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  2. 若手の本音を聞き出す聞き方
2025-11-25 05:55

若手の本音を聞き出す聞き方


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サマリー

若手の本音を引き出すためには、初めから深い質問は避け、相手の思考を温める必要があります。基本的な事実から始め、相手の感情を受け止めることで、本音に近づくことができると言われています。

本音を引き出すための方法
皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日はメンター版の第2章の2回目。
テーマは若手の本音を聞き出す聞き方についてお話しします。 昨日は話しやすい空気づくりについてお伝えしました。
その時、続きとして今日は 実際に若手が話し始めた時、どう聞くかでその後の成長スピードが変わるという話です。
まず最初にお伝えしたいのは、本音はいきなり出てこないということです。 若手が話しにくい理由は怖いから
だけではありません。 多くの場合は
迷惑かもしれない。 こんなこと聞いていいのかな?
どう思われるだろう? という遠慮の気持ちが強く働いているからだと思います。
メンターがどれだけ優しい雰囲気を作っても、相手の遠慮が強いと本音を引き出すのは簡単ではありません。
ここで少しだけ私の経験をお話しします。 当時私は経験年数が長いメンバーの面談を任されていました。
仕事理解も進んでいるはずの人です。 ですが質問をしても答えが噛み合わず、
話を深めるほどにクエスチョンマークが重なっていく状況がありました。 なぜ?なんで?っていうような
ちょっと違うんじゃないかなっていうようなことが積み重ねていった状態です。 同じチームにはその面談をしている対象者の同期で掛かり調クラスの
メンバーもいました。 そのため余計にそのメンバーと
同期の掛かり調クラスのメンバーとの 投げかけた言葉に対する反応が違うことによって
ちょっと混乱というかしたことがあります。 聞こうとしても本音や考えが出てこない人っていうのはやはりいるなぁっていうのはその時考えたことでした。
そしてそれが現実なんだっていうのを後々やっぱり感じるようになりました。 そして最終的にはその日の面談が始動に切り替わって終わって
しまいました。 その時は自分の聞き方が悪かったのかなと落ち込んだりもしました。
でもそこでやはりいろいろ考えて 学んだこととしては
相手によって答えられる質問のレベルが違うということです。 思考の整理が苦手な人にいきなり深い質問を投げても本音にたどり着く前に迷子になってしまいます。
だからこそまず何を感じた 一番困ったのはどこ
どうしようと思ったの こんなシンプルな問いを投げて少しずつ話せる状態を作ることが
大切です。 面談がうまくいかないのはメンターが悪いわけでも若手が悪いわけでもなく
質問の 段階が合っていない
安心する聞く姿勢
ということが多いと思います。 ここまでの話を整理すると
まず一つ目は最初は深振りしない 相手の思考が温まる前に深い質問をすると答えられない可能性があります。
そして2つ目 小さな事実から聞き始める
どこで迷った? 何が気になった?
まずは事実レベルの話から始めることです。 そして3つ目
感情を受け止める そう感じたんだねと一言せるだけで相手は安心して
本音に近づいていけます。 今紹介した3つだけでも本音の出方が変わってきます。
今日は本音を引き出すための聞く力についてお話ししてきました。 ポイントは本音は最初から出てこない
相手の思考レベルに合わせる 小さな事実の積み重ねから本音へつなぐ
相手が安心する聞く姿勢が何より大切ということです。 今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
明日はさらに一歩を踏み込んで若手の自主性を引き出す 会話についてお話ししたいと思います。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。
05:55

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