1. 耳から学ぶ映像制作〜Video Arts Labo
  2. #1270 脚本を書くために必要な..
2025-09-29 27:27

#1270 脚本を書くために必要なこと

<今日のトピックス>

TASCAM、4chフィールドレコーダー/ミキサー/タイムコードジェネレーター「FR-AV4」発売。

https://jp.pronews.com/news/202509261756656788.html


<今日のメインテーマ>

オープニング

脚本とは?

脚本を書くために必要な項目

ドキュメンタリーを撮る上での脚本とは?



挿入歌:Epidemic Soundより

Particle House「Moon and Tide」


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サマリー

このエピソードでは、脚本を書くために必要な要素が語られ、特に映像制作における脚本の重要性が強調されています。また、AI技術の進化が脚本制作に与える影響についても触れられています。脚本を書くために必要な要素が詳しく説明され、特に物語の全体像や登場人物、物語の構成、シーン割り、演出の重要性が強調されています。さらに、ドキュメンタリーの制作における脚本の役割についても考察されており、人物の真実を伝える演出が重要であることが述べられています。ドキュメンタリーでは事実を尊重しつつ見せ方を工夫することが求められており、人物像を鮮明に描写することで視聴者に自然に伝わるコンテンツ作りが進められています。

新機材の紹介
みなさんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。この番組では、耳から映像制作を学ぶおテーマに、映像制作についての話題や機材に関する情報を中心に毎日更新しております。
はい、というわけで、9月の29日、月曜日となりました。いかがお過ごしでしょうか。
週の始めということで、9月もね、もう今週あと1日2日で終わってしまいますということで、今週から10月に入っていくわけですけれども、どうでしょうかね、もうあと今年が3ヶ月ですか。
いやー、なんかもう早いですよね。本当になんかこの、特に私も2年前に子供が生まれてからですね、本当にこう走ってきたような、2年間、3年間みたいなとこですけど、小さい子がいるご家族とかですね、本当に目まぐるしく日々がね、過ごしていくんだろうなというふうにね、実感しているわけなんですけれども。
まあでもこういうポッドキャストを毎日撮っていると、なんかその記録だったりなんだったりっていうところもわかるというところとですね、なんかやっぱり日々のルーティンっていうのは必要だなというふうに思っているので、今日もね、通常通りポッドキャストをお届けしていきたいと思っております。
というわけで本日ですね、トピックスとしてはTASCAMが新しいですね、レコーダーですね、4チャンネルのフィールドレコーダーを出しましたので、こちらについて触れていきたいと思います。それからメインテーマでは脚本を書くために必要なことということで、脚本についてちょっとお話をしていきたいと思っております。
それではまず本日のトピックスの方から行ってみましょう。
はい、というわけで本日のトピックスはですね、TASCAMが4チャンネルフィールドレコーダー、そしてミキサー、タイムコード、ジェネレーター、一体型のFR-AV4というものが発売になりましたので、こちらについてちょっと触れていきたいと思うんですけれど、このFR-AV2っていうのは出てたんですよね。
これを4チャンネルにしたものがAV4となっているのかなというふうに思いますけれども、価格がですね、162,800円ということで、なかなかの価格となっているんですけれども、これ何ができるのかっていうのをちょっとさらっとお伝えしていきたいなと思います。
これちょっとメインテーマでも挙げていきたい内容なので、この32ビットフロートの今回4チャンネルフィールドレコーダーですね、どういうものが他にあるのかっていうところと、ちょっとビデオグラファーというか映像主体で使っていくためには他にどういう機材があるのかっていうのはちょっとまとめてメインテーマで取り扱っていきたいなと思っております。
こちら一応発売が10月の25日ということで、1か月先ぐらいになっておりますが、気になる方はぜひチェックしてみてください。ということで、どういうものが使えるのかというとですね、4系統XLRが入るというものになっております。
そして32ビットフロートの録音ということですね。そしてステレオミックスが使えるので、5系6トラック録音対応ということですね。4チャンネル入力と、あとは2系統出力ですかね、を出せるということでHDMIのアウトと、あとはラインアウトですね、こちらが出せるというものになっているかなと思います。
