それからメインテーマでは、ドキュメンタリー撮影の難しさはどこなのかというところをテーマにお届けをしていきます。
ドキュメンタリー撮影をこれから撮っていきたいとか、もしくはいつも撮ってはいるんだけれども、
普段撮ってるんだけれども、なんかこううまくいかないし、くいこないみたいな、そういう方はですね、自分と悩みを共有しつつですね、
こうした方がいいんじゃないか、こうしたらどうなんだろうかっていうのを今日ちょっと話していますので、興味のある方は聞いていただければと思います。
それではまず本日のトピックスからいってみましょう。
はい、というわけで本日のトピックスはですね、なんとLUMIXのアプリというんですかね、LUMIXラボというアプリがあるんですけれども、
こちらがアップデート入りましたので、そちらについてちょっと触れていきたいなというふうに思うんですけれども、
皆様はカメラ何をお使いでしょうか。私はですね、パナソニックのカメラをずっと使っておりまして、中でもLUMIXというカメラをずっと使っているんですけれども、
このLUMIXがですね、出しているアプリがあるんですよね。これはAndroidとiOS両方出しております。
で、LUMIXと調べると多分出てくると思います。
こちらがですね、アップデートによって以下の機能に対応したということで、
一つ目がですね、フォトフレーム付加ということで、これ静止画のみにフォトフレームが付きますよというところですね。
これアプリ上でフォトフレーム付けて書き出しのときに反映されるといったものじゃないでしょうかと。
それからですね、画像の傾き補正とかですね、これは静止画のみということで、
それから編集画面でのExifの表示機能かな、Exifっていうのはちょっと私もなんかよくわからないんですけれども、
これがちょっと表示できるようになったというところで、
あとはですね、複数ラットのカメラへの一括転送ということで、
これを使うことによって、Bluetooth経由でカメラへラットを送ることができるというものになりますので、
この機能は結構便利なんじゃないかなというふうに思ったりしています。
Exif、今ちょっと検索したら出てきたんですけれども、デジタル写真に記録される撮影日時とかカメラ、
絞り値、ISO感度、それから位置情報などのメタデータですね、
こちらを確認・閲覧できる機能ということで、これが追加されたよということで、
ちょっと便利になりましたよね。これいつの写真だっけなっていうのが、
それで分かる、アプリ上から分かるというのが便利だなと思います。
ということで、そんな機能はですね、このLUMIX LABOに追加されましたので、
まだアップデートするのがない方はですね、ぜひアップデートしてみてくださいというところで、
今日終わりじゃないんですけど、1曲ね、トピック添えて1曲移っていきたいと思いますが、
今日の1曲何かというとですね、All Lights and Nightというアーティストさんですね、
ちょっと初めて私流すかなと思いますけれども、こちらのですね、
We Don't Fall Apartという曲になります。
We Don't Fall Apartですね、という曲を流しますので、聴いていただければというふうに思います。
それでは、All The NightでWe Don't Fall Apart。
はい、というわけで本日のメインテーマは、
ドキュメンタリー撮影の難しさはどこなのかというところをテーマにお話をしていきたいと思います。
はじめにですね、このドキュメンタリー撮影、私が言っているドキュメンタリーってのはどういうものなのかというのをですね、
ちょっと前提を揃えた上で、その後にですね、撮影をする上で難しいと感じる部分、
それから最後に撮影のポイントみたいなところをですね、お話ししてきょう終わろうかなというふうに思うんですけれども、
まずですね、このドキュメンタリー撮影っていうところは、私はどういうものを撮っているのかというとですね、
例えばイベントの記録映像みたいなところをドキュメンタリー調にまとめるというものだったりとかですね、
あとはある、例えば舞台とかイベントがあったときに、その裏方のですね、
メイキングみたいな形でこのイベントの裏側どうなっていたのかというところですね、
BTSみたいな、ビハインドザッシーンみたいな言われたりしますけれども、そういうものを撮っていたりします。
