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2020-10-04 10:04

himalaya祭り「ラジオの良さ」

 
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皆さん、こんにちは。コーヒー沼で泥遊び、himalayaパーソナリティのしょーへいです。
今日もコーヒー飲んでますか?
この番組では、コーヒーは楽しいということ、また時には人生の役に立つということを知ってもらい、リスナーの皆さんを広くて深いコーヒー沼に引きずり込んでいくという番組になっております。
本日10月4日、ついにhimalaya祭りが開催ということで、himalaya祭りがどういったものか知らない方のために簡単に説明させていただくと、総勢34名のhimalayaパーソナリティが一斉に同じトークテーマで配信をするというお祭り企画でございます。
今まで今日になるまで、ぼちぼちとこのhimalaya祭りの宣伝はさせていただいておりましたが、このトークテーマはずっと内緒にされていました。
ついにこのトークテーマを発表することができるんですが、早速どんなトークテーマかと言いますと、ラジオの良さということです。
僕が考えるラジオの良さについて少し語っていきたいと思います。
もちろん考えればたくさんのラジオの良さというものはあるんですけれども、僕が選んだラジオの良さというのはズバリ余白です。
古い曲になるんですけれども、ラジオスターの悲劇という曲があります。
これ海外の曲なんですが、英語の題名がビデオがラジオスターを殺したという題名となっています。
いわゆる映画とかテレビの誕生によってこのラジオスターが死んでしまった、ラジオ業界が廃れてしまったというような題となっているんですけれども、果たして本当にそうなのか。
映像によって映像という視覚情報にすべて持っていかれてしまって、ラジオの場合は映像がないから情報量が足りない、
情報量がたくさんあるテレビや動画の方がいいよという方ももちろんいらっしゃると思います。
それって場合によると思うんですね。
当然やっぱり視覚情報がたくさんあった方が分かりやすいことであったりと出てくるので、どっちがいいって一概に言うことはできないと思うんですが、
それでラジオの良さがなくなってしまったかといったら、そんなことはないと思うんです。
どこかの大学の面白い研究がありまして、これはラジオではなくて電話なんですけれども、テレビ電話よりも音声通話の方が満足度が高いというような研究があるんですね。
それはなぜかというと、テレビ電話で視覚情報が全て与えられてしまうことによって想像力が消されてしまう。
そこにある見えたそのまま100あったら100をそのまま脳が情報として取るわけですね。
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ところがこれが音声通話になると100以上の情報が頭の中で想像できる可能性があるといったところなんですね。
もちろんこの音声通話が楽しいものなのかもしくはつまらないものなのかによって脳の働きっていうのは変わってくると思うんですが、
もし仮にこの音声通話がいいものだったら、友達との楽しい会話だったら、向こう側に見えない友達の姿を想像するわけですよね。
実際には笑ってないかもしれないけれども、楽しい会話だったらきっと笑ってる状態っていうのを想像するっていうのが一般的なんじゃないかなと思います。
これがやっぱりラジオでも同じで映像がない方が楽しく感じられたりだとかする可能性があるんじゃないかな。
リスナーが自分の中でそのラジオを完成させることができるんじゃないかなと思うんです。
僕自身ラジオ大好きで、34歳のおじさんなんですけれども、自分が中学校高校の時代っていうのは毎晩ラジオを聞きながら勉強するっていうのが日課でした。
今振り返ってみると、当時まだインターネットがそんなに普及していなかったので、そのラジオで喋っているパーソナリティーさんやゲストの人っていうのを見たことがなかったりとかするんですよ。
見たことがないんですけれども、その喋っている状態とか会話の流れだったりとか、また音楽が流れたりとか、効果音が鳴ったりとかすると、今どんな感じで収録しているのかなとか、もしくは流れてくる音楽ですね。
プロモーションビデオ、PVとかMVとか言われるものもあまり見ることができなかったので、そういったものもなしの状態で、これはなんかギターのサウンドがこんな感じだから、こういうふうに弾いているのかな、この声がするのはこんな感じの顔の人なのかなとか想像して楽しむことができたんですね。
これがやっぱりラジオの本質的な良さの一つで、まだまだこのラジオを広げていくことができる可能性の一つじゃないのかなと思っております。
