2025-03-26 39:54

#022 自分たちの東京ドームを目指す!ラジオとポッドキャストに共通する成功する番組つくり ゲスト石井玄さん

今回のエピソードでは、元ニッポン放送のプロデューサーで、現在は株式会社玄石の石井玄さんをゲストにお迎えし、ポッドキャストとラジオの制作について深く掘り下げます。オードリーのオールナイトニッポンでオンライン含めて16万人集客の東京ドームイベントのほか、三四郎のオールナイトニッポンでの武道館完売、佐久間宣行のオールナイトニッポン0の横浜アリーナ完売、など数々のイベントを手掛けた石井さんの成功事例や、リスナーとの関係構築の重要性について話し合い、特に「うまくいく番組」の共通点や、モチベーションの維持についても触れます。また、ポッドキャストがどのように成長し、持続可能なビジネスモデルに結びつくのかについてもトークしました。


▼ゲスト

株式会社玄石 石井玄さん

書籍「正解のない道の進み方」2025年4月16日発売

https://amzn.to/4hySFSX


▼話したこと

- 石井玄さんの経歴と成功した番組の秘訣

- うまくいく番組は「願って待つこと」

- ラジオ番組の成否を見るには最低何年?

- 番組を続けていくためのモチベーション維持

- リスナーは濃いファンになる

- パーソナリティは生涯リスナーに支えらている話

- ポッドキャストのビジネスモデルについて


▼ホスト

山田(株式会社オトバンク、スタジオオトバンク)

富山(株式会社オトバンク、ポッドキャスト事業PitPa)


▼SNSハッシュタグ

#うりなる


▼メッセージフォーム

番組への感想や質問、リクエストの他、ポッドキャストに関するご相談は下記フォームよりお問い合わせください。

https://bit.ly/3BNM3Rp


▼制作

PitPa(株式会社オトバンク)