で、このドキュメンタリーっていうのは、部類としてはですね、嘘がないこと、虚実がないことというような、
そういう制作物になるわけで、必然的にインタビューだったりですね、実際の映像みたいなところを出すっていうのが、
報道とか配信の中では多いんですよね、放送用のところでは多いんですけれども、
これ、例えば制作チームとかですね、組んで入っていけるようになるとですね、NHKだと、
例えばダーウィンの、ダーウィンは見たかな、なんかそういうドキュメンタリー調の番組っていうのがあるんですけど、
それはですね、非常に大自然のリアルっていうのを描くような映像作品でですね、
ああいう作品を作れるとすごく私もいいなと、
それを、あれは自然の中ですけど、人の中で、人のいろいろが動いている中で、
そういうのを撮れるとすごくいいなというふうに思っております。
そんなドキュメンタリー撮影なんですけれども、これを撮影するのは非常に難しいなというふうに感じております。
特に大自然なんかはですね、待つ時間っていうのがひたすらにあると思うんですよね。
だからそういうところではなく、今回はそのイベントとかメイキングとか、
そういうところでリアルを撮っていく中で難しく感じる部分っていうのをですね、
次のチャプターでお話をしたいと思います。
そして続いて2つ目がですね、流れの中でのもろもろの調整ということで、
先ほどですね、この緩急というお話をしたんですけれども、
この緩急の中で調整をするっていうのがものすごく難しくてですね、
これの最適化というのはもうほぼ見つけたぐらいでは、私の中ではあるんですけれども、
今ではですね、ちょっとまだ難しいというところですね。
機材の関係もそうなんですけれども、
なのでこの流れの中でカメラの撮影時のパラメータの調整っていうところとかですね、
あとはまあ熱問題とか、長回ししているとやっぱり熱が出てくるので、
そういうところの問題だったりとかですね、
そういうのが本当に難しくなってくると。
1つはですね、大きいイベントであれば音ですね。
この音の調整っていうところで、
例えば演者さんが喋っているときのマイクの音とですね、
それから後ろで流れているミュージックですよね、
この音楽の音っていうところ、音源ですよね。
この辺、スピーカーから流れてくる音、この辺の調整を取るのがものすごく大変なんですよね。
で、まあ32ビットフロートを使えばいいじゃないかという話なんですけれども、
32ビットフロートを使うとですね、結局人の声っていうところと、
それでもですね、人の声っていうところと後ろで鳴っている音楽、
もしくはこれから流れてくるであろう音楽っていうところの
原因の調整っていうのはやっぱり必要です。
では、なぜ必要かというとですね、
編集で人の声を持ち上げて音を下げるってのがあるんですけど、
これだとやっぱりノイズというか、
要は編集をしますからノイズになってきてしまうんですよね。
なので、なるべく録音の当初から自然な音で、
なおかつ違和感のないボリュームっていうところを意識して取っていかないと、
後で編集が少し大変になってくるというのがあります。
なので、この流れの中での音の調整っていうのはものすごく大変なのと、
それから後はですね、露出ですよね。
これはですね、NDフィルター、日中だったらフィルターつけてですね、
フィルターの調整をすることでですね、
レンズに入ってくる光っていうのを調整できるんですけれども、
これもやっていかなきゃいけないっていうところですよね。
これをワンオペでやるのが大変。
ただ、こういうドキュメンタリーとかメイキング入るときに、
基本的に私はワンオペのほうが楽だなと思ってて、
チームで組むとですね、やっぱりどこかでタイムコードを確実に一致させとかなきゃいけないのがあるわけです。
なので、このフレームのズレっていうのが後で命取りになってくるので、
チームを組むとそういうところが必要になってきてしまいます。
各々で撮影する機材ももしかしたら違うでしょうし、一緒にする必要もあるでしょうし。
なので、こういうところの調整っていうのを今一人でやってますけど、
これがなかなか難しいなと思っている点ですね。
そして2つ目じゃなくて3つ目ですね、これが体力という形になります。
これはですね、例えば前回の現場だと朝7時から入ってですね、
終わったら夜10時ということで、9時間くらいですか?の現場になります。
なので休憩とか撮りつつやりますけど、
その休憩時間っていうのが結構撮れ高があったりするとですね、
カメラ回しちゃうんですよね。
なので一人で行くとですね、この休憩がなかなか撮れないようなっていう部分は確かにあるわけです。
なのでこの辺の体力っていうところは、
普段ね日常的にやっぱり筋トレしたりとかですね、
体力作りしたりとかっていうことをしていないとなかなか続かないですよね。
機材もですね、大体手持ちだと3キロ、4キロ、
多くて5キロぐらいになるときもあるのかなっていうところで、
その機材をですね、抱えて持っていかなきゃいけない。
そしてそれを手回しで回す必要性も出てくるというところになるとですね、
これは体力必要だなというところで、
この辺が難しいなというふうに思っている点でございます。
というわけでですね、
じゃあそんな難しさっていうのを改善する、
なんとか軽減するポイントっていうのはどういうところにあるのかというのをですね、
最後のチャプターでお話しして終わろうかなと思います。
はい、というわけで最後のチャプターではですね、
こういうドキュメンタリーの難しさっていうのを改善していくための撮影のポイントっていうのは、
どこなのかというのをお話ししていこうかなと思うんですけれども、
まず3つにちょっと今回分けてみまして、
1つ目がですね、事前に構案っていうのは細かく把握しましょうということで、
タイムスケジュールもらったらですね、
このタイムスケジュールの中でどういう撮れ高が予測できるのかなって、
そこを一番徹底しておかないと、
いざこういう場所が来たからここにすでにポジションを構えてよとか、
あとだからタイムスケジュールと含めて場所ですよね、
その会場の場所どうなっているのかっていうところ、
ロケハン事前にやっぱり必要なのか、でもロケハンができない場合もあるから、
その地図もしくはですね、ネット上でその会場が分かっているんだと検索をして、
挑むというような形を取らないとやっぱり難しいなと思います。
これが1つ目ですね。
そして2つ目がですね、バックアップですね。
これバックアップは必須になってくるんですけど、
このバックアップも改善する、
なんかいろいろ知恵が今回いろんな研修ね、講習行かせていただいて、
それについてもちょっとお話ししようかなと思います。
そして3つ目がですね、撮影者の負担をやっぱり軽くしましょうというところで、
軽くするようなアイテムっていうのもありますので、
そういうのをね、紹介していけたらいいかなと思っております。
というわけでまず1つ目はですね、事前に交番を細かく把握するっていうところなんですけど、
これはですね、先ほども言いましたけど、タイムスケジュールきっと送られてくるはずです。
当日のイベントこうですとか、当日の流れはこうですみたいな。
でもですね、やっぱりこう、ざっくりなんですよ。
ドキュメンタリーっていうのはこのざっくりをどれだけ細かく映せるかっていうような撮り方になってくるので、
このざっくりとしたタイムスケジュールっていうのを自分の中で相当細かく噛み砕かなきゃいけない。
このスケジュールでこの予定が入ってるってことは、じゃあこういうふうに動くのかな。
で、この動きっていうのを視聴者さんに伝えるためには何をどう映したらいいのかなっていうのを考えるということですね。
ここまでやらないと多分撮りたい絵っていうのが全くわからないんですよね。
どこに何カメラをどう構えたらいいかっていうのがわからないけど、そこまで細かく把握していれば、
例えばその中で慌ただしさを映すのであれば、引きの絵でみんながバタバタバタバタしているところを映す。
もしくはちょっと寄りにしてですね、ちょっとカメラをぶらしてもいいから、
誰か一人についてその忙しい人っていうのを少し撮っていくというところ。
ここは中心になる人とかですね、イベントのマネージャーとかでもいいでしょうし、
そういうところの人にちょっと追ってですね、ダーッと撮っていくというところもできるかなと思います。
なのでこの交番をきちんと把握した上で、なおかつ細かい場面を想定するというところをやっておくと、
どれだけ不足っていうことはなくなってくるのかなと思います。
そして2つ目のですね、バックアップは必須っていうところなんですけど、
このバックアップはやっぱりどんな現場も必須になってくるんですよね。
これバックアップってどういうことかっていうと、流れの中でもろもろの調整をしなきゃいけないんですけれども、
調整ができないこともあるということで、なので例えば音源ですよね。
