皆さんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶおテーマに、映像制作についての話題や、機材に関する情報を中心に、毎日更新しております。
はい、というわけで、8月…じゃないですね、もう9月です。9月の2日、火曜日となりました。
いかがお過ごしでしょうか、というところで、今日もちょっと更新遅くなってしまいましたが、当日中の更新ということで、お許しいただければと思います。
でですね、早速、今日も時間が遅いので、トピックスとメインテーマの方に移っていきますけれども、本日のですね、トピックスは何かというと、
ビデオアーツラボの機材に関する情報を中心に、毎日更新しております。
トピックスとメインテーマの方に移っていきますけれども、本日のですね、トピックスは何かというと、ビルトロックスがですね、エルマントアライアンスに新たに加入ということで、メンバーが増えましたというところのお話をしていきます。
それからメインテーマでは、ドキュメンタリー映像の肝っていうのは何なのか、自分ごとみたいなところでですね、ちょっとお話をしていこうかなと思っております。
先週から今週にかけてですね、ちょっとドキュメンタリーの話っていうのが少し多くなっていますが、最近ね、本当にドキュメンタリーって結構盛り上がりがあるのかなというふうに思いますので、
もう私もですね、ドキュメンタリーを撮る上で、どういうところに気をつけて撮るか、もしくはですね、ドキュメンタリーって結局何なのかみたいなところですね、振り返りながら皆さんとシェアする機会っていうのをちょっと持っておりますというところでやっていこうと思います。
ではまずですね、本日のトピックスの方から行ってみたいと思います。
はい、というわけで本日のトピックスはですね、ビリトロックスがエルマウントアライアンスへ新たに加入というところで、製品開発にLeicaカメラ社のエルマウント企画採用可能にということで、
結成時からですね、メンバーであるLeica、SIGMA、パナソニック、これがですね、エルマウントアライアンスというものを組んでおりまして、エルマウントを採用した製品を開発することが可能になっているということですね。
なので、このエルマウントアライアンス、本当に加盟企業がですね、10社今あるみたいなんですよね。
すごいことじゃないですかね。本当にいろんなクリエイティブがここからできてくるんだろうなというふうに思っております。
このエルマウントアライアンスですね、導入以降、Leicaと戦略的パートナー各社がエルマウントを開発、継続してですね、より洗練された新たなテクノロジーへと改良を重ねてきたと。
エルマウントアライアンスパートナーであるですね、各社カメラとレンズに採用され、そのポートフォリオというのはカメラが約20台、そしてレンズが120本。相当大きくなりましたね。
これからどんどん増えていくかなというふうに思いますけれども、このエルマウントアライアンスですね、スタート当初からLeicaカメラ社ですね、の戦略基盤であり、写真界のオープン性とかイノベーション、最高水準の品質を体現するものと、このシステムによって写真撮影とか映像制作において極めて多くの選択肢を提供できるようになりますと。
ビルドロックス社が新たに加入したことで、未来志向で多様性に富んだシステムの構築というビジョンを共有する極めて高い評価を得るパートナーを迎え入れることとなり、私たちのネットワークはさらに強固なものとなりますということですね。
ビルドロックス社は高性能のレンズの開発に関する価値のあるノウハウをもたらし、またアライアンス全体に新たな風を吹き込んでくれるでしょうと、この協業を通じて写真撮影や映像制作現場のあらゆる要望に対応する、より効果的で汎用性の高いシステムを提供していきたいと思っているというお話が出ております。
非常に嬉しいですね。
すごいですよね。
このエルマウント企画についてですね、ちょっとまたお話をしていこうかなと思うので、エルマウントって何なんだっていうところですね、この辺をお話ちょっと詳しくね、また別のメインテーマぐらいで扱ってもいいかなと思うんですけれども、していこうかなというふうに思っておりますので、ちょっとそこまでお楽しみにお待ちくださいというところで、今日はですね、エルマウントアライアンスにビルドロックス加入しましたよというようなお話でお届けしました。
