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2025-11-17 12:29

TOP INTERVIEW 株式会社FeelWorks代表 前川孝雄 ワーケーションについて

FeelWorks代表前川のインタビューシリーズ「FeelWorksってこんな会社」をお届けしています。

今回は、【ワーケーション】をテーマにインタビューしています。

 

新しい働き方として、働くを遊ぼう。FeelWorkation と題して、FeelWorksがチャレンジしているワーケーション。

 

代表前川が、ワーケーションハウスを建てようと思ったきっかけから

実際にワーケーションを実践し、ワークとライフをどのように充実させているかなどについて語っています。

ぜひお聴きください!

 

前川孝雄

株式会社FeelWorks 代表取締役

株式会社働きがい創造研究所 取締役会長

青山学院大学 兼任講師

iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授

一般社団法人企業研究会 サポーター

一般社団法人ウーマンエンパワー協会 理事

特別民間法人 中央労働災害防止協会 委員

 

※「ワーケーション」とは、Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語で、「テレワーク等を活用してリゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うこと」 とされています。             (※観光庁「新たな旅のスタイル」ワーケーション&プレジャー)

サマリー

本エピソードでは、株式会社FeelWorksの代表である前川氏がワーケーションについてお話しされています。社員が集まりコミュニケーションを取る重要性や、ワーケーションハウスの役割についての見解が述べられています。