▼キーワード

ポッドキャスト, ラジオ, 制作, リスナー, モチベーション, ビジネスモデル

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00:05
で、売上になるんですか。今回のテーマは、初のゲストでございます。元日本放送のプロデューサーで、現在は株式会社原石の石井ひかるさんです。初めましてよろしくお願いします。
初めましてよろしくお願いします。石井です。
よろしくお願いします。
いや、初めてのゲストで、めちゃめちゃ大物で鼻血が出そうなんですけれども。
そうですね。初めてなんですね。
初めてなんですよ。
僕もこれ、富山さんから聞いて、あの山本さん、ゲスト決まりました。石井さんですって聞いて、ちょっと何を言ってんすかって言った。
ちょっと、先走りすぎじゃないですかっていうのはお伝えしたんですけど。
でも、実際この番組の内容としては、一番話を聞きたい方ではあるよねっていうのは間違いなくあったっていうところで、今回お迎えできて非常に嬉しいなと思っております。
はい。
富山さん改めて、石井さんの紹介してもらってもいいですか。
そうですね。きっかけというところから言うとですね、オールナイトニッポンとか、数々の番組を石井さんがプロデュースして成功に収めているっていう。
それをいろいろ語った中、YouTube番組とかメディアを見ていて、いや、めっちゃ聞きたいという話を。
僕はポッドキャストはかなり作ってきたなっていう自信はあるんですけど、ラジオ畑では全然なくて。
スタッフの中にはラジオ出身の人とかもいるんですけども、やっぱり全然根本的な作り方とかやり方違うなとか思いながら、そこをお呼びしたいなと思っていまして。
似てるようで違いますし、でも根本の音元の部分のところはやっぱり共通項があるんじゃないかっていうのは番組とかの話をしてもらった中で感じて、今日はそこについていろいろお話ししようと思っています。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
みなさんこんにちは。株式会社オートバンクスタジオオートバンクチーム山田です。
みなさんこんにちは。株式会社オートバンクポッドキャスト事業ピトパナ富山です。
この番組は音声を含めたマーケティング全般の話題、ニュース、音声コンテンツの政策について広く広く話していく番組でございます。
はい、ということで改めまして、株式会社原石、石井ヒカルさん今日はよろしくお願いします。
お願いします。
はい、ということで富山さん、石井さんを呼んで突然呼びつけて何を聞くかっていう話かなと思うんですけど。
そうですね、一番僕聞きたかったなというところがあって、それで言うと番組やっぱり作りのところで石井さんがお話しされていたところの上手くいく番組。
場合によってはラジオの中でも上手くいかない番組っていうのはあるっていう話をされていたんですね。
03:03
YouTubeの動画の中でってことですよね。
そうですね。
リアクトですよね。
そうですね、リアクトの方です。
なぜかぼかしてしまうという。
大丈夫だと思いますよ。
大丈夫ですかね。
ストレートにそういうふうにおっしゃってるところがあるんで、何かしらあるんだろうなというところがあって。
僕らはPodcastを作ってる中で、やっぱりちょっとなんかしっくりこないなっていうところとかもあったりして微修正はどんどんかけていくんですけど。
根本的に上手くいく番組。
ちょっと上手くいくっていう定義がややこしいかもしれないですけど。
例えばリスナーがリスナーを呼んでこの番組面白いよっていう形でどんどん増えていくっていうとか。
あとその熱狂的なリスナーお便りをくれたりコメントをくれたりグッズ購入してくれたりっていうのは熱狂的なリスナーがつくような番組を多分上手くいく番組って定義するとですね。
その上手くいく番組のコツの中でやっぱりパーソナリティの熱量とかいろいろなんかものがあるかなと思うんですけど。
なんかちょっとそのあたりの上手くいくところで共通しているものって何かなというのはちょっとお聞きしたいなと思いまして。
なるほど。共通するものって言われるとちょっと難しいことになっちゃう。ちょっと騒論的な話になっちゃうんですけど。
しゃべり手のモチベーションっていうのは大事で。これはラジオもポッドキャストも変わらないと思っていて。
ポッドキャストってラジオと大きく違うのはものによるんですけど、スタッフがいるかどうかっていうのがちょっとあって。
つまりこの番組も今お二人でやられてるじゃないですか。そこに例えばここにしゃべらないスタッフがいて後で編集するって方がいないとは思うんですけど。
それはあるんだけども同じ意味だと思うのはやっぱりしゃべり手の熱量っていうのはすごく大事で。
ラジオはスタッフがいるんですね。当然台本書いたり作家が台本書いたりディレクターがこういう話をしてくださいとか指示をしたり演出したりするんですけど。
最終アウトプットはどうしてもしゃべり手になるんで、その人に熱量がない番組で面白くなったものとか上手くいくって言い方をすると
上手くいったものは僕は見たことがなくて。それはモチベーションの部分もそうなんですけど、一番モチベーションが根っこにあって
ラジオとかポッドキャストって例えばYouTubeとかテレビとかNetflixとか何でもいいんですけど、動画コンテンツのように実感として数字がバーンって上がったりとか
