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  2. 自信がない若手への関わり方
2025-12-09 05:03

自信がない若手への関わり方


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サマリー

自信がない若手には、安心感を与えるための関わり方と小さな成功を積み重ねるサポートが重要です。

自信がない若手へのアプローチ
皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は第4章の2回目として、自信がない若手への関わり方を取り上げます。
これは電子書籍にも載せている事例で、メンターが最も関わる機会が多いテーマではないかと思います。
まず、自信がない若手は、自信がないように見えるだけのことが多いと思います。
自信がない若手というと、表情が固い、声が小さい、意見を言う時にためらう、正解を探しがちといった特徴が見られます。
ですが、ここで大事なのは、自信がないイコール能力がないではないということです。
実際には、経験が少ない、失敗を恐れている、間違えてはいけないと思い込んでいるなど、背景にある思い込みや過去の経験によって動けなくなっているケースがほとんどだと思います。
まずは、この前提を持つことがメンターの最初の一歩です。
次に、メンターがやるべきこととしては、見立てです。
自信がない若手を見た時、メンターが見るべきポイントは3つです。
1つ目、本当に理解しているのか。
2つ目、理解していても行動が怖いのか。
3つ目、そもそも何を基準に判断していいかわからないのか。
この3つが整理できると関わり方が変わります。
天子書籍では、この見立ての部分を成長の段階に合わせるという考え方で示しています。
関わり方は、整えるから入る。
自信がない若手には、最初に整える関わり方が必要です。
整えるとは、何をすればいいのか。
どこまでやればいいのか。
どんな順番で進めればいいのか。
こうした行動の見通しを一緒に作ってあげることです。
つまり、行動するための安心を先に作るということです。
具体的な声かけとしては、
最初はここまで大丈夫だよ。
まずはこの一つだけやってみよう。
ここまでではわかっているよね。
じゃあ次はこれだね。
といった段階を一つずつ示す声かけが効果的です。
そして、自信をつけるのではなく、できた感覚を積み重ねる。
自信というのは教えて作るのではなく、できた経験を積むことで育つものです。
だからメンターは、小さな成功を見つけてあげる。
努力が見えたらすぐ言葉にする。
できた瞬間を一緒に確認する。
この三つを意識することで、若手は着実に前に進み始めます。
原子書籍でも紹介している通り、
自信のある・ないに関わらず、成長のスロープを少しずつ上ることが成長の本質です。
今日お伝えしたいことはただ一つです。
自信がない若手には、行動するための安心を作り、小さな成功を積み重ねるサポートをする。
そうすることで、若手は自然と自信を持って動けるようになります。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
明日は、電子書籍には載せていない、反応が薄い若手、主体性が見えない若手についてお話しする予定です。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それでは、さようなら。
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