ワーケーションの背景
株式会社FeelWorksマーケティングチームの栗田です。
FeelWorksってこんな会社をテーマに、FeelWorks代表前川へのインタビューシリーズをお届けしています。
前回に引き続きお楽しみください。
中村:株式会社FeelWorksマーケティングチームリーダーの中村文子です。
今回は、ワーケーションについて前川さんにお聞きしたいと思います。
FeelWorksではワーケーションハウスが千葉に。
前川:ワーケーションハウスができましたね、3年前に。
中村:うちも合宿を年に1回そこでやってますけれども。
前川さんが、ワーケーションハウスを作ろうと思ったきっかけは?
前川:ワーケーションハウスを作ろうと思ったのは、やっぱりコロナって結構僕たちにとってはインパクト大きくて。
栗ちゃんは、コロナの後にジョインしてくれましたけど、
その前からいる文さんとかたおさんとかヒラさんとかすだけんさんとかもそうだけど、
コロナめちゃくちゃ大変だったよね。
あの時は本当に一気に行動制限ということで、研修なんか一気にストップしてしまった。
特にFeelWorksはすごくグループダイナミクスを大事にしてるんで、
結構みんなでワイワイガヤガヤ、侃侃諤諤、グループディスカッションもガンガンやるっていう、密の極みみたいなもので、できねえじゃんって。
で止まって、それまではFeelWorksでは、毎年みんなで社員旅行を楽しみにしてたんだけど、
ちょうど、2020年の1月2月まで社員旅行今年どこ行くって。
中村:3月に行く予定にしてたんですね。
前川:沖縄行こうって話をしてて。
それがそうこうしてるにそんな言ってる場合ちゃうでって言って、もう一気に仕事がなくなって。
最初は大丈夫だろうと思ったんだけどどんどんキャンセルになってしまって。
そのときは本当に資金繰りが苦しくなって、もう半年会社が持たないっていう。
もう泣きながらみんなに話して、どうするかみたいな事態になって。
でまあ修羅場があって、まあ幸い、その末ぐらいかな2020年の終盤に少し、
まあそうは言っても人材育成やらなきゃいけないよねっていうふうな風潮があって、
かつみんなそれこそPDCAを回して人材サービスも
オンラインで研修ができるみたいな仕組みが出来上がってきて、
なんとなく倒産は回避できたというのが2021年で、
2021年も低空飛行をしながらなんとか必死のバッチでやってて、
ちょうど国のゼロゼロ融資に向けて万が一のときの融資も受けたりとかして、
なんとか乗り切って、やっと2021年に、
これでなんとなく経営危機回避宣言したのを覚えてると思うんだけど
なんとか潰れずにすみましたって話になって、
ただその前に一つ言うの忘れてた。みんな2020年4月に全員在宅勤務にしたんだよね。
中村:そう、在宅にしました。
前川:だってもう健康第一だし安全第一だからまずは在宅勤務しようということがあって
、当時浜町、今のこの事務所の3倍ぐらいの場所でね。
その時には10人ぐらいの島があって、
普通にテーブルとイスがあってセミナールームとミニ会議室もあってっていうスペースだったけど、もういらんなって。
中村:そうですね。
前川:でも解約告知が半年前だから
半年空家賃払って、毎日僕と、たまに田淵が来るみたいな。
スペースが余ってるみたいな。で、半年経って文さんが、そのとき
在宅勤務と仕事の楽しさ
勇気ある撤退というのでオフィスを撤退して縮小しようと。
縮むだけ縮んで生き延びようと言って、この茅場町の小さな事務所に越してきたわけだけど、
さっき言ったように2021年経って
経営危機が回避できて、
研修市場も少しずつ平常化してきて。。。となったときに、
さっきのワーケーションの話をすると、みんな在宅勤務してて、オンラインでモバイルとWi-Fi環境があれば仕事できるねと。
僕も親が老老介護状態になってきたから、
パソコン持っていけば実家近くで仕事できるようになると
いうのは全然いいじゃんってなってきたと。
ただ一方でちょっと物足りなかったのが、やっぱりみんなで
ワイワイガヤガヤやるような、ロングドリミンみたいなビジョンミーティングが
終わったあと、みんなで飲みながらちょっと語るかみたいなのが
ちょっとやりづらい環境であって、でいくと、やっぱり
みんなが集まる場も大事だよねというふうに思った。
僕の性分があって、集まる場が大事なんであれば、でも在宅勤務がスタンダードなんだから
集まる場が集まりたいっていう場所ができるといいなって思ったっていうのが
一つあるのと。
あとは、コロナのときに結構修羅場をくぐり抜けて、
ちょっと一息ついたときに、
時間ができたので、僕が釣りを始めたっていうふうになって。                           中村:そうですね。ゴルフとか釣りとか始める方がいっぱいいましたよね。
前川:でーあの、結構、早朝から
海で釣りするっていうのにハマり始めて、
たおさんもサーフィンをやる、海のマリンスポーツが好きで。
文さんは最近ムッタがいたからあまり行かなくなったけれども、ハワイが大好きで
ウクレレなんかもやってますけれども、
そういう意味で、海辺でワイワイ集まる場があると、みんなハッピーじゃんと思って。
オフィスも縮小、撤退してちっちゃくなってるわけだから、みんなが
たまに集まれる場とか、
セミナー合宿とか場合によってはやったりすることもある
いうことで、海辺に作ってみようということで、ワーケーションハウスを建てたわけです。
長くなりました(笑)。
中村:いえいえ今年もね、行きましたね。
前川:行きましたね。楽しかったですね。
