「同じ空気を吸う」の意味
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、私が若い頃に徳井崎の医師から言われた、ある言葉についてお話ししたいと思います。
それは、「同じ空気を吸う」という言葉です。
当時は正直なところ、意味は分かるようで分からない。理解が浅かったのかなと思います。
でも、この言葉はずっと心に残っていて、仕事をしている中で何度も思い出すことがありました。
そして、ある時、過去の経験と結びついて、ああ、こういうことだったのかと、しっくりくる瞬間がありました。
私は高校にスポーツ推薦で入学しました。
陸上競技で県大会に入賞したことがきっかけで、いくつかの高校から声をかけてもらいました。
その時、中学校の先生に言われたのが、「一番の学校に行きなさい。それが後々自分のためになる。」という言葉でした。
正直なところ、当時はそこまで深く考えていなかったと思います。
でも、実際に入った高校の部活は、県内トップレベルのチームでした。
そこで当たり前に話していたのは、「全国大会に出よう。全国大会に出るぞ。どうすればそこに行けるか。」ということを真剣に考え、練習をしていました。
特別なことを言っているわけではありません。
でも、その思考が当たり前の環境でした。
その空気の中にいると、自分の考え方や基準も自然と引き上げられていきます。
私は就職するときに会社を選んだ理由も、その業界の中である分野でトップのシェアを持っているということに惹かれて入社しました。
そしてその会社に入って営業をしていたのですが、営業活動の中で特異作品から求められる対応のレベルも決して低くはありませんでした。
準備が足りなければ通用しない。考えが浅ければ見抜かれる。そんな環境でした。
ここでも私は高い基準の空気の中で仕事をしていたんだと、後から振り返って気づきました。
そしてある時、ふと医師から言われた、「同じ空気を吸う。」という言葉を思い出しました。
あ、あの言葉はこういう意味だったのか。と、同じ空気を吸うというのは仲が良いとか近くにいるとかそういうことではなくて、
どんな基準が当たり前の環境に身を置くかということだったんだと腑に落ちました。
でもここからが今日お伝えしたい大切なところです。
同じ空気は基準を引き上げてくれる一方で、長く吸い続けると違和感に慣れてしまうこともあります。
納得できないことを流す。見なかったことにする。忘れることでバランスを取る。
それも組織で動く知恵の一つです。
でもその回数が増えていくと、いつの間にか自分が大切にしていた基準まで閉じ込めてしまうことがあります。
ですので私は時々この言葉を思い出します。
同じ空気を吸ってるな。
良い意味でも悪い意味でもやはり思い出します。
そしてたまには違う空気も吸わないといけないなと考えます。
今日は同じ空気を吸うという言葉がしっくりきた経験というテーマでお話ししました。
また今月20日には同じこの空気を吸うというテーマで話をする予定です。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。