からパワー吸い取られてるから、ここでもう一回気合入れ直して、どんどん行きましょう。
ということで、今回このコーナーはですね、いつもやってるコーナーですね。
ちょっと頭がおかしくなったよ、今日は。
ということで、お酒にまつわる問題を佐紀さんが出題して、引酒師である私平田勝が解説していくコーナーであってますか?
はい、あってます。
大丈夫ですか?全部安倍さんのせいにしましょう、このテンションは。
ということで、リスターの皆さんぜひ考えてみてくださいね。
はい。今回も新潟の酒の特徴について、こんな問題をご用意しました。
それでは問題です。
新潟は丹麗辛口のお酒として知られていますが、地区によっても特色があります。
安倍首相さんが属する中越地区はどんな酒質傾向にあるでしょうか?
A、軽い味わいから旨口の多彩な味わい。
B、すっきりとした辛口タイプ。
さあ、どちらでしょうか?
これ傾向だからなんだけど、安倍さんのお蔵さんはそこにとらわれず、
当然地元のお米とか地元の文化は大事にしながら、それをどう消化させるかだか、
例えば工房もだし、城工事に関しても工夫なさっているので、
もうその地域特性にはとらわれずっていう感じかな。
ありがとうございます。
なんだけど、もともとの中越地区の酒質はどんなのが多いかという問題ですね。
ありがとうございます、まとめてくださって。
はい、それでは正解発表です。
正解はA、軽い味わいから旨口の多彩な味わいです。
引酒師の資格を持つ平田さん、解説をお願いします。
中越地区ではもともと軽やかで旨味のある、旨味はちゃんとあるお酒が特徴というところで、
地域の酒造りに必要な環境が異なっており、それが多彩な味わいに影響していると考えられておりまして、
中岡市などでは発酵文化が根付いており、土地に適したお酒が生まれています。
だから基本的には日本中どこもそうで、もともとフード気候に合ったお酒を作る傾向が、
当然、世界中を見てもやっぱりその土地に合ったアルコール飲料を作るというのも当然なんですけれども、
それを踏まえた上で新しい挑戦をする、もう安倍さんの小倉さんがたくさん出てきていて、
当然、新潟のお酒を頂戴という、たとえばたまにしか日本酒を飲まないようなサルイーマンさんが安倍さんのお酒を出てきたら、
甘いねこれ、ちょっと想像したのと違うけどとはなっちゃうんですけれども、
それを理解した上できちっと提供者が、私も飲食店店主として、
お酒を説明しながらこういう味わいですよ、こういった感じで飲むとおいしいですよということを伝えながらですね、
進めていけるといいかなって思ってますので、皆さん大地に飲みに来てください。
飲みに来てください。これもう毎日行くしかないですね。
さて、縁も竹縄ではございますが、今日はこの辺りでお開きといたしましょう。
番組の感想はXでハッシュタグ酒の道で検索してください。
それではまた次回、さようなら。