1. 耳から学ぶ映像制作〜Video Arts Labo
  2. #1357 映像制作基本のき〜感覚..
2025-12-26 21:03

#1357 映像制作基本のき〜感覚に頼らない「正しい色」の基準を知ろう

<今日のトピックス>

Nikon ZRの後継機が早くも…


<今日のメインテーマ>

オープニング

人間の目は嘘をつく、カメラは正直

色温度(ケルビン)という物差し

LogとRawの違いを「色」視点で解説


挿入歌:Epidemic Soundより


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サマリー

このエピソードでは、映像制作におけるホワイトバランスや色温度の重要性を解説しています。特に、感覚に頼らず正しい色基準を理解することが映像クリエイターにとってどれほど重要であるかを掘り下げています。また、色温度の重要性についても解説し、ケルビン値が色表現にどのように影響を与えるかを説明しています。さらに、RAWとLOGの違いについて詳しく掘り下げ、実際の撮影における選択基準を示しています。

ポッドキャストの紹介
Welcome to my podcast. Join me and learn more about video.
Video Arts Labo
みなさんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。
この番組では、耳から映像制作を学ぶをテーマに、映像制作についての話題や機材に関する情報を中心に毎日更新しております。
12月25日の投稿です。
申し訳ありません。
今日も2本立てで更新していきます。
クリスマスが終わってしまいました。
25日分の投稿なので、今日だけクリスマスソングの間に1曲挟みますが、
2本目の投稿はクリスマスソングではなくなってしまいますが、
本当にあっという間でしたね。
12月1日からクリスマスソングをずっとかけ続けてきて、
もう終わってしまったというところで、
子供にもプレゼントを渡せたり、クリスマスケーキを食べたり、クリスマス行事したので、
これでおさめという形になるんですけれども、
こうなってくるともう年末という形になってきますよね。
もう1年皆さんいかがでしたでしょうか。
またこの振り返りの機会というのは年末にやろうかなと思っておりますが、
今日も通常通りポッドキャストをやっていこうかなと思っております。
ニコンZRの後継機
というわけで今日のトピックスは何かというと、
ニコンのZRの後継機というのがもう出てくるみたいな話をしていこうかなと思います。
それからメインテーマでは映像制作基本の基ということで、
今回はホワイトケルビンじゃない、ホワイトバランス、
そして色温度ケルビンというお話をしていきたいなと思っております。
というわけで今日のトピックスからいってみましょう。
というわけで今日のトピックスは、
何とニコンのZRのお話ということで、びっくりする内容なんですけれども、
このニコンZR、出たニコンからニコンとレッド協業カメラになっておりますけれども、
これが何と後継機出ちゃうという話なんですよね。
この後継機というのは何かというと、
もっとコンパクトにして、
電子ビューファインダーと機械式のシャッターというのを省略して、
携帯性と価格を優先したエントリーレベルの動画Vlog市場をターゲットにする、
ニコンZR-Cなのかな、コンパクトだから、というものが出てくると。
これフォーマットとセンサーですね。
そしてはニコンのAPS-Cセンサーを積んでいるというところで、
対象ユーザーはエントリーレベルの動画クリエイターVloggerということで、
本当に若手のクリエイターとかを対象にしたものだから、
多分20万を取ってくる、25万近くになるぐらいのカメラになるのかなと。
もしかしたら20万取ってきちゃうかもしれないですけれども。
そんなカメラを出すんじゃないかという話が出ております。
ここでは4K60P、それから1080Pだと120fpsですね。
フルHDだと120Pまで撮れるようなカメラにしていくのではないかというところですね。
これは非常に強力なアイテムになってくるんじゃないかなというふうに思いますし、
マルチカムで運用するんだったらこっちでもいいじゃないかみたいな話も出てきそうですよね。
なのでちょっとこれはですね、他のメーカーさんかなり脅威に感じるんじゃないかな。
特にFX系ですよね。
FX30の価格帯から言うと、これを出されると結構きついんじゃないかなと思ったりはするので、
ちょっと期待ですよね。
いつ出てくるのかは、ちょっと2026年、来年の本当に第4クォーターって言われてますけれども、
ちょっとその辺わからないですよね。
だけどちょっと来年もさらに楽しみなNikon ZRの進捗状況、進捗情報ということで、
今日はお届けしました。
ではですね、今日も1曲いってみたいと思うんですけれども、
今日までクリスマスソングを流していこうかなと思っております。
クリスマスソングはですね、どういう曲なのかというとですね、
これは最後ですね、クリスマスソングになります。
これはですね、誰の曲かというとですね、
もうお馴染みですね、The Snowy Free Singersの曲になっております。
もう12月、この方々の曲をどれくらい流したのかっていうぐらい、
多分半分以上はこのSnowy Free Singersで流してますけれども、
