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こんばんは、みってるです。 今日は、昨日に引き続き電子書籍の音読をします。
本の名前はセルフキャリアドックです。 それでは早速始めます。
第三章、セルフキャリアドック 全体像から自分ごとへの変換
キャリアビジョン設定 自己評価と目標設定
カッコキャリアの現状を客観的に見つめ目標設定する
自己評価 正確な現在地を把握する
第2章では、企業がセルフキャリアドックを導入する場合の研修と進め方について触れました。 ここからは具体的に説明していきます。
突然ですが、皆さんもグーグルマップは使用したことがあると思います。 現在地が点滅していて目的地を入力すると目的地にポイントがつきます。
その後は推奨ルートが示されると思います。 カーナビでも現在地と目的地の全体地図が示されてからいくつかのルートが提示されます。
そこから高速道路優先化、距離優先化などでルートを選択すると思います。 家族旅行あるいはデートであれば目的地の途中で綺麗な景色を見るなどの通過点をいくつか決めると思います。
キャリアを考える時もまずは現在地と目的地を確認してからルートを決めます。 そのために自己理解と自己評価をしっかりとすることで
現在地が明確になります。 自己理解と自己評価を知ってそこから自分に何が必要
ルートなのかを客観的に考えて進めていきます。 自分を理解して自己評価をする。
自己理解は自分自身とは強みとは何か
弱みは何かなど自分を知ることです。 自己評価は自分ができることは何か
例えば入社5年目であれば5年目社員が実施していることは問題なく実施できるかなど 反対材料になります。
あなた自身が自分を見つめ自己理解を深めることで自己評価を客観的に実施します。
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自己評価を客観的に実施することが自分自身の成長のポイントを明確にするために必要です。
自己評価をするときの注意点。自己評価を客観的に見つめる場合 何を基準にしているかで少し違いが生じる場合があります。
商用評価の基準は別物ですので間違っても基準にはしないようにしましょう。 商用評価は数値
活動の両面で評価項目が設定されます。 数値は会社が最も成果を上げたい製品の販売金額などが目標となり
達成度などで評価されると思います。 活動は営業であれば訪問件数や説明会回数など
企業が最も成果を発揮できる行動だと考えている項目が 設定されることが多いと思われます。
基本的には業務を遂行し目標を達成することで社員も成長するという形を目指して設定されています。
あくまで主体は企業の業績を上げることが目的に設定されています。 キャリアの成長を考えると評価基準は
商用評価とは違いますので混同しないことは徹底してください。 自己理解、強みや弱みなどの分析ができたら
5年目社員であれば、5年目社員ができる業務は自己完結できるかを考えてみましょう。 ロールモデルが明確にある場合には
それを参考にするかと良いかと思います。 モデルに照らして判断すればわかると思いますし、足りないものがあればキャリアの成長のために
取り組みを始めることを
進めます。 自己評価の具体的な進め方
自己評価をするときの進め方の一例を提示します。 職務経歴シートと厚生省のホームページでも確認できる社会人基礎力を活用します。
強みと弱み。 まず自分の強みや弱みがわからないという方は
社会人基礎力をもとに作成された エンプロイアビリティチェックシートを
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確認してください。 アクション
シンキング チームワークの3つの項目があります。
それぞれを見て自分ができているか 自信があるか
この力はあるかなどを考えてみてください。 正解不正解は気にしなくても良いです。
全部で12項目ありますので、その区分で考えた時の自分の強み弱みについて
おおよそ当てはまるものを見つけてください。 自分自身で考える得意なこと、強みをピックアップしましょう。
上司、先輩、同僚社員にもあなたの強みと弱みは何だと考えているかを質問してください。
質問するのが恥ずかしいようであれば評価面談の時などに上司に質問してください。 評価面談はあなたの成長につながることも目的の一つです。
逆にわからないことは質問した方が良いと思います。 先輩に対して先輩自身が自分の強み弱みをどのように捉えているかを質問するのも
参考になります。 捉え方、考え方も参考になると思います。
職務経歴シートの活用 職務経歴シートでは業務で実施していることをリストアップします。
活動計画を立案して毎月提出しているのであれば記載します。 月末に活動結果を報告しているのであればそれも記載します。
活動計画立案 活動報告はあなたの会社では誰でも実施しているかもしれません。
活動計画立案を考えてみましょう。 活動計画の目的は何でしょう?
