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2025-12-23 05:33

別角度から考える!研修後フォロー期間を6ヶ月で区切る


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サマリー

研修後のフォロー期間を6ヶ月に設定する理由を関係性の視点から考察し、成長した若手とメンターがどのように適切に関わるべきかを説明します。

フォロー期間の重要性
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、研修後のフォローを6ヶ月で区切る理由について、少し別の角度からお話しします。
昨日は、フォロー期間は3ヶ月以上、6ヶ月が理想、6ヶ月を超える必要性は感じていないという話をしました。
今日は、その理由を人との関係性という視点で考えてみます。
これからお話しする内容は、以前部下と面談をしていた時の経験談です。
私は、その部下が話した言葉の中で、大切だと感じた言葉をメモとして書き留めていました。
特に何かアドバイスをしたわけではありません。
ただ、部下はそのメモをチラッと見ながら、自分の話を続けていました。
その時、少し表情が変わったように感じました。
こちらが何かを教えたわけではなく、本人が自分の言葉を見ながら何かに気づいたような、そんな瞬間でした。
経験と同じ経験で、はっきりと私の書いているメモを見て気づきました、というようなことを言った部下もいました。
そういった経験から、私は改めて考えたことがあります。
人は言われたことよりも、自分で気づいたことの方が前に進める、ということです。
ここで、研修後のフォローの話に戻ります。
フォロー期間が長くなってくると、ある程度若手はできるようになってきます。
そうなると、先輩やメンターは、もう一段伸ばしてあげたい、伸びるんじゃないか、
何かアドバイスをしよう、という気持ちになります。
その結果、無意識のうちに、若手の弱みの部分に踏み込んでしまうことがあります。
ただ、弱みを指摘されるというのは、たとえ関係性が良くても、あまり気持ちの良いものではありません。
それが一度だけならまだ良いのですが、気がついた時に良かれと思って伝えると、
二回、三回と重なると、やはり人の気持ちは逃げてしまいそうになるのではないかと思います。
期待して言ってくれているとは、頭では分かっていても、心では引っかかることもあります。
ここで関係性が崩れると、それまで築いてきた信頼が揺らいでしまうこともあります。
だからこそ、面倒を見る期間、頼れる期間をあらかじめ明確にしておく。
私はこれがとても大事だと思っています。
フォローはずっと続けるものではありません。
ここまでは一緒に考える。ここから先は自分でやってみる。
その線を引くための目安が6ヶ月だと考えています。
関係性の変化
フォロー期間が区切られていれば、メンターは必要以上に背負い込むこともありません。
若手もいつまでも見てもらえる。ではなく、自分でやる時期に入ったと意識を切り替えやすくなります。
その関係は無理に作ろうとしなくても大丈夫です。
自然に必要な時に声を掛け合う。そんな関係に任せればいいと思います。
ある程度成長してきた若手は、同じ目標に向かって一緒に向かっていく仲間です。
そういう気持ちで接するといいんじゃないかなと思います。
今日はフォロー期間について別の角度からお話をしてみました。
この話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。
05:33

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