バズったみたいな瞬間ってまあ訪れないんですね。簡単に。僕が担当してきた番組ももちろんポイントはいくつかあるんですよ。
06:02
でも番組でこれをやったからバズったみたいなことって目には見えないことの方が多くて、後で調べるとここだったんじゃないかなみたいな仮説は立てられるんですけど
でどっちかというと留院してくるのは僕はラジオ畑だったんでタレントさんだったからそのタレントさんが一段加速した瞬間とかがやっぱり芸人さんだとやっぱりM1グランプリとかで優勝したとか
あるいはブレイクする三昇さんとかだとゴッドタン出た瞬間とか。でテレビいっぱい露出が増えて流入増えたみたいなことがわかりやすく見えやすいんですけど
オールライトニッポンっていう番組はそういう人を集めた番組なんで、そもそもこのコンセプトが数字を持ってる人を連れてきてさらに数字が上がるように願っていくって、願うっていう方が強くて。
僕はよく売れる前のタレントさんを連れてきて、当時は今みたいにみんなラジオやりたいみたいな文化は全くないんで
深夜生放送をしゃべることは罰ゲームに近いことをされててギャラも安いし、そういう文化の中でやりたいって人を探すことと同時に
つまり出会った頃そんなにまだ世に出てない方と一緒に積んでいって、でブレイクタイミングきて番組が一気に加速するみたいな場面はいくつも体験として持ってるんですけど
でそのために待つっていう。でじゃあ待つためには番組を続けなきゃいけないんですよ。
まさに。
かつてのオールナイトニッポンって待てないから、続けられないんでブレイクする前に手放して、終わった後売れる人がいっぱいいるっていう番組だったんですよ。
オールナイトニッポンって終わると売れるよねっていう。
目の付けどころは僕らの先輩もさすがで、こういう人が来るんじゃないかとか目は付けられるんですけど、当時の体制だとやっぱり上層部とプロデューサーとディレクターと階層によって意見が全然違うんで、
終わらせて新しいものを作って話題作ってこうみたいなところはまだあるんですけど、かすかにあるけど当時はもっとすごくて。
そういうところとの戦いを僕は最初してたんで、そういう部分をやっぱり意識してはいって、そういうものがうまくいく。つまりモチベーションがあって続けられるようにしていく。
ポッドキャストの場合はもちろんスポンサードされてるとか、他に資金源があってやってる場合は数字とか収入が立たれると終わってしまうとこあるんですけど、
基本的には自発的なもんなので、自分たちがやるぞって言って続ける限りは終わらないものだと思うんで、やっぱりそこモチベーションなんですね。
で、もちろんタレントさんがやってるわけじゃないので、ブレイクポイントっていうのがどこにあるかは、まだポッドキャスト業界も誰もわかってなくて。
09:07
何かが話題になる回があって、ポッドキャストがすごく伸びてみたいな成功事例って、僕が知る限りでもそんなになくて、徐々に数字を積んでいって、
この回が実はちょっと数字が上がったよねとか、それが繰り返しになったよねみたいなことで、今人気になってる番組あると思うんですけど、
タレントさんほどわかりやすいブレイクポイントはなかなか見つけられない。
うまくいく番組ってやっぱりモチベーションを持ってる人が喋っていて、で、もちろん応援してるスタッフとか関わってる人の熱量が上がっていくことが大事で、
で、ポッドキャストでうまくいかせるためには自分たちしかいないから、やっぱりリスナーを巻き込んで、そこに熱量のある人を作り出して参加させていくっていう。
なんか、こないだ流通空論っていう番組、タイタンがやってる番組のスタッフの人がたまたまあって、
で、その人はスタッフじゃなくて、そもそもディスコード内にいたリスナーで、で、やりたい人っていう募集があったからやってるんですって言って、
なんかリサーチとか、簡単な原稿作りとかを手伝ってますみたいなことを言ってたんですけど、
そういうやり方はすごくラジオでもあるし、ポッドキャストだとさらにやりやすいかもしれない。
そうですね。昔だったら、いわゆるリスナーがメール送ってるリスナーの中から作家が生まれるみたいなもんですもんね。
そうです。今はもう若干その気はありますけど、昔ほどはなくなってきて、ポッドキャストだともっと身軽にリスナーとの距離が近いかな。
そうですね。
あとビジネス系だとやっぱ、普通に働いていて、副業というか趣味的に番組手伝いたいみたいな人もいるんだなっていうのは分かってきて。
なるほど。なんかやっぱり熱情の話って、すごくタレントといわゆるそうじゃない人ってことで大きく違うのかなと思っていて、いわゆる芸能やってる人は自分たちが売れたいから頑張るぞっていうもう大きいエンジンがあるじゃないですか。
そのエンジンで駆動してるある意味、ストーリーの担保の場所としてのラジオっていうのがあるのかなっていう認識で、だからやっぱそこにすごくその注目者の人が集まってくるし、ファンダムが作られていくっていうイメージなんですけど、
いわゆる番組先行とか、ポッドキャスト先行みたいなもの、いわゆるタレントじゃないもの、ビッグ先行とかっていうところにどう熱を生んでいくのかっていうところが結構難しいなっていうふうに思うんですよ。