あなたが実現したいことを達成するために計画を立てます。 計画を立てるには情報収集や分析をした上で計画を立てます。
何も裏付けのデータや考えもなく活動計画は作成しないと思います。 ポータブルスキルの仕事の仕方の5項目と関連する部分です。
この業務で実施していることをリストアップし、得意なもの苦手なものを認識します。 この方法で自己理解・自己評価が進められるのではないでしょうか。
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目標設定 3年後あるいは5年後の到達点を明確にする。
自分の現在地がわかったら次は目的地を決めます。 目標設定です。
目標設定はこれからの3年後にどのようになっていたいか。 あるいは5年後はどのようになっていたいか。
今の仕事で手一杯でイメージできないと感じているかもしれません。 一つの方法としてあなたの会社ではロールモデルはありますか。
自分が営業部門でマネージメントをしたいと考えた時に何歳ぐらいで若手リーダー 何歳ぐらいでチームリーダー
平均的に課長やマネージャーには10年目ぐらいで昇進するなどがイメージできるでしょうか。
その時にどのような知識やスキルが必要でしょうか。 ロールモデルがあれば社歴などから果たすべき役割も明確になっており
必要な知識やスキルもイメージしやすいのではないでしょうか。 もう一つの方法として今の業務で成果を上げるにはどのような知識やスキルがあればよいか。
との積み上げ方式もあると思います。 住人、トイロ、性格も違います。
自分が考えやすい取り組みやすい方法を実行先に決めれば良いと思います。 10年から15年業界で仕事をしてきて
知識とスキルを身につけた人は早い段階でポータブルスキルを意識して業務に取り組むことも提案します。
意識して考え、行動し、実践することで成長に差が生じると思います。 既に身につけているスキルでも意識して取り組み、役割として強化したいスキルであれば取り組むことを
勧めます。 移動や転職をしても通用するスキルです。
現在の業務と違うことに興味を持ったらどうするか。 業務に取り組む中で他の仕事に興味が出てくることもあるかもしれません。
別部署への移動などを希望する場合は移動が可能な仕組みになっているのか、 精度の確認も必要になってきます。
以前、社内ルールで移動できないために転職を考えている人の相談を受けたことがあります。 社内のルールや仕組みも関わるので確認をしておきたい重要な部分です。
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キャリアビジョンの道筋を描く。 国家資格、キャリアコンサルタントの役割。 キャリアコンサルタントは国家資格です。
名称独占資格で守秘義務、信用失推行為の禁止義務が課せられています。 コーチング資格を取得しているキャリアコンサルタントもいると思います。
人それぞれですが、キャリアコンサルタントは基本的にはアドバイスをしません。 相談者、
クライエントの話を聞き、 相談者に語ってもらうことで相談者自身を知る手伝いをします。
表現が難しいですが優秀なキャリコンと面談をすると自分の価値観や気づきが得られます。 自己理解、自己評価を進めるときに使用する資料。
自己評価を進める場合、事前準備として職務経歴シートで振り返りをし、面談時にキャリアプランシートを作成すると良いでしょう。
職務経歴シートは問題なく記載できると思います。 キャリアプランシートはわからなければ空欄でも構いませんが、
できる限り記載して面談に臨んでください。 価値観、興味、関心事は何か、
自分の強みと弱みは何か、などの自分自身に関すること、 将来取り組みたい仕事や働き方、
これから取り組むことなどの今後について関すること、 その他などを記載しておく資料になります。
事前に職務経歴シートを作成してキャリアコンサルタントとの面談に臨みます。 実施方法としては面談するときは面談に集中してください。
キャリアコンサルタントとの面談の中で投げかけられた言葉や質問に対して説明すると思います。
あなたも経験があると思いますが、考えて説明するときに頭の中で整理される感覚を感じるのではないでしょうか。
その状況で自分のキャリアを冷静に考えられると思います。 例えば自分では経験年数なりの知識習得は十分だと考えていたが、
必要なものに気づいた。 あるいは
この会社を選んだのは過去の〇〇の経験があったからだ。
