1. 耳から学ぶ映像制作〜Video Arts Labo
  2. #1242 今後のドキュメンタリー..
2025-09-01 28:26

#1242 今後のドキュメンタリー映像について

<今日のトピックス>

NANLITEから円形パネルライト登場!

https://www.cined.com/nanlite-miro-30c-and-60c-round-panel-lights-launched/


<今日のメインテーマ>

オープニング

ドキュメンタリーのトレンド

どんどん価値が出てくる理由

ドキュメンタリー作品の作り方


挿入歌:Epidemic Soundより

Elliot Adair「All I Need Is Me」


エピデミックサウンドはこちら

https://share.epidemicsound.com/wjcazo


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この番組では、神奈川県にある小さな町から機材と映像制作に関する情報を中心に毎日発信しています。


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サマリー

今後のドキュメンタリー映像について、LED技術やAIを活用した新しいトレンドが明らかになっています。視聴者が信じる情報の信憑性を確保しつつ、サステイナブルな制作方法を取り入れた作品が増加しています。今後のドキュメンタリー映像には、VRやAR、ハイフレームレートなどの新技術が取り入れられ、没入型の体験が増えています。AIの発達によりリアルな描写への需要が高まる中、実際の人物に焦点を当てるハイブリッドスタイルの作品が注目されています。ドキュメンタリー映像を制作する際には、テーマの設定、ストーリーの描写、そして結論を出さないことが重要です。これらを考慮することで、視聴者に響く魅力的な作品が生まれます。

