1. 描いた姿を実現しキャリアをつくる!
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2025-11-27 05:00

若手が安心してチャレンジできる空気をつくる


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サマリー

若手の成長には、失敗や迷いをうまく扱うことが重要です。そのため、メンターが適切な関わりを持ち、安心して相談できる環境を作ることが求められています。

失敗や迷いの重要性
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日はメンター編第2章の4回目となります。
テーマは失敗や迷いの扱い方について話していきます。
若手の成長にとって失敗したときにどう扱われるかは本当に大きい問題です。
ここで間違えると若手は一気に萎縮してしまいますし、逆にここを抑えられると大きく成長します。
若手が失敗したとき、つい注意したくなる瞬間があると思います。
ただ、若手はすでに落ち込んでいることが多い。
そんな時に必要なのは攻めるのではなく、整える関わり方、整えるというのは整理をするというようなイメージだと思います。
どこからずれたのか、なぜそう感じたのか、次に同じことが起きたらどうするか。
こういった会話を落ち着いて一緒に整理していくことが若手にとっての学びに変わります。
若手は迷ってもこんなことで相談していいのかなとためらうことが多いです。
私自身、若手の頃は迷ったら記者後に同期や先輩に雑談しながら情報交換していました。
その中で気づいたのが、話すことで整理されるという感覚です。
上司に報告するときも、小学生が親に一日のことを話すような感じで自然と口に出てきていました。
そこから人に話すと頭の中が勝手に整理されるという経験を強く持ちました。
だからこそメンターとして意識したのは相談のハードルを下げることでした。
失敗そのものは悪くありません。でも放置すると同じミスが繰り返されます。
そこで効果的なのが問いかけです。
どこで迷った?そのとき何を考えていた?
次に同じ状況ならどうする?
こういう問いが若手の思考を深めます。
大切なのは答えを言い当てようとしないこと。
あくまで若手自身の言葉で整理させることです。
最後にもう一つ。若手は言葉よりもメンターの雰囲気を敏感に感じています。
私も若手の報告を聞くときには必ず手を止める、顔を向ける、さえぎらず最後まで聞くという姿勢をとっていました。
こうした小さな動作があなたの話をちゃんと聞くようという安心につながると考えて実行していました。
失敗した若手ほど安心化というのが支えになると思います。
今日は失敗や迷いの扱い方について話をしてきました。
失敗は責めず、整えて次につなげる。
迷ったらすぐ相談できる空気を作る。
問いかけで思考を整理させる。
メンターの姿勢が若手の安心をつくる。
失敗の扱い方こそ若手の成長を大きく左右するポイントです。
明日はこの続きとして失敗を行動につなげるサポートについて話をしたいと考えています。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。
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