経験を活かすための準備
皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は土曜日ですので、シニアの方向けにお話をしたいと思います。
テーマは、経験資産を活かす3つの準備ということで話をします。
シニアキャリアというと、定年を迎えてから考えるものだと思われがちですが、
実は現役のうちから少しずつ準備をしておくことで、将来の選択肢がぐっと広がります。
今日はその準備を3つに絞ってお話をします。
まず1つ目ですけども、スキル資産の棚下ろしと磨き直しです。
これまでやってきた仕事の中で、自分が身につけた知識や技術、得意なことをリストにしてみましょう。
例えば、営業の方なら提案力や交渉力、顧客対応力などだと思います。
製造の方なら品質管理や改善提案、安全管理の経験などが挙げられます。
そして、そのスキルを時代に合わせてアップデートすることも大切です。
最近はデジタルツールを使う場面が増えていますから、ZoomやGoogleワークスペース、SNS活用など、少しずつ触れて慣れておくと安心です。
2つ目ですけども、2つ目は人的ネットワークの見直しと広げ方です。
現役のうちに築いた人脈の中で、今後も関係を続けたい人を整理してみてください。
特に信頼できる人や情報交換ができる人は大切です。
同時に新しい繋がりを作ることも意識します。
企業種交流会や地域の活動、オンラインコミュニティなど、興味がある場に参加してみると、思わぬ出会いがあると思います。
私も仕事の中でお客さんの話を聞いていると、やはり地域のコミュニティとかに参加することによって縁ができて、新しい活動を始める方もいらっしゃいます。
人脈は量より質、深く信頼できる少人数でも大丈夫だと思います。
3つ目ですけども、ライフプランと働き方のシミュレーションです。
深夜というと働き方はフルタイムだけでなくて、パート、あとはボランティアなどいろいろあると思います。
年金や退職金、貯蓄を踏まえて生活費の見通しを立てることも大事です。
さらに健康維持や家族との時間も考慮に入れて、どのくらい働くかを決めていきましょう。
おすすめは1日のスケジュールを紙に書いてみること、働く時間、休む時間、趣味の時間などを想定すると自分に合ったペースが見えてきます。
1週間どんな生活をしたいのかなというのを考えてみるのも自分のセカンドライフを組み立てる上で参考になると思います。
今お話しした3つの準備を現役のうちから少しずつ進めておくと、定年や転職を迎えた時も慌てずに自分らしい選択ができると思います。
将来はなるようになる、ではなくて自分で選んだ道を進むための準備をこれから進めていきましょう。
今日からでも少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
今日のお話が参考になれば嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。