1. 耳から学ぶ映像制作〜Video Arts Labo
  2. #1358 映像制作基本のき〜見や..
2025-12-26 24:14

#1358 映像制作基本のき〜見やすい映像って?

<今日のトピックス>

DJI、DJI Osmo Action 6の新ファームウェア公開。

https://jp.pronews.com/news/202512241524709268.html


<今日のメインテーマ>

オープニング

「寄り(主観)」と「引き(客観)」って?

脱初者カメラマンへ!

余談


挿入歌:Epidemic Soundより

Epidemic Sound「Hey, Little Dandelion」


エピデミックサウンドはこちら

https://share.epidemicsound.com/wjcazo


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サマリー

このエピソードでは、映像制作における見やすさの重要性が議論されています。特にDJI Osmo Action 6のアップデート情報とともに、寄りと引きのバランスを保つことが映像作成の鍵として強調されています。映像制作における「寄り」と「引き」の重要性について考察し、それによって視聴者に見やすい映像をどのように提供できるかが述べられています。また、焦点距離や画角の使い方が映像の幅に与える影響や、プロフェッショナルな映像制作の技術についても触れています。

00:01
Welcome to my podcast. Join me and learn more about video.
Video Arts Labo
皆さん、こんにちは。Video Arts Laboのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶをテーマに、映像制作についての話題や機材に関する情報を中心に毎日更新しております。
はい、というわけで12月の26日、金曜日となりました。
週末、いかがお過ごしでしょうか。
ようやく、普通の日常に帰ってきたような感覚がありますけれども、
今日からですね、昨日からなんですけれども、今日からクリスマスが終わって、普通のこういう通常のBGMという形になっております。
懐かしい気もしますが、12月ね、ずっと怒涛の勢いでクリスマスソングをですね、冒頭からテーマの切り替えのところですね、トピックス以降クリスマスソングを流していたので、
なんか本当にずっとクリスマス気分をポッドキャストでも味わったなというような、今年はそんな年になりましたけれども、
ちょっと寂しい気もしますが、また新規一転ということで、このビデオアーツラボ通常放送ということでお届けをしていきたいと思います。
変わらず曲は流していきますけれども、クリスマスソングではなくなるというところですね。
というわけで今日のトピックス、早速いきたいと思いますけれども、
DJI Osmo Action 6のアップデート
今日はですね、DJI Osmo Action 6のファームウェアがアップデートされましたので、
こちらについてお話をしていきたいと思います。
それからメインテーマでは映像制作基本のキーということで、
今日は見やすい映像って何なんだろうねというところをちょっとお話ししていきたいなというふうに思っております。
というわけで、まずは本日のトピックスからいってみましょう。
はい、というわけで今日のトピックスはDJIのお話ということで、先日出ましたDJI Osmo Action 6ですね、
こちらのファームウェアが早くもアップデートして、なんとそのアップデート内容は8K動画に対応したということでございます。
クラウド直接アップロード機能も搭載ということで、8K動画がクラウドに上がってしまうということですね。
このアップロードできる機能っていうのは、NASとかGoogle Drive、それからOneDrive、
あとはそのほかそのほかというところで限られたところではあるみたいなんですけれども、
アップロードできるということですね。
それから写真モードにフィルム風のトーンをプリセットとして追加するというところとかですね、
あとはマクロレンズ、FOVブーストレンズ使用時のアスペクト比にカスタムモードのサポートを追加とかですね、
などなど画質優先モードでの画質を向上したりとかですね、一部マイナーな不具合っていうのを修正したりとか、
かなりのアップデート内容になっているんですけれども、一番大きいのは8K動画ですね。
これがサポートしたということですね。
すごいですね。このスピードでもアップデートアップデートっていう形になりますから、
本当に素早いなと思いますし、ユーザーファーストっていうんでしょうかね、こういうのもね。
正直このDJI Osmo Action 6を買うのも、別に5があるからいいか、
正直この可変のF値の絞りだけだけ変えられるのって思ってましたけど、
