任された仕事の意味
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、任された仕事の意味を自分で考えるというテーマでお話しします。
みなさんは、仕事で何かを任された時に、
なぜ自分に?って考えたことはありませんか?
例えば、会議の進行役を頼まれた時、
なんで自分がやるの?って思うこともあると思います。
でも、ここでちょっと立ち止まって、
これってもしかして?と自分で考えてみることがすごく大事なんです。
私も若い頃、似たような経験がありました。
ある時、会議の資料作りを任されました。
正直、自信がなく面倒だなと思ったこともありました。
でも、後からふと気づいたのは、
これって自分の考えをまとめる力を伸ばすチャンスかも、
というような前向きな考えも持てました。
その時は、誰かに言われたわけではありませんが、
自分でなんとなくそう考えていました。
このような気づきというのは意外と大切です。
仕事って、上司や先輩が糸を持って割り振っていることが多いです。
以前もお話ししたように、
私がいたチームでは、売上がいい人か悪い人、
どちらかに会議の議題が当たるというようなこともありました。
そういう時は、この人にやってほしい、
これを通じて気づいてほしい、
そんな思いがあったから、そのようにされていたんだと思います。
でも、それを毎回言葉にしてくれるとは限りません。
自分から気づける人の方が成長は早いです。
ですので、そのような時には、
例えば、これ私の強みを生かすためかもしれない、
あるいは、これまでにない視点を学ぶチャンスかもしれない。
そんなふうに自分なりに意味付けをしていくと、
仕事に対する気持ちも変わってきます。
作業としてこなすだけじゃなく、
自分のキャリアを育てる一歩として向き合えるようになると思います。
キャリアコンサルタントとしてアドバイスとかをする中で、
こうした意味付け力がその人の成長にすごく影響しているのではないかと感じています。
自分のキャリアを他人任せにしないためにも、
まずは、なぜ自分に?と考えてみる。
それは立派なキャリア形成の第一歩になると思います。
今日のまとめです。
任された仕事には意味がある。
それに気づくかどうかで成長のスピードが変わる。
答えをもらうのではなく、自分で考えてみることが大事です。
意味付けできる人は、自分でキャリアを育てていけるようになります。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
それではさようなら。