それではですね、メインテーマじゃなくて、1曲ですね、メインテーマに入る前に言ってみたいと思いますけれども、今日はですね、Windshieldというアーティストさん、私もよく流すアーティストさんですけれども、こちらのですね、I'm Don't Waitingですね、I'm Don't Waitingという曲を流していきたいというふうに思っております。
それでは聴いてください。WindshieldでI'm Don't Waiting。
ビデオアートラボ、メインテーマ。
はい、というわけで、本日のメインテーマはドキュメンタリー映像の肝は自分ごとというテーマでお話をしていきたいんですけれども、先日ですね、ドキュメンタリーについてですね、撮影の難しさはどこなのかとか、今後のドキュメンタリー映像はどういうふうに変わっていく、もしくは動いていくのかみたいな話をちょっとしているんですけれども、
今日のドキュメンタリーシリーズみたいなところでですね、お話は肝は自分ごとなのかというところでお話をしていきたいんですよね。
で、ドキュメンタリー映像に必要なことっていうのはいくつか、撮る際にですね、必要なことっていうのはいくつかあるかなと思うんですけれども、ちょっと前のポッドキャストでは3つですね、テーマを決めるストーリーを描く、それから結論は出さないというようなお話をしたんですけれども、
今日もですね、ちょっとそこについて深掘っていきですね、自分ごとっていうのはどういうことなのかっていうのをそこからお話ししていきたいなというふうに思います。
で、次のチャプターというか2話目のチャプターではですね、なぜ結論を出さないのかというところについてちょっと触れて、最後にですね、私が最近撮った映像について少しお話をして終わろうかなと思うんですけれども、
まずですね、このドキュメンタリー映像に必要なことっていうのは3つですね、テーマを決めてストーリーを描いて、それから結論を出さないことというところが、
必要なことというよりはドキュメンタリー映像としては良いんじゃないかというふうに自分が思っているんですよね。
で、この映像に関しては定義が決められている、明確に決められているってことはあんまりないですから、ドキュメンタリー映像としてもですね、嘘がないことと、事実に基づくコンテンツっていうのがこのドキュメンタリー〜になりますから、
なので、事実に基づいていればそういく風もありというところが私の解釈なんですよね。
なので、その中からですね、いろんなテーマを決めたりストーリーを描いたりしていけばいいんですけれども、まずこのテーマ決めっていうのはどういうふうに決めていくのかというところですよね。
で、このテーマ決めをですね、していく際に、前回もちょっとお話をしたんですけれども、ミクロからマクロ、マクロからミクロ、こういう指定を持っていくといいんじゃないかなと、より自分ごととして捉えやすくなるかなというふうに思います。
で、これはなぜかというとですね、要は何でしょう、なぜかというとどういうふうにテーマを決めるかというと、まず自分の周りに起きている身の回りのことっていうのがテーマになるとしたら、これがミクロ的な視点なんですよね。小さい視点。
で、マクロっていうのはもっと拡大するような形になりますから、例えば自分のところで地域で起きている問題っていうのは世界のどこで起きているのかとか、まあそれこそ日本まで広げてもいいですし、地球上で広げてもいいと思うんですけど、そういうところに下から上に広がっていくような、そういうテーマの決め方ですよね。
もしくは逆、地球のその課題っていうのがあったとして、じゃあ今自分たちの地域ではどういうことが起こっているのかみたいな、こういうところをテーマとしていくとですね、まあ描きやすい、ストーリーも描きやすいし、テーマも決まりやすいのかなというところと、みんなに見てもらえるテーマになるんじゃないかなというふうに思います。
このあたりですね、例えば自分の地域だけでこれが終わってしまうとどうなるかっていうと、まあその地域に住んでいる人は注目してくれるかもしれないんですけれども、それ以外の方はですね、ちょっとそんなの知らないよっていう形になるんですけれども、これがもっともっと引いた視点で見て、それがここに関わっているのかというのがわかるとですね、自分ごととして捉えやすくなるわけですよね。
なので、まあそういうところが必要なのかなと思います。それからですね、2つ目、ストーリーを描くというところになりますけれども、どういうストーリーを描くかというとですね、あの難しい話です。
