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みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日から、電子書籍で発売しました日常業務で成長する若手社員のための実践ハンドブックの音声配信を始めます。
第一回目は、視点を変えるだけで成長が加速するというテーマでお話しします。
毎日の仕事の中で、ただの作業の繰り返しだなと感じることはありませんか?
特に若い社員のみなさんは、日々の業務をこなすことに精一杯で自分の成長が実感できないかもしれません。
でも日頃やっている仕事業務こそ、あなた自身を大きく成長させるチャンスなんではないかというふうに私は考えています。
今日はそのことを具体的に話をしていきたいと思います。
まず最初に目的意識を持つことの重要性ということを話をさせていただきます。
まず大切なのは、この作業は何のために行うのかという目的意識を持つということです。
例えばデータ入力という作業、一見単純作業に見えますが、正確性を求められている業務の土台作りという視点で見ると、その重要性が見えてきます。
私の経験でも若手時代に上司からなぜ業務が必要かを問われたことで気がついたこともあります。
先ほどの単純作業に見える数値入力に関しましても、入力していくうちに、入力していて何かしらの法則のようなものに気がつくことがあったりします。
そういう気づきというのがすごく重要だというふうに感じています。
ですので、単純作業に見える中にも成長のチャンスはあるということです。
あと、ルーティン業務から学ぶということも一つあります。
同じ作業の繰り返しだからこそ、もっと効率的にできないか、質を高められないかという考える余地があると思います。
例えば会議資料の作成であれば、相手が一目で分かる構成にするという工夫を超えることで、次回からの評価は変わってきます。
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次に挑戦を楽しむマインドセットということで、ゲーム感覚でいろんなことに取り組むということを私はお勧めします。
私自身、営業職時代に難しい得意先を担当することがありました。それはなぜでしょうか。
それは私自身、そういう難しいと言われる施設というのは、何が難しいのかというと、成果を上げるのが難しいということが多かったです。
というのは、やはり市場が大きいところには優秀な人を各社担当者にしてきますし、それなりに人も欠けてきます。
そういう競争環境の中とか、あるいは人気のある施設であれば、そこの人気の秘密は何だろうというようなことで、
そういう難しい施設を担当することで、自分自身が成長のチャンスがあるんじゃないかというふうに私は考えていました。
ですので、そういう得意先に関しては、私自身は担当をしたいということを上司にかなりアピールしていました。
次に実践ポイントということで、では明日から具体的にどんな行動をしていくかということでお話をしたいと思います。
まず、明日からの作業として、作業背景を理解する。
これは先輩や上司に、なぜこれをやるのかというのを聞いてみましょう。
しつこく聞くと、理解力がないと勘違いされる可能性もありますので、その辺は気をつけてください。
そして次に小さな目標を設定する。
例えば、今日は昨日より10分早くこの作業を終わらせようといった具体的な目標を立てます。
あと、改善点を見つける習慣をつける。もっと良い方法はないかを常に考えていきます。
私自身、ゲーム感覚で1日に何人の得意先の人と面談ができるかというのに挑戦したことがあります。
これは何回もやっていますけれども、私自身の1日最高の面談人数は16人でした。
平均は10人以下です。
それを考えると、楽しみながら訪問、効率的な面談をやるためにどういう工夫ができるか、どういう方法があるかというのを考え続けることによって、
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平均10人を下回るような状況の中で、私は16人という記録というとちょっと大げさですけれども、
そういう16人1日面談しました。
それはしっかりと私が伝えたいことを伝えて、相手に反応を得られるというようなしっかりした面談です。
今日は私の過去の経験とかも含めて、日常業務で成長するということに関してお話をしてきました。
あなたの視点次第で単なる作業が成長の機会に変わります。
目的意識を持って改善を考え、挑戦を楽しむ、この3つを意識するだけであなたの仕事の取り組み方は変わりますし、成果も変わってくると思います。
今日はここまででお話は終わりますけれども、明日以降はまたほうれん草を活用して自分自身がいかに成長していくかという話をしていきたいと思います。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。