いわゆる規模感の問題なのかなと思うんですけど、やっぱり1000人、2000人とかの規模はポッドキャストすごくあるなと思っていて、それがいわゆる大田医さんの東京ドームみたいなことにまではいかないんじゃないかっていうふうに何となく感じてしまう節があるんですよ。
だからそこまで必要なのかっていう話もあるんですね。石井さん的にそういったいわゆるタレントじゃないものじゃない方の熱量の作り方とその規模感って、今漢字の中でいうとどのくらいがいわゆる、もちろんビジネスでもなるし、うまくいくって表現があってわかんないですけど、続いていくぐらいなのかなって感じたりします?
12:20
田窪 それが番組の規模によると思っていて、僕はもうなんかその番組が求めてる規模、求めてる規模っていう必要な規模と一緒であればいいと思っていて、大鳥野内一本が東京ドームを求めていたかどうかを置いといて、あれはちょっと別な話で。
あれを目指すぞっていう人は、じゃあまず15年死ぬ気で毎週トークしてくださいのが出てくるんで、そんなことをできる人は一般社会にほぼいないんで、できないですって僕は言ってあげたいんですけど。
おだしょー そうですね、それはしっかりお伝えしたいですよね。 田窪 人生すべてをラジオにしてた人たちなんで、生活、仕事もすべて含めてプライベートも全部ラジオで喋る。毎週1回はめちゃくちゃ面白い話をするんだっていうのを15年やってるなんで、ちょっと今上機を意識してるんで。
おだしょー 確かに。 田窪 そこは置いとくとして、でも東京ドームを目指さないとしても、自分たちの東京ドームは作れるんで、そこがどこにあるか。踊りだって最初は5周年の時は国際フォーラムで、大きいですけど5000人で、武道館は10周年で1万人規模だったものを売買ゲームしていくって感じなんで。
田窪 最初はやっぱり100人、200人。おとしさんなんか伝説ですけど、ラジオ始まる前に2人でトークライブやってたのが六味草で、かすがさん家で107人だった、5人か。おうちでやってたんですよトークライブは。そこからスタートして5万人、15万人になったっていう話なんで、決してできない話ではないんですけど、それは15年先の話をしてもしょうがないんで。
スライドオフですもんね、やってることは。 田窪 そうですそうです。手前の話をすると、自分たちが求めてるのがどの規模、今の状況でっていうのはあって、僕はやっぱり戸場修作さんと例えばやってるんですけど、シェフなんですね。戸場さんのお店ってコンセプトでもあるんですけど、戸場さんが作った料理が全員に行き渡るようなお客さんの数しか入れないようになってるんです。つまり100人200人入るレストランは持ってないんですね。
小人数しか入れない。例えばじゃあ1つのターンで住民が20人ぐらい。それを1日何回しかしないと。じゃあ3、40人ですよね。っていう部分を、例えば戸場さんのポッドキャストで100人聴いてる。数もっと多いですよ本当は。例えば最初の段階で僕が喋らなかったのに100人聴いて、その100人が店に全員来たらどうなりますかって言ったら大繁盛ですと。
戸場さんのお店って単価も高いお店のが。もちろん安価なお店もあるんですけど、単価高くて1人当たりの収入が高いから、そういう人が100人増えたらそれだけで万々歳ですよっていう。それに対してコストどのくらい払えますか。これがどんどん増えていって1000人になって2000人になってイベントができるようになったら、戸場さんにとってすごくプラスですよね。その人たちはものすごい戸場さんのファンなんです。つまり戸場さんの料理のファンじゃないんです。戸場さんのファンなんです。
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その人たちは料理を食べたらおいしいって言っていろんな人に口コミしてくれます。だからどんどんどんどん売買ゲームが起きて波及効果があるんです。っていうのがポッドキャストの良さだと思うので、自分たちがどこに、いくらコストが今かかってて、いくらぐらいあればいいか。じゃあそのためにはどのくらいの人からいくらもらえばいいんだとか、そういう計算をしていった方がいいので。
僕はよく言うんですけど、たった一人のリスナーでもその人が月100万くれたら全然いいじゃないですか。変な話ね。つまりこういうことなんで、単価が高ければいいし、自分たちのコストが低ければいいから、いかに自分たちのコストを低くして長く続けていって、一緒になる。僕は仲間が増えるって言ってるんですけど、ポッドキャストのリスナー含めて一緒に作ってくれてる。リスナーも作ってくれる人だと思うんで。
そういう人を増やしていくっていう方向で考えていくと、そんなにこの、え、まだリスナー数こんぐらいしかいないんだ、いつ東京ドームできるんだろうって思わないんですよ。
先ほどお話があってた、やっぱり富田さんのお店、ここに何人入るんだっけ日にっていうところが一つ基準になってるんだろうなと思って。ある意味、そこに入りきんない数を取りに行くっていうのは、それって本末先頭なんじゃないのっていうことなのかなと思って。
なんか多分、いろんな企業さんとかがポッドキャスト始めるぞっていう時とかに、自分たちのサイズ感っていうところ、石井さんがおっしゃってた単価の話も含めて、が定まってるだけでも全然数字に対する意識変わりそうですよね。この意識の人たちが500人集まってんだみたいな。この話についてきてる人たちが500人いて、そこでメールも来てて、こんなリアクションもあるぞみたいな時点で、それってすごく濃厚な500人なんじゃないのっていう話でもありますもんね。