映画とかだとですね、感情曲線って言って、ここでこういう感情に動くっていう曲線のもとにストーリーが練られたりするんですけれども、個人でやってるとですね、なかなかそういうストーリーを描くっていうところは難しいということで、
例えば、簡単な文章みたいなのをまず1個書いてみると、それがですね、何でしょうね、先日挙げたテーマだとですね、ストーリーだと、その貧しい家の女の子っていうのがその貧しさから脱却していく、そういう物語というところが大枠の軸にあったとしたら、この軸の中でストーリーを展開させていくんですよね。
なんですけど、一方の軸っていうのは、貧しい女の子がその貧しさから脱却をすると、こういうストーリーを一方の軸としているので、ここから外れてしまっても戻ってくればいいというところですね。そういうストーリーの描き方っていうところが結構必要になってくるかなというふうに思います。
はい、そして最後ですね、結論を出さないということですね。ここが一番今回のドキュメンタリー映像の肝とする自分事なんですけれども、結論を出してしまうと急に他人事のようになってしまうんですよね。
これはなぜかというと、答えがあるからですね。答えのない問題、要は問いというところについてですね、そういうのは私たちは考えるようになるかなというふうに思うんですけれども、これ答えが出てしまうとですね、自分で考えなくていい問題に急になってしまうんですよね。
急に他人事みたいな形になるんですけれども、これがですね、あなたの身の回りにもそういう人がいるかもしれませんとかいませんかみたいな形で投げかけて終わるとですね、自分の中にも周りにもいるかもしれない、こういう人がと。
探してみるかまではいかないんですけれども、そこから注意が向くようになったりとかね、そういうことにつながってくると思うので、こういうところがドキュメンタリー映像の力というかになってくるのかなというふうに思います。なので、あえて結論は出さないということをドキュメンタリー映像ではやっているところもあるかなと思います。
というわけで、じゃあなぜ結論を出さないかというか、こういうことがなぜ必要なのか、なんで自分事っていうのがドキュメンタリーに必要なのかというのをですね、次のチャプターでお話をしていきます。
はい、というわけでこのチャプターでは、なぜドキュメンタリーには自分事が必要なのかという話をするんですけれども、これ要はですね、事実に基づく制作物っていうのはドキュメンタリーになってきてですね、これを誰かに見てもらおうというコンテンツに消化させなきゃいけないんですよね。
要は仕上げなきゃいけないと。なった時に、人の、全然知らない人の人生とか歩みっていうのは、誰が気になりますかっていうところなんですよね。これSNSとかですね、例えば、やった売り上げ1億円だぜとかっていう話をするとですね、急に飛びかかってくる人とかもいるわけですよ。
そうなんです。で、これはですね、要はその人は1億円を当てたかもしれない、何かしらで売り上げたかもしれないけど、自分は全然そんなのはないと。
しかもそれにですね、さらにいろんな帯で背びれがくっついて、お客さんと1分間話しただけなのに1億円決まってしまったみたいな話をするとですね、いや私はそんなことはないぞみたいな急に自分事みたいに捉えてですね、寄ってたかってくる人がいるわけなんですけれども、
まあでもそういう自分事っていうのは人を呼びやすいんですよね。要は認知を取りやすいというところで、ちょっと例えが悪かったかもしれないですけれども、ドキュメンタリーっていうのも、やっぱり人の人生っていうところはほとんどの人は関与しないんですけれど、これを関与させていく、興味を持たせていく方向に持っていくというところで、一つの手法としては自分事に捉えられる作品に仕上げるというのが一つかなと思います。
なので、誰かの何かの人生、生涯、出来事、イベントっていうのを、いろんな方に興味を持ってもらうような作り方をするとなると、それを自分事として捉えてもらう必要があるんですよね。
なので、結論は出さないこととか、テーマをミクロマクロマクロミクロにしたりとかですね、そういうところをしていけば、自分事としてよりね、その映像、作品ですよね、を捉えやすくなってくるので、自分事っていうのがドキュメンタリー映像では特に必要なのかなというふうに思います。
で、自分事として捉える映像を作るってなかなか難しいんですよね。ただ単にですね、インタビュー撮ってインサートで繋いでですね、自分の主張はこうなんですっていうふうに持っていくドキュメンタリー、ドキュメンタリーっていうかわからないですけれども、そういう作品というのも増えておりますが、やっぱりですね、その人に人気があるとか、