トピックス紹介
Welcome to my podcast. Join me and learn more about video.
Video Arts Labo
皆さんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶおテーマに、
映像制作についての話題や、機材に関する情報を中心に毎日更新しております。
はい、というわけで9月の1日月曜日となりました。
週の始め、いかがお過ごしでしょうか。
えー、9月ということで、もう早いですね。
2025年も、9月まで来てしまいました。
皆様、どうでしょうか。下半期、もう3ヶ月ぐらい過ぎましたか。
なんか、あの、8月もですね、結構私はいろいろと、あの、忙しくさせていただいてたんですけれども、
えー、9月はですね、どうなんだろう。なんか、あの、実動はあんまりないかもしれないんですけれども、
企画とか打ち合わせが結構多い、そんなね、月になってくるんじゃないかなと思っております。
はい、なんですが、今日もですね、えー、この時間からポッドキャスト、朝ですね、
上げられたことが本当に嬉しく思います。最近ね、滞っていたので、
あの、できるだけね、リアルタイムで皆さんにお届けしていきたいなという番組でありますので、
よろしくお願いします。というところで、今日もやっていくんですけれども、
本日ですね、トピックスとしては、ナンライトからですね、遠景のパネルライトっていうのがちょっと前に出ましたので、
こちらについて少し触れていきたいと思います。それからメインテーマでは、
えー、今後のドキュメンタリー映像についてということで、ちょっとざっくりしたテーマですけれども、
ドキュメンタリーについてですね、ま、海外のトレンドだったりっていうところも含めて、
お話をしていきたいかなと思っております。というわけで、まずは本日のトピックスから行ってみましょう。
はい、というわけで、本日のトピックスは、ナンライトからですね、パネルライトっていうのが出てきたんですけれども、
これが遠景のパネルライトなんですよね。詳しくはですね、CADと呼ばれる海外の記事のですね、URLを貼っておきますので、
そちらからぜひ見ていただきたいんですけれども、えー、どういうものかというとですね、
被写体に自然なキャッチライトを入れることを目的に作られたライトみたいですね。
で、これはですね、まあ単系のパネルデザインで見落とされがちな要素ということで、
ま、アイキャッチをね、こう入れるような、ま、そういうライトに、アイキャッチというかキャッチライトの目にですね、
こう、自然な、なんでしょう、生き生きとした光を入れるというところで、ま、遠景のライトっていうのができたみたいですね。はい。
で、これがですね、えっと、30Cっていうタイプと60Cっていうタイプ。で、30Cはね、直径が6.5インチなので、
えー、どれぐらいですか。親指から小指ぐらいの大きさですか。かなり小さいタイプなんですけど、これ60Cはですね、えー、8.2インチ。
あ、違いました。ごめんなさい。30インチの直径がですね、16.5センチですね。
だから、親指と小指をちょっと広げたぐらいの大きさっていうのが、この、えー、6.5インチになるかなと思います。16.5センチですね。
えー、CDよりやや大きいというところですね。それから60Cの場合はですね、20.8センチということで、
えー、えっと、私の場合はですね、親指と小指をですね、めいっぱい横に広げる、えー、グーをした形からめいっぱい横に広げると多分20センチぐらいなんですけれども、
まあ、これぐらいのディナープレート程度のサイズですとされています。
で、それがですね、えっと、ミントブルーっていうのとミッドナイトブルーっていうのの2色展開。
まあ、ライトではなく、えー、ボディですね。ボディが2色展開というところですね。
そしてですね、えっと、マウントに関しては4分の1ネジとかを切ってくれているみたいなので、まあ、三脚とかにはしっかり付けることができると。
で、付属のアダプターで8分の5インチのネジにも対応するということですね。
あとですね、熱管理に関してはですね、えーと、本、熱管理はちょっと出てないか、ちょっとここは飛ばしましょう。
あと、安全性に関してはですね、えーと、60Cのタイプは長時間稼働の熱管理にもですね、まあ、ファンを搭載しているので、まあ、いけるというところ。
で、30Cの冷却仕様というのはですね、まあ、記載がないということなので、まあ、30Cを長時間使うということはないという想定のもと、多分ファンが付いてないんでしょうね。
はい、でですね、あの、まあ、非常にコンパクトなデザインなんですけれども、えーと、1メートルの距離でですね、60Cの場合だと8382ルックスまで出るみたいです。
それから、RGBライト、カラーライトになっているので、まあ、36,000色のオプションというのが付く。そして、14種類のエフェクトも付いているみたいです。
で、NPFバッテリーの対応と、あとはPDQ電ですね、こちらもできるというところ。それから、アプリにも対応しているみたいですね。
なので、えー、まあ、どんな場面にも対応できるライトになってくるんじゃないかなと思いますし、何せコンパクトなので、まあ、機材減らしたいとか、えー、ちょっと小規模でね、少しやりたいとかっていう方に関してはすごく便利なライトになってくるかなと思います。