8Kが撮れるんであれば全く話は変わってきますよね。
8Kが30Pまで足りようかなっていうところで、全く変わってきますよね。
8Kの24Pで撮っておいて、後でいくらでもクロップができるっていうのを考えると、
これは買ったほうがいいんじゃないか。
特にもしこのDJI Osmo Action 6の8Kが長回し1時間ぐらい回るのであれば、
例えば定点固定の引きカメラとかはこれでいいですよね。
別に引きじゃなくても小さいんでそのまま置いておいてもいいですよね。
反客とかに固定して。
そこから後からいくらでもクロップができるわけですから、
これは非常に強い味方になってくれるんじゃないかなと。
これ16級で撮るとなかなか大変なんですけれども、
これ4,3とかで撮ると結構縦型動画の対応とかにも楽なので、
4,3で撮っておいて、後でクロップかけて編集してっていうのもできますよね。
本当に6の買い替えも検討して、
8Kで1時間回せればいいかなと思いますね。
1時間以内だったら30分とかしか回らなかったら、
次のアップデートもしくは次世代の機体に。
それはちょっとたくつかなっていうところではありますけれども、
今回DJI Osmo Action 6アップデートしましたので、
本当にすごいなというところで今日紹介させていただきました。
というわけで今日はDJIのニュースというところでお届けしたんですけれども、
本日また1曲この後流していきたいなと思っております。
どんなアーティストさんの曲を流すのかというとですね、
今回流すアーティストさんの曲はですね、
これエピデミックサウンドってあるのでオリジナルなのかな?
っぽいですね。ちょっとエピデミックサウンドのもしかしたら
オリジナル曲というのがあるのかもしれない。
今回初めて見ましたけれども、
エピデミックサウンドがアーティストに上がってるんですよね。
Hey Little Dandelionという曲になりますけれども、
これはね、ちょっとびっくりですね。
まさかのエピデミックサウンドが作った曲になっているのかなと思いますので、
皆さんもぜひこれ聴いていただきたいなというふうに思います。
というわけで行きましょう。
エピデミックサウンドでHey Little Dandelion
見やすい映像作りの基本
はい、というわけで本日のメインテーマは
映像制作基本の基、見やすい映像って何なのかというところを
お話ししていこうかなというふうに思います。
この映像制作基本の基というシリーズ、
今日は3回目なんですけれども、
過去にも本当にいろいろやっていてですね、
映像制作基本の基としてのシリーズは
まだ10本ちょっとぐらいかなと思いますけれども、
カメラのあれこれとかですね、
そういう別のシリーズでカメラの基本とか
映像を作るにあたっての基本とかっていうのを
いろいろお話ししてですね、
何ヶ月に1回、半年に1回とかでアップデートをかけている
そんな内容になるんですけれども、
今回ですね、見やすい映像ということで、
人に見てもらうための映像作りっていうのは
どういうものをやっていけばいいのかなっていうのをですね、
いろんな考え方で考えてみようというところになります。
前回はですね、この映像制作基本の基はですね、
ホワイトバランスという言葉について
ちょっといろいろお話をしてですね、
その前は映像ってそもそも何なんだろうね
という話をしておりますので、
興味のある方はぜひそちらもですね、
ちょっと過去回巡って聞いていただければと思います。
今回はですね、見やすい映像って何なのかっていうところで、
見やすい映像、そもそも映像の役割としては
どういうものがあるのかっていうところですね、
それからどういう時に空きやすいのかみたいなところとかですね、
最後にですね、じゃあいい映像というかね、
この見やすい映像を撮るためにはどうすればいいのかなっていうのを
お話しして今日終わろうかなと思うんですけれども、
寄りと引きのバランス
まずですね、この映像を撮るため、
作るための基本ルールっていうところではですね、
寄ったり引いたりっていうところのバランスがすごく重要だよね、
という話になります。
でですね、この寄り引きっていうのがものすごく映像の中では大事でですね、
やっぱりずっと寄った絵だと、寄った絵っていうのは
カメラを被写体に近づけて撮るような手法になりますけれども、
ずっと寄った絵だとやっぱり疲れてしまうんですけどね。
で、ずっと逆に引きの映像とかが続くとですね、
ちょっともう少し近くで見たいんだけどな、みたいなこともあると。
だからこの寄りと引きっていうところをうまくテンポで繋いでいって
視聴者を飽きさせないというところが、
一つ映像を作る上では大事なことになってくるのかなと思うんですよね。
よくですね、YouTubeとかにある人が話してる動画をカットでどんどん
まお詰めて繋いでいって、視聴者を飽きさせませんとかっていう風に
言ってる方もいらっしゃるんですけど、
ちょっとそういう作り方とは、
この今回の映像制作に関しては違うというところですね。
