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みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
フォロー期間の重要性
今日は、研修後のフォロー期間をどのくらい取ることが適切なのかというテーマでお話ししたいと思います。
先週までは、ユーデミーの講座や経営者向けの講座を作成していました。
そして、そういった講座を受けた後のフォロー期間というのはどういう形が理想なのかということで、私自身の考えをお伝えしたいと思います。
私の考えを先にお伝えすると、フォロー期間は3ヶ月以上、6ヶ月までが理想です。
ただし、6ヶ月を超える必要性は感じていません。
まず、なぜ3ヶ月なのか。
それはしっかり取り組めば、3ヶ月あれば必ず変化は出てきます。
ここで言う変化というのは、すぐに成果が出るという意味ではありません。
成果が出ることもあると思いますが、一番重要なことは、学んだことを実際にやってみたか。
一度失敗してやり直そうとしたか。
考え方や視点に変化が出てきたか。
こうした行動と意識の変化は、3ヶ月あれば十分に見えます。
その結果、指導する場面や細かく伴奏する場面も自然と減っていきます。
では、なぜ6ヶ月を上限と考えるのか。
理由の一つは、集中力が続かなくなるからです。
フォローが長くなりすぎると、境外化してしまったり、やらされ感が出てきます。
そして話す内容がルーティン化してしまうこともある。
そしてもう一つ大きな理由があります。
それが、メンターの心理的な負担です。
フォローに割りが見えないと、いつまで関わればいいのか、どこまで支援すればいいのか、
そんなプレッシャーを感じやすくなります。
だからこそ、あらかじめ半年という期限を決めます。
これがとても大事だと考えています。
期限があることで、メンターは必要以上にプレッシャーを受ける必要もない。
そして一方で若手にとっても、いつまでも支えてもらえるではなく、
自分でやってみる期間だという意識も変わっていきます。
フォロー期間の後半で、若手に考えてほしいのは次の点です。
学んだことをどのくらい自分で実践したか。
それに対しての振り返りができているか。
基本を理解した上で、自分なりに動けているか。
フォローはずっと伴奏し続けるためのものではなく、
持奏に向かうための準備期間です。
ですので私はフォロー期間は3ヶ月以上、6ヶ月までが理想と考えています。
そして6ヶ月を超える必要性はないと考えています。
期限を決めることは育成をそこでやめるわけではありません。
育成を健全に一区切りつけるという考え方でいいのではないかと思います。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。