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  2. メンターの基本的な役割
2025-11-17 05:24

メンターの基本的な役割


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サマリー

メンターは若手の成長を支え、気づきを引き出す重要な役割を果たし、チーム全体の成果にも寄与しています。

メンターの基本的な役割
皆さん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は月曜日。
今日からは、しばらくの間、メンターに関する情報を発信していきたいと思います。
その最初の1回目は、メンターの基本的な役割についてお話しします。
メンターと聞くと、若手に仕事を教える人というイメージが強いかもしれません。
もちろん、それも大切ですが、メンターの役割はそれだけではありません。
実はもっと広くて、もっと深くて、そして組織にとって欠かせない存在です。
最初に大切なのは、メンターは上司ではなくチームの仲間であるということです。
若手にとって、上司はどうしても評価する存在に見えます。
だから本音を言いにくかったり、失敗したときに相談しづらかったりする。
そんなときに、メンターという立場は、若手が安心して頼れる最初の相談相手になれます。
ただ、教える係では務まりません。
信頼関係があってこそできる大事な役割です。
メンターは専任ではありません。自分の仕事もあります。
その上で、若手の成長のために日常の中で小さな支援を積み重ねることがポイントです。
例えば、提出物の確認、行動の振り返り、次のステップのアドバイス、
不安へのフォロー、小さな成功を一緒に喜ぶ。
こうした関わりが若手の仕事の理解や自信につながります。
任せる部分と支える部分、上手に切り替えながら若手の成長を後押ししていく。
これがメンターの基本です。
もう一つ大切なことがあります。
メンターは若手の気づきを引き出す存在です。
若手の行動には必ず意図や理由があります。
その背景を一緒に整理したり、なぜそう考えたのかという問いを投げかけたりすることで、
若手は自分の思考の癖を、そして課題を見つけることができます。
気づく力が育つと勝手に伸び始めます。
これは私も経験しましたが、若手時代に気づきがあると、その気づきをきっかけに成長していきます。
その気づきは一生、成功体験として印象に残ります。
メンターが支えるのは若手の成長だけではありません。
若手がしっかり仕事を覚えれば、チーム全体の成果にもつながります。
メンターの関わりは、人の成長と組織の成長を同時に押し上げる役割です。
だからこそメンターは組織の中でとても重要な存在です。
見えない部分で大きな価値を発揮しています。
今日のポイントは3つです。
1つ目、メンターは上司ではなく、チームの一員として若手を支える存在である。
2つ目、日常の中で小さな支援を重ねることで、若手の理解と自信を育てる役割がある。
3つ目、若手の気づきを引き出し、成長とチーム全体の成果を支える重要なポジションである。
あなたがメンターの立場だとしたら、若手にとって話しやすい存在になるために、
今日できる小さな行動は何でしょうか。ぜひ一つだけでも意識してみてください。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。
05:24

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