あとはですね、カメラとレコーダーを柔軟にタイムコード同期するということでHDMIの入力でタイムコードを入れるような、ミラレスのカメラとかだとそういうふうになっていると思うんですけれども、それでいけるよというふうになっているものと、それからあとはタイムコードジェネレーターとしても機能するので、例えばTC1とかですね。
デイティーのモデルになりますけれども、このTC1につないで、ここがメインマスターになるのか、デイティーのほうがマスターになるのかはちょっとあれですけれども、そういう格子で使うこともできるということと、最大で512GBのSDカードに対応して、なおかつ単3電池でも使える、モバイルバッテリーのUSBのバスパワーも使えるということですね。
512GB、どれくらい回るのかというところですけど、それからあとはアプリによるコントロールもできるようということですね。複数デバイスの制御監視も可能というふうになっております。
これだけ結構盛りだくさんな機能がついておりますが、どういうところでこれを使うかというのは非常に難しいところでありまして、これですね、実際の機材に関しては10月9日ですね、来週ぐらいに迫っているCreators Edgeというのがあるんですよね、2025年ということで、これ東京都の都立産業貿易センターの浜松町間で開催されるみたいなので、
気になる方はぜひ行っていただければと思うんですけれども、ここで展示をされますということで。4チャンネルの32ビットフロートで、アウトが2Kということなんですけど、これの機材を誰が欲しいのかというところが正直なところではありまして、大規模な、大規模なところではまず無理でしょうというところと、
小規模でもどれぐらいの規模か、演者が4人とか、もしくは演者が何人いても、その撮影で撮るときに入力だけ、1Ticketでもらって、要はExcelRとかでもらって、一チャンに全部入れるということをミックスされたものですよね、ミックスアウトをもらうということもできるんでしょうけど、あとはコンサートとかですよね、ところでもらうとかっていうのもできるんでしょうけど、
これインタビューでは使うかもしれないけど、他でどういうふうに活かすのかっていう部分が、ポッドキャストを撮りますかみたいな、ビデオポッドキャストを撮るには一番こう、もしかしたら理にかなっている、そういうレコーダーなのかもしれないんですけれども、ビデオポッドキャスト以外となると、正直どこで使うのかっていうのが私の中で見えない機材だなと思います。
そこに162,800円かけるのかというところですよね。値段もなかなか強気な設定だと思いますし、そもそもこの市場がですね、クリエイターとかビデオグラッパーにとって適した機材という形で、この説明文もなっているかなと思うので、そこがターゲットなのかなと思ったりはしておりますが、いかんせんちょっと見てみないとよくわからない機材でもあるので、
このあたりちょっといろんなレビューだったりなんだったりも見てみようかなというふうに思っております。はい、というわけで今日はですね、TASCAMの4チャンネルフィールドレコーダーですね、FR-AV4、こちらについて触れていきました。
脚本の重要性
では、今日の1曲いってみたいかなと思うんですけれども、本日はですね、Particle Houseという私も結構かけているアーティストさんですけれども、こちらのMoon and Tideという曲を流していきたいなというふうに思っております。というわけで、Particle HouseでMoon and Tide。
♪♪♪♪♪♪♪
はい、というわけで本日のメインテーマは、脚本を書くために必要なことというところをテーマにお話をしていきたいんですけれども、映像制作をされている皆さんとかはですね、脚本を書く機会というのはありますでしょうか。
番組表とか進行表みたいなところはですね、タイムスケジュールっていうのは書くことがあるかなと思うんですけれど、脚本っていうのを制作する人がどれだけ携わるかっていうところはまだまだないんじゃないかなと。脚本家さんがいると思いますので、その脚本家さんがですね、台本だったりを書いて、その後にそれを見ながらですね、例えば今ショートドラマとかね、そういうのは進めていくのかなと思うんですけれども、
昨今だいぶAIっていうのが発達してきてですね、例えばショート動画とか、脚本と呼べるものではないものに関しては、このAIが担うというところもあるんじゃないかなと思いますけれども、実際にこれ、映像制作、撮る側ですよね、撮る側とか演出する側っていうのが脚本を書くってなったときに、どういうことを項目として入れればいいのかっていうところを今日はお話ししていこうかなと思うんですけれども。