人がいかに引き込まれるのかっていう、
そういう絵作りをする、
そういう映像を作るためのポイントとして、
この寄りと引きっていうところのバランスのお話を
今回していこうかなというふうに思います。
でですね、やっぱりこの引くのもね、
どこまで引くのかっていうところとか、
寄りもね、どこまで寄るのかみたいなところが結構重要でですね、
例えば引くってなるとドローンぐらい、
あれも引きなんですよね。
ドローンぐらい空撮みたいな形で、
全体が本当に見えるような、
そういう俯瞰図って言うんですけども、
そういう引きもあればですね、
例えば広角レンズって言って、
カメラの中でも少し広角寄り、
20ミリとかそれ以下のレンズを使って景色を広大に映す。
だから人がすごく小さく映ったりとかっていうのも、
引きの映像になります。
逆にですね、
寄りの映像ってのはどこまで寄るかっていうと、
例えばバストアップまで寄る、
そういうね、
主人公とかをバストアップでちょっと映すとか、
いうのもあればですね、
もっともっと寄っていって、
もう目の中が見えるんじゃないかぐらい、
これクローズアップって言いますけれども、
そういうショットで寄る時もある。
この寄りと引きっていうところのバランスっていうのを、
これはね、編集したり撮影したりしないと、
やっぱり分からないところなんですけど、
ここをバランスよく、
テンポよく繋いでいくっていうのが、
エディターさんとか、
もしくはディレクターさん、
それから撮影者、カメラマンですね。
この辺の関係性っていうところが、
うまく回って始めてできるというところですね。
初心者さんがやりがちなのはやっぱり、
どちらかに語り寄りがちっていうところで、
引きだったら引き、
寄りだったら寄りみたいな形で、
絵が繋がっていくんですよね。
だから、この引きの後にちょっと寄りがあったり、
もしくはこの寄りの後に1回引いてみるっていうような、
絵を加えられると、
全体が分かったり、
その全体の中から部分が分かったりとかっていう形で、
全体部分、全体部分、部分全体みたいな、
そういうテンポ感が作れるといいかなと思うんですけど、
なかなかこれが作れないでいるのが、
初心者さんなのかなと思いますので、
寄りと引きの役割
自分の撮った絵っていうのをやっぱり後日見てみて、
もう少しここは寄ったほうがよかったなとか、
ここは引いたほうがよかったなとかっていうのを、
何回か何回か繰り返していくと、
かなりいい絵作りができるようになってくるのではないかなと思います。
というわけで、
この寄りと引きの役割的なところですよね。
要は寄りっていうのは、
もっと視聴者さんにここを主張するんだよっていうところを見せる。
もしくは引くっていうのは、今全体はこうなってるよ。
ここから面白いストーリー始まるからねっていうのを見せたりもする。
その情報量を与えて絞って、与えて絞ってっていうふうな役割を、
寄りと引きで作って、
それをテンポよく流していくと、
見やすい映像っていうのは作られるかなというふうに思います。
というわけで、
焦点距離の意義
次のチャプターでどういうお話をするかというと、
どういうふうな具体的に絵を撮るのかみたいなところで、
これお話をしていこうかなというふうに思うんですけれども、
何て言うんでしょうね。
先ほどは寄りと引きの役割みたいな話をしたので、
もっと具体的に言うと、
焦点距離でちょっと次のチャプターではお話をしていこうかなというふうに思います。
ということで、このチャプターでは焦点距離、
いわゆる画角と呼ばれるものですけれども、
この画角でどう変わっていくかみたいな話をしていこうと思うんですけれども、
どう変わっていくかというよりは、
この画角が持つ意味っていうのも知ると見やすい映像というか、
伝わりやすい映像になってくるよということですね。
これどういうことかというと、
例えば今自分が持っているレンズが、
どれぐらいにしましょうかね。
24ミリとかにしましょうか。
これ24ミリにしたときに、
一見広角だよなと思うじゃないですか。
なので広角で24ミリでずっと引きの絵を撮っているような形を作っていると、
これは飽きてくるんですよね。
なので、例えば単焦点24ミリを持ってたら、
この単焦点の24ミリっていうのは、
どういう絵が撮れるんだっていうのを、
被写体に寄ったり引いたりして試していくっていうことをやると、
この画角の引き出しっていうのがどんどん増えてくるんですよね。
いわゆる50ミリ、35ミリとか標準レンズって呼ばれているレンズで、
標準の絵しか撮らないような形を続けていくと、
本当に標準の絵しか撮れなくなってしまうんですよね。
なんだけど、この映像のカメラマンとかですね、
あとはプロのカメラマンとかに必要なことっていうのは、
その画角がどれだけ引き出しを持っているかっていうのを知らないと、
探らないといけないわけですよ。
ここで初心者さんだとですね、
35ミリだと、これ35ミリで撮りましたねっていう絵しか上がってこない場合があるんですけど、
