1. コーヒー沼で泥遊び
  2. コーヒー好きに悪いやつはいない
2020-10-04 12:01

コーヒー好きに悪いやつはいない

 James Hoffman

The World Largest Coffee Tasting

https://www.youtube.com/watch?v=98MD900CAzg&t=796s

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皆さんこんにちは。今日もコーヒー飲んでますか? コーヒー沼で泥遊び、ひまらやパーソナリティのしょーへいです。
ひまらや祭り参加者の皆様お疲れ様でした。 今日の昼の12時にですね、34名のひまらやパーソナリティが一斉に同じトークテーマ
ラジオの良さということで配信をさせていただいております。 まだお聞きになってない方は、僕の場合はこれの一つ前の配信ですね。
よかったら聞いてみてください。たくさんの方にすでにコメントをいただいておりますけれども、 後ほどゆっくり返させていただきたいと思います。
この番組では、コーヒーは楽しい、そして時には人生の役に立つということを知ってもらい、 リスナーの皆さんを広くて深いコーヒー沼に引きずり込んでいくという番組となっております。
ひまらや祭り、34名の方が参加して、僕まだ全部は聞き切れていないんですけれども、それぞれの方たちが同じトークテーマ、
このラジオの良さというところで違った視点で語ってくださっている。
中にはある程度かぶっているというか、ラジオの良さはこういうところだと思いますというところが、内容的にはかぶっている人たちもいたんですけれども、
それぞれの体験談とか、今自分の立っているポジションからのお話をされているので、やっぱりみんな違ってみんないいというか、
月並みなんですけれども、全ての方々が本当に良い話をされていたなと思っております。
まだ残りの方たちは後で聞いていきたいと思います。
皆さんこのラジオの配信するにあたって、ラジオが好きとか喋るのが好きとか、何かしらの好きというものがあって配信をされているので、
そういうポジティブなパワーというのは、やっぱりいいところに働いていくなと思うんですけれども、
コーヒーに関しても同様じゃないかなと思っています。
それで今日は、コーヒー好きに悪い奴はいないというテーマで一つお話ししようかなと思っています。
そんなこと言ったら、いや悪い奴いるよっていう人ももしかしたらいるかもしれないし、
中にはコーヒー屋さんで中途半端なことをやっている奴らが許せませんとか、
コーヒー屋さんで逆に厳しいことを言っちゃって、他のコーヒー屋さんの批判をする人たちが許せませんとかね、
いろいろいらっしゃると思うんですけれども、
これ皆さんね、悪いことをしようとしてとか、相手を叩きのめそうとしてやっているわけではないと思うんです。
コーヒーが好き、コーヒーを愛しているというその気持ちが強くなれば強くなるほど、
その人の正義感というのが強くなっていって、やっぱり自分の考えとちょっと違う部分に関しては、
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強く出てしまうところとか、相手をやっていること、それはどうなんだって言いたくなってしまうところもあるのかなと思います。
もちろん他の人を批判しない方が、後々自分に返ってきたりするものもあるので、
やめといた方がいいよなんて話はよくあるんだと思うんですけど、
このコーヒーが好きっていうこの気持ち自体、そしてコーヒーが好きだからこそ、
コーヒー業界を盛り上げていきたい、いいものにしたいって思っているその気持ちに偽りはないと思っています。
この全てのコーヒー好きをまとめ上げて、みんな仲良くしようよっていうのはなかなか難しくて、
それぞれやっぱり違った人格を持っているでしょうし、違った正義を持っているので、
ある部分では摩擦が生じたりとかすることもあるんですね。
ただ、それを推進していく上で、ある程度認知度がある人が先頭に立って導いてくれると、
やっぱり後からついてきている我々にとってはすごくいい道しるべになるなと思う出来事がありました。
というのは、昨日の夜、日本時間で11時で、イギリスの方であったイベントなんですけれども、
イギリスでは夕方の3時ですね。
ジェームス・ホグマンっていう2007年のバリスタワールドチャンピオンの方が主催をして、
世界中1万7千人の人でカッピングをする、このコーヒー豆のテイスティングをするっていうイベントをされました。
おかげさまでちょっと寝不足なんですけれども、内容がものすごく良くて、ここからは少しネタバレになってきます。
このホグマンさんがね、5種類の豆を選んで、世界中の皆さんにお届けする形だったんですけれども、
その5種類っていうのが、グアテマラのウォッシュと、コスタリカのホワイトハニー、エチオピアのウォッシュと、エチオピアのナチュラル、ウガンダのロブスター。
何言ってるかわからない方のために軽く説明しますと、最初に言った4つに関しては、コーヒーの中でもアラビカ種と言われていて、
今は基本的にこのスペシャリティーコーヒーっていう、おいしいコーヒーを指して使われるものはこのアラビカ種になります。
最後のウガンダのロブスターっていうものは、このロブスター種がですね、アラビカ種とは違って、インスタントコーヒーとか缶コーヒーとかによく使われる苦味とか、
苦味先行って感じですかね。その代わり華やかな香りだとかそういったものは出にくいような品種になってまして、言ったらちょっとまずいコーヒーっていう風に評されやすいですね。
これ単体で飲むと、結構、そのテイスティングの時とかも、ウーロン茶みたいな味とか、なんか木の汁みたいな、木を水に浸したみたいな、ような味がするとか言って、言ったらネガティブな印象を捉えられがちなんですけれども、