私もちょっといろいろ考えたところですね、この脚本を書くっていうのはどうしても必要になってくるのかなと思うので、この脚本っていうのを少し手掛けていこうかなと思っている次第でございますが、何せ知識もなければですね、技術もまだまだなので、その辺をみんなと一緒にリスナーさんと一緒に共有して、自分の脚本を書く材料にもしたいし、
こういうアウトプットで何か参考になるものがあればというふうに思って今日撮っております。ではですね、まず脚本ってそもそも何なのかっていうところをお話しして、その後に脚本を書くために必要な項目ですね。
だから今日に関しては、どっちかというと技術論というよりは、これが定型なんだよっていうところを先にお話をして、最後にですね、ドキュメンタリー映像ですね、これを撮る上で脚本っていうのは果たして必要なのかどうなのかみたいなところをお話ししていきたいかなと思っております。
はい、というわけでまず脚本についてお話をしていくんですけれども、脚本っていうのはですね、英語で言うとシナリオとかって言ったりするんですけれども、これ映画とかドラマとかアニメ、ゲームなどの作品ですよね。デジタルコンテンツもそうですし、通常のねコンテンツもそうなんですけれども、これを作るための設計図みたいなところなんですよね。
これは何でしょうね、会社を作る時で言うと例えばコンセプトとかにも当たるのかなというふうに思います。そういう概念的なものとかですね、そういうのも含めて脚本というのはあるのかなと思います。
で、この物語の全体像を示す上で必要不可欠であり、なおかつですね、これがあることによっていろんなスタッフが情報を共有できるということですね。だからドラマとか映画とかアニメもそうですけど段取りを踏まえて撮っていくわけですよね。
その段取りっていうのがやっぱり分かってないと、今どのシーンを撮影しているのか、どのシーンが進んでいるのか、逆にどのシーンを撮ってないのかみたいなところですね。このあたりが進行表もそうなんですけれども、進行表っていうのはあくまで全体の今日1日の流れとかっていう話になってきますから、じゃなくて脚本っていうのは場面場面ですね、こちらを想定して作るようなものになってきます。
で、これがあることによってストーリー構成がうまくいくというか、何でしょうね、分かりやすく視認できるっていうところとかですね。あとは演出する際にもですね、この脚本があることによって全体の流れっていうのが分かりますから、そこでどういう演出を入れていくかっていうところで、演出家さんとかですね、俳優さんとかの心情だったりなんだったりっていうのも、より計算しやすくなるというところですね。
こういうところが脚本にはあるのかなと思うんです。基盤ですよね。脚の本と書きますから基盤になってきます。物語を作る上でのアーキテクトっていうんですか、物語を構築するためのツールであるというところですね。
脚本に必要な項目
では、この脚本っていうのに書くときにですね、何を必要な項目として出せばいいのかっていうのをですね、次のチャプターでお話をしていきたいかなと思います。
はい、というわけでこのチャプターでは脚本に必要な項目ということでお話をしていきたいんですけれども、まず全体像としてのお伝えをしていくと、一つ目がですね、作品全体の基礎情報っていうのが必要になってくるかなと。
2つ目が登場人物ですね。そして3つ目、物語の構成ですね。これ3枠構成とかにするとわかりやすいかなというふうに言われております。それから4つ目がその3枠構成を作って後にシーン割りということで、各シーンですね。
それから5つ目が演出ですね。これ撮影する際にどういう撮影方法でいくかとかっていうのを書いておくといいということと、それから全体のトーンとかメッセージ。これはでも作品全体にのしかかってくるものだと思いますので、作品全体の基礎情報、基本情報。
それから登場人物、物語の構成、シーン割り、演出という形。この5つぐらいがあればですね、ひとまずは項目として成立するのではないかなというふうに思っております。ではこの1個1個ですね、詳しく見ていこうかなと思うんですけれども。
まず1つ目の作品全体の基本情報ということで、これは何かというと、例えばタイトルですね。作品のタイトル、それから作品のコンセプト、テーマですね。どういうコンセプト、概念、思想を持ってこの作品を作っているのかっていうところですね。
軸になる部分かなと思います。それから想定する尺、どれぐらいかっていうところですね。このドラマは、例えば何分ドラマなんだとか、映画は何時間なんだとか、それからショートフィルムとかで言うと何分間、何秒とかわかんないですけど、そういう尺ですよね。
これが各シーンで割り当てるのか、まずは全体像なので全体的にこのぐらいの尺をとりますということですね。撮影スタイルとしてはどういう風なスタイルをとっていくのかなというところとか、その辺のこの基本情報っていうのをですね、書きます。書きますというか出します。
