ケーススタディの紹介と問題提起
はい、みなさんこんにちは。FeelWorks代表取締役の前川孝雄です。
今日のですね、上司が元気になるラジオは、僕がnoteで続けていた上司力実践ケーススタディですね、のですね、中から問いの8番目をですね、特別にご紹介・解説したいなと思っています。
問いの8番目はですね、こういうテーマでした。「機密資料を失くした若手部下」ということでございます。
結構ね、このご時世でございますから、情報漏洩に関してはね、結構ナーバスな時代ですね。
そんなことは、特に今の若い人たちも、当然研修等で学んでいるでしょうから、こういう状況になると結構焦りますよね。
当然上司であるみなさんも焦ると思うんですけど、その時どう対応しましょうかというふうな問いでございます。
はい、問いはですね、こんな設定でした。
問題設定と選択肢の提示
「若手の部下に機密資料を預けておいたら、どこかで失くしてしまったという。本人は茫然自失だが、どう対応するか」ということですね。
で、これは2択ですね、選択肢として2つ用意しております。
いつも言ってますが、この2つが絶対的正解というわけじゃなくて、みなさんはどういう観点、マネジメント人材育成の観点でどちらを選ぶのかという理由を考えながら選択肢を選んでほしいと思うんですね。
まずアンサーの1番はですね、こんな感じです。
「あれほど機密情報だと伝えておいたじゃないか!」と強く叱って、ミスをおこした際に、泣いても何の解決にならないことを教える。
茫然自失で半泣き状態というふうな設定ですね。
アンサーの2番、「まずは落ち着きなさい」と。
「いつどこでなくしたのか、どうしてなくしてしまったのかを、昨日から今日の動きを時系列で整理してみよう」とクールダウンさせながら対応を一緒に検討する。
さて、あなたはどっち、おすすめはどっちなんでしょうかと考えていただきたいですね。
推奨される対応とその理由
さて、これはなんとなくね、みなさん分かると思うんですけど、僕のおすすめはどっちかというとアンサーの2番ですね。
まずは落ち着かせて、昨日から今日までの動きを時系列で整理させるということでございます。
これね、おそらく多くの方がアンサーの2番を選んだんじゃないかなと思いますね。
1番のように強く出席して泣くななんてこと言ってもですね、問題解決しないからやっぱりこう、いつなくしたのかを思い出させて問題の対処をしていくというのは正しいんだろうと思われると思います。
ただし、実際それが起こったとき本当にアンサーの2番に自分は対応できるだろうかということをぜひ考えていただきたいんですね。
やっぱりこのご時世ですから、上司の皆さんも焦ってですね、やっぱりこう動揺してですね、叱責してしまったりとか、一緒に焦ってしまうということがあるかもしれないので、
今はね、このケーススタディの段階で冷静に考えられていると思うので、いざそういう事態が起こったとしてもアンサーの2番になれるようなことをぜひ心がけていただきたいと思うんです。
推奨されない対応とそのリスク
改めてね、アンサーの2番、もうこの皆さんも気づかれてると思いますけど、なぜアンサーの2番の方がいいかということですね。
その逆のアンサーの1番が良くないのは、いきなりダメじゃないかって叱責するとですね、やっぱり特に今の若い人たちは将来不安が強いですし、失敗は許されないんじゃないかっていう風な緊張して働いている若い人たちも多いので、
強く叱ってしまうと本当に思考停止になってしまったりとか、もう何かもし次回同じようなミスがあったとしてもできるだけ隠そうという風な気持ちになってしまって、もっと大変な事態が起こるリスクを高めてしまうということになりますし、
萎縮してしまって思考停止になると当然人材育成にもつながらないということになるんですね。
推奨される対応の詳細と上司の責任
その意味ではやっぱりアンサー2番でですね、やっぱりクールダウンさせてあげると。ミスは良くないんですけど、どうしても起こってしまったときはもういたしかたないと。
その時にはやっぱり事後の対応が大切なので、その事後の対応のプロセスをしっかり一緒に伴走しながら学ばせてあげるということがとても大切なんであろうという風に思います。
そういう意味では時系列で整理しながら、どの場面でどう失くしたんだろうかという記憶をたどって、場合によっては一緒にその場所を探しに行ったりとかして見つけに行くプロセスを共にするということですね。
そこの過程でもし見つかったのであれば良かったということですし、見つからなかったとしても、それによってまた同じようなことが起これば何をどう対応しておけばいいのかということをしっかり教えるということにもつながるなと思うんですね。
一方で当然上司の皆さんですから、機密情報などの扱いになると、一マネージャーの責任範囲で終わらないこともあるでしょうから、社内の各部署、上層部、経営層なんかにも情報共有しながら会社としての対応も怠らないということもしっかりやるということが大切なのだという風に思います。
まとめと今後の活用
はい、いかがだったでしょうか。
結構ドキドキするようなテーマでございますが、いざ起こったときにできるだけ対処できるように、繰り返されないように、しかも人材育成ができるように、このケーススタディを参考にしていただければという風に思っております。
では本日はこの辺りにしたいと思っています。ありがとうございます。