中村:楽しいですね。みんな、お酒が好きなので、前川さんが釣った魚をそこでいただくというね。             前川:最高ですね。
中村:最高でございました。
で前川さんも実際、ワーケーションも、そこのワーケーションハウスで一人で行かれて仕事をしたりっていうのを実践していらっしゃるんですが、
どうですか。
前川:いやーすごく快適ですね。朝3時に起きて、午前中は海に出て釣りをして、
もう海から5分でワーケーションハウスなので、
戻ってきてWi-Fi環境を全部整ってるから、
そこですぐ、例えば研修プログラムを作るとか、
本の原稿で執筆したりとか、
オンラインでもミーティングができたりとかできるので、
朝釣りして午後いちから仕事ができるっていう状況ですので
すごく快適。だから仕事と遊びの境目がどんどんなくなってるんですよね。
中村:そうですよね。意外と釣りされてる日でもメール返ってきますよね(笑)。
前川:全然返します(笑)。まあ海の上でも結構メールはしてますからね。
中村:そうですよね。逆にでもね、土日も稼働してることありますよね。
仕事をしてたり。
だから本当に境目がないですよね、前川さんの場合。こっちは休みますけど(笑)。
前川:休んでください。別に僕に合わせてもらわなくてよいです。僕はマイペースでやってます。
そういう意味で言うと、今世の中的にね、
働くって、これも本とかに書いてますけど、
苦役になってるよね。働くって苦しいもんだみたいな、
なんとなく雰囲気があって、
会社に拘束されてる時間は、会社に奪われた時間みたいな
ことを感じる人もいるんじゃないかと。だから苦役になってるんじゃないかなと思ってるけど、
働いてることが本当に楽しければ、
別に会社に奪われたじゃくて、
自分が、100%難しいかもしれないけど、
自分がやりたいことに限りなく近いことをやっていて、
それが会社での仕事になって、お給料にもつながっていくっていうのはすごく理想じゃないかなと
と思っていて。そこにどこまで近づけられるか。
それがやっぱり対談の冒頭で言ったような、僕はできるだけ命令したくない。
本人がやりたいことと、会社が目指すところの中で接点でやりたいことを見つけてほしいということに
つながっていて、やっぱり自分がやりたいことを自分のペースで、
自己裁量でできれば、やっぱり苦役じゃなくなっていくと思う。
そういう状況を作りたいし、僕自身も実践したいし。
そういう意味では、別にあの仕事をしてて全然苦ではなくて楽しいし、
仲間とやっても楽しいし、土日も
仕事をしたほうが良ければするし、逆に釣りなんかは、
土日は混むから平日の午前中の方がすいてるし、そのほうが結果、ワークもライフも充実するなと。
自己裁量の重要性
中村:なんか業種によってね、それ難しい業種の方もいらっしゃると思うんですけど、
意外とこういう形、自由に
自己裁量でできて、時間とかも割と自由になるっていう働き方はやっぱり、
これから主流になっていくんですかね。取り入れられてる会社も多いですけど。
前川:まあ、あれじゃないですか。それが主流になっていくんだと思うけど、
ただ、全部が全部それに移行するかどうか難しいなと思ってて、
今、なんでFeelWorksが比較的うまくいけてるかなっていうのは、
やっぱりみんなそれぞれ大人だし、自立してるし、だから実現できてると思う。
これがまだまだ未成熟な人たち、若い人たち、いっぱいの組織だと、
いきなりじゃあ、仕事と遊びの境目なくして自己裁量でやろうってのは難しいと思う。
中村:そうですね。どこまでかっていう判断がなかなか難しいですね。
あとはですね、さっきやっぱり働くことの楽しさみたいなのが、
なかなか感じられない、苦役っていう人も多いと思うんですけど、
そういう人が捉え方を変えられるポイントっていうんですか。
どういうところがあると思いますか。
前川:やっぱりあれじゃない。
自分は何をやりたいのか、100%無理でも、
でも今この会社の中であれば、それを実現するために何ができるのかとか、
あとは会社のメンバーの中で、自分だからできる役割って何なのかとか、
いうことを考えて、それを上司や同僚のみなさんとすり合わせしながら、
自分で自分の活躍の場を作っていくっていうのができるといいんじゃないかなと思います。
中村:やっぱりこう、すり合わせてみるのは大事かもしれないですね。
何か、悶々としてる人多いと思うんですよ。
前川:そうだよね。
中村:なんか、しんどいなあ、辛いなあ、みたいな、毎日。
前川:そういう意味ではあれだよね。
FeelWorksも研修で管理職のみなさんに推奨してるし、
FeelWorksも実践してるのが、任用面談シートです。
文さん、この半年はこれお願いしたいんだけどって話になって、
ただその半年後の意思目標とマイルストーン、行動プロセスは全部自分でやろうと。
それをすり合わせの時間を。
俺と文さんがやるし、文さんと栗ちゃんと、文さんとまるちゃんと、メンバーがやるし。
これがやっぱりこう、自分で自分の活躍の場を作るっていう。
中村:そうですね。
そうですね。与えられてるというよりは、どちらかというと自分で考えてそれをレビューするみたいな感じですね。
前川:そうだね。                                           中村:はい、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。では次回のインタビューもお楽しみに。
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