この方々のですね、
A Christmas of Our Ownという曲を流していきたいと思います。
私たちのためのクリスマスっていうことなのかな、訳すると。
私たちだけのクリスマスという曲を流していこうというふうに思っておりますので、
聴いていただければと思います。
では行きましょう。
The Snowy Free Singersで、
A Christmas of Our Own
映像制作基本の基
はい、というわけで本日のメインテーマは、
映像制作基本の基ということで、
感覚に頼らない正しい色の基準を知りましょうというテーマで
お話をしていきたいと思います。
前回からですね、この映像制作基本の基というシリーズを、
今回もちょっと5回ぐらいに渡ってお話をしていこうかなと思うんですけれども、
前回は映像って何なのっていう話を先にさせていただいて、
映像っていうのはこういうものなんじゃないっていうところをお話ししてですね、
その後にちょっと基礎的なお話ということで、
機材も買ってですね、その後撮影するときに、
どういうとこに気をつけていけばいいんだろうか、
その撮影の後編集するときに、
何に気をつけて編集すればいいんだろうかみたいなのをですね、
ちょっと前後回に渡ってお話をしていこうかなと思っております。
というわけでまずはですね、正しい色っていうところの基準を
知っていこうじゃないかという話なんですけれども、
まずですね、そのカメラですね、
これは正しく色を認識できるのかどうかみたいな話からですね、
その後に色温度っていう基準ですよね、
一つのをちょっとご紹介して、
それから最後ですね、ローと呼ばれるものとログと呼ばれるものですね、
この辺のお話っていうのをしていきたいかなと思っております。
というわけで、まず一つ目のお話っていうのはですね、
今回ホワイトバランスという言葉をちょっと使っていこうかなと思いますけれども、
人間の目っていうのは嘘をつくというか、
正しく認識できるように仕組み上になっているというかね、
ただ錯覚も起こすんですけれども、
だからその嘘と本当っていうところが非常に成功にできているわけですね、
人間の目っていうのは。
なので、例えば暗闇の中とかでも色をある程度認識することができる、
そういう目を持っておりますが、
例えばタングステンって言ってオレンジ色のライトのところでも、
ある程度白は白っていう補正をかけるんですよね。
そうなんです。
これが人間の目のすごいところで、
だからどんな色であっても、
一応自分の中というか人間の目の中で正しい色っていうところの基準を持っていて、
そこから逸脱しないように目が調整をかけているわけですよね。
これがカメラはできないんですよ。
教えてあげないとっていうところで、
その教えてあげる一つの仕組みとして、
このホワイトバランスというものが必要になってきます。
なのでカメラに例えばオレンジ色の光を当てて、
それをオレンジ色の光があるところで色々撮影しようとすると、
どうしても他のものがオレンジがかってしまったり、
逆に蛍光灯の下でやるとちょっと青みがかってしまったりっていうのがあるんですけれども、
これを正しく調整するためにホワイトバランスという、
次にちょっと紹介しますけれども、
これが白なんだよっていうのをカメラのコンピューターに教えてあげる、
そういう作業ですね。
これがホワイトバランスというふうになってきますので、
まずはこのホワイトバランスについて知るっていうのが、
正しくちゃんと色を認識する、カメラに認識させる、
自分でも色を認識できるようにするための一つかなと思っております。
というわけで次は色温度って呼ばれる、
ホワイトバランスを調整するにあたって必要な知識、
基準値みたいなところのお話をしていきたいかなと思います。
というわけでこのチャプターでは色温度についてちょっとお話をするんですけれども、
光っていうのは温度が低いほど赤く見えるんですよね。
オレンジっぽく見えます。
で、この温度が高いほど青くなるんですよね。
っていう特性があるんですよね。
で、これ一番わかりやすいのはですね、
火なんですけれども、炎ですね。
例えばガスコンロで炎を弱くした時ですね、
っていうのはどちらかというと赤くなってきてですね、
これをどんどん炎の火力を上げていくと青くなってきますよね。
これが非常にわかりやすいんですよね。
色温度っていうのはそういう特性を持っているというところで、
色温度の理解
これを数値化するとですね、ケルビンという何々Kという数字というか値に単位になります。
で、この例えばロウソクの炎、オレンジ色の炎がですね、
だいたい2000ケルビンとかその付近って呼ばれております。
なのでこの2000ケルビンがオレンジ色っぽく、
そこから太陽の光になるとですね、
ちょっと基準の白みたいなのを作っていく色なんですけれども、
これは太陽の光がですね、
だいたい5500から5600ケルビンと日中の太陽光ですね、
言われております。
なので太陽と同じような、
太陽に照らされている色と同じようにしたかったら、
5500から5600ケルビンの基準にするといいんじゃないかと。
で、ドン点ですね。
少し曇り空になっている場合は、
もうちょっとケルビン値を上げてですね、
6000ケルビンとか7000ケルビンとかぐらいにするというか、
ぐらいの色温度となっております。
で、ここを知っておくと、
カメラでどういう設定をすればいいかっていうのが
