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こんばんは、みってるです。 今日も電子書籍の音読をします。
電子書籍名はセルフキャリアドックです。 それでは早速始めます。
第六章 セルフキャリアドック
成果確認と振り返り 実施のタイミングと実施回数
セルフキャリアドックの成果の確認方法 セルフキャリアドックの検証方法
キャリアコンサルタントとしての立場から セルフキャリアドックの成果の検証方法と振り返りの改善サイクルの重要性について説明します。
キャリアコンサルタントとの面談は1年に1回で良いと思います。 その間に上司との面談で修正や取り組み強化などを決めて実行するスタイルが良いと思います。
設定した目標の達成度の評価 セルフキャリアドックでは従業員が自身の目標を設定します。
成果を評価する際にはそれらの目標がどれだけ達成されたかを振り返ります。 目標の具体性や達成度を数値化することで進捗を客観的に評価することができます。
目標設定で触れましたが、若手の従業員であれば目標設定が難しい場合があります。 これは評価の部分でも同様です。
自分が設定した目標に対しての実行度、納得度などで自己評価する方法も良いと思います。 3あるいは5段階で自己評価します。
成果確認時の注意点 気をつけたいのは自分のキャリアです。
自己評価で商用等には影響はありませんが、取り組むことでストレスを抱えては本末転倒です。 相手の性格を考えて特に実行度納得度は
第三者の視点でのアドバイスは必要だと思います。 真面目な性格の人ほどできない自分が許せない傾向があります。
実行度納得度が極端に厳しく評価する人は基準を緩めることも必要だと思います。 そのような真面目な従業員には同僚や顧客、
メンター、コーチなど信頼できる人々からの評価、 頑張っているなどの声を伝える必要もあるかもしれません。
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対象者により振り返り方法を変える セルフキャリアドッグの成果を最大限に引き出すためには振り返りと改善サイクルが重要です。
企業として課題解決で実施する場合は研修と キャリコン面談を再実施します。
第2章の最後で紹介した離職率改善を目的にした場合などです。 課題解決対象でない一般の従業員のキャリア育成であれば
上司との面談で定期的に振り返りを実施して 面談で目標設定をする方法が現実的です。
課題解決策として厚労省の4パターンの場合、 1年取り組んでの状況確認も含めて
キャリアコンサルタントとの面談を実施する必要があると考えます。 研修とキャリコン面談を実施するときには
グループディスカッションなどの研修も盛り込み 一般従業員のセルフキャリアドッグとは違う対応をします。
2回目、1年後、面談後は 他の対象者と同様の流れで良いと思います。
最終の取り組み結果の検証は 企業側が分析対策を検討することだと思います。
企業の人事としてセルフキャリアドッグに取り組むときは 課題解決策のセルフキャリアドッグと
一般社員のセルフキャリアドッグの実施方法を明確に決めておくことだと思います。 課題解決のセルフキャリアドッグは企業としても優先度の高い問題ですので
手厚くサポートする必要があると思います。 振り返りと改善のサイクル
厚労省公開データから見える方向性 セルフキャリアドッグの導入については必要性や重要性は発信されています。
厚労省のホームページで公開されているセルフキャリアドッグ 導入の方針と展開を見ると全体的な導入の流れが示されています。
実施については業種でも振り返りのサイクルなどは変わってくると考えられます。 この冊子の中でセルフキャリアドッグ実施後にアンケートを実施する
1ヶ月後、3ヶ月後にセルフキャリアドッグを導入してのアンケートを取るなどの記載があります。 このアンケートはセルフキャリアドッグは有用なのかを確認するアンケートと言えます。
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従業員のキャリア育成を実現するための振り返りはどのようなタイミングが良いでしょうか。
適切なタイミングは職種や業種で異なります。 冒頭でも触れましたが健康面では1年に1回の健康診断を実施しています。
同様に最低1年に1回の自分のキャリアを振り返ってみましょうとの考えもあります。 適切な実施タイミングと実施回数
1年前に決めたキャリアに関する活動ができていると質問されて実施できている人の方が稀だと思います。
そのような状況であれば取り組みを始める必要性に尋問符がつくと思います。 振り返り、実施後の評価を実施するにあたり
2つの注意点があります。 定期的に進捗状況を確認する。
商用評価とは別の機械で評価する。 この2つです。それぞれ説明します。
定期的に進捗状況を確認する。 セルフキャリアドッグの目的は組織として役立つ知識やスキル習得にプラスして個人のキャリアビジョンを考え実現していくことです。
取り組みを始めることが目的でなく、実行による従業員の成長が目的です。
成長をサポートして実現するためには、1年経過したけど
との投げかけでは意味がありません。 進捗を確認して見直し、軌道修正をしながら取り組むことで目的が達成できると思います。
評価弁談とは別の機械を作り評価する。 まず前提としてキャリア面談と他の面談は分けて実施した方が良いと思います。
半年に1回 商用評価面談を実施すると思います。
企業によっては1年に1回かもしれません。 仕事の評価なのでと考える人はいないと思いますが念のため記載します。