その後にそれが全体出揃ったらですね、登場人物の設定っていう風に、移っていく人もいれば最初に登場人物を書いた後に題材が決まるということも多いにあるでしょうから、この辺の順番というのは人それぞれだと思います。ただ、この項目はあった方がいいよっていうところですね。
2つ目、登場人物ということで、名前ですね。これはフルネームでも何でしょう、下の名前でも何でもいいと思うんですよ。それからですね、その主人公というか登場人物の年齢とか職業、性格みたいなところですね。この辺一言で言い表せるといいんじゃないかなと。
その3つ目がですね、その人が置かれている状況ですね。現在の状況、過去の状況、未来の状況、何でもいいんですけれども、そういう形の状況っていうのを出して、その後物語をどういう風な話題で進めていくのかと。
あと、だから希少転結みたいなところがこの辺に入ってくるかなと思いますね。その次の物語構成でも入るんですけれども、この登場人物がどういう風に出てきて、どういう風に変わっていくのかっていうところですね。この辺りをイメージしながらですね、登場人物を書いていくと。
で、この登場人物を書く時っていうのは、かなり鮮明に書いていった方がですね、いいとも言われていまして。これ、例えばですね、監督によってかなり、脚本を書く方とか監督によってかなり変わると思うんですけれども、
一人の登場人物から派生させていくっていう場合もあったり、もしくは全体の登場人物を整えてから舞台を用意するみたいな。もしくは舞台の中に人がいるっていうような作り方をする方もいらっしゃるので、何が正解かっていうのはないんですけれども。
でもなんか私もですね、すごいわかるのが、一人登場人物を詳細に綿密に設計していくとですね、その周りが見えてくるっていうのは往々にしてあるだろうなということが考えられますので、もしなんかこう、そういう作り方が得意だった場合はですね、一人の主人公をひたすらに細かく細かく描くということ。
その細かく描いた主人公が社会に溶け込んだ時にどうなっていくのかというのを描くっていうのが、私の中では描きやすいかなと思ったので、そういうスタイルでやっていこうかなと思っております。
そして続いて3つ目ですね。物語構成ということで、3幕構成と言われるものがあります。導入シーン、展開、結末という形でポンポンポンと分けていった方がわかりやすいかなと思います。だから導入の時に、例えば私が撮っているドキュメンタリーであればですね、日常とか現状というのを提示する、映すということですよね。
そこでの葛藤とか課題っていうのが、もしその時点であればそれも出して、その課題とか葛藤とかっていうのを何かをきっかけに行動が変わっていくと、行動変容が起こるというところで、そこが展開ですよね。
これが小展の部分なんですよね。で、結というところで結末。それがどうなっていくのかというのを最後に伝えるというところ。こういう構成でやっていくのが一番わかりやすいかなと思います。これが物語構成ですね。
そして4つ目がですね、シーン割りということで、じゃあその導入のシーンというのはどれぐらいのカット数で何分ぐらいにしていくのかっていうのをここで詳しくやっていくわけですよね。ロケーションの部分とかっていうのはどうしていくのか、誰が出てくるのかとか、セリフどうしようかとか、そういう部分ですよね。
あと演出ポイントですよね。この辺はどういうふうに演じてほしいのかみたいなところをいろいろこと細かにしていくっていうシーン割りがあると、非常にわかりやすいというところですね。これを全部委ねるっていう人も中にはいるのかなってちょっとわからないですけれども、相当レベルが高いですよね。
各シーン割りはやっぱりないというところで、ただそのシーン割りがあったとしても、そこに細かく情報が載ってるかどうかっていうのは、おそらく監督さんとか脚本を書く方とかにもよるのかなとは思いますけれども、基本的に各シーンの時間、このぐらいの時間で、このシーンはこの尺です。
あとはロケーションとしてはここで撮ります。こういうところでやります。登場人物、こういう人が出てきます。セリフはこういうセリフを言ってください。演出ポイントとしてはこういうことを意識してくださいみたいなところですかね。がシーン割りになってくるかなと思います。
そして5つ目が演出ということで、それは演者さんの演出なのかカメラ側の演出なのか監督なのかっていうところでポジションにもよっても変わると思うんですけれども、私はカメラマンなので、カメラの方で行くと、例えばこれは手持ちの方がいいのか、フィックス固定の方がいいのかどうなのか、あとはレンズどういう風な画角を使っていくのかとかですね、音をどうするかとかいうことですね。
どういう風な編集が必要だから、ここはどういう設定で撮っていこうかとかですね。照明どうしようかとかっていう形になってきます。この辺が演出要素ということで、こういうのがあるとですね、脚本としては一応成り立つものになるんじゃないかなと思いますので、この辺りをちょっと意識して脚本を書いていくといいんじゃないかなというふうに思います。
