昇進試験の準備
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、挑戦を成長につなげるということに関する話をしていきたいと思います。
内容としては、以前の会社では昇進試験がありました。
その昇進試験に対して、私は自分のその時の部下の人と一緒に9ヶ月間準備をして臨んだことがあります。
その経験について話をしていきたいと思います。
9ヶ月間という期間で何をやっていたかと言いますと、
まず昇進試験でどこの施設でどんな成果をあげて、それをどのようにアピールするかというのを計画を立てました。
そしてその計画を立てるにあたって、本人の考えを聞きながら計画を立てていきました。
これのメリットというのは、なぜその行動を取ったのかという視点とか考え方までしっかりと整理できます。
ですので昇進試験を受けるときに、まず成果を出しているというのは当然なんですけども、
どのような問題点をどのように受け止めてどのように分析するか、
そしてそれを解決するためにどんな思考をしたのかということにつながっていきます。
まずそこで次のステップに挑戦する思考力があるということもしっかりとアピールできるということで、
まず最初から計画をしっかり立てて取り組むことを実行していました。
そして一番こだわったと言ったらなんですけども、一部の天才ができることで成果を出して、
見てくださいこんな素晴らしい成果が出ました、ではなくて計画的に確実に粘り強く実行することによってこのような成果が出ました。
そしてこの方法は自分の担当している施設でもう一件同じような取り組みで成果を出しました。
そしてもう一件同じような成果を出しました。
要は再現性があるかどうかということもこだわって活動するようにしてました。
ですので9ヶ月間の間には面談をしながら自分の部下に対して成果が出始めた時に、
じゃあ次この方法でどこで成果を出すか。
一つの事例じゃなくて二つ三つありますよと再現性がありますということをしっかりとアピールできるように準備をしようというようなことでアドバイスをしてました。
そして計画を立てて成果が出た時に、実際昇進試験の時には5分のプレゼンがありましたけれども、
そのプレゼンの中で先ほどお話ししましたどのような思考でこの活動を始めたのか、そしてその活動によってどんな成果が出たのか、
そしてその成果をどのように周りに影響させていったのかということをしっかりと説明できるようにしていきました。
そして小論文にも同じようにその成功事例を基に小論文を書いて提出するということで成果を出すことにつながりました。
部下育成の方法
ですのでそういう取り組みを実施することによってやはり計画を立ててしっかり実行する、粘り強く実行する、そして会社が求めるものは一部の天才とかスーパーマンができることではなくて、
この人に任せたら社員をしっかりと指導して成果につなげてくれるかもしれないという期待感につながるというふうに私は考えてましたので、そのような方法を取っていました。
今日の話の内容としましては、昇進試験の準備に関する話でしたけれども、その中で9ヶ月間という計画を立てて挑戦していく、それが成果につながって成長につながっていくという話をさせていただきました。
これも一つの部下育成の方法だと思います。いかがでしょうか。部下育成というところで何かのヒントになれば嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。