で、お値段がですね、えー、37Cの場合は119ドルなので、どれくらいですかね、1万、えー、6,000円とか7,000円くらいですか、2万円切ってるくらい。で、60Cはですね、もうちょっと3万円ちょっとくらいするのかなというふうに思いますので、まあ、詳しくちょっと日本円でね、あの値段が出ましたら私もまたこのポッドキャストでお伝えしていこうかなというふうに思っております。
ドキュメンタリーの新たな潮流
はい、というわけで本日のトピックスは、何ライトから出た新型のライトですね、パネルライト、遠景ですね、こちらについて触れておきました。
それでは1曲いってみたいかなと思うんですけれども、本日の1曲は何かというとですね、えー、エリオット・アデアというアーティストさんですね、こちらの、えー、All I Need Is Meという曲になります。
ちょっとこう、アップテンポ調でですね、月曜日盛り上げていきたいなというふうに思いますので、聴いていただければと思います。
それでは、えー、エリオット・アデアでAll I Need Is Me。
Yeah, I could take you in.
But if you're not a fighter, I can't promise anything.
If everyone knew, all the things I could do.
Shoot me down, I'm back on my feet.
Cause all I really need is me.
If I could just share my view.
On my own, that's in the streets.
Cause all I really need is me.
I keep it all in.
It's part of the game, yeah.
If everyone knew, all the things I could do.
Shoot me down, I'm back on my feet.
Cause all I really need is me.
I could just share my view.
Cause all I really need is me.
Cause all I really need is me.
Cause all I really need is me.
Cause all I really need is me.
Video Art Labo.
メインテーマ。
はい、というわけで、本日のメインテーマをお話ししていきたいと思います。
今日はですね、今後のドキュメンタリー映像についてというテーマでお届けをしていきたいんですけれども。
私もですね、ドキュメンタリーの作品をですね、撮っている身でして。
で、その中でですね、やっぱりこう日本と海外の市場っていうのは大きくね、違うんじゃないかというのをですね、感じてはいるんですけれども。
詳しく調べるってことあんまりなかったんですよね。
なんですけど、ここ最近ですね、ネットフリックスをはじめとするですね、Amazonプライムのプライムビデオでもそうですし。
いろんな場所からですね、このドキュメンタリーの作品っていうのがどんどんどんどん出てきているというところがあるので。
このドキュメンタリーのトレンドみたいなところもですね、今日は抑えつつ、どんどんドキュメンタリーの価値が出てくる理由は何なんだろうかと。
それからですね、ドキュメンタリー作品でどうやって作っていくのかみたいなところもですね、お話をしながらいきたいなと思います。
まずですね、このドキュメンタリーのトレンドっていうところを少し中心にお話をしていきたいかなと思っております。
このドキュメンタリーのトレンドですよね。
どういうところがトレンドになっているかというとですね、やっぱりドキュメンタリー作品でもLEDスクリーンとかを使ってですね。
リアルタイムに背景っていうのを出して、俳優さんとかセットとか一体化させる手法というのはですね、やっぱりあるみたいですね。
で、拒じつがないことというのがドキュメンタリー作品の一つの定義みたいなところではあるので、
リアルタイムスクリーンではあるんだけれども、そこの情報としては嘘じゃないよというところですよね。
ここの嘘じゃないというのが鍵に一つなってくるかなと思います。
かっちりとした定義があるわけじゃないので、これがドキュメンタリー作品ですって言われれば、そういうものだというふうに視聴者は信じるわけですけれども、
そういうのが作られているというか、そういうふうにLEDとかも活用しつつね、
どんどん最先端の技術っていうのを盛り込んで作品を作っていくというのが今の主流になっているみたいです。
それからAIですよね。こちらも物によっては使っている部分があるんでしょうけど、
例えばですね、ライブ配信における即時翻訳、吹き替えなどですね、こちらをAIで活用すると。
配信と同時にグローバルな収益化も、狙う動きというのも顕在化しているよというのが言われております。
あとはですね、持続可能、サステイナブルというのも少し考えにはあるようで、LEDステージとかバーチャル環境とか、
未来の映像技術
そういう物理的なセットですよね。これというのは減らす取り組みというのも同時に行っているみたいです。
だから大規模な撮影で使いつつも減らしているというような環境もあるみたいですね。
それからですね、VRとかARとかっていうのも導入ですね。
例えばですね、ドキュメンタリー分野とかでもVRとか360度映像とか3D空間っていうのを用いて、
没入型の体験というのも増えていると。
特にですね、歴史物とか自然環境を扱う作品で活用が結構目立っているというようなところですね。