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これがあえてこのラインナップの中に含まれていたっていうところで、これをじゃあどういうふうにホフマンさんが扱ったかっていうと、これ、このロブスターってまずいでしょ。
他のやつと比べたら、他のやつもっと美味しく感じませんかとかいう言い方をすると、やっぱりロブスター批判になってしまうわけですね。
ただ、ホフマンさんはそのような使い方はせずに、もちろん他の5種類に関しても、なんかちょうどいいところを持ってくるなって思ったんですけれども、酸味が強いタイプとか華やかさ、甘味が出やすいものであったりとか。
今回の中では、3番目と4番目が2つともエチオピアのお豆でしたけれども、ウォッシュとスイセンシキの生成、エチオピアのナチュラルはこの実をつけたまま生成させるっていう、2種類の生成違いの豆でこんなに味が違うんだよ、そういうコーヒーの深い世界を楽しんでもらいたいっていう気持ちで、きっとこれは選ばれたんだと思います。
ただこのロブスターっていうのだけは、やっぱりちょっと特殊っていうか。最初このインスタ…インスタじゃないや。YouTubeライブの横のところにコメントいっぱい流れてくるんですけど、このウガンダの豆が、ABCDEで言ったらEの豆だったんですけど、「うわ、このE、なにこれ、えぇ?」みたいな感じの、「これは絶対あれだよ、ロブスターだよ、なんか変な感じだもん。」みたいなのが、わーって流れてくるんですけれども。
ホフマンさんのまとめとしては、確かにこれはすごく強い感じの豆。焙煎もすごく深くしてましたんで、そんな感じの豆だったんですけれども、他と比べて、もしかしてそういうふうに感じるかもしれないけど、ミルクと砂糖を入れたらめちゃめちゃ美味しいよね。
逆にこの酸味のあるAの豆だったら、その酸味のせいでミルクとか入れてもあんまり美味しく感じないかもしれないけど、ミルクと砂糖を入れて甘くして飲むんだったら、これが一番ベストでしょ、みたいな感じで、このロブスターの豆をめっちゃ褒めたんです。もうそれが素晴らしくて。そういう豆のラインナップをしたのが素敵だなと思いました。
またさらにはですね、この5種類の豆の特徴っていうのはホフマンさんが思う特徴っていうのもあるし、これを焙煎した方の思う特徴の出し方っていうのもあったと思うんですけれども、このYouTubeライブの中ではたくさんコメントの中でAの豆は何の味がする、こういう感じがするとか言ってたくさんコメントがあるんですけど、やっぱりそれぞれちょっとずつ違うニュアンスで喋られてるんですね。
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それは当然、やっぱり人が違えば感じ方も違うわけで、当然のことは当然なんですけれども、ホフマンさん自身もこれは正解じゃないからって、自分、あなたが感じたそれが正解だからっていうことを言ってらっしゃって、You are gloriousとかYou are greatみたいな言い方をして、もうあなた方が素晴らしいんですよ、もうその味を感じられる、それが素晴らしいんですよってことを言ってらっしゃったのが、もうとても印象的でした。
だいぶ熱く語ってしまいました。昨日のやつがすごく良かったんで、いつも10分で終わらせる番組ですが、ちょっと長めに話させてください。
このホフマン氏ですね、結構思ってることははっきり言うタイプの方です。彼のYouTubeを見てると、なんかこれは値段層ではないように感じるとか、私はこれ、この素材は嫌いだとかいうことはすごくはっきり言うタイプの方なんですけれども、
そういう方が、この朱子明るい感じで、この平和なカッピングイベントをしてくださった。そして彼自身がやはり第一人者であるっていうのは、コーヒー業界にとってはもう素晴らしい指標として前を立って導いてくださる、まさにエヴァンジェリストなんだなというようなお話でした。
で、これ仮に僕が同じようなことをやって、コーヒーは感じ方は人それぞれだから、正解不正解はないんだよみたいなことを言っても、やっぱり嫌い性がないので、なかなか受け入れてもらえない部分もあると思うんですね。そうだそうだって同調してくれる方ばかりではないと思うんです。
ホグマンさんに関しても、もちろん反対の意見というのは出てくると思うんですけれども、彼の場合は圧倒的な知識と経験という裏付けがあるので、この人は何かちゃんと真となるものがあってこれを言っているんだろうということは、それこそ初心者の方でも感じ取っていただけると思います。
もし英語ができる方がいらっしゃれば、ジェームス・ホグマンさん、リンクは後で貼っておきますので、そちらのYouTube、昨日やったライブはアーカイブされていますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
僕はこのコーヒーを勉強し始めて、だいたい5年ぐらいになるんですけれども、その5年間の中でも何十週も回って、結局のところ、コーヒーなんて好きにやったらええやんっていうところにたどり着いているんですが、きっとジェームスも同じように、好きにやったらええやんに何万回と到達しているんだろうなと、そんなことを思いながら昨日のYouTubeライブを見ていました。
この好きとかね、コーヒー愛、正義、こういった正義を人を叩くために使うのではなく、人を導くために、人を明るくするためにポジティブに使っていきたいと思いました。
そんな感じで今日の話がいいなと思ってもらえたら、いいね、フォロー、そしてシェア、どうぞよろしくお願いします。
それではまた、バイバイ。
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