分かってくるんですよね。
どういうことかっていうとですね、
例えばこの2000ケルビンとか2800、3000ケルビン近くをですね、
白と認識しようとすると、
そっちの方向に設定をしていく。
もしくはドン点っぽさを作りたかったら、
ケルビン値を上げていくというようなことで、
カメラで調整をしていくわけですね。
で、これは次のログとローにもつながってきますけれども、
ログの方では少し慎重にならないといけない数値になってきます。
でもこの基準値を知ることで、
今回の撮影はちょっと青っぽくしよう、
もしくはドン点で撮影したような形。
それから、じゃあそうではなく、
静点で撮影したときはどうなんだろうとか。
そういう形で、もしくはちょっと赤みを出したいとなったときは
ケルビン値を下げたりとか。
そういう調整を演出として使っていくことができるので、
このケルビン値を知っておくと、
すごく演出、カメラの撮影に幅が出るかなと思いますので、
この辺りを知っておけばいいんじゃないかなと思います。
RAWとLOGの違い
では最後に、ログとロー、どう違うのかっていうのを、
私もそこまで詳しく把握しているわけではないんですけれども、
ちょっといろんな知見というか、
私の中での経験則としてお話ししようかなと思います。
というわけで最後ですね、ログとローっていうので、
どう違うのかっていうところで、
海外のレビューとかを見てるとログはこう、
例えばグレーディング、カラーコレクションからグレーディングするとこうとか、
ローはこうとかっていう形で違いが結構出たりするんですけれども、
そもそも何が違うんだっていうところで、
そこをちょっとデータとして違いを明確にしておくと、
これは今回はログで撮ったほうがいいのか、
それともローで撮ったほうがいいのかっていうのが分かってきます。
で、これローっていうのは何かっていうと、
要は生っていう意味なんですよね、このローっていうのは。
で、この生のデータ、センサーが受け取ったまんまのデータっていうのが
このローデータになりますから、
ログと何が違うのかっていうと、
センサーが受け取ったデータで、
カメラによって補正がほとんどかかってないようなデータっていうのが
このローデータになってくるんですよね。
なので、本当にカメラのセンサーが受けた光っていうものを記録した、
それがローデータになります。
これ簡単に言うとですけれども、
他のデータに関しては、このローデータじゃない場合ですね、
それこそJPEGで撮ったデータをJPEGにして保存するとかいう形になるとですね、
写真とか撮るときにこのRAWとJPEGって両方保存する方もいらっしゃると思うんですけど、
RAWっていうのは要は生のデータですよね。
後から補正がいろいろできるデータになりますけれども、
JPEGっていうのはカメラの中で情報を圧縮して、
いろんな情報を載せて圧縮したデータになりますから、
ちょっと不可逆的、元に戻すことができないようなデータになってます。
これが一部というか、
要はRAWっていうのはそもそもの生のデータですけど、
今度はLOGになってしまうと、
ダイナミックレンジって言って明暗差を広く記録できるように圧縮、
要は加工しているんですよね。
だからRAWっていうのは加工してない、ほとんど加工してないようなデータになりますけれども、
LOGっていうのはそもそも撮ったデータをもう少し明暗差を広くできるように、
カメラ内のコンピューターで加工、編集をかけて、
そして圧縮しているデータになります。
なので、これがRAWとLOGで違うところというものになります。
このLOGに関しては、
ホワイトバランスの情報っていうのもある程度入ってきてしまうので、
大幅な色味を変更するっていうのは難しいと。
この色の情報量とかもそうなんですけれども、
結局その明暗差は広くなるんですよね。
コントラスト的なところは広くなるんですけれども、
色の情報っていうのはどうしても圧縮されてしまっているので、
そこまで膨大な量がないわけですよね。
RAWっていうのはそもそも光を感知してそのまま受け取ったデータになりますから、
この色味の変更っていうのは後でいくらでもできるっていうのがRAWの強みなんですけれども、
RATとかそれこそ当てて編集してもいいですよし。
だけどこのRAWっていうのはある程度そこは決まってしまっている。
ただ明暗差、明るさと暗さっていうところはかなり広く取っているので、
そこは編集でどうにかできるというものになります。
なので、なんとなくLOGで取る、なんとなくRAWで取るっていうところではなくて、
ちゃんとLOGとRAWっていうところのデータの意味っていうのを知っておくと、
自分の中でさらに幅が利く、ホワイトバランスだけではなく、
このLOGとRAWのデータの違いっていうのを知ることで、
もっともっと幅を利かせた撮影っていうのができるかなというふうに思いますので、
皆さんもまだまだ私もここ勉強しないといけないんですけれども、
ここについてちょっと詳しくなっていただいて、
さらに撮影楽しくなればなというふうに思っております。
というわけで本日は以上です。
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それではまた明日お会いしましょう。
21:03

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