私も経験上、商用評価の面談を実施したことがありますが、その時の面談は評価項目に当てはめて評価は2.5。
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3の評価を取りたいならどのような活動を強化するかなど評価項目でのアドバイスになります。 業績を上げるための評価項目であること。
その評価項目で高い評価を得るためにどのような行動が必要かのアドバイスをします。 人の成長で考えると成長には繋がりますが、本人のキャリアを考えて最優先で取り組む
内容かの問題も生じます。 企業が人事制度を変更してでもセルフキャリアドッグに取り組むのであれば、同じタイミングで評価制度も変更されると思います。
その場合は人事部が中心になり、セルフキャリアドッグをどのように評価するかは決められると思います。 理想は3ヶ月に1回のキャリア面談。
キャリア面談は3ヶ月に1回ぐらいのスパンが良いのではないかと考えています。 人が習慣を変えるときには3ヶ月継続することで新しい行動は定着できると言われています。
例えばキャリアコンサルタントとの面談で目標を設定します。 従業員は上司に面談結果の中で話せる内容のみ報告し、
取り組みは何をするのかも一緒に報告します。 企業がどのような仕組みでセルフキャリアドッグのフォロー活動を実施するかで上司の関わり方も変わります。
3ヶ月に1回のフォローであれば上司の負担もなく、少なく本人も自分のペースで実施できるのではないかと考えます。
余談になりますが、私はKindle本を出版するためにKindle本出版コーチングを受けていました。
コーチングは週1回、月4回の面談が基本パターンです。 面談の流れでは下記の通りです。
前回の決めたことの実施状況とレビュー。 次回までに実施する行動決定。
実施に向けてのコーチからのアドバイス。質問タイム。 この流れです。
私は3ヶ月コーチングを受けて、 4月からスタートして6月中旬には2冊のKindle本を出版しました。
次の面談までに何をするかを決めて行動します。 確実に前に進み、目標の実現に近づきます。
ただ、この方法がセルフキャリアログの定期的な面談に活用できるかを考えると、話は別です。
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10人いたら1人から2人はコーチングの方法で実施できる人もいるかもしれません。 自分のキャリアとはいえ、いろんな人がいます。
一般の社員を対象に実施する場合は、3ヶ月間隔で実施する方が多くの従業員が対応できると思います。
ここまでが第6章です。 今日は
第7章と 終わりにまで
進みます。 第7章は職務経歴シート。
私自身が作成した職務経歴シートを見ながら可能性について話をしています。 職務経歴シート
振り返ることで気がつくこと。 私の所属していた会社では10年目ぐらいからキャリアが変わってきます。
営業部隊でしたが、具体的にはマネージメントをする立場を目指す人。 企画関連の分野に入っていく人。
営業専門として自分を磨く人という流れがあったと感じています。 私はマネージメントをやりたい。人を育成しながら患者さんの役に立つことをしたいという気持ちが
ありました。 その時には成果を上げるために何をするかを考えた時に、実施している業務の中で役割も変わってきました。
私は営業の組織で先ほども言った通り マネージメントをしたい。地域医療に貢献したいということで
営業以外の選択肢は全く考えませんでした。 中には同様の役割を担っていた人で企画に興味を持って企画に移動した人もいました。
たらればになりますが、私にも実現の有無を抜きにして企画へ行きたいと思っていたら可能性はあったのではないかと思います。
ローム管理に取り組み始めた時に興味があれば可能性は広がると思います。 これまでの経験でローム管理という選択肢もあったのかもしれません。
キャリアコンサルタントの資格と 会社のローム関係の課題が見えるようになった時に
移動を希望することも考えました。 ただ
実現にはいたってませんけども職務経歴シートを見直すことによって そのような気づきがありました。
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終わりに
最後までお付き合いいただきありがとうございました。 人生100年時代と言われる中で私たちの仕事環境は大きく変わろうとしています。
IT の推進などです。 キャリアという言葉は仕事のことを限定している印象ですが、私は会社員であるとともに
夫であり父親との役割を担っています。 あなたはいかがですか?
仕事をするときに家族や環境と切り離すことはできません。 セルフキャリアドッグは仕事を通じての自己成長を考えるとともに人生設計の一部を同じタイミングで考えていると思います。
そのことを意識することで視野も広がると思います。 これは第5章の部分です。
セルフキャリアドッグは入社からの30年以上をどのようなルートを通過しながら進んでいくのかを定期的に検討し、見直しながら進んでいきます。
考えるスケールを考えると自分の人生の主に仕事の部分に関して考えることになります。 セルフキャリアドッグで自分のキャリアを振り返ることでの気づきがあります。
この本が読んでいただいた方のお役に立てれば幸いです。 以上が私が書いた電子書籍セルフキャリアドッグの内容となります。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。 それではさようなら。