この35ミリで、要は被写体にどれくらい寄って、
例えば10センチ、15センチ、20センチくらいまで被写体に寄って撮るのと、
もっと引いて、100メートルくらい引いて35ミリで被写体を撮るのということを
やってるかやってないかなんですよね。
これをやっていると、35ミリを使うと、
この距離で35ミリを使うとこの画角、絵が撮れるということが
分かるわけですよ。
これ分かっていると、演出するときに、
例えばプロデューサー、ディレクターからこういう絵が欲しいんだけどって言われたときに、
それはどのレンズを使って、もしくはズームレンズだとどのズーム域を使って、
なおかつどの距離で撮ればこれと同じような、
そういう要望に近い絵が撮れるかなっていうのがすぐ分かるわけですよね。
なので、これをやると非常に見やすい映像というよりは、
映像に幅が効くので、
テンポ感もそうですし、
視聴者を飽きさせない、
要は同じレンズで撮っていたにしても、
画角が全く違ったり、
画角は一緒か、
要は作られる絵が違ったりするわけですよね。
なので飽きないという形になってきます。
なので、この辺りのお話っていうのは多分あんまりしている方はいらっしゃらないんですけど、
35mmだったら35mmでちょっと引いたような、
これどうですかみたいな。
要は新しいレンズが出たりして、
35mmF1.2が出ましたとか言って、
35mmで撮れる絵っていうのをいっぱい撮っていると、
35mmっていうのはこういう絵が撮れるなって皆さん思うじゃないですか。
じゃなくて、
35mmで寄った時と引いた時でどういう絵が撮れるのかっていうのを、
数パターン、数十パターン、数千パターンぐらい試すんですよね。
この試すのをやっているのがプロフェッショナルだなって私の認識です。
逆にそれをやっていない方は、
紹介をするレビュアーさんなのかなとも思いますね。
海外のレビュアーだともっともっと細かくやっている方もいらっしゃるんですけど、
どうも日本だとやっぱり35mm、
最短撮影距離とかを紹介している場合はちょっと違うんでしょうけど、
どうしても35mmの絵をいっぱい撮っているっていうような方が多いイメージがありますね。
なので、その1つの焦点距離、1つの画角をどこまで使いこなしているのかっていうところで、
人にとっての見やすい映像っていうのを無数に作ることができるので、
この辺りは知っておくといいんじゃないかなと思います。
映像制作のスキル
というわけで、今日はチャッパー2つで終わっていこうかなとも思うんですけど、
最後少しだけ余談のお話をちょっとして終わろうかなと思います。
というわけで、余談なんですけれども、
この見やすい映像ってすごい難しくてですね、
要は人に見てもらうための映像っていうところで、
例えばショート動画を使う、それが見やすいかどうかっていうのは、
やっぱり情報を極力抑えて分かりやすくっていうのが、
ショート動画の作り方になるのかなと思うんですけれども、
私たちが作っているこの映像制作っていうのは、
基本横長で見るような前提で作っておりますので、
このテンポ感とか、そういう情報量とかっていうのは、
明らかに縦動画、ショート動画とは違う作りになっています。
これはカメラを止めるなのですね、上田監督とかも言ってますけど、
横と縦では本当に文脈が全く違うんだというところで言っております。
やっぱり縦には縦の文化があって、
横には横の文化っていうものがありますから、
その辺をいかに知って、
デバイス、媒体によって適切な映像を作っていけるかどうかっていうところも、
それもプロフェッショナルのスキルかなと思いますけれども、
だから縦がいい、横がいいっていうわけではなく、
縦がスキルが高い、横がスキルが高いとかっていうわけではなく、
適材適所で提供できるコンテンツを作って提供できる方がプロだなとは思いますので、
皆さんも撮影する際、編集する際っていうところは、
まずこの寄りと引きのバランスですね、
ここをまず一つ抑えていくのと、
特に撮影者であれば同じ焦点距離、画角のレンズをいろんなパターンで試していただけるといいんじゃないかなと思います。
40ミリだったら40ミリのまま自分の距離は変えずに撮るとかっていう話ではなく、
40ミリでどこまで寄れるのか、どこまで引けるのか、
引けるのはいくらでも引けるんですけれども、
その40ミリをどこまで引いたときに理想の画が出てくるのかっていうのも、
やっぱり試していく方が、特に初心者の場合はいいんじゃないかなというふうに思いますので、
ぜひその辺も試していただければというふうに思います。
というわけで本日は以上となります。
この放送では小さな町から機材と映像制作に関する情報を中心に毎日更新しております。
気になるトピックスに対する質問や感想は、
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それではまた明日お見にかかりましょう。
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