議事録作成の効果とスキル
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、日常業務の中にある成長の種の見つけ方についてお話しします。
テーマは、議事録作成は成長の方向です。
という内容です。
議事録作成と聞くと、どうしても地味な事務作業と感じる方が多いと思います。
でも、実はこの議事録作成、やり方次第でいくつものスキルや知識を鍛えられる、とても優れたトレーニングに変わります。
それぞれ説明していきます。
まずはスキル面を考えたいと思います。
会議中に発言を聞きながら重要なポイントをメモする聞く力、
必要な情報と不要な情報を瞬時に見分ける判断力も身につきます。
次に要約力、会議の流れや論点を整理して読み手が理解しやすい順番に並べ替えるスキルです。
文章だけでなくてプレゼン資料作りにも役に立つ力です。
加えて表現力も鍛えられます。
誤解されない言葉選びや簡潔な文章にまとめる力が鍛えられます。
そして最後に時間管理、会議後すぐにまとめるスピードや期限を守る計画性も自然と伸びていきます。
次は知識面でどういった効果があるかということで説明します。
まず会議の目的や背景を理解する力、ゴールがわかっていれば何を重点的に書けばいいかが明確になります。
そして専門知識も欠かせません。
業界用語や製品名、関連する規制などを知っていることで正確な議事力が作れます。
また会議の進行ルールも重要です。
社内での書き方や発言者の記載方法など、把握しておくと仕上がりが安定します。
そして読み手のニーズを理解できているかというところです。
議事力を読む人が上層部なのか現場なのか外部関係者なのかによって書き方や詳細度を変える必要があります。
このように考えていくと議事力作成には聞く、要約、構成、表現、時間管理というスキルが必要です。
そして背景理解、専門知識、ルール、ニーズ把握という知識が必要になってきます。
これらはどれも他の業務にも応用できる能力です。
つまり、議事力を単なる作業としてこなすか、成長のトレーニングとして生かすかで、その後の成長度が大きく変わってきます。
日常業務の中には探せば必ず成長の種があります。議事力作成もその一つです。
今日はこの力を意識して鍛えようと決めて取り組むだけで、仕事が自己成長の場に変わります。
ぜひ次に議事力を作成するときには、この業務でどんな力を伸ばせるかを意識してみてください。
毎日の業務があなたの成長を加速するトレーニングに変わります。
今日の話が聞いていただいた方のヒントになれば嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。