はい。僕もポッドキャストやってるんで、社員募集したんですね。その社員募集して、想像より来たんですよ。実数言うのはちょっとあれなんですけど、思ったり多くて。ポッドキャストとXだけで、つまり普通の就職サイトとかには何も出してない状態で、逆にそうやってやったんですね。僕の会社とか僕のことを理解してない人が混じると、逆に面接大変だろうなと思って。
最終的に面接に来たのは12、3人にしたんですけど、その人たちは全員やっぱポッドキャストを聞いてるし、僕の本も読んでるし、つまり前提の説明がお互いにいらないっていう状況で採用が受けてたんで、すごく角度が高くて、一人の会社でも採用できるっていう。
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たくさん募集するって感じはやらなかったんですけど。
仲間作りって言うと、僕らもこの間ちょっと話してたからさ、友達作りって言ってたんで、結構共通するところがあるかもしれない。
一緒ですね。
一緒ですよね。
確かに。
ちょっと話少し戻って、ホストの方に熱量を持ってもらう、モチベーションを持ってもらうっていうところを持ってもらう働きかけをしているのか、そもそも持っている人に働きかけているのかっていうと、両方のパターンあったりするんですかね。
両方ありますね。僕のやりましょうって言われる、やりたいんですけどどうしたらいいですかっていうパターンと、やったらいいじゃないですかっていうパターンがあって。
で、やりたいっていう場合は基本的に熱量があるんですけど。
そうですよね。
で、やってくださいっていうパターンでも、同じように、つまり例えば収録が、ポッドキャストはだいたい2週に1回とかに一緒だとなると思うんですけど、やっぱそのタイミングで喋るときに、つまりじゃあ収録しますよっていう前の雰囲気作りとか、
喋った後の感想とか、話すときに、さっき言ったように仲間であり友達であるっていう雰囲気感を作っていて、つまり収録楽しいなっていう。
はいはいはい。
すげえ大事で、よく佐久間信之さんとかがラジオ楽しみなんだよねって来るじゃないですか。言ってるじゃないですか。
で、あれはあの人がラジオ好きっていうのはもちろんあるんですけど、やっぱラジオ大変だなとか、ポッドキャスト収録めんどくせえなつらいなって思わせたら終わるんですよ番組。
そうか。
なるほど。
もう熱量前の話なんですね。
そうですそうです。
それが楽しみかどうかっていうところが、これでも結構すごい話で、やっぱり石井さんはお声掛けした方?番組しませんかって、お声掛けした方にいかにこの火をつけ薪をくべるのかっていうのが、その薪のくべ方の前にここっていい場所だよねみたいな。
ここに来るといつも楽しいよねっていう空気が入ってってことなんですね。
そうですね。
それすらも薪なのか。
はい。人によりますけど楽しいっていうのもそうだし、例えば僕漫画編集者の林志平さんにポッドキャストやりませんかって言って、ああいう方なんで当然本人も企画に参加してくれて面白そうですねって一緒にやる前向きな方なんですけど、でも対談相手をしっかり林さんが会ったことなくて興味ある人っていうところにしつつリスナーが求めてる人っていうところを精査していくと、本人も来て話聞けるからやっぱ自分プラスになるし。
楽しいが入るから。忙しい方なんで4本撮りとかしてるんですね、月1回。そこも林さんにとっては楽になってるポイントで、各週スケジュール切るよりも先々1日だけポンって1日でかい3、4時間で撮られた方が楽っていう。
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そういう収録の仕方も人によって変えてるし。
例えば富士テレビの宮路さんとかは毎週帯でニュースやってるんですよ。今月末かな。大変なんですけどその後に収録するって言った時に、僕は各週で2本撮りがいいんじゃないって言って、もう本人的にはニュースずっとやってると気持ち的に上がっていかないから、週1回ポッドキャストをやった方がデトックスになるから、やりたいっていうから毎週1本しか撮らずにやってたりとか。
なんかやっぱり人によってやり方も違うし、モチベーションも違うし、番組に求めてるものが違うんで。そういう意味でも雰囲気作りと環境作りみたいなことは整えつつ、じゃあ最大効果で面白くしてくるのはどうしたらいいだろうっていうのを徐々に考えていくっていう。
これマニュアルはないってことっすね。
ないですね。
いわゆるもう人付き合いと一緒で、この人と一緒にやっていくんだったらこうだし、それはもう変な話ですけど、肩はなくて、相手のことをいかに思えるかってことですよねきっと。
思えるかっていうか、別に僕に主義主張がないんで、タイプ的に。もうどうしたらいいですかって言って。あとはそれだとやり方としてうまくいかない気がするんで、こっちのはどうですかみたいな提案をしますけど、みんながみんな同じやり方でうまくいくわけはないんですよ。
アメリティも違ければスタッフも違うし、流してる内容も違うから、例えばビジネス的な話だったらもしかしたら、インプットさえあればいつでも取れるかもしれないけど、自分の話をするってなったらやっぱり1週間から2週間、さっきの大取さんの話じゃないけど、貯金が必要で。