あとはですね、高フレームレートとかによるですね、滑らかな映像表現というのも一つ没入感を作るものとして使われているみたいですね。
なので、ハイフレームレートのカメラというのもどんどん使われている。
それからですね、あとはスマートフォンでの撮影の技術ってもますます普及しているみたいで、
どこでもドキュメンタリーが撮影できるようになった。
だからスマートフォンで一回レックを押してしまえばですね、そこからドキュメンタリースタートみたいなことが確かにできるというところで、
普段のカメラで撮りつつね、そういう本当にリアルタイムを共有するものとして、
iPhoneで撮ったAとかですね、スマートフォンで撮ったAとかっていうのも入れ込むようなこともできますよね。
その辺がですね、トレンドという形になるのかなと思いますけれども、
あとはですね、今言われているのがハイブリッドドキュメンタリーというふうに言われるハイブリッドスタイルということですね。
真実を訴えるっていうのが基本的にはドキュメンタリーの役割だったりするわけですけれども、
この枠を超えてですね、表現と言いますと、例えばSFみたいなですね、そういう構造を取り入れたドキュメンタリー作品というのもですね、
2025年に出たりしています。神との神話ですよね。神話と現実ですよね。
現代、現実、現代をですね、神話と現代っていうのを横断する独特の視点とかストリーテリングっていうのが評価されて、
かなりね、話題になっているみたいですね。これはね、2025年のオランダとドイツの合作になりますね。
シーレンスコールっていうのかな、これ。セイレンスコールかな。サイレンスコールか。
サイレンスコールというふうな作品みたいですけれども、こういうのも出てきているというところですね。
あとは参加型コンテンツのドキュメンタリー映像として使われているみたいも、そういうのも多いみたいですね。
なので、教育とか歴史のドキュメンタリー分野で、フェスティバル上映とかのも通じて、こういうドキュメンタリーの使われ方がしているというところですね。
ドキュメンタリーの価値向上
この辺がトレンドとなってくるんですけれども、じゃあですね、他のトレンドというか、ドキュメンタリーに関わる情報としてですね、
例えば予算とかっていう話、これはまた別の機会にちょっとしていきたいなというふうに思っているので、
興味のある方は引き続きこのポッドキャストを気にしていただけると嬉しいなと思うんですけれども、
そんな形でですね、今のトレンドっていうのはそういうトレンドがあると。
じゃあですね、このドキュメンタリーの価値っていうのが今後どんどん出てくるんじゃないかなって私は思っているんですけれども、
それはなぜかというのをですね、次のチャプターでちょっとお話をしたいかなと思います。
はい、というわけでこのチャプターではどんどん価値が出てくる理由というようなお話っていうのをしていこうかなと思いますが、
ちょっと3つの視点で今日は話したいと思います。
1つ目がですね、AIの発達に伴ってやっぱり価値が上がっていくというところ。
それから2つ目がですね、人にどんどんフォーカスが当たるようになってくるということですね。
人にフォーカスが当たる、これは実際の人ということですね。
そして3つ目、制作者が少ないというのがあるかなと思います。
だからAIの発達に伴って人にフォーカスが当たるようになって、
けどそれを作りたいんだけど制作者が少ない。
要はドキュメンタリー作ってくださいと言われて作れる人がいないという現状があるんですよね。
なのでこういうところからするとですね、どんどん価値がやっぱりドキュメンタリー作品というのは出てくるんじゃないかなと思っております。
はい、というわけで1個1個ちょっとお話をしていこうかな。
さらっとお話をしていって、
ドキュメンタリーの価値が出てくる理由みたいな形でちょっと深掘りで話を用意してもいいかなと、
今日は思えるテーマかなと思いますので、ちょっとそれもまた別途で撮りたいかなと思います。
今日はですね、さらっといきますけれども、まずAIの発達に伴って価値が出てくる理由、
これはなんとなく皆様わかるかなと思うんですけれども、
ドキュメンタリー作品というのはやっぱりリアルなんですよね。
どこまで行ってもリアル。
だけどこのリアルの見せ方というのが今本当に変わってきているよと、
ただ単に人のインタビューその場で撮ったインタビューにインサートをつないで、
実際の記録映像とかを見せて出すというようなものではもはやないということですね。
どんどんドキュメンタリー映画というものがもっともっと増すそうにいってですね、
それがYouTubeだったり、
SNSのプラットフォームだったりというところでライトに楽しめるコンテンツとしてですね、
ドキュメンタリーが下がってきているっていうところもありますし、
ドキュメンタリーとしての認知度っていうのが上がってきた結果、
そういう動きにもなっているという解釈なのではないかなと思います。
なのでこのAIっていう要は非リアルですよね。
この発達に伴ってどんどんリアルに価値がやっぱり出てくると。
その中でドキュメンタリー作品というところにもスポットが当たってですね、
価値がどんどん出てくるというようなことにつながってくるかなと思います。
その結果ですね、
次の人にフォーカスが当たるということなんですけれども、
今まではですね、ドラマとかよく見られていた方はですね、
ドラマはノンフィクションで役者にフォーカスが当たったりもしているんですけど、
この役者っていうのは実在する人物ではないんですよね。
