成功事例を模倣する戦略
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、新しいことを試す時、あるいは成功事例を真似する時に、
誰から順番にアプローチをするか、というような戦略の話をしたいと思います。
みなさんは、成功事例を実施したりする時に、順番などを考えたりしますか?
私は若い頃はですね、この活動をしようというのが決まったら、
井の一番に大口先に行って話をしよう、ということをやったこともあります。
ただ、上司からですね、もう井の一番に帰ってすぐ、この話を一番の大口先でするようなことはするなよ、と。
ちょっと練習してからでも実施するように、というようなことを言われて、
それをきっかけにですね、実施する順番というのを考え始めました。
そして私の経験で、今から話す順番というのが出来上がっていったと思います。
その順番というのは、まず最初に批判的な意見をよく言う先生。
私は医薬品を扱っていましたので、お医者さんに対してデータを説明して薬を打っていきます。
その時に、まず真っ先に批判的な意見をよく言う先生に話をしていました。
その理由は、このデータを説明した時にどんな反論があるか、
お医者さんからどんな反論があるかというのを確認するのに非常に参考になりました。
次に説明していたのが、勉強熱心で人に教えることが好きな先生というのもいらっしゃいましたので、
次にはそういう先生のところで説明をしていました。
その説明をしたことに対して、実際の現場の医師という立場からこのデータの意味はどうですかという質問とか、
最初の批判的なお医者さんから出た意見などを、
こういう意見もあるんですけど先生はどんなふうに考えますかとかいう形で、
現場で情報収集をし、自分の知識を強化していく。
そしてその勉強熱心な先生からこの資料を読んだら勉強になるよとか、
そういうのを教えてもらって、最後に自分が一番攻略したい、影響力の大きいお医者さんに薬を説明していたという流れがあります。
今の流れでいくと、仕事をしながら理論武装ができていき、
そして成功確率が上がっていくということで、ある時期からは自分の担当の中で新しいプロモーションをやるとき、成功事例をやるときにはそういう流れで実施していました。
今お話ししましたようにこの流れができることによって、ある程度成功確率が高まっていくというのと、自分自身に自信を持てるようになってきます。
やはり自信というのは大きくて、ある程度自信を持って説明すると説得力も変わってくると思います。
それにより自分の成長というのがスピードが上がっていくんじゃないかなというのを感じます。
いかがでしょうか。今の話を聞いて何か参考になれば嬉しいです。
あなたは新しいプロモーションや成功事例を実施する時に実施する順番を考えたりしていますか。
もしされてなければ試しにというか実施してみていただければ嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。