たまに大取さんとかも仕事の都合で収録になるタイミングが数年前はあったんですね。そうすると土曜日にトークして、例えば水曜日に収録があると、日月火しかないからトークないんですよ。
だからこれじゃできないよねって話になって、だったら番組をお休みにするか生放送できるスケジュールにしようよみたいな話になってくるんですけど、ただ音楽番組的な人だったら、音楽かけるだけだったらスケジュールに都合で、たまに生じゃなくて収録だったらできるよねとか。
タイラー番組だったらスケジュールさえあれば、下調べだけしとけば間に合うから、別に連チャンしたっていいよねとか。僕は番組とか連続で撮ったりするんですよ。相手のスケジュールに合わせちゃうんで。その辺も臨機応変にやって、やっていけるのがポッドキャストの良さなはずなんですね。自分たちの生活に合わせて撮っていけるみたいな。
たのしいと思える環境づくりって本当に大切で、しゃべりさもそれがない状態でしゃべってると、リスナーにもそれが伝わっちゃうから。制作スタッフとして入っていくところで言うと、多少おもてなし的な日本人の、そういう環境でいかに楽しんでもらうかみたいな、そういう感じだったりするんですかね。
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そうですね。まあそれもあるし、ただプロなんで、ちゃんとアドバイスすべき。ここはこうした方がいいか。みやじさんとかだと、忙しくなってくると、メールばっか読もうとするんですね。今週はノリノリでしたよね。えーと、ダメですと。この番組は、あなたがまずトークして、それに対するリアクションとか、みんなが思ってることを読む番組なので、必ず用意してください。
トバさんとかにも、メモを必ず取ってくださいと。もちろん楽しい場ではあるけど、仕事だし、聴いてる人がいるから、そこの意識を持っていただかないと難しいです。
りんさんとかは、僕が言う前に自分で考えて、例えばゲストにある方が決まったとしたら、その人の資料を集めてほしいと。つまり過去のインタビューとか、ネットの記事とか動画とかを資料化してほしい。それを全部目通してくるんですね。あの人忙しいから。
それも異常なんですけど。その状態で話を聞くっていう風にした方が深い話聞けますよねって言われて、それはそうですよって言ってやられてくるんですけど、まあそれは用意はこっちでやるとか。なんかそういう人によっても違うし、やり方は千差万別。
僕の場合はそれでスタッフを選んだりもするんで、プロデューサー的に。この人と会うのはこの人だろうなとか。こういうやり方をする人にはちゃんと台本も作ってくれて、ある程度型作った後でやってくれる人がいいかなとか。この人にはある程度自由を渡したほうがいいから、作家さんはアドバイスタイプで行ったほうがいいなとか。
そういうことを、まあそれはラジオ時代からやってますけど、ポッドキャストでスタッフを雇えるのであればそういう風にやっていくし、それに対する予算も変わってくるから、すごい予算がある番組があれば、もうわずかな予算だったりするから、じゃあ成長も込めて若いスタッフで一回組んでみましょうかみたいな提案してやってる番組もあったりするんで。
その、なんていうんですかね。やっぱりいろんな番組、多様な番組が出てくると指標作りも難しくなってくるのかなと思って。もちろん規模のさっきの話もあったと思うんですけど、もちろん継続していくのか、それともスケールしていくのかっていう。まあ大きく2個分かれるのかなと思うんですけど、地道にある程度数字を持ってずっと続けることが価値になる番組と、今ここはスケールしなきゃねっていう。
まあその場合、特にスケールする方に関しては、やっぱり期間があるじゃないですか。どうしても3ヶ月で見ようねとか半年で見ようねっていう時に、いかに個々の数字を作っていくかってところも、戦略の中入ってきますよねきっと。
そうですね。とはいえ、音声でやる人に言いますけど、どんなに低く見積もっても2年はかかるし、3年見てくれないとうまくいってるのかどうか検証しづらいですよという話は。どうしたって日本ではやっぱり何か面白い音声コンテンツが生まれたって言って、全員がバーって聞くわけじゃないんで。
27:13
ちょっとずつ広がっていって、オーバーアザーさんだってようやく武道館でやったみたいな話あるじゃないですか。うなぎロリもこの間2万枚配信売ったって言っても、もう何年もやってるわけですよ。初年度の3ヶ月でいきなり武道館やるぞみたいな番組って、そりゃラジオの世界もそうなんで、そこを我慢できるかっていうのはすごくあったりしますね。
もちろん適切なタイミングで適切なことをやっていかないと伸びていかないんですけど、伸ばしていったかったら、本当にこうやってゲスト呼んだりとかしていかないと新規流には何も起きないんで、ずっと同じメンバーでじーっとやってても変わっていかないんで。
ただそうやってバーンと集めたところで次の回聞いてくれるかって言ったら聞いてくれないんで、そう簡単ではないです。1000人呼んできて10人残るみたいな世界なんで。それを繰り返していくっていう。
これは石井さんは我慢をするっていう言葉が出たと思うんですけど、我慢の先にはいわゆる他のことをするより音声をした方が我慢をした先にある結果として、やっぱりいいよねってことがある意味言えるからそういう提案をしてるってことなんですねきっと。