その人がそもそもインフルエンサーとかっていう限りではない限りですね、やっぱり見る人がそんなにいないですよね。あとはテロップとか効果音とかですね、そういうのでこう繋いでYouTubeの視聴再生数みたいな、再生数というか視聴維持率ですよね、そういうのを上げて何とか見てもらうという工夫があるのかなと思うんですけれども、そもそも作品として見てもらうには、そういうところではなく、いかに自分事として
その映像、作品を考えることができるかというところに私はあるのかなと思います。はい、というわけで最後ですね、最近ちょっと入らせていただいた映像っていうところを元にですね、この自分事として捉える映像を作るためにどうするのかというのをですね、お話ししていきたいかなというふうに思っております。
はい、というわけで最後ですね、最近の映像を元にちょっとお話しをしようかなと思うんですけれども、最近の映像ですね、とあるイベントのメイキング撮影というのに入らせていただいたんですけれども、それはですね、テーマとしては子供が主役のイベントなんですよね。
子供が主役のイベントで、そのイベントっていうのは、本番があるんですよ。今は練習で本番があって、その本番前にいろいろ動きがあるので、この辺を撮ってもらって、それを繋いで、メイキングとして本番前はね、こういう動きがあったんですよっていうのを見せていくというようなものになります。
なのでテーマとしてはですね、子供が練習から本番を迎えるまでの出来事、ドキュメンタリーというところがテーマになってくるんですよね。
ストーリーを描いていくに関してはどうするかというと、どういうストーリーを描くかというと、イベント当日ですね、発表に向けてですね、どういう奮闘劇があるかというところがこのストーリーを描くところになるわけです。
で、今回結論はどうしたのかというとですね、結論としては、そのイベントの準備を進めていくにあたって、みんなでスローガンというのを考えるんです。どういう方向にそのイベント当日までですね、みんなの合言葉みたいなメンタルを保っていくかみたいなところで、このスローガンというのを立てるんですけれども、結論としてこのスローガンを立てて終わるというところですね。
で、今までの映像っていうのは、みんながこういう目的を持っていたから、こういう動きっていうのがあったのかっていうのが最後にちょっとわかるけど、まだイベント続いていくよっていうような終わり方なんですね。当日がね11月とかになるんですよね。なのでまだ2ヶ月ぐらいあるんですけれども、その2ヶ月も準備が続いていくというようなものですね。
で、こういう映像を撮るときにですね、じゃあ子供が主役だから子供だけを映せばいいのかというと、子供の映し方がそもそもいろいろあるんですよね。
で、これちょっと前にお話ししたあのアングルのね、撮影アングルのお話ですけれども、例えば子供をですね、自分の私の視点で、視線で見ていくとですね、やっぱ子供になってしまうんですよね。
これは身長の問題があるんですけれども、だから私が構えている視点で子供を見るとどうなるかっていうとですね、低く映るわけです。画角の下の方になってしまうんですよね。
これを揃えていくためにどうするかって言ったらやっぱりローアングルで行くしかないので、ローアングルで撮るんです。
なおかつですね、子供の表情とかをより際立たせたりとかですね、後は子供ってこういう表情もするんだっていうような表情を、
なんでしょう、皆さんに伝えるため、私たちは実際に見てるからわかるんですけど、実際に皆さんに伝えるためにはですね、このローアングルからさらに煽りと言ってですね、ちょっとこう上にカメラを向けるというような撮り方ですよね。
そういう撮り方をすると子供の表情っていうのが結構一変します。
今までは上から見下ろして子供の表情っていうのがあったので、要は私たちが見ると、ちょっとこの話は長くなるんでやめましょうか。
ちょっと別のところのポッドキャストでお話をしていきたいかなと思いますけれども、要はその見方が変わるんですよね。
今まで上からずっと見ていた子供っていうのを下から見たときにこの人たちは、この子たちはどういう表情をするんだろうと、どういう表情をしていたんだろうかというような視点を持つことができます。
なので子供を下から見るということがあんまりないと思うんですよね。