こんなこと言うと、
その人は実際にいるじゃないか。
芸能人で例えば名前があったとして、
その名前の人はいるじゃないかと思うんですけれども、
それは芸能人なのであって、
本来のその人ではないんですよね。
もう芸能人になったその日から役作りをしているわけですよね。
そうなので、その人本来のリアルがないんですよ。
もう役者さんですからね。
俳優業の人とかまさしくそうだと思うんですけれど、
ちょっとハリウッドとか行くとまた変わってくるかなと思います。
その人の人柄自身がもう出てしまっているというものもありますけれども、
日本だとそうではない部分もかなりあるのかなと思います。
というわけではなく、
本当に実在するリアルな人にフォーカスが当たっていると。
これがドキュメンタリーの見せどころになりますけれども、
実際に演技も何も俳優もしていない、
俳優業むしろ素人ぐらいの人が、
インタビューだったり何だったり問題を解決していく問いを
どんどんどんどん掘り下げていく、
そういうストーリーに僕らも引っ張られて
没入していくというところになってくるんですけれども、
この実在する人というのにやっぱりフォーカスがどんどん当たるようになる。
それはAIが発達してきて、
何が本当の実在する人で何が実在しない人なのかが、
もうそろそろ区別がつかなくなってくるぐらいまで
いってしまっているからなんですよね。
これ1,2年すると、
本当に例えばアンドロイドとかが人型の出てきたときに、
あの人は人間なのか人間じゃないのかというのは、
もはや分からないというふうになってきたときに、
やっぱり実在する人物をピックアップして、
それをみんなに届けるというコンテンツというのは、
どんどん必要になってくるだろうなと思っております。
それすらもちょっと微妙になってくるところも、
もしかしたらあるかもしれないですけどね。
というわけで次の製作者が少ないというところになりますけれども、
これはやっぱりドキュメンタリーをきちんと撮れる人が、
まだまだ少ないんじゃないかなというふうに思っております。
というのも、
ドキュメンタリーを撮る人っていらっしゃらないぐらいな形、
身の回りにもそんなにいないですし、
なぜかというとこれ賃金を生み出しにくい部分もあるからなんですよね。
人によってはですけど。
もちろん膨大な予算をもらって、
ドキュメンタリー作品を作ってという方もいらっしゃると思うんですけれども、
やっぱりそれをですね、
全くの独学の個人、
特に個人で映像制作をされてドキュメンタリーを撮りたい人はですね、
なかなか予算を集めるのは難しいというところで、
そういった環境からもですね、
製作者がやっぱり少ないという現状があります。
これ多分あと5年ぐらいするとですね、
だいぶ変わってくるのかなというふうに思いますけれども、
それこそクラウドファンディングでね、
ドキュメンタリー作品作りたいから資金をくださいというふうに集めてもいいでしょう。
映画祭に応募して、
認知を高めるのもそれもいいかなというふうに思いますけれども、
やっぱり製作者が少ないという部分がですね、
価値につながっているのかなというふうに思います。
ドキュメンタリーの作り方
では最後ですね、
ドキュメンタリー作品っていうのは、
どのように作っていけばいいんだろうかというようなことをですね、
完全にこれ私の視点になりますけれども、
私がこういうふうに作ったらドキュメンタリーっていうのは、
なんでしょうね、
なんとか見れるんじゃないかというような形ですね。
映画とかも私全然作ったこともないですし、
普段はウェブ上に配信するコンテンツとして作らせていただいてますけれども、
そういった点からですね、
ドキュメンタリー作品というのをどう作っていくのかというのをですね、
最後にちょろっとお話しして終わろうかなと思います。
はい、というわけで最後ですね、
ドキュメンタリー作品の作り方ということで、
ドキュメンタリーの制作過程
ここに関してはもっともっと深いコンテンツになるかなと思いますので、
ここのメインテーマの最後にお話しするというよりは、
これ1本だけメインテーマとして扱ってもいいかなというふうに思っているので、
それはちょっと準備中というところですね。
ドキュメンタリー作品をどう作るかというとですね、
これ普通の映像コンテンツを作るときと大体一緒の作り方でやるかなと思います。
ただ最後はちょっと微妙なんですけれども、
1つ目がですね、テーマを決めようというところですね。
これ何でもいいと思います。
ただそのテーマがですね、どういうふうに決めていくかというと、
ミクロからマクロ、マクロからミクロ、
こういう視点でテーマを決めていくといいんじゃないかなというふうに思っております。
それはなぜかというとですね、やっぱり見応えがそのほうがあるからなんですよね。
例えば1つのイベントごとを撮影すると、
メイキングでも何でもいいんですけれども撮影するってなったときにですね、
そのイベントをまずは主体に置くんですけれども、
どうしようかな。
これちょっと先に他のところを言いましょうか。
まず1つ目がテーマを決める。
そして2つ目がストーリーを描く。
そして3つ目、結論は出せない。
もしくは出さないですね。
出さないにしましょうか。
結論は出さないということですね。
この3つ、テーマを決めてストーリーを描いて結論を出さないですね。
この順でいくとドキュメンタリーというところは、
かなり視聴者さんに届くような作り方になるんじゃないかなと思います。
先ほど言った話にちょっと戻りますけれども、