そうですね。一番僕が思ってることは音声でついたファンダム、できたファンダムって離れにくいんですよ。これはもう昔からアーティストがオンライトニッポンやられてると、オンライトニッポンって今でこそラジコがあるんですけど、昔は36曲ネットアルトが強いんで、全国にリスナーがいるんです。
そこでついたリスナーっていうのは音楽だけが好きじゃなくて、本人が好きだからずっと追っかけてくれて、オンライトニッポンで人気出たアーティストってずっと全国ツアーやってるんですよ。できるんですよ。それは地方にファンがいるからなんです。彼らは離れないんですよ。
これが動画コンテンツばっかりやってると手軽がゆえに離れるのも早くて、習慣づいてないんで、染み付いてない人が多いから、音声でついた、例えば僕が今この間募集したときに来た人たちって、応募してきた人だけでそれぐらいいるわけで、その人たちはある意味ファンでもあるわけですよ。
彼らはもちろん会社には入れなくても、意向を聞いていくだろうし、僕の活動を追っかけていくと思うんですよ。わかりやすく言うと。それが100人なのか1000人なのか1万人なのかって話だと思うんで、そこのメリットは我慢してるとずっといるわけですよ。人生を共に生きる人たちといったような感じですけど。
いや確かに、これやっぱりイージーかもイージーゴーというか、入ってくるのが簡単入ってきればやっぱり出てくるし、でもこの我慢によってついたファン、相当絆深いですもんねやっぱ。クリーピーナッツとかも特になんか顕著な例なのかなっていうくらい。
30:10
最近だとクリーピーはそうですね。彼らのブレイクしたあの曲についたファンよりも、その前からラジオ好きでついてるファンの子たちの方が熱狂度は高いんで。例えば楽曲が最近自分の趣味と合わなくてもでも応援したいっていう気持ちが多いから、そしたらそのうちまたいい曲が出てくるとか、なんかそういうことが起きて。
わざわざクリーピーはまだその時期にはイケイケと飛んだから。ちょっと勢いがなくなってきたなって時に支えるのはラジオのファンだっていうのは、アーティストも芸人さんもおっしゃいますね。クリームシチューさんとかも未だにリスナーに支えられてるっておっしゃってます。
あーすごい。ちなみに先ほど期間で2年はっていう話があったと思うんですけども、ラジオの時もそのぐらいのスパンぐらいで考えられてたんですかね。
ラジオで、深夜放送で少なくとも3年やらないと結果には繋がらないなと思っている。
もちろんなんかいろいろ実験して、佐久間さんとかは半年でブーストかけるみたいな実験をしたらうまくいったんですけど。
そういう例もあるんですけども、そういうのはケウラ例で。
そうですよね。パーソナリティの人を呼べるというか。
佐久間さんってもうパーソナリティとしては1年目だけど、社会人としてはものすごい。業界人としてはものすごいから、財産がすごくて。
佐久間さん誰呼べるんですかって言った時のメンバーがすごすぎて、片っ端から呼んでっただけなんで。
逆に長くやろうって最初は思ってないから、3年目終わるんじゃないか。当時はまだテレビ東京の社員でしたし。
そんなできるもんじゃねえだろうってことで、じゃあもう先にバンってやりましょうかって1年ブーストかけてやったら。
そういうことなんだ。
その流れがあったんで、そういうことは起こるんですけど、それはかなり僕も自分で言うのもなんですけど、かなりキャリアも積んでたし、
佐久間さんも優勝の福田さんって方を入れたし、万全を期してやった番組なんで跳ねましたけど、なかなかそうではない人って始めた時にブーストかけるのって難しいとは思ってるから。
まずは、話すのうまくなるのに3年くらいかかるんですよね。
なるほど。
正直。
それはポッテキャスターだともっとかかるかもしれないですけど。
確かに。
カスガさんのトークが面白くなったのは、10年前、10年はいい過ぎか。7,8年だっけな。MVS撮るまでに6,7年かかってるはずなんですよ。
それまで、僕2年目から3年目に入る瞬間に番組についてたんですけど、その時カスガさんのトークって面白くないものとされてましたから。
33:01
番組内でもリスナーとか。
そうかそうか。
そういうスタートだった人が10年、15年かけたらめちゃくちゃ面白くなるんですよ。
それもあると思います。
そうかそうか。
確かにラジオもポッテキャスターも、やっぱ共通項はそこなのかなと思いつつ、やっぱラジオはもちろん地上放送だから聞く人の母数がものすごく大きいじゃないですか。
で、ポッテキャストはある意味選択して入ってくる人たち。流利の仕方としては。
でも本質の部分変わんないですよね。
このいわゆる話の内容が面白くてとか、この人たちが発信してるもの、テーマの対象、紳士の姿勢とか全部含めて、この人たち好きかもしれないってなってきて、それが法人なのかタレントなのかが違いだったりするだけというか。
もし企業がポッテキャストするなら。
ってなってくると、なんかその意識を持つことがまずはスタートっぽいですね、これ。
2年とか3年って考え方は、つまり相手の方を待つ時間でもあると思うんですよね、きっと。お客さんの方を待つ時間でもあるというか、成長と含めて。
でも今、好きになってもらうっていうのが結構キーワードで。
オールナイトニッポンって虎の巻みたいのがあって、昔の会議資料とかが残ってて、それをマニュアル化した大先輩がいて、それを読む機会があったんですけど、そこにはオールナイトニッポンのパーソナリティはどうやって選ぶかみたいな話が書いてあって、