カメラの設定の中に、カメラで撮っている中に音源を入れて撮りますけれども、
それとは別にレコーダーを用意して、そっちのバックアップ、そっちをバックアップとして撮っておくと。
32ビットフロートをですね、LINEで繋いでカメラに繋げるじゃないですか。
そうするとカメラの中で24ビットになるんですよね。
なのでちょこっと圧縮じゃないんですけど、要は32ビットから24ビットの変換にされて音が入ってくるんですけど、
レコーダーだと32ビットフロートでいけますから、何かあったとしても要はWAVファイル、音のローみたいなものですよね。
このローみたいな音のデータを編集すれば、カメラの中に入っている音よりはきれいに編集できるというところがあります。
あとはですね、このカメラ、先ほどもローって言いましたけれども、ローで撮っておくっていうのはこういう時に大事なんだなと。
ドキュメンタリーは、ログもそうなんですけど、ログ撮ってもいいんですけど、ローで撮れるカメラがあったらローで撮ったほうがいいなというふうに思いました。
メディアが偉いことになりますけれども、9時間とか回してるとね、偉いことになりますけれども、でもそれでもローで撮っておいたほうが何かといいなっていうのはですね、直近の講習で気づきを得ましてですね。
なので、なぜいいかっていう話はですね、また別の機会にしようかなと思うんですけれども、
Bローとかブラックマジックローですよねとかですね、あとはレッドを持っててっていう方はなかなかね、このポッドキャスト聞いてる方もいらっしゃらないかなと思うんですけども、アリとかね、そういうところのシネマカメラですよね。
ロー撮れますから、そういうところ、もしくはポケットシネマカメラのブラックマジックロー撮れますから、ああいうのでもいいのかなと思いますし、あとはプロレズローですね。
最近いろんなカメラで撮れるようになってきましたけど、プロレズローで撮ってもいいのかなと思いますけれども、撮れるものがあればそれで撮っておくっていうのは一つなのかもしれないなというふうには思います。
はい、そしてですね、最後、撮影者の負担を軽くするということで、これはですね、何でしょう、要は重い機材を持っていくわけですから、例えばジンバルとかだとですね、ジンバルにいろいろ機材を組むとですね、
ヒルタでよく、ヒルタっていうメーカーでよくありますけれども、カメラケージをもうちょっと拡張、ジンバルを拡張させるようなものがあってですね、それはステリーカムみたいに使うことができるような機材とかってあるんですよ。
そういうのね、負担を軽くしていったり、機材の力を借りるっていうところとかですね、あとはシネサドルとかって言って、よくカメラを置く用のカバンみたいなのもあるんですよ。
だからそういうのを使っていく、もしくは私はシネサドルはちょっと高かったので、前回もちょっと紹介しましたけれども、エツミというメーカーのポシェットですね。ちょっとね、いいポシェットなんですよ。
あの生地も少し厚くてですね、2,3キロぐらいのカメラだったら全然乗る。私多分4キロか5キロぐらいあるんですけど、乗っけたりはしないんですけど、ちょっとこう、何でしょう、力を少し、手の力を抜いて預けておけるようなカバン、ポシェットなので、
その上にちょっと置いておく、少し自分の腕を休めるということもできます。お腹と少しくっつけるとですね、手ぶれを少し抑えて、方向転換とかパンとかね、手術とか切ったりできるので、そういうふうな使い方もできます。
なのでカバンとかを少し使ってみるというところも一つなのかなと思います。
あとはですね、バッテリーがやっぱりなかなか重くなるので、このバッテリーを1個の、例えばVマウントだったらVマウントで統一して、そこから電源供給を各所に諸々にしていくというようなことがですね、必要なのかなというふうに思います。
あとは長時間回すってなると、やっぱりNPFとかね、モニターにNPFバッテリーつけてもですね、なかなか持たないです。なのでVマウントから1本で全部引いてしまうという方がですね、いいんじゃないかなと思いますね、私は。
なので撮影者の負担を軽くしつつ、バックアップですね、音とか、あと映像だとローですよね、ファイルを撮りながら、あとは細かくスケジュール調整を確認するということをすると、このドキュメンタリーの難しさというのはちょっと減ってくるのではないかなというふうに思いましたので、もしドキュメンタリー撮られる方はですね、参考にしていただければというふうに思います。