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みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日も電子書籍の朗読を進めます。
タイトルは日常業務で成長するメンターのための若手社員育成実践ハンドブック。
今日は第4章になります。
それでは早速進めます。
第4章 実践 ケーススタディから学ぶ効果的な指導法
新人への指導アプローチ
1 新人タイプ別の指導アプローチ
ケース1 積極的だが慎重さに欠ける新人
新入社員が積極的に業務に取り組むものの、確認が不十分でたびたびミスが発生するケースについて考えます。
具体的な行動の特徴、自分で判断して先に進めてしまいます。報告のタイミングを逃してしまいます。
細かい部分の確認が不足しがちです。
指導のアプローチ
1 良い点を認める。積極的に取り組む姿勢は素晴らしいですね。と、まずは前向きな姿勢を評価します。
2 具体的な改善方法を示す。
電子書籍の第2章にある法連装の基本を確認してみましょう。と、具体的な学習ポイントを示し、特に判断の分かれ道でのチェックポイントを一緒に整理しましょう。と、実践的な改善方法を提案します。
3 段階的な権限異常。この部分は自己判断OK。この部分は要確認。というように判断基準を明確に示していきます。
ケース2 真面目だが自信が持てない新人。丁寧に業務に取り組む者の判断に自信が持てず、作業が進まない新入社員への対応を考えます。
4 具体的な行動の特徴。些細なことでも確認してきます。同じ質問を繰り返します。判断を先送りにする傾向があります。
指導アプローチ 1 安心感を与える。確認することは大切ですが、ある程度は自分で判断してOKです。と伝え、安心感を持ってもらいます。
2 判断基準の明確化。電子書籍の第4章を参考に、判断のための基準を一緒に作りましょう。と具体的な判断基準を示します。
3 成功体験の積み重ね。小さな判断から始めて、徐々に範囲を広げていきましょう。と段階的な成長を促します。
業務フェーズ別の指導例
2 業務フェーズ別の具体的な指導例。フェーズ1 配属直後の戸惑いき。配属後1ヶ月程度の期間は、新入社員が様々な面で戸惑いを感じやすい時期です。
よくある課題。業務の全体像がつかめません。質問の仕方がわかりません。チームの雰囲気に慣れていません。指導のポイント。
1 業務の全体像を示す。まずはチームの中での自分の役割を理解しましょう。と説明し、電子書籍の第1章を参考に様々な視点から業務を見てみましょう。と視野を広げる支援をします。
2 基本的なコミュニケーション方法の確立。第2章の方連想の基本から始めましょう。と基礎を固め、毎日の短い振り返りを習慣にしましょう。と継続的な成長を促します。
フェーズ2 基本業務を任され始めた時期。会社によって時期は多少違うと思いますが、2から3か月目は基本的な業務を任せられるようになる時期です。
よくある課題。作業の優先順位付けが難しくなります。報告連絡のタイミングを逃してしまいます。ケアレスミスが発生しやすくなります。
指導のポイント。1 業務管理の基本を定着。第4章の業務効率化の方法を実践してみましょう。と効率化を図りチェックリストを作って確認を習慣化しましょう。と品質管理を強化します。
2 コミュニケーションの質を向上。報告は結論からという意識を持つよう指導し、質問は何がわからないのか具体的に整理してからとより効果的なコミュニケーションを促します。ここまでが第4章の2となります。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。