未来準備の重要性
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は金曜日。テーマは未来準備として長期視点を持つことの難しさと工夫についてです。
長期視点の大切さは多くの方が理解しています。
例えば、資格の勉強や健康のための運動、キャリアアップの準備など、未来のために今の時間を投資しようという考えは誰もが持っていると思います。
しかし、実際にはそれを一人で続けるのはとても難しいです。
人間は短期的な報酬に左右されやすい生き物です。
今日や明日の快適さ、ちょっとした楽しみに流されてしまう。
これは決して怠け心ではなく自然な真理です。
だから、一人で続けられない自分を責める必要はありません。むしろ続けられないのは当たり前と受け止めて、仕組みを工夫することが大切です。
では、どんな工夫ができるでしょうか。
一つ目は仕組み化です。
私は資格試験の勉強したとき、Googleカレンダーを色分けして未来準備の時間を予定として入れていました。
見える化することでサボることが減り、自分の行動を管理しやすくなります。
方法としては、最初グレーの色で予定を入れていきます。
例えば、実技の勉強、学科の勉強、論術の勉強みたいな形で全部グレーの色をつけながら予定を入れて時間を確保します。
そして実行したときには、学科の勉強であればオレンジ、論術の勉強であれば黄色、実技の勉強であれば赤など色を決めて塗りつぶしていってました。
これが1週間、2週間と経過していくと、グレーの色がどんどん変化して、結構派手な色になる。
それが楽しくて続けられたということがあります。
そして2つ目は仲間づくりです。
1人だと途中で投げ出してしまうことも、同じ目標を持つ仲間や応援してくれる人がいると続けやすくなります。
私自身、キャリアコンサルタントの学習時には、同じ勉強している仲間に進捗をLINEなどで流すことによって、自分だけ辞めるわけにはいかないというような気持ちになったことを思い出します。
そして3つ目。小さな達成感を積み重ねること。
これは3日坊主でもいい。
また新たに3日積み重ねていけば、やがて1ヶ月、3ヶ月と続いていきます。
小さな成功体験が自分を支える力になります。
キャリアの準備も同じです。
未来に向けた努力はすぐに結果が出るわけではありません。
でも、仕組み化して仲間と共有して小さな達成感を積み重ねる。
このサイクルを回していくことで長期視点を持ちながら続けることができます。
未来への準備は意思の強さだけではなく、環境や仕組みを味方にすること。
これが長期視点を日常に根付かせるポイントだと思います。
今日は長期視点は大切だけども、一人では続けにくいというテーマでお話ししてきました。
この今日のお話が何かしら参考になれば嬉しいです。
ぜひ皆さんも工夫をし仲間を作り取り組んでみてください。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。