余白の可能性というところで一つ紹介させていただきたいのが、ハロウィド・サクイシ先生のベックという漫画があります。
この漫画は、14歳の少年小雪が音楽と出会い、人としてミュージシャンとして成長していくという漫画でして、大ヒットですね。
漫画としては大ヒット、映画やアニメにもなったものになるんですけれども、漫画なんで当然音は聞こえないんですよね。
音楽の話をするって結構挑戦だと思うんですが、これが音楽の話、めちゃめちゃ出てくるんですね。
ビートルズのあの曲がとか、ジミー編のあの曲のイントロがとか言って、その辺の曲っていうのは知ってる人であれば脳内で再生されます。
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ただ、作中のオリジナルバンドっていうのは、音楽自体が用意されていないですし、当然聞いたこともないんですね。
ただ、読んでる僕だったりとか読者っていうのは、その音楽が聞こえてくるんです。
どんな音楽って言われたら、それは表現することが難しいんですけれども、頭の中では音が鳴っているような、そんな感覚になることができるんですよね。
漫画ですので、当然情報はたくさんあって、聞いたことのないオリジナルバンドですが、ベースがいて、ドラムがいて、ギターは2人いて、ちょっとパンク系のバンドで、ギターはメタルが好きでとか、
ある程度の情報は与えられるんですけれども、残りの実際の音っていうのはどういうものかっていうところを表現されていない、つまり余白があるわけです。
この余白があることによって、僕が読んだ時、他の人が読んだ時、それぞれ頭の中で流れている音楽は違うんですけれども、
確かにこのバンドだったらこういう音がするだろうっていう想像っていうのがされて、それによってこの漫画が完成するっていう、読者が完成させるような漫画だったと僕は思っています。
これは漫画と音楽の組み合わせだからこそできる余白の素晴らしさじゃないかなと思います。
この余白の可能性について、僕のやっているコーヒーのラジオではどういうふうに使うことができるかっていうと、
これやっぱりコーヒーって飲み物ですから、味や香りが直接ラジオで伝えることはできないんですよね。
だから、このラジオを聞いていって、みんなが思うコーヒーのいい香り、それぞれが思うコーヒーのいい香りっていうのがしてきたらいいなと思っています。
そこにはもうコーヒーそのものすらいらなくて、しゃべっていることが、皆さんが聞いていることによってコーヒーの香りがする、聞いててコーヒーが飲みたくなってくるっていうような可能性を秘めています。
もしかしたら、すでにそうやって思ってくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
また、別の視点から言うと、コーヒーっていうのは情報を飲むとも言われています。そういう楽しみ方もあるんですね。
なので、僕がこのコーヒーラジオを続けていって、皆さんの記憶に残る話やポジティブな話をすることができたら、
今飲んでいるコーヒーとか、これから飲もうとしているコーヒーもポジティブなイメージだったりとか、おいしいと思ってもらえるっていうちょっとした手助けができるかもしれないなと思っております。
これからも皆さんがコーヒーを飲むとき、いつもより少しでもおいしく感じてもらえるよう、このラジオを続けていきたいと思います。
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というわけで、いかがだったでしょうか。
きまらやまつり、34名のパーソナリティが一斉に同じトークテーマで、ラジオの良さという話をさせていただいております。
同じテーマですけれども、また違った視点で他のパーソナリティたちが話をしております。
もしかしたら、僕と同じような内容を話している人もいるかもしれませんが、それはそれでしゃべり手の特徴が出て面白いと思います。
ぜひ他のパーソナリティのラジオの良さ、聞きに行ってあげてください。
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また以前の放送も聞いていただければ嬉しく思います。
質問やトークテーマもいつも募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
主催者であった江戸森の周平先生、また関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
また次回、ひまらやまつりの開催を楽しみにしています。
それではまた、バイバイ。
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