このテーマを決めるっていうところに関してはですね、
大きい視点から小さい視点、小さい視点から大きい視点に移っていくと、
それを映像の流れで表現するというところをするとですね、
ちょっと見応えのあるような作品になるんじゃないかなと思います。
具体的な話をすると先ほどの一つのイベントというものがあったとしたらですね、
このイベントというのがまず主体になるわけです。
このイベントというのが社会全体で見たときに、
どういう役割を果たしていくのかなっていうところで終わるというところですね。
だけどその前には裏付けをちゃんととっておくと、
例えばこういう流れがあったから今まではこういう流れで来ていたと、
それは歴史的に見るとどうなんだみたいなところも遡る。
だから時代背景というのを行ったり来たりするのも一つですし、
そのリアルタイムの中でですね、今こういう動きがあるというふうに伝えるのもいいと思います。
なのでこのテーマを決めるときにですね、小さい部分から大きい部分に行く場合は今はそんな形ですね。
今度大きい部分、社会問題を取り上げて、
で、うちでの活動はこうですっていうふうに下から上から下に持っていってもいいというような作り方をするというわけですね。
これがテーマというか、ストーリーを描くことにもつながっているんですけれども、
テーマの決め方としては小さい方から大きい方、大きい方から小さい方というのを意識しつつ決めていくといいんじゃないかなと思います。
2つ目がですね、ストーリーを描くというところなんですけれども、
このストーリーというのもただ単にですね、
例えばアメリカのアメコミみたいな映画で一人のヒーローがですね、
敵に立ち向かっていくっていうストーリーをわかりやすく描いても、それはそれでいいんですけれども、
ドキュメンタリーでそれをやるとですね、この人はヒーローなのかみたいな話になるわけです。
で、やっぱりリアルにヒーローっていうのはなかなかいないというところで、
これはなぜかというとですね、一つの面から見たらヒーローなんですけど、もう一方の面から見たら悪なんですよね。
これをですね、リアルで描くとなかなか大変な問題になってしまいますから、
そうではなくて、何でしょうね、例えば女の子がいたとして、
この女の子がですね、貧しい女の子が例えばいるとしたらですね、
この貧しい女の子っていうのがいかにして、この貧しさから脱却をしていくかっていうようなところを描くというところで、
ここに一本の軸を通すんですよね。
だからそのストーリーを描くっていうのは、一本の軸を通すと、その映像全体にですね、
一本の軸を通すっていうところを主体にいろんな場面が展開されていくとですね、
この軸にまず戻ってこれるんですけど、この軸がぶれているとあっちゃこっちゃいってしまって、
視聴者さんのこの頭の中の整理がつかないという事態になりますから、
このストーリーを描くっていうのは、いろんなストーリーを考えてもいいんですけど、
基本的には軸の中、もしくは軸の上下で場面展開がなされていると、
必ず一本の軸に戻ってくるというようなストーリー構成を考えるといいんじゃないかなと思います。
だからこれ分かりやすく言うと、例えば先ほどの貧しい少女がですね、貧しさから脱却をするというのが、
これがストーリーの一本軸だとしたら、その貧しさから脱却をするため、
もしくはどれだけ貧しいのかっていうのを先に出すんですよね。
その後にどうやって貧しさから脱却していくのかっていう場面に関してはいろんな方向性があってもいいと思うんです。
なんですけど、結局貧しさから脱却するのかしないのか、できたのかできないのかどうなんだっていうところで結論は出さないということですね。
最後の結論は出さないというのはまさしくここなんですけれども、
この結論をみんなで考えよう、要は問いを作るみたいなところがですね、
ドキュメンタリーの最終的な表現方法なのかなと私は思っているので、
ドキュメンタリー作品を作るにおいて結果は出さない、結論は出さない。
これがちょっと私のモットーというか、これから取り組んでいきたい作品の表現方法というふうになるかなと思います。
結論を出さない制作の意義
ドラマとか映画とかはやっぱりみんなに見てもらうものなので、
これは結論があった方がわかりやすくていいなと思いますけれども、
やっぱりドキュメンタリーとなると見る人見ない人結構極端に分かれます。
さらにテーマも関係してくるとなるとですね、
なかなか広がるようなテーマではある程度のところまでの結論を出した方がいいと思うんですけれども、
だいぶコアなニッチな分野であれば、テーマ逆に出さない方がいろんな波紋が広がっていくかなというふうに思いますので、
あえて出さないというところで描いていくと、
面白いドキュメンタリーというのは作れるんじゃないかなというふうに思っておりますので、
ぜひこれからドキュメンタリーちょっと撮ってみたい、作りたいなという方はですね、
何かしらの考えの参考にしていただければいいんじゃないかなというふうに思います。
というわけで本日は以上となります。
この放送では小さな町から機材と映像制作に関する情報を中心に毎日更新しております。
気になるクリックに対する質問や感想は、メールフォームやSpotify、YouTubeのコメント欄から随時募集しております。
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それではまた明日お会いしましょう。
28:26

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