ドキュメンタリーと脚本
というわけで最後ですね、じゃあドキュメンタリー撮る上で脚本っていうのはどうなんだというところを最後にお話しして終わろうかなと思います。
はい、というわけで最後ですね、このドキュメンタリーを撮る上での脚本っていう話なんですけど、まあ何でしょうね、ドキュメンタリーを定義する人によってですね、脚本果たしているのかどうかみたいなところにもなってくると思うんですけど、私は脚本っていう本当にしっかりしたものはなくてもいいかなと思っている人なんですけど、
ただ、こちらの意図としてどういう作品を今回作りたいからこういうふうにしてくれっていう演出ですよね。この脚本の中にも出てきますけど、この演出する部分っていうのはやっぱり伝えていった方がいいのかなというふうに思います。
まあそれを伝えることで変わってしまう、要はドキュメンタリーじゃなくなってくる部分もあるんですけど、基本的には事実を拒絶がないっていう、嘘がないようなコンテンツなので、例えばその事実が改変されてしまったとしたらそれは拒絶だと思うんですけれども、要は事実その人がいて、その人が実際に思っていることっていう話すと。
ただその話し方をこういうふうにしてくださいっていう演出を入れること自体は、私はそれは拒絶だと思ってないんですよね。本当のリアルを撮るっていうと、それはやっぱりね誰も見ないようなリアルになってしまうので、誰かに見せるためのリアルというところがこのドキュメンタリーコンテンツとしての立ち位置なのかなと思っておりますんで、だからそこの上では演出っていうのはやっぱりいるのかなと思います。
だけどそれを例えば、その人の人柄がほんわかしていて、すごいゆっくりとした、ゆったりとした人。よく言えばそんなゆったりなんですけど、悪く言うと大雑把とか雑とかいうことなんですけど、これを真面目に変えてしまうっていうところは、これは嘘になってしまうかなと思うので、そのほんわかした、ふんわりした雰囲気というんですかね。
そういうゆったりとした、その人の周りの時間がゆったりと流れているような時間をタイトにする必要はないと思っていて、その人のゆったりした流れをそのまま切り取るような形の演出っていうのを、こちらが考えないといけないかなというふうに思います。
なので、そういった意味ではですね、そこを引き出してあげるのが演出家だったり監督だったりするのかなと思うので、その辺ですよね。ドキュメンタリーを撮る上では、そこを一番大事にしてあげたいなと思っております。
だから、脚本をみっちりしたね、例えば登場人物とかっていうのは、しっかりヒアリングで聞いていって、生まれはどこなのかどうなのかっていうのを、インタビュー形式でもいいんですけど、そういうのを全部聞いていった上でのその人の像っていうのを、じゃあこれを他の人にコンテンツとして見てもらうためには、どういうふうに演出していったらいいのか、考えていったら、構成していったらいいのかっていうのを考えるということをするのかなと思います。
なので、まったく脚本を一から立ち上げるというよりは、実際にその人物がいるとなったら、その人物に先ほどの項目っていうのを当てはめていって、その人物のそれを映画にする、もしくはドラマにするとか、別のコンテンツに、その人が別のコンテンツになったときに、演者さんが演じやすいという情報を整理してあげるということですね。
それをやってあげることで、その人自身がコンテンツに出てきたときに、割と自然に見れるのかなというふうに思うので、そういうことをちょっとドキュメンタリーを描く上では、やったあげたほうがいいというか、やるべきなのかなというふうに思います。
だから脚本としてしっかり構成するというよりは、その人物像をいかにこちらが鮮明に伝えることができるかっていう、そのために脚本っていうのを書くというところですね。
コンテンツ作りのアプローチ
そんな感じでちょっとドキュメンタリーを撮っていこうかなと思っておりますので、作品が出たらですね、このポッドキャスでお伝えしていきたいと思っております。
はい、というわけで本日は以上となります。
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それからいつも私が使っている音楽に関しては、Epidemic Soundというところから撮っておりますので、気になる方はぜひリンクをチェックしてみてください。
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それではまた明日お会いしましょう。
27:27

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