今も目標に向かっていったんだ。 などの気づきは人により違うと思います。
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その気づきはモチベーションにつながることが多いのではないでしょうか。 面談終了後はできる限り時間を空けないでキャリアプランシートの作成をします。
事前に書いていた内容に面談時の気づきなどをメモにとっておくことでアクションプラン作成に活用できます。
職務経歴シートの書き方 職務経歴シートは入社してからの職務経験と職務の中で学んだこと、
知識や技能を書き出します。 5年目くらいまでの社員であればなかなかうまく書けないかもしれません。
うまく書く必要はないですので安心して取り組みましょう。 第3章の自己評価の具体的な進め方についても
記載しましたが、重要なことなどで繰り返しですが記載します。 入社して身につけた仕事を書き出していきます。
事務処理作業も含めてピックアップします。 ポイントは細かなことと考えずに書き出してください。
本当に必要であれば後で削除すればいいことです。 振り返りをすることで入社後の成長を感じられます。
成長を感じ成功体験を思い出すことで今後の活動を決めるときの参考になります。 現在地から目的地、到達点の道筋を考える。
目標設定のところでは3年後5年後と記載しました。 ロールモデルを参考に大まかな目標設定をする。
あるいはもう一つの方法として積み上げ方式を取り上げました。 入社後3年目あるいは5年目の従業員は積み上げ方式の方が現実的かもしれません。
今の業務を実行するにあたりどのような知識やスキルがあれば効率よくできるか。 あるいは成果を上げるためにはどのような知識やスキルがあれば良いか。
そのような視点で取り組むことを決める方法もあります。 知識やスキル習得を難しく考えないことが重要。
若手従業員の場合はこれからの半年から1年で取り組むことを決めるのは難しいかもしれません。 私は営業で30年以上勤務していますので営業での事例を紹介します。
入社3年目の従業員に対してキャリアを考えて分析力を身につけろ とか
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営業スキルを磨くために異業種交流会に参加しろ などの指示をして実行できるでしょうか。ハードルが高いと思います。
まずは業務とのつながりがある、できることから取り組むことだと思います。
そして成功体験を積んでいくことでハードルを徐々に上げていけます。 例として
行動力に課題がある若手従業員の事例として1日面談数が営業員平均より低い場合。
営業であれば1日の面談人数を1人増やそうと考えたとき どのような準備が必要でしょうか。
まず1日1人の商談機会を増やすことの意味は何でしょうか。 商談機会が増えることはチャンスを増やすことにつながります。
商談期間のうち10%の契約につながるのであれば チャンスを増やすことは有効です。
説明して納得し腹落ちすることで実行度が上がります。
1日では1人ですが1ヶ月20日働くことを考えると20人の商談機会が増えます。
商談機会が10%の 契約率だった場合にはチャンスが増えることで月に2人の契約がプラスで取れることになります。
年間24人で1人10万円の売り上げであれば 240万円売り上げが伸びることになります。
これは今の業務でより成果を上げるために何をするかを考えた事例です。 1日1人の面談を増やすことを実行するにはそれなりの努力が必要です。
スケジューリング、アポ取得スキル、 タイムマネジメントなど多岐にわたります。
知識やスキルで取り組むべきことは上記以外にもあるかもしれません。 入社して数年の目標設定は爪上げ方式の方が適しているのではないかと私は考えています。
目標設定のポイント ロールモデルをサンプルとして習得する知識やスキルを決める
爪上げ方式で成果を上げるためや 効率を上げるために習得する内容を決める
海外事業部で力を発揮したいとの夢を実現するために習得する内容を決める いずれにしても従業員として業務に取り組んでいる状況であれば
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会社の業績アップにつながることに取り組むことが効率も良いですし評価にもつながります。
第3章以上になります。 今日は少し長くなりましたけれども最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら