電子書籍の活用と指導法
みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、メンター版第3章の3回目。テーマは、電子書籍を活用した指導の総まとめと補足、です。
1回目は、電子書籍をどう理解し、どう使うか。
2回目では、段階別アプローチとつまづきポイントについてお話ししてきました。
今日は、この2つをつなげて、実際の指導でどう活かすかをまとめてお伝えします。
電子書籍は、私自身としては読み物ではなく、若手をどう育てるかの地図だと考えています。
若手が今どこにいるのか、次のステップで何が必要なのか、メンターはどこに関わればいいのか、こうした指導の判断基準を与えてくれます。
だからこそ、内容を全部覚える必要はありません。
大事なことは、成長段階ごとのポイントだけつかんでおくことです。
ここで一つ私の経験を紹介します。
私は若手と関わるとき、成長段階によって問いかけを変えていました。
意図して変えていたところもありますけれども、やはり成長した姿を見たときに、その人にあった問いかけというのに自然になっていきます。
具体的には、初期の若手には、「まず事実はどうだった?」、「今日は何をした?」という材料集めの問いをしていました。
中期の若手には、「どう考えた?」、「なぜその選択をしたの?」という思考を深める問いを投げかけていました。
後期の若手には、「次どう進める?」、「任せるけど気になる点はどこ?」という思想を促す問い。
このように、段階に合わせて問いの深さを調整していました。
そうすることによって、若手の反応が、成長スピードが全く変わります。
電子書籍の構成も、実はこの流れに沿っています。
次に、つまづきポイントについては、若手のつまづきは一見それぞれ違うようで、根っこは意外と同じところということがあります。
材料がなくて考えられない、自信がなくて一歩が出ない、ずれに気づけていない、
こうした根っこの部分にメンターが気づけると、指導が一気に楽になります。
つまづきを責める必要はありません。材料を一緒に整え、視点を一緒に揃える、これだけで若手は動きやすくなります。
第3章の最終回として、メンターとして特に大切にしてほしいことを3つにまとめます。
1つ目、若手の今の段階を見極める。指導は一律ではなく、段階で変わります。
2つ目、つまづきの根っこを探す。表面的な言葉ではなく背景を見る。
3つ目、支援方法を使い分ける。寄り添う。問いかける。任せる。この切り替えが若手の成長スピードを決めます。
明日から若手と話すとき、ぜひ段階に応じた問いかけを意識して試してみてください。
第3章は以上です。次の章からは、より実践的な日常業務での関わり方についてお話をしていきます。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございます。それでは、さようなら。