とにかく好きになってもらうことが大事だと、その人のパーソナリティを。じゃあ好きになってもらいやすい人ってどういう人だろうみたいな感じで、いろんな人が意見を出してて、それは人それぞれあるんですけど、やっぱモテる人が好きになってもらいやすいんじゃないかとか、いろんな仮説があって。
でもそれってやっぱ今の世の中でわかってますけど、センサーも安別あって、相性が大事じゃないですか、好きになるって。で、時間がかかるものだと思うんで。で、自分たちの好きになられるポイントってどういうとこなんだろう。もちろん直していくことも必要なんですけど、あんまり直しすぎて平板化してても良くないんで。
嫌いな人は嫌いでいいし、好きな人は好きでいいっていうのが多分音声の一番の魅力だと思うかな。そういうふうにでも思っていくと、自分を好きになってくる人を探すんだって思うとやっぱ時間かかるそうだなって。
うん。かかりそうですね。もうその言葉だけ聞くと。でもある意味ピンポイントに指しに行くというよりは、出しておいて出会ってくれた人が好きになってくれるまでだってことだから、人間関係におけるそれとはちょっと違うから、少し気は楽ですよね。
変なことしなければ嫌われはしないですけど。まあ確かにそうですね。そうですよね。そういう人はやっぱテレビとかで見て、もう既に好きな場合が多いじゃないですか。だからボスを持って音声が始められるっていうメリットがあったりしますね。
36:05
なんかいいなって人が集まってくるんですよね。その人だったら聞いてみようかなって思う人がまず来るもんな。 ポッドゲストはやっぱり人から勧められるとか、たまたま聞くとか、テーマが自分に合ってるとかからしかスタートしないんで、もっともしかしたら時間かかるものなのかもしれないですよね。
そうですよね、確かに。 時間かかる分根強くなるって可能性ありますよね、結局そのロジックで言うと。 見つけた時に、わっこんな面白い人いたんだって、その発見感は絶対あると思う。
やっぱタイタンとかが一番今、ポッドゲスト初の人間ではファンをかく時でも、あれもまだ5年ぐらいって言ってたから、5年かかってそこだもんなっていう、そういう感覚ですよね。
確かにラジオの感覚とは違うってことですよね、やっぱりポッドゲストは。 時間かかるなぁとは思いますね。
僕あともう1個聞きたいのはイベントの話なんですけれども、それは後半でもう1回お話聞かさせていただきたいなと思っています。
あとあれですね、告知事項って言いますか、石井さん本出されるっていうところで、ぜひ紹介したいなと思ってまして。
4月16日に発売になりますエッセイって、正解のない道の進み方というエッセイになっていて、今言ったような仕事をする上で、ポッドゲストも含めて、ラジオっていうものを音声っていうものをどうやってマネタイズしていくというか、
お金にしていくかっていうやり方と、そういうやる時にやっぱり誰もやったことのないことが多いんで、それは正解のない道と称してるんですけど、そういう仕事をする時の方法論みたいなことを書いてあるんで、
今はポッドゲストもどうなってるかわかんない、僕自身も仮説で喋ってる部分がたくさんあるんですけど、そうやって仮説立ててトライアンドエラーしてきたのが僕のプロデューサー人生だったんで、
その時の話を振り返りながら仕事本にもなってるし、エッセイにもなってるという本になってます。
これAmazonで今予約販売ができて、僕もこっちにいましたが、たぶんこれいろいろ話聞いている中とか、解説読んでると、たぶんコンテンツ作ろうとしている人とか、コンテンツマーケットやってる人たちたぶんいっぱいいると思うんですけど、
結構、新しいことチャレンジして、それをどう試行錯誤していくかというところも観点がありそうなので、そういうコンテンツ作りに関わってる人全員に読んで読むのがいいのかなというふうに思って、僕、即買いしました。
こちらの石井さんの書籍、正解のない道の進み方という本ですね。4月16日発売というところで、Amazonのリンクですね、エピソード概要欄のほうに貼っておきますので、ぜひこちら購入していただいて、できればそのあたりの感想とかもらえれば、またこの番組で取り上げてディスカッションしていきたいなと思いますので、見ていただければと思います。
39:17
ありがとうございます。
はい、ということで前半戦、石井さんありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ということで、改めてこの番組、企業のマーケティング活動、ブランディングに携わっている方に聞いてもらいたいので、ぜひお便り待ってます。概要欄から、そして、X、ハッシュタグ売り鳴る、ひらがなで売り鳴るでございます。
富山さんのアカウントにもDMでも構いません。ぜひ皆さん、お便り待ってます。
はい、ということで毎週水曜更新予定でございます。それではまた来週、終わりでは株式会社オートバンク、スタジオオートバンクチーム、山本。
株式会社オートバンク、ポッドキャスト事業、ピトパナ、富山でした。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
39:54

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